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欧州リポート

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 9月3〜8日にフランス・ナントでヨーロッパ選手権団体戦が開催され、男子はドイツ、女子はルーマニアがともに2連覇を達成。今大会から本戦前に予選が行われ、予選を勝ち抜いた男女それぞれ24チームで優勝を争った。

【男子】
◆準々決勝
ドイツ 3-0 スロベニア
フランス 3-2 ポーランド
ポルトガル 3-1 オーストリア
スウェーデン 3-0 イングランド
◆準決勝
<ドイツ 3-0 フランス>
○ボル 7、13、-8、7 ゴーズィ
○オフチャロフ -9、3、5、7 ルベッソン
○フランチスカ 6、8、-5、7 アックズ

<ポルトガル 3-2 スウェーデン>
 フレイタス -5、8、-10、8、-4 Jon.パーソン○
○アポロニア -7、1、4、-4、10 ファルク
 モンテイロ -8、-10、10、-8 モーレゴード○
○フレイタス 8、8、-8、7 ファルク
○アポロニア -8、7、-2、8、7 Jon.パーソン

◆決勝
<ドイツ 3-0 ポルトガル>
○オフチャロフ 7、7、8 モンテイロ
○ボル 7、-4、9、7 フレイタス
○フランチスカ 10、9、4 アポロニア

 男子はドイツがグループリーグから決勝まで、全試合3-0勝利の完全優勝を達成。前半にボル、オフチャロフ、3番にフランチスカと他国エース級が3人並ぶ布陣は圧巻。決勝でもポルトガルに快勝し、8度目のヨーロッパ王者となった。地元優勝を狙ったフランスは準々決勝のポーランド戦、ゴーズィがバドフスキーに敗れるなど前半で0-2とリードを許したが、逆転でベスト4進出。しかし、ドイツには完敗を喫した。

【女子】
◆準々決勝
ルーマニア 3-0 フランス
ポーランド 3-1 オランダ
ハンガリー 3-2 ウクライナ
ポルトガル 3-2 ドイツ
◆準決勝
<ルーマニア 3-1 ポーランド>
○サマラ 4、-8、9、3 パルティカ
 モンテイロ-ドデアン -3、-7、-11 リー・チェン○
○スッチ 9、-8、4、11 バヨル
○サマラ 8、7、7 リー・チェン

<ポルトガル 3-1 ハンガリー>
○ユ・フ 9、5、9 マダラシュ
○シャオ・ジエニ 7、-7、9、9 ポータ
 オリベイラ 11、-5、-7、-8 ペルゲル○
○ユ・フ 9、4、-7、4 ポータ

◆決勝
<ルーマニア 3-0 ポルトガル>
○スッチ 7、-8、-6、7、6 シャオ・ジエニ
○モンテイロ-ドデアン -7、8、9、-6、3 ユ・フ
○サマラ 9、7、6 オリベイラ

 前回大会で12年ぶりの優勝を果たしたルーマニアが5度目のヨーロッパ制覇。帰化選手が隆盛を誇る欧州女子において、サマラ、モンテイロ-ドデアン、スッチと自国出身選手のみでの優勝は見事といえる。決勝では前半で2試合続けてフルゲームの試合を制してがっちり主導権を握った。準優勝のポルトガルは初の決勝進出。ユ・フ、シャオ・ジエニの2人を中心に、準々決勝ではヨーロッパ競技大会優勝のドイツを下すサプライズ。大会を多大いに沸かせた。

●写真提供:マンフレッド・シリング
 現在、ヨーロッパ選手権が開催中だが、この大会が終わるとヨーロッパ各国で続々と国内リーグが開幕していく。その中で、ここ数年日本選手が多数プレーしているのがポーランドリーグだ。男子1部がスーパーリーグ、女子1部がプレミアリーグと呼ばれるポーランドリーグ。ブンデスリーガやフランス・プロAとは違い、他国のリーグとの兼任登録が可能。フル出場というわけではなく、数試合限定での出場になるが今シーズンは男子7名、女子1名の日本選手が登録されている。今季登録されている選手と主な所属選手は下記のとおり。

◎男子(スーパーリーグ)
【ボゴリア】
★吉田海偉(東京アート)、吉田雅己(FPC)
主な所属選手:ギオニス(ギリシャ)、シルチェク(チェコ)

【ジャルドヴォ】
★高木和卓(東京アート)
主な所属選手:ワン・ヤン(スロバキア)、ウェイ・シハオ(クロアチア)、黃鎮廷(香港)

【ポリテクニカ】
★笠原弘光(シチズン時計)
主な所属選手:パン・ユーエン(シンガポール)、ワン・ジャナン(コンゴ)

【ビドゴシチ】
★町飛鳥(鹿児島県体育協会)
主な所属選手:タッカル(インド)

【エネルガ-トルン】
★有延大夢(リコー)、平野友樹(協和キリン)
主な所属選手:呉柏男(香港)

