スマホ版に
戻る

速報・現地リポート

トップニュース速報・現地リポート

世界選手権モスクワ大会(団体戦)

★水谷隼の香港戦後のコメント
「(負けなしですね)そこ言わないでくださいよ(笑)。唐鵬とは去年とアジア選手権でやっていて、4-3で勝っていたけど、もう少し競ると思ったけど、今チームが良いムードに乗っているのでその流れのまま試合をすることができました。1ゲーム目を取って流れが来て、2ゲーム目を取った時に確実に勝てると思った。

 (疲れは)本当に疲れていて、今日の試合は無理、とこの3日間は思っているし、試合の前には今日は無理と思うんだけど、あとは何も考えずにやるだけ。足が動くんで足に来ているし。昨日カットを打ち込んでいるので肩にも来ている。
 前回のほうが簡単にメダルを獲れた感じがするし、今回は本当に最初から苦しかったし、世界でメダルを獲るのがいかに大変かを実感しました。今大会は声を出して、勝ち負けを気にしないで今の1本1本集中していることが今回の良いところだと感じている。

 みんなが中国戦を見たいと思っている。ぼくも待ち望んでいた。今の実力がどれだかあるか発揮したいですね。この2年間は中国を倒すという目標を掲げて、そのための練習をしてきたので、メチャクチャ楽しみだし、その舞台で倒したい。(秘密のサービスは)それはないです(笑)。プレーは自分の満足するプレーはまだないので、中国との試合では満足できるプレーをしたい。一番倒したいのは馬龍ですね。何度も対戦しているので、これはやってはいけないとか研究もしてきたし、一番負けているので、一番倒したい相手です」

〈日本男子 3-0 香港〉 
○水谷 6、9、3 唐鵬
○吉田 9、9、-3、-6、8 張ユク
○岸川 5、9、10 江天一

 岸川、10-10に追いつかれたところから、フォアドライブ連打からの中陣バックドライブでクロスに打ち抜き、三たびマッチポイント。最後は江天一のボールがコートをオーバーし、岸川ガッツポーズ!

 日本男子、香港をもストレートで圧倒してメダル確定。岸川の集中力の高さはすばらしく、相手のコースを冷静に見切り、フォアドライブは今大会一番と言って良い当たりだった。そして試合後、岸川を迎える日本男子ベンチには、爆発するような歓喜はない。乗りに乗っている日本男子、まだまだ先を見据えているようだ。

〈日本男子 2-0 香港〉 
○水谷 6、9、3 唐鵬
○吉田 9、9、-3、-6、8 張ユク
 岸川 5、9、10-9  江天一

 メダルまであと一本、第3ゲーム10-8から10-9となったところで岸川タイムアウト
〈日本男子 2-0 香港〉 
○水谷 6、9、3 唐鵬
○吉田 9、9、-3、-6、8 張ユク
 岸川 5、9   江天一
 水谷   vs.   張ユク
 吉田   vs.   唐鵬

 岸川、前半に出場した2人のプレーを受けて、気合い満点のプレー。凡ミスが全くなく、正確な両ハンドで江天一を追いつめて行く。江天一と香港ベンチは劣勢の中で元気がない。岸川、第3ゲームも出足3-1でリード!
〈日本男子 2-0 香港〉 
○水谷 6、9、3 唐鵬
○吉田 9、9、-3、-6、8 張ユク
 岸川   vs.   江天一
 水谷   vs.   張ユク
 吉田   vs.   唐鵬

 2番吉田、ゲームオールにもつれ込んだ第5ゲームは一進一退の攻防。吉田のバッククロスへの3球目パワードライブ、張ユクの鉄壁のバックブロックからの反撃が火花を散らしたが、最後は7-8からよく切れたツッツキレシーブで冷静にミスを誘い、10-8で3球目パワードライブをフォアストレートへ決めた!
 イケイケの日本男子。3番岸川はここ4年間の国際大会で、江天一に2勝1敗。ここで一気に決める!
〈日本男子 1-0 香港〉 
 水谷 6、9、3 唐鵬
 吉田 9、9、-3、-6 張ユク
 岸川   vs.   江天一
 水谷   vs.   張ユク
 吉田   vs.   唐鵬

 第3ゲームからフォアの手数が減り、やや守勢に入っている感のある吉田。フォアの打球点が落ち。張ユクのループドライブに対してカウンターを振り抜けない。第3ゲームは3-5から6点連取され、第4ゲームも出足の3球目攻撃のミスが響いて落とした。試合はゲームオールへ。頑張れ、吉田!
〈日本男子 1-0 香港〉 
 水谷 6、9、3 唐鵬
 吉田 9、9 張ユク
 岸川   vs.   江天一
 水谷   vs.   張ユク
 吉田   vs.   唐鵬

 昨日のオーストリア戦トップでシュラガーを破った吉田海偉。自信を取り戻しつつあるか、フォアドライブの爆発力が確実に戻ってきている。張ユクの固いブロックからのカウンターシュートドライブもキレがあるが、吉田「振れば入る」フォアドライブと「当たれば入る」バックフィッシュに根負けしている。第2ゲームは9-9で吉田がレシーブドライブから4球目バックドライブをクロスへ決め、そのまま押し切って2ゲーム連取!
吉田11-9 11-9 張ユク

この試合のライブスコアリング
http://www.ittf.com/ittf_team_events/ittf_team_matches_details_live.asp?ID=147754&TOUR_ID=1896

皆さんのtwitterのつぶやき(ハッシュタグ#sekai_takkyu)
http://twitter.com/search?q=%23sekai_takkyu
〈日本男子 1-0 香港〉 
 水谷 6、9、3 唐鵬
 吉田   vs.   張ユク
 岸川   vs.   江天一
 水谷   vs.   張ユク
 吉田   vs.   唐鵬

 第3ゲーム、水谷は5-3から怒濤の6点連取。唐鵬の単調なサービスは、水谷の多彩なレシーブの格好の餌食(えじき)だった。コースの読みづらいナックルを交えたレシーブで唐鵬に軽打させ、豪快な回り込みで打ち抜いた。朝一番の試合でも全く不安はない。昨日「今大会は全勝で終えたい」と語った水谷、確かに負ける雰囲気はない。
〈日本男子 vs. 香港〉 
 水谷 6、9 唐鵬
 吉田   vs.   張ユク
 岸川   vs.   江天一
 水谷   vs.   張ユク
 吉田   vs.   唐鵬

 水谷、唐鵬から2ゲームを連取。出足からなかなか調子の上がらない唐鵬を、動きの良さで上回っている。唐鵬はバック表ソフトだが、水谷は台から的確に距離を取り、唐鵬の連続バックハンドを苦にしない。第2ゲームは終盤競り合ったが、8-7から唐鵬のパワードライブを完璧にバックブロック、10-9ではフォア前に浮いたストップをクロスへフリック強打で決めた。