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欧州リポート

トップニュース欧州リポート
 2月28日よりスタートする世界選手権クアラルンプール大会。開幕1週間前に、2003年世界チャンピオンのシュラガー(オーストリア)の代表復帰のニュースが飛び込んで来た。
 昨年のヨーロッパ選手権団体で初優勝を果たしたオーストリアは、その時と同じガルドス、フェガール、Da.ハベソーン、Do.ハベソーン、陳衛星のラインナップで世界選手権へのエントリーを発表していたが、Da.ハベソーンがインフルエンザに感染した影響で、欠場が決定。代わりにシュラガーが5人目の代表としてオーストリアチームに加わることとなった。シュラガーは息子が学校へ通い始めた昨年9月より、トレーニングを再開しており、レジェンドツアー出場に向けて練習も行っていたという。
 シュラガーの世界選手権出場は2013年のパリ大会以来3大会ぶり。ヨーロッパを制し、今大会でも上位進出を狙うオーストリアにとっては、主力のDa.ハベソーンの欠場は痛いニュースだが、ファンにとっては大会前に楽しみがひとつ増えたといえるだろう。
  • 代表入りしたシュラガー(写真は2013年世界選手権)

 週末に開催されたドイツ・ブンデスリーガに浜本由惟(JOCエリートアカデミー/大原学園)ら日本選手が数多く出場。試合の結果は下記のとおり。

【2015/2016 ドイツ・ブンデスリーガ】
1部男子
<グレンツァオ 1−3 ブレーメン>
 吉田 5、-10、11、-9、-9 チオティ○
 チウ・リャン -7、-6、-1 シュテガー○
○ガチーナ -11、8、-10、5、10 スカチコフ
 吉田 -11、-7、-9 シュテガー○
★吉田雅己通算成績:10勝7敗

1部女子
<ベルリン・イーストサイド 6−0 フォクサ>
○ゾルヤ/シャン・シャオナ 7、8、9 ロレンゾッティ/ヘルビッグ
○浜本/ポータ 10、-3、10、12 ミュールバッハ/シャビリナ
○シャン・シャオナ -7、-6、9、5、7 ミュールバッハ
○ゾルヤ 12、3、-10、8 シャビリナ
○パリナ -11、-11、6、6、1 ロレンゾッティ
○浜本 -11、1、-4、0、5 ヘルビッグ
★浜本由惟通算成績:単8勝1敗/複8勝0敗

2部男子
<エーレンバッハ 4−6 フェルステン・フェルトブルク>
○三部/シャバッカー 2、-9、5、-9、4 オベスロ/シュレイナー
○三部 4、7、8 シュレイナー
 三部 -6、-8、-8 オベスロ○
★三部航平通算成績:単17勝5敗/複8勝3敗

<ケーニヒスホーフェン 5−5 フリッケンハウゼン>
 ビボルニー/シェラー -4、-6、-3 吉村/ゼリコ○
○及川/クラセク 6、11、5 ウドラ/スジータ
 オルト キケン 吉村○
○及川 5、-11、4、7 ゼリコ
○及川 7、9、-8、-2、8 吉村
★及川瑞基通算成績:単15勝6敗/複8勝3敗
★吉村和弘通算成績:単5勝1敗/複3勝0敗

<ユーリッヒ 6−1 ザールブリュッケン2>
○小澤/ミュールバッハ 10、8、-4、-9、9 ムッティ/ラカトシュ
○小澤 2、5、3 ヒルカー
★小澤吉大通算成績:単9勝8敗/複7勝3敗

2部女子
<クレーヴェ 3−6 ユーントロップ>
 梅村/イマムラ 5、-9、-7、-10 シャポワロワ/シルス○
○梅村 7、-8、-9、3、4 シャポワロワ
○梅村 6、7、-9、6 シェルド
★梅村礼通算成績:単18勝0敗/複4勝5敗
  • 2得点の浜本(写真は平成27年度全日本選手権)