◎女子(プレミアリーグ)
【ブロノビアンカ】
★竹内望(パラ卓球)


 吉田海偉は2014/2015シーズンからスーパーリーグに参戦し、6シーズン目を迎える。前所属チームのグルジョンツでは2015/2016シーズンのヨーロッパチャンピオンズリーグで準決勝進出に大きく貢献した。吉田海偉と同じボゴリアに所属する吉田雅己も2016/2017シーズンから参戦を続けている。高木和も2015/2016シーズンからの参戦と、プレー期間は長い。平野は昨シーズンに続いての参戦、笠原、町、有延は初参戦となる。以前は松平健太、張一博、大矢英俊らもスーパーリーグでプレーし、好成績を残していた。
 日本選手所属チーム以外では、林兆恒(香港)、コウ・レイ(ウクライナ)、ヨーロッパユース選手権ジュニア2位のユ・ヒンハン(アゼルバイジャン)、元中国世界ジュニア代表の程靖淇、地元・ポーランドのワン・ツォンイなどがスーパーリーグでプレー。高木和と同じチームに移籍したウェイ・シハオは昨シーズン所属したグダニスクで「給料の支払いをめぐってトラブルとなり、コーチの車を破壊」とのニュースも流れた。古巣グダニスクとの対戦は、試合以外でも注目が集まる。

 女子ではパラ卓球の竹内望がブロノビアンカでエントリー。ブロノビアンカはパラ卓球にも力を入れているクラブで、リオパラリンピック女子シングルスクラス9銅メダルのパック(ポーランド)もブロノビアンカに所属しており、彼女ともに腕を磨いていく。また、日本リーグ・広島日野自動車でもプレーする馬文婷(ノルウェー)もポルムレクからポーランドリーグに出場。昨シーズンは21勝3敗で個人成績1位に輝いた。
 Tリーグにも参戦中のサマラ(ルーマニア)、ハン・イン(ドイツ)はトップおとめピンポンズ名古屋だけでなく、ポーランドリーグのタルノブジェクでも同僚。タルノブジェクはリー・チェン(ポーランド)、Vi.パブロビッチ(ベラルーシ)らを擁し、昨シーズン、初のヨーロッパチャンピオンズリーグを果たした強豪中の強豪だ。

 男子スーパーリーグは9月10日、女子プレミアリーグは9月13日に開幕する。
 昨週開幕した2019/2020シーズンのドイツ・ブンデスリーガ。今週末も6試合が行われ、日本からは1部で3シーズン目を迎えた及川瑞基(専修大)が出場した。

【2019/2020 ドイツ・ブンデスリーガ男子1部 第2節】
<ミュールハウゼン 3-1 ノイ・ウルム>
 イオネスク 10、-9、-8、-10 アポロニア○
○Da.ハベソーン -6、8、8、9 ブロッド
○メンゲル 9、5、-7、-8、10 ツボイ
○Da.ハベソーン -9、7、7、7 アポロニア

<ザールブリュッケン 3-0 ボルシア・デュッセルドルフ>
○尚坤 5、2、-9、8 ワルサー
○ヨルジッチ 8、7、4 シェルベリ
○プレテア 9、4、4 ハイスター

<フルダ・マーバーツェル 3-1 オクセンハウゼン>
○プツァル -4、-8、7、9、8 フェガール
○フィルス -4、8、6、-7、6ゴーズィ
 メン・ファンボー -0、-7、-10 シドレンコ○
○プツァル 6、5、7 ゴーズィ

<ベルクノイシュタッド 3-0 グレンツァオ>
○ドリンコール -6、8、7、-4、5 ジャー
○ドゥダ -9、12、10、9 リンド
○ロブレス 11、5、-4、9 スゴウロポウロス

<ケーニヒスホーフェン 3-1 ユーリッヒ>
○及川 7、9、9 コズル
○シュテガー 6、9、-10、8 クレイン
 オルト -11、-9、9、-6 デヴォス○
○シュテガー -5、1、7、7 コズル
★及川瑞基通算成績:単2勝0敗

<ブレーメン 3-2 グリューンヴェッターズバッハ>
 スッチ 8、9、-5、-9、-6 王熹○
 ファルク 6、-10、-8、-8 ラスムッセン○
○ゲラシメンコ 5、7、2 チウ・ダン
○ファルク -6、9、6、5 王熹
○スッチ/ゲラシメンコ 6、4、-9、-8、6 チウ・ダン/ラスムッセン


