完全に忘れました。

小学校のとき、国語の授業中にみんなの前で「困った様子」を

 

「こまったざます」

 

と読んだことがある、森下です。

最近、のっぴきならないレベルの悩みがありまして、何かというと、どうやらぼく、自分の卓球を完全に忘れてしまったようなんですね。

以前嫁と少しだけ卓球をした時にふと思ったのですが、『ツッツキに対して』、とか、『ドライブされたものに対して』、とか、そういう細かいところの対処の仕方が全くわからないんです。

むかし自分がどんなプレーをしていたのかというのも、引退してから8年(?)くらい経ってますから思い出せず、『あれ、こういうボール、もっと強く打ってなかったっけ?』とか、『球の軌道はもっとこんな感じじゃなかったっけ?』というふうに、なんというか、いちいち気になっちゃうの。

現役の時のビデオなんてものもちょっとだけ動画で残ってたんで見てみたんですが、動きも振りも異常に速くて、なんなのこれ何の参考にもならんわという感じでして。。だって、そんな動き今絶対にできないもの。

というわけで嫁に、現役時代のぼくはどんな練習をしていたかねということを試しに聞いてみたのですが、『ミスした時に謎の奇声を発していたことだけは覚えているわ』ということでして、それこそなんの参考にもならんわ。なにそれどゆこと?

昔、卓球王国でのインタビュー記事で誰かが『私の課題は「変わり続けること」』と言っていたのを思い出したのですが、

まったくその通りだなと思いまして、それこそ歳をとった今だからこそ僕もプレースタイルくらい変えていかなきゃいけないんじゃないのかなと思ったわけです。

モリアンガと呼ばれていた昔みたいに、あんなにブンブン振れないよ、腕とれちゃうよと。

 

しかし、まあ、やっぱり忘れてしまうものなんですね。あれだけ徹底的に練習をして身体に覚えさせたつもりでも、少し離れると、その感覚もだんだん薄れていってしまうんだなと思いましたね。

今は人工知能みたいなものがものすごく発達して、それによっていろいろなものが変わっていくと言われていているけど、

機械だったら、一度覚えたものは忘れないんだろうな。

 

まあ、いやなことはすぐ忘れたいけど「よかったこと」は、忘れたくないよね。

完全に忘れました。” への 2 件のコメント

  1. 謎の奇声ってウケますね。笑
    気持ちはわかります、私もやってまうので。

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