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全国高校選手権(インターハイ2013)

四天王寺 3-0 希望が丘
●1番
四天王寺・松平、希望が丘・三輪。松平の相手の三輪は、1年生のカットマン。カット打ちをあまり得意としていない松平に当てたオーダーだったが、ここは松平がキッチリ締めて、先制点を挙げた。
●2番
四天王寺・森薗、希望が丘・前田。森薗が変化の激しいバックサービスからの両ハンド連打でリード。前田は得意のラリー戦でも森薗に打ち負ける場面が多く、1ゲームを奪うのがやっとだった。四天王寺は2点目を挙げる。
●3番
ダブルス四天王寺は松平・阿部、希望が丘は前田・弓取。四天王寺ペアが先手を取って攻撃を打ち込んでいき、希望が丘ペアは後手に回る。3ゲーム目は5-9から逆転勝ちするが、4ゲーム目には四天王寺ペアのコンビネーションが炸裂。四天王寺は3-0で決勝進出を決めた。

青森山田 3-2 愛み大瑞穂
●1番
青森山田・宋、愛み大瑞穂・田中。田中が前陣で宋にプレッシャーをかけるが、宋の回転量のある裏面ドライブに対応できず、3-1で宋が勝利。
●2番
青森山田・相原、愛み大瑞穂・金子。ラリー戦を金子が3-1で制し、1-1のイーブンへ。
●3番
青森山田は宋・山本、愛み大瑞穂は田中・小室。緩急をつけた巧みなプレーで、宋・山本ペアが3-0で勝利。青森山田が2-1とリードしている。
●4番
青森山田・山本、愛み大瑞穂・小室。フォア対フォアのラリー戦で小室が優位に立ち、2ゲームを連取。3ゲーム目に山本が肩の痛みで途中棄権となった。
●5番
青森山田・安藤、愛み大瑞穂・柴田。安藤がしゃがみ込みサービスからの3球目攻撃を次々に決め、ストレートで勝利。4番の試合よりも早く終わったが、4番で山本が肩の痛みを訴え、途中棄権。3-2で青森山田の勝利。

写真(左から):四天王寺のエース松平、青森山田のエース宋は、今大会未だ負け無しだ。
 インターハイでは4年連続決勝戦で青森山田に敗れている野田学園。今大会では決勝戦を前に、舞台を後にした。2、3番でフルゲームの試合をものにし、2-1とリードするが、4番で平野が田添響に競り負けたのが響いたか。

★野田学園・橋津監督のコメント★
「希望が丘の選手たちは、非常に練習をやり込んでいる感じがした。(オーダーについて)攻撃力がないと希望が丘の選手に勝つことは難しいので、トップでは1年生の青山を起用し、5番にはずっとラストで使ってきた粘りのある千葉に最後を託した。優勝は宿命だと思っているので、また来年頑張ります」

 野田学園は、山口県内の卓球部で有志を募り、大応援団を結成してインターハイに参戦した。アウェーであったが、応援はどの学校にも負けていないと言って良いほど盛り上がりを見せていた。

写真:ベンチと応援団が一体となる野田学園陣営
希望が丘 3-2 野田学園
青森山田 3-0 愛工大名電

 青森山田が愛工大名電をシャットアウト。3番ダブルスはフルゲームにもつれたが、最後まで攻めの姿勢を見せた森薗・三部ペアが勝利。青森山田は無傷で決勝に進出だ。
 また、希望が丘は4番で田添が平野をフルゲーム9本で下し、2-2に。ラストは上村(希望が丘)と千葉(野田学園)の試合。
 そして5番の試合は、上村が千葉にストレート勝ち。希望が丘が3-2で野田学園を下し、決勝進出を決めた。

写真:プレッシャーのかかる中、千葉に完勝した上村
★今日のタイムテーブル★
9:00〜 男子学校対抗準決勝、女子シングルス1回戦
12:00〜 女子学校対抗準決勝、男子シングルス1回戦
15:00〜 男女ダブルス4回戦
15:30〜 男女ダブルス準々決勝
16:30〜 男女ダブルス準決勝
17:00〜 男女ダブルス決勝

 大会4日目は男子学校対抗準決勝からスタート。青森山田vs.愛工大名電、野田学園vs.希望が丘という、まさに屈指の好カードだ。
 また、男女ダブルスではチャンピオンが決定する。今日もリアルタイムで情報をお届けします!お楽しみに。
 男女学校対抗は準々決勝が終わり、準決勝の組み合わせが決まった。