 ワールドツアー・チェコオープンと日程が重なっていたため、ボル(ドイツ)、K.カールソン(スウェーデン)、フランチスカ(ドイツ)、カルデラノ(ブラジル)らは欠場。及川はコズル(スロベニア)を下して今シーズン2勝目、今シーズンより加入したシュテガー(ドイツ)が2勝をあげてチームも開幕2連勝を飾った。一方、対戦相手のユーリッヒは1部昇格からこれでシーズンを挟んで勝ち星なしの22連敗となっている。昨シーズンのチャンピオン・オクセンハウゼンはゴーズィ(フランス)が2敗と精細を欠き開幕2連敗。ボルシア・デュッセルドルフは主力が欠場し、コーチのハイスター(オランダ)が出場するなど苦しい戦いとなり、若手主体のザールブリュッケンにストレート負けを喫した。今シーズンより新規加入のノイ・ウルムは今節も敗れて、初勝利はならなかった。
 8月17、18日に2019/2020シーズンのドイツ・ブンデスリーガ1部が開幕。昨シーズンは11チームでの戦いだったが、今シーズンからは下部を経験せず、“飛び級”のワイルドカードで新チームのノイ・ウルムがいきなり1部に参戦。全12チームで優勝を争う。第1節の試合結果は下記のとおり。

【2019/2020 ドイツ・ブンデスリーガ男子1部 第1節】
<ザールブリュッケン 3-0 オクセンハウゼン>
○ポランスキー 10、9、-10、-9、8 カルデラノ
○フランチスカ 9、-6、-9、6、8 ゴーズィ
○尚坤 -8、8、7、10 フェガール

<グリューンヴェッターズバッハ 3-2 ノイ・ウルム>
○王熹 9、4、-7、6 サリフ
○チウ・ダン -12、13、8、10 アポロニア
 グナナセカラン 9、-7、-8、8、-6 ツボイ○
 王熹 9、-10、-3、15、-6 アポロニア○
○チウ・ダン/ラスムッセン 10、6、-5、-8、8 サリフ/ツボイ

<ケーニヒスホーフェン 3-0 グレンツァオ>
○シュテガー 9、5、8 ボボチーカ
○オルト 11、5、7 ジャー
○及川 5、12、2 スゴウロポウロス
★及川瑞基通算成績:単1勝0敗

<ボルシア・デュッセルドルフ 3-1 ミュールハウゼン>
○ボル 4、9、-9、9 ヤンカリク
 ワルサー -8、-8、-9 メンゲル○
○シェルベリ -11、8、-8、2、7 Da.ハベソーン
○ボル -6、4、-10、7、6 メンゲル

<ブレーメン 3-0 ユーリッヒ>
○ファルク 6、6、-3、10 デヴォス
○スッチ 5、-6、5、9 コズル
○ゲラシメンコ 9、-7、6、6 クレイン

<ベルクノイシュタッド 3-0 フルダ・マーバーツェル>
○ロブレス 6、6、10 メン・チンユ
○ドゥダ 4、6、4 フィルス
○ドリンコール 7、7、-9、3 メン・ファンボー


 今シーズン、ブンデスリーガ1部でプレーする唯一の日本選手、及川瑞基(専修大)は開幕戦白星発進。ヨーロッパU21王者のスゴウロポウロス(ギリシャ)を退け、チームも相手に1ゲームも与えない完勝で好スタートを切った。今シーズンからはロンドン、リオ五輪で団体銅メダルを獲得したシュテガー(ドイツ)が加入。38歳のベテランだが、昨シーズンも個人成績2位と実力は健在。上位進出を狙うケーニヒスホーフェンにとって頼もしい存在となりそうだ。
 昨シーズン、15シーズンぶりの優勝を果たしたオクセンハウゼンはプレーオフ決勝を争ったザールブリュッケンにリベンジを喫した。トップでカルデラノ(ブラジル)が21歳のポランスキー(チェコ)に金星を献上。ツインエースのゴーズィ(フランス)もフランチスカ(ドイツ)に競り負けると、ザールブリュッケンは新加入の尚坤(中国)がきっちり締めてストレート勝ち。オクセンハウゼンにとっては予想外の完敗だろう。
 注目のノイ・ウルムは初陣を白星で飾れず。ポイントゲッターとして期待されるハオ帥、崔慶磊(ともに中国)が欠場した中で、5番フルゲームまで粘りを見せたが惜しくも敗れた。勝利したグリューンヴェッターズバッハは今シーズンよりチームに加わった経験豊富なベテランチョッパー・王熹(ドイツ)、若手サウスポーのラスムッセン(デンマーク)が期待に応える活躍を見せた。
 そんな中、不名誉な記録を更新し続けているのがユーリッヒ。昨シーズンから1部に昇格したが、0勝20敗とシーズンで1勝もできず。今シーズンの開幕戦もストレート負けで1部昇格から勝ち星なしの21連敗となった。2シーズンに渡る泥沼からの脱出はいつになるのか。
 7月7~16日にかけてチェコ・オストラヴァで第62回ヨーロッパユース選手権が行われ、全14種目でチャンピオンが決定。各種目の入賞者は下記のとおり。

