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欧州リポート

トップニュース欧州リポート
 昨日開催された欧州各国リーグに森薗政崇(明治大)らが出場。試合の結果は下記のとおり。

【2017/2018 ドイツ・ブンデスリーガ】
男子1部
<フルダ・マーバーツェル 3-2 ブレーメン>
 グルーツ -5、5、5、-10、-8 シュテガー○
○王熹 -6、8、6、7 スッチ
○フィルス -9、-9、9、6、7 ランビエ
 グルーツ -7、8、-4、-2 スッチ○
○王熹 9、8、14 シュテガー

<ボルシア・デュッセルドルフ 3-1 グリューンヴェッターズバッハ>
 シェルベリ -4、-12、-8 森薗○
○フェガール 13、9、7 ワルサー
○K.カールソン -11、4、11、-6、8 チウ・ダン
○シェルベリ 9、-9、7、4 ワルサー
★森薗政崇通算成績:13勝3敗

<オクセンハウゼン 3-1 ケーニヒスホーフェン>
○S.ゴーズィ 9、6、-6、10 ヨルジッチ
○カルデラノ 10、10、12 及川
 ズウィックル -10、-6、4、-6 オルト○
○S.ゴーズィ 6、9、9 及川
★及川瑞基通算成績:9勝15敗

<ベルクノイシュタッド 3-0 グレンツァオ>
○ドゥダ 6、4、5 シュリクター
○ロブレス -8、10、7、7 ゲラシメンコ
○セレダ キケン チオティ

【2017/2018 ポーランド・スーパーリーグ】
男子1部
<コルピンフラック 3-0 ジャルドヴォ>
○ザトウカ 8、-13、9、3 ワン・ヤン
○プツァル 4、9、-2、11 松平
○ドリンコール 5、8、12 フェルティコウスキー
★松平健太通算成績:4勝1敗
 昨週末に開催されたドイツ・ブンデスリーガに森薗政崇(明治大)らが出場。試合の結果は下記のとおり。

【2017/2018 ドイツ・ブンデスリーガ】
男子1部
<ベルクノイシュタッド 3-1 ケーニヒスホーフェン>
 アチャンタ -7、-7、7、-9 及川○
○ドゥダ -6、-9、4、4、5 ヨルジッチ
○ロブレス 5、8、-8、5 シェラー
○ドゥダ -9、6、7、8 及川
★及川瑞基通算成績:9勝13敗

<フルダ・マーバーツェル 3-0 グレンツァオ>
○フィルス 6、9、-10、9 ゲラシメンコ
○王熹 6、-5、6、2 シュリクター
○グルーツ 2、-9、-9、7、10 チオティ

<グリューンヴェッターズバッハ 3-1 オクセンハウゼン>
○森薗 10、10、-6、2 S.ゴーズィ
 ワルサー -7、-12、-9 カルデラノ○
○チウ・ダン 9、-5、-8、5、6 ジェラルド
○森薗 6、-8、-5、9、9 カルデラノ
★森薗政崇通算成績:12勝3敗

<ザールブリュッケン 3-1 ボルシア・デュッセルドルフ>
 トキッチ -6、-6、5、-7 K.カールソン○
○フランチスカ 11、-7、11、-7、7 フェガール
○アポロニア 3、9、11 シェルベリ
○トキッチ -8、7、8、-8、9 フェガール

<ブレーメン 3-1 ミュールハウゼン>
○シュテガー -5、2、5、-7、15 Da.ハベソーン
○スッチ 9、-14、-7、9、6 イオネスク
 O.アサール -7、8、-9、-4 ヤンカリク○
○シュテガー -7、4、6、9 イオネスク

女子1部
<ミュンスター 6-4 ベルリン・イーストサイド>
○マテロバ/ミゴー 7、9、7 ポータ/松平
 ミゴー 11、-11、12、-8、-2 松平○
 ワン・ユアン 5、-10、7、-8、-8 松平○
★松平志穂通算成績:単12勝0敗/複5勝2敗