●男子学校対抗準決勝
青森山田(青森)vs.愛工大名電(愛知)
野田学園(山口)vs.希望が丘(福岡)

●女子学校対抗準決勝
青森山田(青森)vs.愛み大瑞穂(愛知)
希望が丘(福岡)vs.四天王寺(大阪)
 本日行われた男女学校対抗準々決勝の記録です。
●男子
野田学園 3-0 専大北上
希望が丘 3-0 上宮
青森山田 3-0 出雲北陵
愛工大名電 3-1 明徳義塾

●女子
青森山田 3-0 横浜隼人
愛み大瑞穂 3-1 県岐阜商業
四天王寺 3-1 明徳義塾
希望が丘 3-1 正智深谷

 最後に残った愛工大名電と明徳義塾の試合が終わったのは、ちょうど8時過ぎだった。スコアは3-1であるが、5番が先に終わった試合も多かった。

 男子でベスト4に進出したのはやはり第1〜4シードの学校。特に愛工大名電と野田学園は、ベンチの応援に加え、観客席からチームメイトや保護者が送る大きな声援が選手を後押ししているように思えた。明日は今日にも増して応援合戦が繰り広げられるだろう。

 また、女子もシード校が順当に勝ち上がっている。四天王寺は昨年2回戦負けを喫したものの今年の選抜は優勝、その他3校は昨年のベスト4入賞校だ。
 愛み大瑞穂は田中と小室がポイントゲッターとなり、県岐阜商業戦でもこの2人で3点を叩き出した。また、希望が丘もエース前田と弓取で3点を取って正智深谷を撃破し、意地を見せた。

写真(左から):加藤杏華(県岐阜商業)をフルゲームで破った小室(愛み大瑞穂)。また、明徳義塾戦では堀を破り、3-1で締めた卯木(愛工大名電)
 たった今、男子学校対抗3回戦が終了した。最後の試合が終わるまで、実に4時間近くに及ぶ激闘が繰り広げられた。これにより、男子学校対抗準々決勝の組み合わせは以下の通りとなった。

●男子学校対抗準々決勝
青森山田(青森)vs.出雲北陵(島根)
明徳義塾(高知)vs.愛工大名電(愛知)
野田学園(山口)vs.専大北上(岩手)
上宮(大阪)vs.希望が丘(福岡)

写真:愛工大名電を引っ張る上江州。滝川第二戦でも山本に完勝した。YGサービスからの3球目両ハンド攻撃が非常にうまい。
青森山田 3-0 松商学園
出雲北陵 3-2 東山
明徳義塾 3-0 鶴岡東
愛工大名電 3-0 滝川第二
野田学園 3-1 関西
上宮 3-2 尚志学園
希望が丘 3-2 明豊
専大北上 3-1 宮崎商業

★通過校:愛工大名電、青森山田、出雲北陵、希望が丘、野田学園、明徳義塾、専大北上、上宮

 男子3回戦はとにかく大混戦だ。先に試合が始まった出雲北陵と東山、関西と野田学園の試合は現在2台進行で行われている。

※現在までに6校の学校が準々決勝進出を決めた。殆どの試合でフルゲームが展開されている。
 女子学校対抗3回戦がすべて終了し、準々決勝の組み合わせは次のようになった。

●女子学校対抗準々決勝
青森山田(青森)vs.横浜隼人(神奈川)
愛み大瑞穂(愛知)vs.県岐阜商業(岐阜)
希望が丘(福岡)vs.正智深谷(埼玉)
明徳義塾(高知)vs.四天王寺(大阪)

 女子学校対抗準々決勝は、今日の午後15時30分から行われる。また、12時30分からは男子学校対抗3回戦が開始される。こちらも女子同様にリアルタイムで結果をお伝えします。
 東京都立葛飾総合高校から男子ダブルスに出場した大平堅哉(左)・山﨑陽平ペア。強豪私立校がひしめき合う中、公立校でありながらも東京都の予選を突破し、インターハイ出場を果たした。
 長身のサウスポー・大平と、台上プレーを得意とする山﨑のペアは、1回戦で塩入・三浦ペア(松山北)に勝利。そして2回戦は第1シードの田添/上村ペア(希望が丘)に挑戦したが、ストレートで敗れた。

★試合後のコメント★
「1回戦は2-0でリードしていたが、途中から足が動かなくなり、ゲームオール9本でなんとか勝つことができた。田添・上村ペアは、今までに受けたことのないようなボールを打ってきた。来年は2勝以上したいです」