【ジュニア男子団体】
優勝:ロシア
準優勝:アゼルバイジャン
3位:ドイツ
4位:ベルギー

【ジュニア女子団体】
優勝:ドイツ
準優勝:ロシア
3位:チェコ
4位:フランス

【カデット男子団体】
優勝:ロシア
準優勝:ルーマニア
3位:スペイン
4位:ハンガリー

【カデット女子団体】
優勝:フランス
準優勝:ロシア
3位:ポーランド
4位:ウクライナ

【ジュニア男子シングルス】
優勝:モーレゴード(スウェーデン)
準優勝:ユ・ヒンハン(アゼルバイジャン)
3位:シドレンコ(ロシア)、ピカール(フランス)

【ジュニア女子シングルス】
優勝:A.ヴェグジン(ポーランド)
準優勝:ロウレンティ(イタリア)
3位:キセル(ベルギー)、タイラコワ(ロシア)

【カデット男子シングルス】
優勝:モビレアヌ(ルーマニア)
準優勝:シリタ(ルーマニア)
3位:レドジンスキー(ポーランド)、コウライチ(フランス)

【カデット女子シングルス】
優勝:ザハリア(ルーマニア)
準優勝:ボロニナ(ロシア)
3位:ドミトリェンコ(ロシア)、パヴァデ(フランス)

【ジュニア男子ダブルス】
優勝:カツマン/グレブネフ(ロシア)
準優勝:モーレゴード/シドレンコ(スウェーデン/ロシア)
3位:ピカール/バルデ(フランス)、ウルス/コロジェツキ(モルドバ/オーストリア)

【ジュニア女子ダブルス】
優勝:カザンツェワ/タイラコワ(ロシア)
準優勝:ハラク/ユルマズ(トルコ)
3位:アブラミアン/コリシュ(ロシア)、クック/ルッツ(フランス)

【カデット男子ダブルス】
優勝:シリタ/イオネスク(ルーマニア)
準優勝:デシャンプス/コウライチ(フランス)
3位:ゼンクバイル/シュバイガー(ドイツ)、ルブラン/ポレ(フランス)

【カデット女子ダブルス】
優勝:パヴァデ/ザハリア(フランス/ルーマニア)
準優勝:ドミトリェンコ/ベレスネワ(ロシア)
3位:シュトヴィルトニワ/ウロベル(ポーランド)、ボロニナ/ザワリキナ(ロシア)

【ジュニア混合ダブルス】
優勝:クルジツキ/K.ヴェグジン(ポーランド)
準優勝:カツマン/アブラミアン(ロシア)
3位:チホノフ/カザンツェワ(ロシア)、モーレゴード/ムスカントル(スウェーデン)

【カデット混合ダブルス】
優勝:ポレ/パヴァデ(フランス)
準優勝:ホッロ/カウフマン(ドイツ)
3位:モビレアヌ/シンジョルザン(ルーマニア)、コーラー/ポランコビッチ(ドイツ)


 男子団体はロシアがジュニア・カデット2階級を制覇。ロシアは女子もジュニア・カデットの両方で銀メダルと奮闘を見せた。ロシアは14種目で16個のメダル獲得。ジュニア男子シングルスはモーレゴード、ジュニア女子シングルスはA.ヴェグジンが優勝。ポーランド勢のジュニア女子シングルス優勝は初。A.ヴェグジンの双子の妹であるK.ヴェグジンもジュニア混合ダブルスで優勝と、姉妹でタイトル獲得となった。

写真提供:ETTU
 ベラルーシ・ミンスクで行われた第2回ヨーロッパ競技大会・卓球競技は全種目が終了。最終種目の男女団体ではドイツがアベック優勝。男子は初、女子は2連覇となった。ドイツは男子シングルスのボル、混合ダブルスのフランチスカ/P.ゾルヤでも優勝を果たしており、今大会5種目中4種目を制覇した。

【ヨーロッパ競技大会・男子団体】
金メダル:ドイツ
銀メダル:スウェーデン
銅メダル:ポルトガル

◆準決勝
<ドイツ 3-0 ポルトガル>
○ボル/フランチスカ 10、7、14 モンテイロ/アポロニア
○オフチャロフ 8、2、6 フレイタス
○フランチスカ -7、-7、8、5、6 アポロニア

<スウェーデン 3-1 デンマーク>
○Jon.パーソン/K.カールソン 5、10、6 リンド/ラスムッセン
 ファルク -9、-6、10、-7 グルーツ○
○K.カールソン 6、8、7 ラスムッセン
○ファルク 5、-8、5、5 リンド

◆3位決定戦
<ポルトガル 3-1 デンマーク>
○モンテイロ/アポロニア 6、5、4 ラスムッセン/リンド
 フレイタス -9、11、-7、-7 グルーツ○
○モンテイロ -6、8、8、4 リンド
○フレイタス 4、-9、7、10 ラスムッセン

◆決勝
<ドイツ 3-0 スウェーデン>
○ボル/フランチスカ 9、7、-7、8 Jon.パーソン/K.カールソン
○オフチャロフ 9、-10、5、7 ファルク
○フランチスカ -12、3、7、-9、9 Jon.パーソン