 2勝を上げて勝利に貢献した森薗はこれで今シーズン12勝目。チームは10チーム中7位と低迷しているが、個人成績(勝率)では現在トップに立っており、昨シーズンに続くシーズン1位も狙える位置にいる。現在の個人成績2位にはK.カールソン(スウェーデン)、3位にはボル(ドイツ)と首位を走るボルシア・デュッセルドルフの2人がつけている。またオクセンハウゼン所属の村松雄斗(東京アート)は19位、及川瑞基(専修大)は34位となっている。
 今シーズンからベルリン・イーストサイドに加入し、ここまでシングルス負け無しの松平志穂(ミキハウス)は今節も2勝でデビューから12連勝。個人成績でも2位につける活躍を見せている。

  • S.ゴーズィ、カルデラノを連破した森薗(写真は2017年度全日本選手権)

 ドイツ・ブンデスリーガ、スウェーデン・エリートリーグに日本選手が出場。試合の結果は下記のとおり。

【2017/2018 ドイツ・ブンデスリーガ】
 男子1部
<オクセンハウゼン 3-2 ザールブリュッケン>
 カルデラノ -7、6、10、-7、-13 トキッチ○
○ディヤス 10、6、9 フランチスカ
 村松 9、6、-8、-7、-9 バウム○
○カルデラノ 1、10、10 フランチスカ
○ディヤス -6、8、-6、7、1 トキッチ
★村松雄斗通算成績:5勝4敗

<ベルクノイシュタッド 3-0 グリューンヴェッターズバッハ>
○ドゥダ 2、9、-8、7 ワルサー
○ロブレス -10、-9、9、5、8 森薗
○メンゲル 3、9、-6、4 ウォーカー
★森薗政崇通算成績:10勝3敗

<ケーニヒスホーフェン 3-0 グレンツァオ>
○ヨルジッチ 9、4、-9、5 ゲラシメンコ
○及川 10、4、7 チオティ
○オルト 6、9、-11、10 シュリクター
★及川瑞基通算成績:8勝12敗

女子1部
<ベルリン・イーストサイド 6-0 ベーブリンゲン>
○ポータ/松平 2、10、6 カイム/クラフト
○松平 3、7、6 クラフト
★松平志穂通算成績:単10勝0敗/複5勝1敗

男子2部
<ヒルポルトスタイン 6-2 バート・ハム>
○フレミング/デービット 11、3、5 宇田/ミュールバッハ
○フレミング -9、11、8、6 宇田
○デービット -7、8、9、7 宇田
★宇田幸矢通算成績:単5勝7敗/複4勝3敗

<フリッケンハウゼン 6-1 ケルン>
○田添/チウ・リャン 8、5、8 マレッサ/G.ワルサー
○田添 -7、4、9、5 ミノ
★田添響通算成績:単11勝2敗/複4勝3敗

【2017/2018 スウェーデン・エリートリーグ】
男子1部
<ファルケンベリ 4-2 スパルバーゲン>
 マルティネス -14、-8、-3 英田○
 タンビリヤベチャクル 7、5、-11、-2、-7 英田○
★英田理志通算成績:16勝6敗

【2017/2018 チェコ・エクストラリーグ】
女子1部
<クロムロフ 6-0 KSTフラク>
○吉田 6、10、9 スレザコバ
○吉田 5、-8、4、7 ピトリコバ
★吉田光希通算成績:23勝10敗/複1勝2敗
 ヨーロッパチャンピオンズリーグは準々決勝第2戦が行われ、準決勝進出チームが続々と決定した。日本からは水谷隼(木下グループ)らが出場している。

【2017/2018 ヨーロッパチャンピオンズリーグ】
男子準々決勝第2戦
<オレンブルク(ロシア) 3-0 ロスキレ(デンマーク)>
○水谷 9、8、4 ベンツェン
○オフチャロフ 6、6、7 ツァイ・ユージア
○サムソノフ 6、6、4 トロマー
→2戦合計の結果、オレンブルクが準決勝進出

