スマホ版に
戻る

速報・現地リポート

トップニュース速報・現地リポート

世界選手権横浜大会(個人戦)

スーパー中学生の丹羽が最後の最後で見せてくれた!
男子シングルス2戦目、オマールと対戦した丹羽。世界ランクは丹羽が426位、オマールが432位とほぼ互角。
丹羽はやや緊張したのか、両ハンドに精細を欠く。得意のカウンターも決まらず、苦しい展開。オマールはバックサービスからのバックドライブが武器。まだ球速のない丹羽のドライブに対しても積極的にカウンターを狙っていった。中盤でオマールペースとなり、最終ゲームへ。8-10でオマールがマッチポイントを握ってから、丹羽が覚醒! 強烈なバックドライブでポイントを奪うと、相手のロビングも打ち抜く。11-10と逆転し、最後は相手のドライブミスで、見事逆転勝利。ラストの4本連取という鮮やかな逆転劇で、大応援団の声援に応えた。

丹羽孝希 6、-8、6、9、-7、-4、10 オマール(アラブ首長国連邦)

下写真右は痛恨の逆転負けを喫したオマール
丹羽孝希 4-3 オマル (UAE)
丹羽はゲームオールの苦戦を乗り切って、二次予選進出を決めた。
 1977年の世界選手権代表で、全日本社会人チャンピオンなどの実績を持つ仲村渠(なかんだかれ)功さん(下写真左)。今大会には、シニア海外協力隊の赴任先であるアルゼンチンチームの監督として来日。「アルゼンチンの期待の星」というアルト・ガストン・ディエゴ(下写真右)のベンチに入り、作戦を授けた。
 地球の裏側でも、変わらぬ情熱を持ち続けている真の卓球人。頑張れ、カレさん!
 国際色豊かな女子シングルス予選リーグには、こんな美人選手たちの姿も。
 今大会のメインカメラマンのひとりであるE藤くんが、選手たちに怪しまれながらも果敢に迫りました。下写真左のイスラム圏の選手はイランからの参戦。
 E藤くん、ちなみに美男選手も追っていたようですが、本人いわく今ひとつ「不作」とのこと。「俺に勝てるのはいないな」…ごもっともです。
日本チームの初戦、丹羽孝希の男子シングルス予選・第1試合が、11時15分に第3コートで行われた。
これが世界戦のデビュー戦とは思えないほど、落ち着いた表情を見せた丹羽。サービスエース、レシーブエースで得点を重ね、ラリーが続いても鋭いバックドライブで一蹴。相手も終盤は戦意を喪失し、最後はサービスミスを2本で試合終了。この大舞台で、大物ぶりを発揮した丹羽が、危なげなく初勝利をあげた。
次の試合は16時20分、オマール(アラブ首長国連邦)と対戦。この勢いで次も勝利を飾って欲しい。

丹羽孝希 5、2、2、5 サリバエフ(タジキスタン)
 昨年12月の世界ジュニア選手権で松平健太を破り、一躍脚光を浴びたアラミヤン(イラン)。男子シングルスは予選グループからの出場だが、そのプレーが注目されたひとり。非常に落ち着いたプレーで、固いバックのブロックで相手を振り回した。フォアドライブの威力はまだジュニアクラスだが、プレーに無駄がなく、これから練習を積めばもっと強くなりそう。シングルス初戦はゾルナー(ノルウェー)に4ー1で快勝。観客席にはイランの応援団が陣取り、彼のプレーに大きな声援を送っていた。
下でも紹介している、ヒラヤマユウジさんのイベントスペースの
写メールが、ヒラヤマさんより届きました。

「まだ設置最中だったのですが、ドイツ、韓国、中国、日本と
様々な人が興味をもって、さっそく遊んでもらっていました。。。。
巨大パネルのたけるはかなり目をひきます。。。笑。」

とのこと。
確かにたけるとさなえ、目立つ!
 タイの選手を太鼓と歌で応援していたおじさん。選手もちょっと恥ずかしそうだが…。しっかり一曲歌いきり、ひとりでもめげないそのガッツに拍手。他の観客も見習いたい気がする。
 4月28日、H.I.S.2009年世界卓球選手権横浜大会が、いよいよ開幕の日を迎えた。

 横浜アリーナの中は一定の気温に保たれ、Tシャツ1枚で十分過ごせる快適さ。外も風は冷たいが、爽やかな青空が広がっている。
 すでに混合ダブルスの予選トーナメントがスタート。様々な国の選手たちがコートに立った。世界選手権とはいえ、この初日の2試合ほどで大会を終えてしまう選手もいる。その点では町のオープン大会とまったく変わらない。会場はまだ観客も少なく、静まりかえっているが、選手たちの集中力は高い。

 今日は日本のワンダーボーイ、丹羽孝希が男子シングルス予選トーナメントに登場。開会式には、果たしてどのような演出が用意されているか。速報も、一層気を引き締めて臨みます!
 報道関係に配られる袋には、卓球王国製作の公式プログラムと、バタフライ製Tシャツの他に、何やら小さい袋が…。
 開けてみると、何と折り紙の鶴だった。最もよく知られている折り鶴ではなく、かざり鶴。片面が赤、もう片面が黒の紙で、きっちりと完璧に折られている。洗練された造形の美しさに心奪われるだけでなく、折った人の丁寧な手作業の様子が想像されて、感動的だ。
 ふと気付いたのだが、この赤と黒、卓球ラケットのラバーの色をイメージしたのかな? とにかく、これは折り紙好きの私にとっては、意外かつ素晴らしいプレゼントとなった。海外のプレスにもうけるんじゃなかろうか。

かざり鶴は、多分これ↓
●ponponPONTA 「かざり鶴」の折り方
http://ponponponta.com/kousaku/kousaku-ori-2.html