【ヨーロッパ競技大会・女子団体】
金メダル:ドイツ
銀メダル:ルーマニア
銅メダル:ポーランド

◆準決勝
<ドイツ 3-2 ポーランド>
 ミッテルハム/シャン・シャオナ -8、-2、-12 バヨル/パルティカ○
○ハン・イン 9、7、3 リー・チェン
 シャン・シャオナ -8、-8、5、-4 パルティカ○
○ハン・イン 2、6、8 バヨル
○ミッテルハム -4、5、8、-8、9 リー・チェン

<ルーマニア 3-2 ハンガリー>
 モンテイロ-ドデアン/サマラ -9、6、-6、9、-10 ペルゲル/マダラシュ○
○スッチ 9、7、9 ポータ
 サマラ 7、-6、9、-7、-8 マダラシュ○
○スッチ -7、10、9、4 ペルゲル
○モンテイロ-ドデアン -7、10、9、4 ペルゲル

◆3位決定戦
<ポーランド 3-2 ハンガリー>
 バヨル/パルティカ -8、5、-3、5、-9 ペルゲル/マダラシュ○
○リー・チェン 5、-3、8、11 ポータ
○パルティカ 11、-4、8、-1、8 マダラシュ
 バヨル -8、9、-8、-5 ポータ○
○リー・チェン 3、-10、1、9 ペルゲル

◆決勝
<ドイツ 3-0 ルーマニア>
○ミッテルハム/シャン・シャオナ -9、4、6、-9、6 サマラ/モンテイロ-ドデアン
○ハン・イン -9、5、3、2 スッチ
○シャン・シャオナ 9、9、-10、7 モンテイロ- ドデアン


 男子ドイツは準々決勝から3試合を戦い、全試合3-0の完全優勝を達成。決勝3番ではオフチャロフがファルクを下して王手をかけると、3番のフランチスカがJon.パーソンをフルゲームで振り切って優勝を決めた。ボル、オフチャロフの両輪に、フランチスカの布陣は強力。東京五輪でも確実に上位に食い込んでくるチームだ。
 スウェーデンは勢いに乗るデンマークを退けて決勝進出も、充実のドイツに歯が立たず。前回王者のポルトガルは3位決定戦に勝利して2大会連続のメダル獲得となった。デンマークはメダル獲得ならずも、グルーツが6戦全勝と気を吐いた。

 女子ドイツは準々決勝のオランダ戦でP.ゾルヤが負傷するアクシデント。準決勝からはリザーブのシャン・シャオナが出場することとなった。準決勝のポーランド戦ではシャン・シャオナが2失点を喫するも、ラストで若手のミッテルハムが現ヨーロッパ女王のリー・チェンに勝利する殊勲の星。ルーマニアとの決勝では、準決勝2失点のシャン・シャオナが鬱憤を晴らす2得点。2番ではハン・インが相手エースのスッチを下し、ストレートで王座を守り切った。
 自国出身選手のみで優勝を狙ったルーマニアはドイツに及ばず。3位決定戦ではドイツを追いつめたポーランドがハンガリーに競り勝って初のメダルを獲得した。


写真提供:ITTF
 ヨーロッパ競技大会・卓球競技は男女団体がスタート。男女とも準々決勝までが行われ、ベスト4が出揃った。

【ヨーロッパ競技大会・男子団体】
◆1回戦
ルーマニア 3-2 ベラルーシ
ポルトガル 3-1 フランス
デンマーク 3-1 スロベニア
クロアチア 3-1 ベルギー

◆準々決勝
<ドイツ 3-0 ルーマニア>
○ボル/フランチスカ 2、5、12 スッチ/プレテア
○オフチャロフ 11、6、10 イオネスク
○フランチスカ -7、10、8、3

<ポルトガル 3-1 イギリス>
○モンテイロ/アポロニア 7、6、-4、8 ドリンコール/ピチフォード
○フレイタス -8、9、8、8 ウォーカー
 アポロニア -8、6、8、-3、-7 ピチフォード○
○モンテイロ -5、12、9、9 ウォーカー

<デンマーク 3-1 オーストリア>
 ラスムッセン/リンド -9、-8、-12 Da.ハベソーン/ガルドス○
○グルーツ 6、4、0 フェガール
○リンド -9、9、-8、3、11 ガルドス
○グルーツ 8、6、9 Da.ハベソーン

<スウェーデン 3-2 クロアチア>
 K.カールソン/Jon.パーソン -12、-7、8、-9 ガチーナ/コジッチ○
○ファルク -4、7、4、-8、8 プツァル
○Jon.パーソン 8、9、-9、9 コジッチ
 K.カールソン 5、-9、-1、-14 プツァル○
○ファルク -9、3、10、6 ガチーナ

【ヨーロッパ競技大会・女子団体】
◆1回戦
オランダ 3-0 ベラルーシ
ポーランド 3-0 ロシア
ウクライナ 3-1 ルクセンブルク
スウェーデン 3-1 スペイン