<オクセンハウゼン(ドイツ) 3-1 ザールブリュッケン(ドイツ)>
○ディヤス 8、-6、-9、6、9 アポロニア
 カルデラノ 7、-6、-9、6、-6 フランチスカ○
○村松 4、7、-10、8 バウム
○カルデラノ -10、5、5、-10、8 トキッチ
→2戦合計の結果、オクセンハウゼンが準決勝進出

<ロマーニュ(フランス) 3-2 スポルティング(ポルトガル)>
 ウェイ・シハオ -9、-8、-12 モンテイロ○
○陳天元 -8、4、-10、6、4 アルナ
 クリサン -9、-4、-7 カルバリョ○
○ウェイ・シハオ 2、キケン アルナ
○陳天元 3、キケン モンテイロ
→2戦合計の結果、スポルティングが準決勝進出

< UMMC(ロシア) 3-2 ボルシア・デュッセルドルフ(ドイツ)>
○ガチーナ 4、4、6 シェルベリ
 シバエフ 8、-7、8、-6、-8 ボル○
 吉村 -7、-7、-11 K.カールソン○
○シバエフ 6、4、4 フェガール
○ガチーナ -4、キケン ボル
→2戦合計の結果、ボルシア・デュッセルドルフが準決勝進出

女子準々決勝第2戦
<セクサルド(ハンガリー) 3-2 ベルリン・イーストサイド(ドイツ)>
○ミハイロワ -7、-10、8、9、6 ポータ
○マダラシュ 7、9、-9、4 松平
 パスカウスキーン -7、6、-5、-6 シャン・シャオナ○
 マダラシュ -7、8、-7、-6 ポータ○
○ミハイロワ 7、-9、-3、6、9 松平
→2戦合計の結果、ベルリン・イーストサイドが準決勝進出

<Dr.チャッスル(クロアチア) 3-1 リール・メトロポール(フランス)>
○ユ・フ 7、8、6 リラニッチ
○周昕彤 7、8、5 ケートクエン
 リー・ジエ -8、-10、-8 スッチ○
○ユ・フ 8、-9、7、6 ケートクエン
→2戦合計の結果、Dr.チャッスルが準決勝進出

<タルノブジェク(ポーランド) 3-1 フロシュベルク(オーストリア)>
 サマラ 5、-8、5、-5、-8 チャン・モー○
○リー・チェン 5、10、9 ポルカノバ
○Vi.パブロビッチ 11、9、9 ベリストロム
○サマラ 6、11、7 ポルカノバ
→2戦合計の結果、タルノブジェクが準決勝進出

※バシャクシェヒル(トルコ)対セント・クエンティン(フランス)の試合は本日開催


 水谷の所属する昨シーズン王者のオレンブルクは第1戦に続きストレートでロスキレを下して準決勝進出。水谷はベテランのベンツェン(デンマーク)を寄せ付けずに快勝でチームに貢献。村松雄斗(東京アート)の所属するオクセンハウゼンは第1戦を2-3で落としていたが、逆転で準決勝へと駒を進めた。村松も第1戦で敗れていたバウム(ドイツ)にリベンジを果たした。オレンブルクと並ぶ優勝候補のボルシア・デュッセルドルフと対戦した吉村真晴(名古屋ダイハツ)の所属するUMMCは、勝利を上げるも第1戦をストレートで落としており、ここで敗退。今シーズンよりUMMCに加入した吉村だったが、チャンピオンズリーグでは通算2勝3敗と振るわなかった。
 ポルトガルのチームとして初のチャンピオンズリーグでの勝利を上げてから好調に勝ち進んでいるスポルティングは、3番を終えた時点で準決勝進出が決まったため、4、5番は途中棄権。モンテイロ(ポルトガル)とアルナ(ナイジェリア)の両輪に加え、世界ランキング246位の25歳・カルバリョ(ポルトガル)が第1戦に続き勝利と、ここまでチームのラッキーボーイ的な活躍を見せている。