 2月5〜7日にポルトガル・ゴンドマールでヨーロッパトップ16が開催され、オフチャロフ(ドイツ)とシェン・イェンフェイ(スペイン)が優勝。オフチャロフは昨年に引き続き2連覇、シェンは初優勝となった。
 オフチャロフはグループリーグでモンテイロ(ポルトガル)に敗れ2位で決勝トーナメント進出となったものの、決勝へと勝ち上がり、モンテイロにリベンジを果たして優勝。敗れたモンテイロも、サムソノフ(ベラルーシ)をストレートで下すなど、地元で存在感を見せた。女子シングルス優勝のシェンはグループリーグ3試合をすべてフルゲームで制し決勝トーナメントへ。準決勝でヨーロッパ女王のサマラ(ルーマニア)、決勝では2013年世界選手権ベスト8のフー・メレク(トルコ)に勝利した。


【男子】
優勝:オフチャロフ(ドイツ)
準優勝:モンテイロ(ポルトガル)
3位:シバエフ(ロシア)
4位:K.カールソン(スウェーデン)

【女子】
優勝:シェン・イェンフェイ(スペイン)
準優勝:フー・メレク(トルコ)
3位:リュウ・ジャ(オーストリア)
4位:サマラ(ルーマニア)
 2月2〜4日に開催された欧州リーグに3人の日本人選手が出場。フランスリーグ・プロAに小野思保、ポーランド・スーパーリーグに高木和卓(東京アート)、チェコ・エクストラリーグに森薗政崇(明治大)が出場した。試合の結果は下記のとおり。

【2015/2016 フランスリーグ・プロA】
<ALCL 0-4 メス>
 ティアン・ユアン -6、9、-9、-7 ユ・フ○
 ルイエット -5、2、-4、9、-6 グルンディシュ○
 小野 -7、-5、7、-7 呉佳多○
 ドボラク 7、5、-7、-8、-9 ユ・フ○
★小野思保通算成績:4勝8敗

【2015/2016 ポーランド・スーパーリーグ】
<ジェロナグーラ 3-2 ボゴリア>
 ブラシュチック 7、-9、7、-9、-10 呉尚垠○
○高木和 -4、9、7、6 ゴラク
○ホレイシ 8、-12、-8、9、4 コソウスキ
 高木和 5、-5、-10、-4 呉尚垠○
○ブラシュチック 6、5、-7、6 ゴラク
★高木和卓通算成績:4勝2敗

【2015/2016 チェコ・エクストラリーグ】
<オストロフ 4−0 セベロツク>
○森薗 3、7、9 ヤカブ
○トレグラー 9、11、-8、9 ポランスキー
○シルチェク 5、-9、1、-1、8 カベルカ
○森薗 11、5、9 ポランスキー
★森薗政崇通算成績:11勝1敗
 全日本選手権も終了し、欧州各国の国内リーグに、多くの日本選手が出場した。各国の週末の試合結果はこちら。

【2015/2016 ドイツ・ブンデスリーガ】
★男子1部★
<フルダ・マーバーツェル 3–1 グレンツァオ>
○王熹 8、7、3 チウ・リャン
 グルーツ 5、-10、-9、5、-10 ガチーナ○
○フィルス 6、6、9 吉田
○王熹 8、5、6 ガチーナ
☆吉田雅己通算成績:10勝5敗

★男子2部★
<エーレンバッハ 6–1 ルールスタッド・ヘルネ>
○三部/シャバッカー 5、9、3 ゴルディッチ/シンドラー
○三部 3、8、5 アクラフパサンド
○三部 7、8、6 スボティッチ
☆三部航平通算成績:単16勝4敗/複7勝3敗

<ユーリッヒ 6–3 フリッケンハウゼン>
○小澤/ミュールバッハ 14、8、6 ウドラ/スジータ
 ジャン/オーストワウダー -7、6、-5、-11 池田/ゼリコ○
○ジャン -6、8、9、8 池田
○小澤 -6、8、9、4 スジータ
○ミュールバッハ 7、12、3 池田
○小澤 5、5、5 ウドラ
☆小澤吉大通算成績:単8勝9敗/複6勝3敗
☆池田忠功通算成績:単4勝10敗/複5勝3敗

