スマホ版に
戻る

トピックス

トップニューストピックス
 10月25〜27日にベルギー・ベルビエで行われた『LIEBHERR 2013男子ワールドカップ』。許シン(中国)が初優勝を果たした。第1ステージの結果は途中経過でお伝えしたが、第2ステージ以降の記録は下記のとおり。

●第2ステージ(各グループの1・2位は決勝トーナメントへ)
E:1. 許シン(中国・2勝0敗)/2. 唐鵬(香港・1勝1敗)/3. バウム(ドイツ・0勝2敗)
F:1. ボル(ドイツ・2勝0敗)/2. フレイタス(ポルトガル・1勝1敗)/3. 江天一(香港・0勝2敗)
G:1. オフチャロフ(ドイツ・2勝0敗)/2. 閻安(中国・1勝1敗)/3. 陳建安(チャイニーズタイペイ・0勝2敗)
H:1. 荘智淵(チャイニーズタイペイ・2勝0敗)/2. サムソノフ(ベラルーシ・1勝1敗)/3. 鄭栄植(韓国・0勝2敗)

●準々決勝(第3ステージ)
許シン 7、7、7、4 閻安
オフチャロフ 9、ー9、11、5、5 唐鵬
サムソノフ 6、ー11、12、3、8 荘智淵
ボル 7、9、10、6 フレイタス
●準決勝
許シン 5、8、ー8、ー8、ー4、9、2 オフチャロフ
サムソノフ 8、4、8、8 ボル
●3位決定戦
オフチャロフ 3、ー8、5、5、6 ボル
●決勝
許シン 6、ー12、8、9、7 サムソノフ

 許シンは第2ステージの唐鵬戦で1ー3、準決勝のオフチャロフ戦で2ー3とリードされるなど、苦しい戦い。現五輪・世界王者の張継科(中国)が右肩の故障で出場を回避し、プレッシャーのかかる大会になったが、踏みとどまった。2位のサムソノフは、ワールドカップ15大会目の出場。準決勝でボルに完勝し、通算4回目の優勝に王手をかけたが、準優勝に終わっている。

 大会を最も盛り上げたのは、公式ポスターにも起用された欧州王者のオフチャロフ。ワールドカップでは過去4回ベスト8に進出しながら、「準々決勝の壁」を乗り越えられないでいたが、今回は初のベスト4入り。許シンをも大いに苦しめた。準々決勝での勝利後、「もちろん、とてもうれしい。ヨーロッパ選手権からの好調を維持し、ベスト4に入れたことにはとても満足している」と述べた。

 男子ワールドカップの報道は、11月21日発売の卓球王国2014年1月号に掲載します!
  • 男子ワールドカップ初優勝の許シン

  • サムソノフ、健在なり

  • 欧州王者の実力を示したオフチャロフ

10月25〜27日、鹿児島県の鹿児島アリーナにて、全日本マスターズ選手権が開催された。
各年代別が熾烈な戦いを繰り広げ、今年のチャンピオンが誕生した。

各カテゴリーの優勝者は以下の通り

サーティー
男子:三田村宗明(リトルキングス・神奈川)
女子:安部香織(長吉卓球センター・大阪)

フォーティー
男子:渡部将史(琉球アスティーダ・沖縄)
女子:佐原有美(圓クラブ・愛知)

フィフティ
男子:松本直也(松山大職員・愛媛)
女子:稲川佳代(COLOR・東京)

ローシックスティ
男子:吉田雄三(ヨシダスポーツ・高知)
女子:日下部鈴子(チャイム・神奈川)

ハイシックスティ
男子:勝英雄(大経法大教員・大阪)
女子:持田恵子(サクセス・愛知)

ローセブンティ
男子:鈴木和久(逗子クラブ・神奈川)
女子:長澤征代(武蔵野クラブ・東京)

ハイセブンティ
男子:澤田秀夫(ドンペリ・富山)
女子:河路悦子(AFクラブ・愛知)

ローエイティ
男子:正野素行(大阪卓球ベテラン会・大阪)
女子:池田和子(川西グリーン・兵庫)

ハイエイティ
男子:永井昭爾(川崎ラージ・神奈川)
女子:井上幸子(八日市クラブ・滋賀)

