●女子シングルス6回戦
森薗（青森山田高・青森）　6、－8、8、5、7　石垣（淑徳大・埼玉）
藤井（日本生命・大阪）　7、4、－6、6、8　天野（明徳義塾高・高知）
平野（ミキハウス・大阪）　7、－6、7、7、8　山梨（十六銀行・岐阜）
石川（ミキハウスJSC・大阪）　11、－9、7、－11、10、8　小西（個人・山口）
福原（ANA・東京）　11、4、6、10　藤井（近畿大・大阪）
渡辺（日立化成・茨城）　9、7、－4、7、－11、7　若宮（日本生命・大阪）
高橋（四天王寺高・大阪）　－9、5、7、8、－7、7　土田（中国電力・広島）
藤沼（日立化成・茨城）　－11、11、10、－1、9、－9、6　田代（日本生命・大阪）

世界代表選考会で優勝した若宮が敗退。田代は藤沼を相手に勝利まであと一歩だったが、最後は勝利を意識してしまったか。2年前の全国中学校大会で優勝した髙橋は、大殊勲のベスト8入りだ。
下写真左は田代、右は藤沼

●女子シングルス6回戦
森薗（青森山田）　6、－8、8、5、7　石垣（淑徳大）

　速攻娘の森薗美咲（青森山田高）が石垣優香（淑徳大）を4-1で下した。攻撃型にはめっぽう強い森薗が、5回戦の越崎（中国電力）、6回戦の石垣とカットマンを連破したことに、森薗の進境ぶりがうかがえる。
　しっかりと回転をかけたループドライブでつなぎ、チャンスボールだけを得意のスマッシュ。当たり前のようだが、石垣相手に正攻法で勝利した今大会の森薗は強い。

●女子シングルス6回戦
平野（ミキハウス・大阪）　7、－6、7、7、8　山梨（十六銀行・岐阜）
石川（ミキハウスJSC・大阪）　11、－9、7、－11、10、8　小西（個人・山口）
福原（ANA・東京）　11、4、6、10　藤井（近畿大・大阪）

優勝候補の3トップ、平野、福原、石川が準々決勝進出を決めた！
福原は1ゲーム目の競り合いを13－11で制して勢いに乗り、第2ゲームはゲームポイントで強烈なバックスマッシュを披露。リードされてもあわてずに挽回し、藤井優子に勝利した。

★福原愛選手、試合後のコメント
「1試合ずつ集中できるようになっている。ゲームの中で挽回できたし、思い切って攻めることもできた。明日も1試合1試合頑張りたい。

－全日本ではまだ優勝していませんが？
あまり考えていないです。一試合ずつ集中するだけです。平常心で臨めたらいいですね」

＜混合ダブルス準決勝＞
松平／石川（早稲田大／ミキハウスJSC）　1、12、8 塩野／亀崎（東京アート／早稲田大）
瀬山／坂本（中央大）　-6、9、12、5　阿部一／阿部恵（リコー／サンリツ）

＜ジュニア女子準決勝＞
三宅（就実高） 　9、3、4　永田（岩国商業高）
松本（四天王寺高）　6、7、11　谷岡（エリートアカデミー／帝京）

●ジュニア男子準決勝
丹羽（青森山田高）　8、-9、1、-7、8　吉村（野田学園高）　
吉田（青森山田高）　5、6、8　町（青森山田高）

「ヤマダ越え」を狙う吉村と丹羽の対戦は、ゲームオール8点で丹羽が僅差の勝利。試合後、「両ハンドで丹羽のフォアを攻める作戦だった。悔しいです。でも自分にやれることはやれたと思う」と語った吉村。敗れたとはいえ、スケールの大きな両ハンドドライブで3位入賞となった。
準決勝のもうひと試合は、ストレート勝ちの連続で勝ち上がっている吉田が、チームメイトの町を圧倒して、初の決勝進出を決めた。

●男子シングルス4回戦
水谷（明治大）　1、5、5、－9、8　立松（TTSタカハシ）
岸川（スヴェンソン・山口）　10、－3、7、－9、7、－11、7　水野（東京アート・東京）
御内（早稲田大） 7、-7、6、8、6　塩野（東京アート）

優勝候補の一角、岸川聖也は水野との本格派シェークドライブ対決をゲームオール7点で制した。最後の一本が決まり、がっくりと膝に手をついた水野。4回戦でも指折りの好ゲームとなった。

●女子シングルス5回戦の結果
藤沼（日立化成）　12、7、5、9　森薗（えひめTTC）
田代（日本生命）　-10、5、-7、9、8、6　小野（サンリツ）　
森薗（青森山田高）　5、7、6、-5、3　越崎（中国電力）
石垣（淑徳大）　-7、7、15、7、10　伊藤（十六銀行）
藤井（日本生命）　8、5、8、7　中村（朝日大）
天野（明徳義塾高）　8、-12、9、3、6　松平（ミキハウスJSC）
山梨（十六銀行）-8、3、8、-8、5、-7、6　松本（四天王寺高）
平野（ミキハウス）　9、3、7、3　伊積（東京富士大）
石川（ミキハウスJSC）　4、7、4、11　中島（早稲田大）
小西（個人）　11、-8、5、9、-6、9　福岡（中国電力）　
若宮（日本生命）　6、9、4、-9、7　北岡（中央大）
渡辺（日立化成）　-7、1、7、12、8　阿部（サンリツ）
福原（ANA）　7、4、9、12　石塚（十六銀行）
藤井（近畿大）　3、-10、4、6、3　市川（日立化成）
高橋（四天王寺高）　9、5、4、-9、5　玉石（同志社大）
土田（中国電力）　10、4、-8、10、-10、4　宋（青森山田中）　

●男子シングルス4回戦
有延（野田学園高）　8、－7、6、9、7　上田（青森大）
森本（愛知工業大）　9、－4、6、－12、6、－4、9　大矢（東京アート）

前々回大会3位の上田、3位に2回連続で入った実績を持つ大矢が、スーパーシード初戦となる4回戦で姿を消した。大矢は森本との大ラリー戦の末、ゲームオール9点で撃沈。上田は有延の前に完敗の内容だった。

女子シングルス5回戦での好試合のひとつ、小西杏(個人)対福岡春菜(中国電力)。攻める小西と守る福岡。ともにかつて日本代表として活躍した選手で、四天王寺高校の先輩後輩。試合はもつれたが、最後は6ゲーム目、10ー9で小西のボールがネットインで入り、ゲームセット。先輩小西が競り勝った。小西は次に石川と対戦する。

小西（個人）　11、-8、5、9、-6、9　福岡（中国電力）