★女子2部
<クレーヴェ 5–5 ウェイル>
○梅村/イマムラ 8、5、-4、5 フェフレル/エイセ
○梅村 8、4、-8、6 フェフレル
○梅村 6、7、-10、-7、9 ヴァシリエワ
☆梅村礼通算成績:単16勝0敗/複4勝4敗

【2015/2016 フランスリーグ・プロA】
★男子1部★
<エンヌボン 4–2 ブローニュ>
○丹羽 -8、10、6、7 マルティネス
 クレアンガ -6、-8、-9 ルベッソン○
 Q.ロビノ -8、9、4、-2、-7 ドリンコール○
○丹羽 6、-9、9、9 ルベッソン
○Q.ロビノ 7、8、6 マルティネス
○プロコプツォフ -9、-9、10、9、5 ドリンコール
☆丹羽孝希通算成績:6勝4敗

★女子1部★
<ALCL 4–0 カンペール>
○小野 10、8、-6、6 エーラント
○ドボラク 12、8、5 グーリン
○ルイエット 6、6、8 アンドリン
○ドボラク 9、11、-5、-7、10 エーラント
☆小野思保通算成績:4勝7敗
  • 3得点の小澤(写真は平成27年度全日本選手権)

 昨週末にヨーロッパチャンピオンズリーグ準々決勝第2戦が開催され、水谷隼(beacon.LAB)、吉田海偉(Global Athlete Project)が出場。試合の結果は下記の通り。

【2015/2016 ECL準々決勝第2戦】
<オレンブルク 3–2 UMMC>
○オフチャロフ 棄権 ※
 サムソノフ 8、7、-5、-9、-10 シバエフ○
 スミルノフ -3、12、-8、-14 水谷○
○オフチャロフ 6、9、6 シバエフ
○サムソノフ 棄権 ※
※UMMCは水谷、シバエフの2名のみのため、1、5番は棄権
★2戦合計の結果、オレンブルクが準決勝進出

<グルジョンツ 3–2 ザールブリュッケン>
 吉田 8、-10、-6、9 アポローニャ○
 ツムデンコ -7、-8、-9 トキッチ○
○ワン・ヤン 2、8、-8、-11、9 マテネ
○吉田 4、8、キケン トキッチ
○ツムデンコ キケン アポローニャ
※4番で準々勝敗退が確定したためザールブリュッケンは途中棄権
★2戦合計の結果、グルジョンツが準決勝進出

<シャルトル 3–2 エースローブ>
○ガオ・ニン 6、-11、6、6 スベンソン
 イェレル -7、6、-8、-9 徐輝○
○ガルドス 7、-9、-8、7、9 オーベルホー
 ガオ・ニン -10、4、-7、8、-8 徐輝○
○イェレル 5、7、-5、7 スベンソン
★2戦合計の結果、エースローブが準決勝進出

<ポントワーズ 3–1 ボルシア・デュッセルドルフ>
○フレイタス 7、6、8 ギオニス
○王建軍 10、-2、10、-10、7 ボル
 K.カールソン -5、11、3、-11、-9 アチャンタ○
○王建軍 7、6、6 ギオニス
★2戦合計の結果、ポントワーズが準決勝進出


 体調不良ながら、オレンブルク(ロシア)との試合に出場した水谷はスミルノフ相手に勝利をあげたが、人数不足もありチームは準々決勝敗退。一方、吉田の所属するグルジョンツ(ポーランド)は第1戦につづき、強豪のザールブリュッケン(ドイツ)を下して準決勝進出を決めた。また、スウェーデンのエースローブも第1戦に引き続き徐輝が2得点をあげる活躍を見せて、2戦合計の結果、準決勝進出を決めた。グルジョンツとエースローブの準決勝進出はヨーロッパ卓球連盟のホームページでも「歴史的勝利」と報じられている。昨シーズンのフランス王者・ポントワーズと、ドイツ王者・デュッセルドルフの好カードはポントワーズが2連勝で準決勝へ進出。ドイツ・ブンデスリーガ勢は準々決勝で全チームが姿を消した。
 準決勝の対戦カードは昨シーズンのECL王者・オレンブルクと、2年前のECL王者・ポントワーズの対戦。そしてもうひとカードはグルジョンツ対エースローブの「伏兵」対決となっている。
 ドイツ・ブンデスリーガ13節が行われ、吉田雅己(愛知工業大)が出場。試合の結果は下記のとおり。