詳しい報道は卓球王国1月号(11月21日発売)に掲載予定です。
世界の大陸からの代表20名が集まる男子ワールドカップ。
 まず第1ステージで世界ランキング順に9番目から20番目の選手が3名ずつ4組でリーグ戦を行う。その各組の1位は以下の4名。
フレイタス(ポルトガル)
唐鵬(香港)
陳建安(チャイニーズタイペイ)
鄭栄植(韓国)
 この4名を加えた上位8名、合計12名で4組に分かれリーグ戦を行い、上位2名ずつで準々決勝からのトーナメントを行う試合方式だ。26日午前現在、第2ステージが行われ、世界選手権ベスト8の 閻安(中国)が ロンドン五輪のメダリストのオフチャロフ(ドイツ)に敗れている。
 ベルギーのベルビエで行われている男子ワールドカップ。世界の各大陸から強豪選手が集結。ヨーロッパ選手権に不参加だったボル(ドイツ)までが参戦している。賞金総額は15万ドル(約1480万円)、優勝賞金が440万円の、ITTF(国際卓球連盟)が主催するワールドイベントのひとつだ。
 各大陸の代表が集まる大会なのに、日本選手の参加はない。アジアからの代表は許昕(中国)、荘智淵(チャイニーズタイペイ)、閻安(中国)、江天一(香港)、唐鵬(香港)、陳建安(チャイニーズタイペイ)、鄭栄植(韓国)の7選手。日本の水谷隼、丹羽孝希、松平健太が名前を連ねても何らおかしくない顔ぶれだ。
 しかし、大会概要、参加資格を読んでいくと、この大会がアジアカップの成績を重要視していることがわかる。従来、日本卓球協会はアジアカップには若手などの選手を派遣し、かつワールドカップも今まではアジアカップの成績を選考基準には設けてこなかった経緯がある。
 4月に行われた香港でのアジアカップには、5月の世界選手権の直前ということもあり、日本卓球協会からの派遣はパリ大会に選ばれていなかった若手の村松雄斗(JOCエリートアカデミー)で、第1ステージで敗退しているために、今回のワールドカップにもノミネートされていない。
 今回ワールドカップに日本選手がいないのは残念だが、今後アジアカップへの選手選考をトップ選手に切り替えることになるだろう。
現在、日本リーグ後期大会のホームマッチが各地で行われている。
女子1部リーグの十六銀行はホームマッチ2試合の様子をUSTREAMで生中継する予定だ。
会場に行けない人は、こちらで観戦を!

http://www.ustream.tv/channel/16bank

●配信予定
10月26日(土)12:30〜(試合開始13:00)
十六銀行 対 日本生命
(会場:春日井市落合公園体育館)

11月6日(水)17:00〜(試合開始:17:30)
十六銀行 対 サンリツ
(会場:美濃加茂市プラザちゅうたい)

 本日(10/25)よりベルギーのベルビエにて男子ワールドカップが開催される。
世界各大陸を代表する20名の選手によって争われる大会だ。今大会は残念ながら日本選手の出場はないが、中国からは許昕(WR2)と閻安(WR8)、ドイツからはオフチャロフ(WR6)とボル(WR5)、そして荘智淵(チャイニーズタイペイ/WR7)と世界ランクトップ10のうち5選手が出場と白熱した戦いが期待できそうだ。また、地元開催国のベルギーからはベテランのセイブも参加する。

 ITTF(国際卓球連盟)のitTV(動画サイト)では試合の模様を配信。
ライブ配信もありますのでお楽しみください↓
http://www.ittf.com/itTV/
 

【男子ワールドカップ(10/25〜27)出場選手】
許昕(中国)
ボル(ドイツ)
オフチャロフ(ドイツ)
荘智淵(チャイニーズタイペイ)
閻安(中国)
サムソノフ(ベラルーシ)
バウム(ドイツ)
江天一(香港)
フレイタス(ポルトガル)
唐鵬(香港)
陳建安(チャイニーズタイペイ)
鄭栄植(韓国)
アチャンタ(インド)
アラミヤン(イラン)
ヤン・ツー(シンガポール)
ラシン(エジプト)
セイブ(ベルギー)
ヘンゼル(オーストラリア)
モンテイロ(ブラジル)
アンドレ・ホー(カナダ)
 来年の6月11〜15日に開催予定の「平成26年度前期日本卓球リーグ大会」が、福島県・郡山市の郡山総合体育館が行われることが決まった。