◆準々決勝
<ドイツ 3-1 オランダ>
○ミッテルハム/P.ゾルヤ 9、7、-10、5 ベルマース/エーラント
○ハン・イン 11、2、7 リー・ジエ
 P.ゾルヤ 7、-9、-5、-9 エーラント○
○ハン・イン 7、6、5 ベルマース

<ポーランド 3-1 オーストリア>
○バヨル/パルティカ 5、-7、6、5 A.ゾルヤ/リュウ・ジャ
○リー・チェン 5、11、11 ポルカノバ
 パルティカ -10、-8、6、-9 リュウ・ジャ○
○バヨル 12、-7、10、7 ポルカノバ

<ハンガリー 3-0 ウクライナ>
○ペルゲル/マダラシュ -5、2、4、5 ビレンコ/ハポノワ
○ポータ -6、9、10、-9、9 ペソツカ
○マダラシュ 1、6、10 ハポノワ

<ルーマニア 3-1 スウェーデン>
○モンテイロ-ドデアン/サマラ 10、6、11 ベルガンド/エクホルム
○スッチ 7、7、7 ベリストロム
 サマラ -4、10、-11、-8 エクホルム○
○スッチ 6、3、-7、4 ベルガンド


 男子で健闘を見せているのがデンマーク。男子シングルスで準優勝に輝いたエースのグルーツに、20歳のリンド、22歳のラスムッセンと3人全員がサウスポー。ドイツ・ブンデスリーガでも有望視されているリンドはスロベニア戦でヨルジッチをストレートで下し、オーストリア戦でもガルドスに勝利した。優勝候補筆頭のドイツはルーマニアを相手に1ゲームを落としたのみの完勝、前回王者のポルトガルは1回戦から勝ち上がり2大会連続のベスト4入りを果たした。
 女子はシードの4カ国のうち3カ国が準決勝へ。その一角を破ったのはポーランド。オーストリアのエース・ポルカノバから2得点を奪って勝利を収めた。
 地元・ベラルーシは男女ともに1回戦で敗退。男子はサムソノフがイオネスクに敗れた試合が響き、ルーマニアに競り負けた。
 ベラルーシ・ミンスクで開催されているヨーロッパ競技大会・卓球競技。大会6日目の昨日は男女シングルスの決勝までが行われ、男子はボル(ドイツ)、女子はユ・フ(ポルトガル)が頂点に立った。男女とも上位3選手は東京五輪シングルスへの出場権が与えられた。

【ヨーロッパ競技大会・男子シングルス】
金メダル:ボル(ドイツ)
銀メダル:グルーツ(デンマーク)
銅メダル:プツァル(クロアチア)

◆準決勝
ボル 4、9、5、-10、4 プツァル
グルーツ 11、5、5、10 コウ・レイ(ウクライナ)
◆3位決定戦
プツァル 2、-9、9、7、2 コウ・レイ
◆決勝
ボル -6、10、-12、9、6、4 グルーツ

【ヨーロッパ競技大会・女子シングルス】
金メダル:ユ・フ(ポルトガル)
銀メダル:ハン・イン(ドイツ)
銅メダル:倪夏蓮(ルクセンブルク)

◆準決勝
ユ・フ 6、5、-5、-6、6、8 倪夏蓮
ハン・イン -7、9、8、10、-8、-9、9 ヤン・シャオシン(モナコ)
◆3位決定戦
倪夏蓮 3、-3、-10、7、7、8 ヤン・シャオシン
◆決勝
ユ・フ 5、8、-9、-9、6、7 ハン・イン


 男子シングルスを制したのは、38歳のボル。ヨーロッパ勢最高位の世界ランキング6位、トップシードとして臨んだ大会で見事に優勝を飾った。ボルは準決勝で若手のプツァルを下し、決勝では同じ左腕のグルーツと対戦。1-2とゲームをリードされたが、そこは百戦錬磨のボル、落ち着いて3ゲームを奪い返して勝利を収めた。前回大会のオフチャロフに続き、男子シングルスは2大会連続でドイツ勢がタイトル獲得となった。
 準優勝のグルーツは、4回戦でオフチャロフをストレートで破るなど健闘。3月のヨーロッパチャンピオンズリーグ準決勝ではボルに勝利していたが、リードを守れず逆転負けを喫した。銅メダルは23歳のプツァル。3位決定戦でコウ・レイを退けて自身初の五輪出場、東京行きのチケットをゲットした。

 ベスト4全員が帰化選手となった女子シングルスはユ・フが戴冠。準決勝でペン粒高の倪夏蓮、決勝でカットマンのハン・インと、ディフェンシブなスタイルの2人に勝利。ポルトガルとしては前回大会での男子団体に続く2つ目のヨーロッパ競技大会のタイトル獲得だ。
 ハン・インは準決勝で異質速攻型のヤン・シャオシンとの激闘を制したが、決勝では中盤以降に突き放されて優勝には手が届かなかった。そして銅メダルを獲得したのは倪夏蓮。ヤン・シャオシンに勝利して、自身5度目の五輪出場を決めた。東京五輪時には56歳となる倪夏蓮。3位決定戦で勝利した後には「私には支えてくれる人たちがいます。夫、子どもたち、母親、兄弟、ルクセンブルクの卓球協会にオリンピック委員会、みんなが支えてくれたおかげで私は卓球に打ち込める。みんながいなければ、私は成功することはできませんでした」と感謝を述べた。