【2015/2016ブンデスリーガ1部】
1/20
<グレンツァオ 3–0 グリーンヴェッターバッハ>
○ガチーナ 8、5、4 ウォーカー
○吉田 8、4、6 ジェラルド
○チウ・リャン 7、4、3 ジブラト
★吉田雅己通算成績:10勝4敗

1/17
<ミュールハウゼン 3–2 フルダ・マーバーツェル>
○イオネスク 3、8、-5、-10、10 フィルス
 ヒールシャー 7、-8、-9、7、-5 王熹○
 ヴォジツキ -8、-6、-9 グルーツ○
○イオネスク 10、-6、9、-8、8 王熹
○ヒールシャー 5、-9、6、4 フィルス

<ボルシア・デュッセルドルフ 3–0 ブレーメン>
○ボル 11、4、-3、5 スッチ
○ギオニス 3、7、8 シュテガー
○アチャンタ 7、-9、-9、8、3 スカチコフ

<ザールブリュッケン 3–1 ベルクノイシュタッド>
 トキッチ -9、-7、6、-6 メンゲル○
○アポローニャ -8、-7、8、5、5 ドゥダ
○ラカトシュ 5、-8、7、5 ワルサー

<オクセンハウゼン 3–0 ハーゲン>
○ピチフォード 10、10、4 コバチ
○カルデラノ 7、-10、-9、3、5 ニュイティンク
○ディヤス 4、0、4 A.フェイヤーコナート


 全日本後初のブンデスリーガに臨んだ吉田は2番でポルトガルの若手、ジェラルドにストレートで勝利。これで今シーズンの勝利数を二桁に乗せた。昨シーズンはリーグを2位で終えたグレンツァオだが、今シーズンは13節を終えて6勝7敗の5位。プレーオフ進出圏内の4位内に向けて、残り5試合、負けられない試合が続く。
  • 今シーズンの10勝目をあげた吉田(写真は平成27年度全日本)

 全日本選手権期間中にヨーロッパチャンピオンズリーグ準々決勝第1戦が開催された。水谷隼(beacon.LAB)は欠場したが、グルジョンツ(ポーランド)の吉田海偉(Global Athelete Project)は全日本を棄権し、準々決勝へと挑んだ。試合の結果は下記の通り

【2015/2016 ECL準々決勝第1戦】
<オレンブルク 3–1 UMMC>
○オフチャロフ 1、2、4 プリモラッツ
○サムソノフ -8、11、4、10 シバエフ
 スミルノフ 2、-7、-5、3、-9 ウラソフ○
○オフチャロフ 7、-3、5、12 シバエフ

<ポントワーズ 3-2 ボルシア・デュッセルドルフ>
 K.カールソン 6、-6、5、-8、-9 ボル○
○フレイタス 6、7、6 フランチスカ
 王建軍 3、-9、-16、-6 アチャンタ○
○フレイタス 6、8、3 ボル
○K.カールソン 3、14、10 フランチスカ

<エースローブ 3–1 シャルトル>
○徐輝 6、8、-9、4 イェレル
○スベンソン 9、5、-7、17 ガオ・ニン
 エーベルホー -9、5、-4、-8 ガルドス○
○徐輝 10、9、8 ガオ・ニン

<グルジョンツ 3–1 ザールブリュッケン>
○ワン・ヤン 8、8、10 トキッチ
 吉田 11、-12、-5、5、-8 アポローニャ○
○ツムデンコ -9、-10、3、6、9 グルイッチ
○吉田 8、9、8 トキッチ