 女子では松平志穂(ミキハウス)の所属するベルリン・イーストサイドが第2戦は落としたものの、2戦合計の結果準決勝へ進出。3年連続のチャンピオンズリーグ制覇がかかっており、ここからさらに調子を上げていきたいところだ。
  • 村松、第2戦でバウムにリベンジ(写真は2017年度全日本選手権)

 2月3、4日にスイス・モントルーでヨーロッパトップ16が開催され、男子はボル(ドイツ)、女子はスッチ(ルーマニア)が優勝を飾った。準々決勝以降の結果は下記のとおり。

【ヨーロッパトップ16・男子】
<準々決勝>
オフチャロフ(ドイツ) 7、10、-7、9、11 ギオニス(ギリシャ)
グルーツ(デンマーク) -9、6、6、5、10 シバエフ(ロシア)
サムソノフ(ベラルーシ) 9、8、7、-10、12 M.カールソン(スウェーデン)
ボル(ドイツ) 7、-9、5、11、6 シュテガー(ドイツ)

<準決勝>
オフチャロフ 10、7、9、-9、10 グルーツ
ボル -10、6、4、-12、5、10 サムソノフ

<3位決定戦>
グルーツ -7、9、9、10、-4、-9、6 サムソノフ

<決勝>
ボル 11、6、3、6 オフチャロフ

【ヨーロッパトップ16・女子】
<準々決勝>
サマラ(ルーマニア) 4、-7、3、7、11 リュウ・ジャ(オーストリア)
リー・ジエ(オランダ) 5、4、-10、5、8 ヴィンター(ドイツ)
スッチ(ルーマニア) 7、6、5、10 ポータ(ハンガリー)
エクホルム(スウェーデン) 5、6、7、9 ポルカノバ(オーストリア)

<準決勝>
リー・ジエ 11、-7、9、6、11 サマラ
スッチ 7、9、9、9 エクホルム

<3位決定戦>
サマラ 4、-8、6、9、-4、8 エクホルム

<決勝>
スッチ 10、-8、6、5、7 リー・ジエ


 男子は世界ランク1位のオフチャロフとの同士討ちにストレートで勝利したボルが2010年大会以来6度目の優勝。現在36歳のボルだが、体のキレは衰えておらず、この1年間は好成績をキープしており、今大会も充実のプレーを見せて8年ぶりの栄冠をつかんだ。
 一方、女子は22歳のスッチが初優勝。1回戦のビレンコ(ウクライナ)戦から決勝まですべてストレートで勝ち上がり、決勝ではリー・ジエと対戦。1ゲームこそ奪われたがカットを打ち抜き優勝を決めた。ルーマニア勢ではサマラも3位に入賞と健闘。昨年のヨーロッパ選手権団体戦の優勝に続いて今大会もタイトル獲得と、帰化選手が強さを見せるヨーロッパ女子の中で存在感を見せている。

写真提供:ITTF
  • 男子優勝:ボル

  • 女子優勝:スッチ

 フランス、スウェーデン、ポーランドの国内リーグに田添健汰(専修大)ら日本選手が出場。ポーランド・スーパーリーグでは吉田海偉(東京アート)が今季初出場となった。

【2017/2018 フランス・プロA】
1月30日
<アンジェ 3-0 ポントワーズ>
○ルンクイスト 9、-9、5、9 ストヤノフ
○ランドリュー 9、-8、9、-8、11 アックズ
○ヨン・パーソン 8、8、3 田添
★田添健汰通算成績:0勝3敗

【2017/2018 スウェーデン・エリートリーグ】
1月29日
<ハルムスタッド 6-0 スパルバーゲン>
○ラーネフール 8、2、5 フリス
○M.カールソン 6、10、-8、9 英田
○オーケストロム 5、3、8 シャファー
○エリクソン 5、11、10 英田
○M.カールソン 5、9、-13、2 シャファー
★英田理志通算成績:14勝6敗

