7月29日の午後1時から、フジテレビが主催する夏の大型イベント『お台場新大陸』で、第2回ユース五輪・日本代表の
村松雄斗選手(JOCエリートアカデミー/帝京)、
加藤美優選手(JOCエリートアカデミー)、男子JNTの田㔟邦史監督によるトークショー&卓球教室が行われた。
特設ブースの「すぽると!ドリームパーク」で行われたこのイベント。前半のトークショーでは、加藤選手が「ユース五輪では絶対メダルを獲りたいと思っています。そのためにこの4年間を過ごしてきたので」と大勢の観客の前でメダル宣言。司会進行の奥寺健アナウンサーに卓球との出合いについて聞かれ、「幼稚園生の時に家族と一緒に温泉に行って、そこに卓球台があったのが始めたきっかけです」と意外な秘話も披露した。
村松選手も「今はユース五輪に向け、最後の追い込みに入っているところです。ユース五輪での経験を糧(かて)にして、将来は東京五輪でメダルを獲りたい」と力強いコメント。台についての実技では、華麗な両ハンドのカットに、観客から感嘆のため息がもれた。観客との3点先取のミニゲームでも会場を盛り上げ、「ぼくも一緒に楽しませてもらった。すごく良い経験になりました」と笑顔で語った。
「ふたりとも卓球に対してとても真面目。勝ったら心から喜び、負けたら非常に悔しがる。そういうアスリートに必要な気持ちを持っている」。村松・加藤の両選手をそう評した田㔟監督。「ユース五輪はこの年代にとって非常に権威のある大会。皆さんに良い報告ができるように頑張りますので、ぜひ結果に注目してください」(田㔟監督)。
第2回ユース五輪・卓球競技は8月17〜23日まで中国・南京で行われる。前回の第1回シンガポール大会に比べ、出場する選手のレベルは高くなり、ユース世代のビッグゲームとしての権威を高めつつある。開催種目は男女シングルスと混合団体(2シングルス・1ダブルス)の3種目。樊振東(男子)と劉高陽(女子)という強力なメンバーで地元優勝を狙う中国をはじめ、強敵は多いが、日の丸を胸に戦う村松選手、加藤選手を応援しよう!