 吉田所属のグルジョンツはドイツ・ブンデスリーガで首位を走るザールブリュッケンに勝利。吉田は2番のエース対決でアポローニャに敗れたものの、4番でトキッチに勝利しチームの勝利を決めた。全日本でも上位進出が期待されていただけに、棄権は残念だったがチャンピオンズリーグで実力、存在感を見せた吉田。準決勝進出がかかる第2戦は1月22日に開催される。
 ドイツ国内のクラブチームで争われるトーナメント、ドイツカップの男子準決勝・決勝が昨日行われ、ボルシア・デュッセルドルフが4連覇を達成。通算24度目のドイツカップ制覇となった。準決勝でベルクノイシュタッドにストレートで勝利すると、ドイツカップ決勝で4年連続の対戦となったフルダ・マーバーツェルに勝利。ラストまでもつれたものの、最後は故障から復帰のボルがフィルスに完勝し、優勝を決めた。昨シーズンは圧倒的な強さでブンデスリーガ、ドイツカップを制したデュッセルドルフだが、今シーズンはブンデスリーガ12節を終えた時点で4位と勝ち星を伸ばせていなかったが、この優勝を足掛かりに、ブンデスリーガ連覇、そしてヨーロッパチャンピオンズリーグの優勝を狙う。

【男子ドイツカップ】
<準決勝>
ボルシア・デュッセルドルフ 3−0 ベルクノイシュタッド
○ボル 4、6、ー11、7 ドゥダ
○フランチスカ 4、6、5 メンゲル
○ギオニス 12、ー13、3、8 ワルサー

フルダ・マーバーツェル 3−1 ザールブリュッケン
 王熹 ー11、ー5、ー9 アポローニャ○
○フィルス 5、9、ー6、5 ムッティ
○グルーツ 7、ー8、ー10、5、7 トキッチ
○王熹 ー7、5、7、4 ムッティ

<決勝>
ボルシア・デュッセルドルフ 3−2 フルダ・マーバーツェル
○ボル ー3、13、2、ー10、5 王熹
○フランチスカ 6、7、6 フィルス
 ギオニス  12、6、ー2、ー6、ー10 グルーツ○
 フランチスカ ー6、ー7、ー9 王熹○
○ボル 6、10、2 フィルス
 12月18日にヨーロッパチャンピオンズリーグ(ECL)・グループリーグ最終戦が行われ、水谷隼(beacon.LAB)、吉田海偉(Global Athlete Project)が出場、直接対決となった。試合の結果は下記のとおり。

【2015/2016 ECLグループリーグ】
グループB
<グルジョンツ 3–2 UMMC>
 ワン・ヤン -1、-2、9、4、-7 水谷○
○吉田 11、-7、6、7 シバエフ
 ツムデンコ 11、-9、-9、13、-9 ウラソフ○
○吉田 7、-8、8、6 水谷
○ワン・ヤン -17、8、7、7 シバエフ

 各グループすべての試合が終了し、決勝トーナメント進出チームが決定。日本選手所属チームは吉田所属のグルジョンツと水谷所属のUMMCがグループ突破となった。初戦で昨シーズン王者のオレンブルクを下す金星をあげた大島祐哉所属のヴァルター・ウェルスはその後勝ち星が伸び悩み、最下位に終わった。グループリーグの最終順位は以下のとおり。

【グループA】
1位:オレンブルク(ロシア)
2位:ザールブリュッケン(ドイツ)
3位:アンジェ(フランス)
4位:ヴァルター・ウェルス(オーストリア/大島祐哉所属)

【グループB】
1位:グルジョンツ(ポーランド/吉田海偉所属)
2位:UMMC(ロシア/水谷隼所属)
3位:ニーダー・オーストリア(オーストリア)
4位:エンヌボン(フランス)

【グループC】
1位:ポントワーズ(フランス)
2位:エースローブ(スウェーデン)
3位:ブレーメン(ドイツ)
4位:マネキン・トルン(ポーランド)

【グループD】
1位:シャルトル(フランス)
2位:ボルシア・デュッセルドルフ(ドイツ)
3位:オストロフ(チェコ/森薗政崇所属)
4位:ボゴリア(ポーランド)

 また、女子もグループリーグが終了。ともに出番は少なかったものの、平野早矢香(ミキハウス)所属のストロック(オーストリア)、浜本由惟(JOCエリートアカデミー)所属のベルリン・イーストサイド(ドイツ)と吉田光希所属のタルノブジェク(ポーランド)もグループ1位通過を決めている。
  • 吉田の活躍でグルジョンツが1位通過(写真は15年ジャパントップ12)