 日本リーグが福島県で開催されるのは、平成14年以来12年ぶりで2回目のこと。復興支援として、従来は有料だった土日開催の試合でも無料とする方針だ。また、大会期間中にサイン会など選手と観客が触れあうイベントも検討しているという。

写真:平成25年度前期神奈川大会のようす

福島民報記事 http://www.minpo.jp/news/detail/2013102411688
 ITTF(国際卓球連盟)のプロジェクトのひとつ「ドリームビルディング」の初の大使としてパラリンピックのゴールドメダリストであるナタリア・パルティカ(ポーランド)が選ばれた。パルティカはアテネ、北京、ロンドンのパラリンピックで3大会連続金メダルを獲得。また、卓球選手では唯一、オリンピックとパラリンピックの両大会に出場経験を持つ隻腕選手だ。
 「ITTFドリームビルディング大使に任命されてとても光栄です。これは素晴らしい出発点で、今後世界中での卓球発展のために、周りの人たちと一緒に多くの貢献ができると確信しています。私の過去のそしてこれからの達成が子供たちの目標到達やまた、彼らの生活に勇気を与えられたらと思っています」(パルティカ)

 「ITTFドリームビルディング」は開発途上国を中心とした卓球の発展、パラテーブルテニス、そしてジュニアの育成などをサポートしているプロジェクト。

情報提供:ITTF(国際卓球連盟)
参考情報(英語):ITTF HP↓
http://www.ittf.com/_front_page/ittf_full_story1.asp?ID=33293&Category=General&Competition_ID=&
  • ロンドン五輪でのパルティカ

 2013年ITTFワールドツアーグランドファイナルの開催地がドバイに決定した。卓球の国際大会の中でも賞金の高い大会で、2013年度の賞金総額も昨年に続き100万ドル(約9725万円)を超える予定だ。

 また、大会のドローや記者会見などはNYの卓球サロン「SPiN」のドバイ店「SPiN ドバイ」で行われ、ハリウッドスターで卓球ファンでも有名のスーザン・サランドンらを招待する予定だという。

 2013年のITTFワールドツアーグランドファイナルは2014年1月9〜12日に開催される。

情報提供:ITTF(国際卓球連盟)
参考情報(英語):ITTF HP↓
http://www.ittf.com/_front_page/ittf_full_story1.asp?ID=33286&Category=General&Competition_ID=&
 18日(金)~20日(日)に、長崎・長崎・大村市体育文化センターで行われた平成25年度全日本選手権(団体の部)。男女ベスト4の記録は以下の通り。

【男子】
優勝:東京アート(東京/6年連続11回目)
2位:シチズン(東京)
3位:協和発酵キリン(東京)、日鉄住金物流(和歌山)

【女子】
優勝:日本生命(大阪/3年ぶり13回目)
2位:JNT(ジュニアナショナルチーム/東京)
3位:サンリツ(東京)、日立化成(茨城)

 男子優勝の東京アートは、準決勝の協和発酵キリン戦、決勝のシチズン戦をともに3-0で勝利と力の差を見せつける戦いぶり。特に決勝戦ではトップで高木和が今年の全日本社会人で敗れた森田に勝利、2番の張も同じく全日本社会人の決勝で敗れた軽部にリベンジを果たし、最後は大矢が御内のカットを攻略して優勝を決めた。大森監督も「結果にはとても満足している。また、6年連続優勝は新記録なので素直に嬉しい」とコメント。

 女子は日本生命が3年ぶりの優勝。決勝では今大会快進撃を見せたJNTとの対戦だったが、トップの石垣、続く藤井寛子が加藤、伊藤をストレートで破ると、藤井優子が平野との接戦を制し、ストレート勝ちで優勝を決めた。昨年はいずれの主要大会においてもタイトルを獲得できなかったニッセイだが、今年はすでに3冠(前期日本リーグ、全日本実業団、全日本団体)を達成。来月上旬から始まる後期日本リーグでの戦いぶりにも注目が集まる。

 なお、本大会の模様は卓球王国2014年1月号に掲載予定です。

写真:男子優勝の東京アート(左)と女子優勝の日本生命