【2017/2018 ポーランド・スーパーリーグ】
1月26日
<ジェロナグーラ 3-1 ジャルドヴォ>
 ホレイシ 7、-9、-9、-10 ワン・ヤン○
○高木和 -9、-11、10、9、8 フェルティコウスキー
○ブラシュチック 4、8、2 ウラブリク
○高木和 2、9 ワン・ヤン

1月30日
<ジェロナグーラ 3-2 ビドゴシチ>
○高木和 2、4、2 ウフナル
○ブラシュチック 8、-9、9、10 ブロフ
 ホレイシ -4、-9、-8 アギーレ○
 高木和 -20、-10 ブロフ○
○ブラシュチック 9、7 ウフナル
★高木和卓通算成績:6勝1敗

<ポリテクニカ 3-2 グルジョンツ>
○ラキーフ -6、8、5、5 バドウスキー
○レワンドスキー -4、4、8、10 吉田
 ツボイ -12、-5、-12 パイコフ○
 ラキーフ -6、-8 吉田○
○レワンドスキー 3、-8、13 バドウスキー
★吉田海偉通算成績:1勝1敗

 
 各国リーグとも、シーズンは折り返しに突入。田添がプレーするフランス・プロAではこれまで優勝0回のロマーニュが首位を快走中。フランス国籍を取得している帰化選手のペンドラ・陳天元をエースに、左シェークのウェイ・シハオ(中国)、ベテランのクリサン(ルーマニア)が脇を固める布陣で勝利を重ねている。田添の所属するポントワーズは現在3位。そのポントワーズとここ数シーズン優勝を争ってきたシャルトルは折り返しの第9節を終えて5位と苦しいシーズンを送っている。
 スウェーデン・エリートリーグは強豪のエースレーブが首位。現在10節を終えて8勝2分と負け無しのシーズンを送っている。中国選手の徐輝を中心に、世界ジュニア2位のモアガルド、2011年世界選手権で松平健太を下したスベンソンと2人のスウェーデン選手が所属している。英田の所属するスパルバーゲンは8チーム中7位と苦戦が続く。
 吉田海偉、高木和卓のほか、吉田雅己、松平健太らも登録されているポーランド・スーパーリーグの1位はコルピン・フラックだが、こちらもエースは中国選手。世界選手権にも出場したカットマン・侯英超が負け無しでチームを牽引。日本選手所属チームでは松平健太の所属するジャルドヴォが2位につけている。
  • 今シーズン初出場の吉田海偉(写真は2017年JTTLファイナル4)

 ヨーロッパチャンピオンズリーグ準々決勝に村松雄斗(東京アート)が出場。ブンデスリーガなど国内リーグにも日本選手が出場した。

【2017/2018 ヨーロッパチャンピオンズリーグ】
準々決勝第1戦
1月26日
<ザールブリュッケン(ドイツ) 3-2 オクセンハウゼン(ドイツ)>
 アポロニア -6、-8、-5 カルデラノ○
○フランチスカ 5、9、1 ジェラルド
○バウム -8、9、9、-8、8 村松
 フランチスカ -8、-9、-9 カルデラノ○
○トキッチ -9、8、-8、10、6 ディヤス

<スポルティング(ポルトガル) 3-1 ロマーニュ(フランス)>
 アルナ -5、10、-7、-9 ウェイ・シハオ○
○モンテイロ 7、8、-8、8 陳天元
○カルバリョ 4、8、-6、9 オリビエ
○アルナ 12、9、7 陳天元

【2017/2018 ドイツ・ブンデスリーガ】
男子1部
1月28日
<フルダ・マーバーツェル 3-1 ケーニヒスホーフェン>
○王熹 -9、8、1、8 ヨルジッチ
○フィルス 4、-4、4、-6、11 オルト
 グルーツ -9、-7、-16 及川○
○フィルス -10、10、5、7 ヨルジッチ
★及川瑞基通算成績:7勝12敗