 今日からは最終種目の男女団体がスタート。男女ともまずは1回戦4試合が行われ、続いてシードの4カ国が登場する準々決勝までが行われる。

写真提供:ITTF
  • 男子シングルス優勝のボル

  • 38歳となったボルだが、研ぎすまされたプレーで初優勝

  • 決勝ではリードを奪ったグルーツだが、優勝ならず

  • 23歳のプツァルは初の五輪出場を決めた

  • 女子シングルス優勝のユ・フ

  • ポルトガルに2つ目のヨーロッパ競技大会のタイトルをもたらした

  • 準決勝で大激戦を制したハン・インだが、ユ・フに屈した

  • 自身5度目の五輪行きチケットを手にした倪夏蓮、飛ぶ

 ベラルーシ・ミンスクで開催されている第2回ヨーロッパ競技大会・卓球競技。昨日は今大会より採用された混合ダブルスの決勝までが行われ、フランチスカ/P.ゾルヤ(ドイツ)が優勝を果たした。

【ヨーロッパ競技大会・混合ダブルス】
金メダル:フランチスカ/P.ゾルヤ(ドイツ)
銀メダル:イオネスク/スッチ(ルーマニア)
銅メダル:フロール/ガスニエ(フランス)

◆決勝
フランチスカ/P.ゾルヤ 4、4、4 イオネスク/スッチ
◆3位決定戦
フロール/ガスニエ -6、11、8、6 ピスチェイ/バラゾバ(スロバキア)


 フランチスカ/P.ゾルヤは1回戦でいきなり強敵のファルク/エクホルム(スウェーデン)と対戦。競り合いをものにし、3-1で勝利すると、準々決勝、準決勝と危なげなく勝ち上がり、決勝ではイオネスク/スッチに完勝。栄えあるヨーロッパ競技大会・混合ダブルス初代王者に輝いた。この優勝により、フランチスカ/P.ゾルヤは来年の東京五輪混合ダブルス出場権を獲得した。

 大会5日目の今日は男女シングルスの決勝までが行われる。現在、準々決勝までが終了しているが男女ともに波乱が続出。東京五輪への出場権がかかっているだけあって、どの選手も熱量が違う。
 男子では3回戦でピチフォード(イングランド)がギオニス(ギリシャ)、ゴーズィ(フランス)がガチーナ(フランス)、ファルク(スウェーデン)がシバエフ(ロシア)に敗戦。続く4回戦では前回王者のオフチャロフ(ドイツ)がグルーツ(デンマーク)にストレートで完敗を喫して大会を去った。地元優勝に燃えるサムソノフ(ベラルーシ)は準々決勝でボル(ドイツ)に敗れてベスト4進出はならなかった。

◆男子シングルス準々決勝
プツァル(クロアチア) -10、10、10、7、6 ルベッソン(フランス)
グルーツ(デンマーク) 9、-7、-12、-10、10、3、7 ワン・ヤン(スロバキア)
ボル(ドイツ) -10、6、14、10、7 サムソノフ(ベラルーシ)
コウ・レイ(ウクライナ) -10、8、8、8、-4、10 ニュイティンク(ベルギー)
→準決勝はボルvs.プツァル、グルーツvs.コウ・レイ


 女子ではVi.パブロビッチ(ベラルーシ)がサマラ(ルーマニア)を3回戦で撃破し、地元で存在感。上位候補のポルカノバ(オーストリア)、エクホルム(スウェーデン)、スッチ(ルーマニア)、リー・チェン(ポーランド)は4回戦で敗退。トップシードだったスッチを破ったのは大ベテランの倪夏蓮(ルクセンブルク)。倪夏蓮は快進撃を見せて勝ち上がってきたカットのベリストロム(スウェーデン)を準々決勝で退けて55歳でベスト4進出を果たした。女子はベスト4全員が帰化選手となっている。

◆女子シングルス準々決勝
倪夏蓮(ルクセンブルク) 8、7、9、-5、9 ベリストロム(スウェーデン)
ヤン・シャオシン(モナコ) 7、9、1、5 ミハイロワ(ロシア)
ユ・フ(ポルトガル) 8、10、-10、6、-8、-7、11 P.ゾルヤ(ドイツ)
ハン・イン(ドイツ) 5、-8、12、7、5 リー・ジエ(オランダ)
→準決勝は倪夏蓮vs.ユ・フ、ヤン・シャオシンvs.ハン・イン


