●混合ダブルス1回戦
ガオ・ニン/馮天薇(シンガポール) 10、-9、13、-5、-8、10、1 丹羽/森薗
第6ゲーム10ー9。マッチポイントを握った丹羽/森薗ペア。しかし、ここを追いつかれて10ー12でこのゲームを落とすと、最終ゲームは完全に流れを失ってしまった。1ー3から相手ペアに8本連取を許した。
とはいえ、この試合の丹羽/森薗ペアの戦いぶりは見事。森薗が前陣に徹して、バック面の表ソフトでガオ・ニンの強力なドライブをしっかりブロック。そして丹羽が広角に打ち分けるドライブと、フルスイングのバックドライブで逆襲した。最終ゲームこそやや切れた感はあるが、高い集中力も見事。この混合ダブルスだけに出場する森薗の、一球にかける執念が光っていた。
この試合が、今大会で日本代表が喫した初めての黒星。そして、今大会の日本代表では、これまでのところベストのゲームだった。