<グリューンヴェッターズバッハ 3-0 グレンツァオ>
○ワルサー 6、4、-10、-11、8 チオティ
○森薗 4、6、9 ゲラシメンコ
○チウ・ダン 10、7、9 シュリクター
★森薗政崇通算成績:10勝2敗

<オクセンハウゼン 3-0 ブレーメン>
○ディヤス 7、-8、9、-9、5 シュテガー
○カルデラノ -9、4、8、10 O.アサール
○村松 9、9、8 スッチ
★村松雄斗通算成績:5勝3敗

男子2部
<バート・ハム 5-5 ユーリッヒ>
 エロワ/宇田 -8、-7、-6 アレグロ/ラスムッセン○
 宇田 -8、-10、-4 アレグロ○
○宇田 8、8、8 アファナドル
★宇田幸矢通算成績:単5勝5敗/複4勝2敗

【2017/2018 スウェーデン・エリートリーグ】
1月23日
<スパルバーゲン 3-3 BTKワルタ>
○英田 6、5、4 ジャン・チャンホン
○英田 7、1、-11、2 ヴォステス
★英田理志通算成績:14勝4敗

【2017/2018 チェコ・エクストラリーグ】
女子1部
1月26日
<クロムロフ 6-4 SKダブレ>
○吉田 5、8、9 Z.ブラスコバ
○吉田 3、2、-12、7 ロジンコバ
○吉田 9、1、-4、10 D.ブラスコバ

1月27日
<クロムロフ 6-2 フラデツ・クラロベ>
○吉田 2、5、5 ジラスコバ
○吉田 -9、9、6、4 スタホバ
○吉田 8、5、6 ミナロバ
★吉田光希通算成績:単15勝10敗/複1勝2敗
  • 世界ランキング36位のグルーツを下した及川(写真は2017年度全日本選手権)

 全日本が終了して間もないが、昨日よりヨーロッパチャンピオンズの準々決勝がスタート。昨日の試合には水谷隼(木下グループ)、吉村真晴(名古屋ダイハツ)の2人が出場した。

【2017/2018 ヨーロッパチャンピオンズリーグ】
準々決勝第1戦
<ボルシア・デュッセルドルフ(ドイツ) 3-0 UMMC(ロシア)>
○ボル 5、9、3 吉村
○K.カールソン -8、8、6、-9、9 シバエフ
○シェルベリ 6、-11、12、-7、2 ガチーナ

<オレンブルク(ロシア) 3-0 ロスキレ(デンマーク)>
○オフチャロフ 10、7、-8、7 ツァイ・ユージア
○水谷 1、-4、10、3 メイス
○サムソノフ 6、-9、5、-10、9 トロマー

 2年連続の王座を目指す水谷所属のオレンブルクは、下馬評を覆し、準々決勝に進んできたロスキレに完勝。水谷は現役復帰した元欧州王者のメイス(デンマーク)に1ゲームを奪われたがきっちり勝利をあげた。吉村所属のUMMCは強豪のボルシア・デュッセルドルフにストレートで敗戦。吉村も大黒柱のボル(ドイツ)相手に歯が立たなかった。
 村松雄斗(東京アート)所属のオクセンハウゼン(ドイツ)、松平志穂(ミキハウス)所属のベルリン・イーストサイド(ドイツ)の試合は明日26日に行われる。
  • 水谷はメイスを下す(写真は2017年度全日本選手権)

 ドイツ国内のクラブチームで争われるトーナメント、ドイツカップの男子準決勝・決勝が昨日行われた。試合の結果は下記のとおり。

【2017/2018 ドイツカップ】
準決勝
<ボルシア・デュッセルドルフ 3-0 ブレーメン>
○ボル 7、6、7 スッチ
○シェルベリ 9、-5、8、-9、9 シュテガー
○K.カールソン 5、4、-10、-10、9 O.アサール

<ザールブリュッケン 3-1 オクセンハウゼン>
○アポロニア 12、-9、-6、9、7 ディヤス
○フランチスカ 8、9、-6、7 カルデラノ
 バウム -11、-8、11、-9 村松○
○アポロニア 10、-5、10、8 カルデラノ