写真提供:ITTF
  • 混合ダブルス優勝:フランチスカ/P.ゾルヤ

  • 決勝はストレートで優勝を決めた

  • イオネスク/スッチは準決勝でフランスペアに競り勝つ

  • 地元Vを狙ったサムソノフはベスト8で終戦

  • 男子トップシードのボルは順調にベスト4へ

  • 成長を見せる23歳のプツァルも準決勝進出

  • ユ・フは大接戦でP.ゾルヤを振り切った

  • 55歳でベスト4進出の倪夏蓮。脱帽です

 続いて女子のドロー。男子より4チーム少ない12チームでの争いとなる。一昨年優勝、昨年準優勝のDr.チャッスル(クロアチア)は今シーズンは参戦せず。

女子
【ブループA】
◆ベルリン・イーストサイド(ドイツ)
スッチ(ルーマニア)、エクホルム(スウェーデン)、ユ・フ(ポルトガル)、ポータ(ハンガリー)、ミッテルハム、シャン・シャオナ(ともにドイツ)、カマス(インド)

◆リール・メトロポール(フランス)
マダラシュ(ハンガリー)、ケートクエン(タイ)、トドロビッチ(セルビア)

◆ギルバウ・ヴィック(スペイン)
チャン・シュアン(スペイン)、O.フェヘル(ハンガリー)、G.フェヘル(ハンガリー)、キャリー(ウェールズ)

【グループB】
◆セント・クエンティン(フランス)
チャン・モー(カナダ)、ミハイロワ(ロシア)、ルマンセク(フランス)

◆カルタヘナ(スペイン)
フー・メレク(トルコ)、エルデリー(セルビア)、リウ・シン(中国)

◆カリンシアウィンド・フィラッハ(オーストリア)
A.ゾルヤ、リ・チャンビン(ともにオーストリア)、キリツァ(ロシア)

【グループC】
◆タルノブジェク(ポーランド)
サマラ(ルーマニア)、ハン・イン(ドイツ)、ウー・ユエ(アメリカ)、リー・チェン(ポーランド)、Vi.パブロビッチ(ベラルーシ)、顧若辰(中国)

◆ブダオルシ21(ハンガリー)
ペルゲル、ロバシュ(ともにハンガリー)、スルヤン(セルビア)

◆メス(フランス)
シャスラン、グルンディシュ(ともにフランス)、モンテイロ-ドデアン、ディアコヌ(ともにルーマニア)

【グループD】
◆フロシュベルグ(オーストリア)
ポルカノバ、浜本由惟(ともにオーストリア)、蘇慧音(香港)、ベリストロム(スウェーデン)

◆ホドーニン(チェコ)
パルティカ(ポーランド)、バチェノフスカ(チェコ)、呉穎嵐(香港)

◆レカ・エニア(スペイン)
シャオ・マリア(スペイン)、林珈芝(チャイニーズタイペイ)、チャン・ジン(中国)


 グループA、12チーム中トップシードのベルリン・イーストサイドはタイトル奪還に向け大型補強。エクホルム(スウェーデン)、ポータ(ハンガリー)、シャン・シャオナ(ドイツ)ら既存のメンバーに加え、リール・メトロポール(フランス)からスッチ(ルーマニア)、今季ECL不参戦のDr.チャッスルからユ・フ(ポルトガル)を獲得。若手のミッテルハム(ドイツ)も成長中で3シーズンぶりの優勝に向け、強力な布陣を揃えた。
 4グループ中、最も接戦となりそうなのがグループB。各チームとも中国からの帰化選手がいるが、その他のメンバーに大きな戦力差はなく、どのチームが決勝トーナメントに進んでもおかしくはない。
 昨シーズン初優勝を果たしたタルノブジェクはグループCに入った。ウー・ユエ(アメリカ)が加わった以外は昨シーズンと同じメンバーで2連覇を狙う。若手・中堅の実力者を揃えたメスも上位を伺う。
 グループDのフロシュベルグには昨シーズンに続き浜本由惟(オーストリア)が所属。主軸のポルカノバ(オーストリア)にカットマンのベリストロム(スウェーデン)、蘇慧音(香港)のメンバー構成だが、浜本がEU枠となるため、蘇慧音と同時出場も可能。3度目のECL制覇なるか。昨シーズンベスト8のホドーニンはTリーグ・トップおとめピンポンズ名古屋でプレーしていた呉穎嵐(香港)を獲得。パルティカ(ポーランド)、バチェノフスカ(チェコ)と3人揃って出場できればなかなか手強いチームだ。

 女子は男子以上に各チームの戦力格差が大きい印象。ボルシア・デュッセルドルフとタルノブジェクが2強、それをフロシュベルグが追う展開となりそうだ。
  • ベルリン・イーストサイドに加入のスッチ。チームをVへ導けるか

  • タルノブジェクはほぼ同メンバーで連覇を目指す。写真はハン・イン

  • 昨シーズンはECL出場がなかった浜本だが、今シーズンはいかに