決勝
<ボルシア・デュッセルドルフ 3-0 ザールブリュッケン>
○K.カールソン 9、-10、4、-9、8 フランチスカ
○ボル -5、9、3、8 アポロニア
○シェルベリ 3、8、4 バウム

 村松雄斗(東京アート)の所属するオクセンハウゼンは準決勝で敗退。村松がバウム(ドイツ)を下した1点に留まった。準決勝、決勝ともにストレートで勝利したボルシア・デュッセルドルフは6連覇、そして通算26度目のドイツカップ制覇。ボルシア・デュッセルドルフはリーグ戦の半分が終了したブンデスリーガでもここまで9勝1敗で首位を快走中。まずはドイツカップを制して、5年連続のブンデスリーガ制覇に向けて弾みをつけた。
 昨日、一昨日に男女ヨーロッパチャンピオンズリーグのグループリーグ最終戦が行われ、決勝トーナメント進出チームが決定。最終戦に日本選手の出場はなかったが、男子は水谷隼(木下グループ)所属のオレンブルク、吉村真晴(名古屋ダイハツ)所属のUMMC、村松雄斗(東京アート)所属のオクセンハウゼン、女子は松平志穂(ミキハウス)所属のベルリン・イーストサイドが決勝トーナメント進出を決めた。
 男子では今季フランスリーグでも好調のロマーニュはグループCを1位通過。また、アルナ(ナイジェリア)、モンテイロ(ポルトガル)を擁してポルトガル勢として初のチャンピオンズリーグ勝利を飾ったスポルティングがグループAを2位で通過している。また、出場チーム中最も低い第16シードのロスキレ(デンマーク)がトーナメント進出を決めた。元世界選手権3位のメイス(デンマーク)が現役に復帰、かつてのキレこそないものの、老かいなプレーでグループ突破に貢献。勝利こそならなかったが、最終戦のボルシア・デュッセルドルフ戦でもボル(ドイツ)にフルゲームまで迫った。女子は昨シーズン優勝のタルノブジェク、準優勝のベルリン・イーストサイドなど、強豪が順当にトーナメント進出を決めた。決勝トーナメントは1月末よりスタートする。

各グループ最終順位(各リーグ上位2チームがトーナメント進出)
★男子★
グループA
1位:オレンブルク(ロシア・水谷隼所属)
2位:スポルティング(ポルトガル)
3位:ポントワーズ(フランス・田添健汰所属)
4位:ボゴリア(ポーランド・吉田雅己所属)

グループB
1位:ザールブリュッケン(ドイツ)
2位:UMMC(ロシア・吉村真晴所属)
3位:シャルトル(フランス)
4位:エースレーブ(スウェーデン)

グループC
1位:ロマーニュ(フランス)
2位:オクセンハウゼン(ドイツ・村松雄斗所属)
3位:オストラヴァ(チェコ)
4位:ウォルターヴェルス(オーストリア)

グループD
1位:ボルシア・デュッセルドルフ(ドイツ)
2位:ロスキレ(デンマーク)
3位:エンヌボン(フランス)
4位:ジャルドヴォ(ポーランド・松平健太所属)

★女子★
グループA
1位:タルノブジェク(ポーランド)
2位:リール・メトロポール(フランス)
3位:ドリブルク(ドイツ)

グループB
1位:バシャクシェヒル(トルコ)
2位:フロシュベルク(オーストリア)
3位:カルタヘナ(スペイン)

グループC
1位:Dr.チャッスル(クロアチア)
2位:セクサルド(ハンガリー)
3位:ALCL(フランス)

グループD
1位:ベルリン・イーストサイド(ドイツ・松平志穂所属)
2位:セント・クエンティン(フランス)
3位:ホドーニン(チェコ)
  • 初のトーナメント進出を決めたスポルティング(写真は第1戦ポントワーズ戦勝利時)