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ジャパンオープン・荻村杯2012

●女子シングルス予選
ドデアン(ルーマニア) 7、-9、7、2、-8、-9、9 田代早紀
プリワロワ(ベラルーシ) -9、9、8、-8、11、9 藤井寛子
谷岡あゆか -8、7、5、7、-7、-8、12 リュウ・ジャー(オーストリア)
石垣優香 13、10、5、-12、7 李皓晴(香港)
若宮三紗子 -7、7、8、8、3 呉穎嵐(香港)
コムウォン(タイ) -10、10、10、-4、6、6 森薗美咲
 ゴルフの元賞金女王の古閑美保さんが現役を引退して、テレビ東京のキャスターとしてジャパンオープンに登場した。石川の初戦のあと、「選手目線」でインタビュー。
女子シングルス予選で、谷岡が元ヨーロッパチャンピオンのリュウ・ジャーをゲームオールジュースの末に撃破した。後半で変化に慣れられ、苦しい展開になるが、最終ゲームは相手を左右に揺さぶってなんとか食らいつき、最後はぶつ切りのカットを、リュウがネットミス。谷岡が金星をあげた。

●女子シングルス予選
谷岡あゆか -8、7、5、7、-7、-8、12 リュウ・ジャー(オーストリア)
●男子シングルス予選
陳建安(チャイニーズタイペイ) 6、10、-9、-8、-9、8、6 村松雄斗
塩野真人 -10、4、9、2、2 パン・シュエジエ
軽部隆介 -7、9、-6、10、8、-5、7 鄭栄植(韓国)
吉村真晴 7、-9、5、4、-5、5 呉志祺(チャイニーズタイペイ)
李佳陞(チャイニーズタイペイ) 8、4、5、-9、5 森本耕平
スウェーデンチームには、3人のカールソンがおり、若干ややこしいので、ここで簡単に紹介しよう。

ひとり目は、K.カールソンこと、クリスティアン・カールソン(Kristian Karlsson)。サウスポーのイケメンです。
ふたり目は、M.カールソンこと、マティアス・カールソン(Mattias Karlsson)。ヨーロッパ選手では珍しいフォア表の選手。でかい。
3人目は、監督のウルフ・カールソン(Ulf Carlsson)。元世界ダブルスチャンピオン。(昨日の速報記事も参照)

よく見ると、選手のスペルは「K」で始まるカールソン、監督は「C」で始まる。親類関係ではなさそうだ。
スウェーデンには、カールソンというのはメジャーな名前で、ひと昔前は、ピーター・カールソンという選手もいた。

左から、K/M/U
今大会、アンダー21に出場した中学1年の木造勇人(愛工大附属中)。幼少期からそのセンスの高さには注目が集まっており、水谷、丹羽に続く、サウスポーの逸材と言われている。カウンターがうまく、バックハンドでも早い打球点で攻め返すことができる。しかし、今大会では、持ち前の切れ味鋭い両ハンドが見られず、勝利ならず。来年はさらに成長した姿を見せてほしい。


プレー中の木造。体は小さいがプレーは大人です/今大会の観客席で丹羽と一緒に。いつか彼のライバルになれるのか
 元全日本チャンピオンで、かつて全日本女子の世界選手権メダル獲得にも貢献した梅村礼さんがジャパンオープンの会場で、ルーマニアのドデアンのコーチとして活躍している。7年間、ドイツを拠点に選手、そしてコーチとして活動してきたが、今年夏からJOC海外研修制度によって、オーストリアのシュラガー・アカデミーで2年間のコーチ勉強に入る。すでに昨秋にはドイツのA級コーチライセンスを取得していた。
「日本に帰ると浦島太郎状態ですけど、これからはオーストリアを拠点にコーチの勉強に励みたい。選手としてやろうと思ってもやれたけど、こういう生活をだらだら続けるわけにもいかないし、コーチの道を決断する時だった」
 選手としてのキャリアと経験を積み、国際感覚を身につけた梅村さんがいずれ日本に戻り、コーチする姿をみたいものだ。
11時から行われた女子ダブルス予選。日本は2組が登場。
注目の平野/伊藤組は、韓国ペアと対戦した。格上を相手に、ピッチの早い連続攻撃でしかけた平野/伊藤は、第1ゲームを落としたが、第2ゲーム以降は流れをつかむ。特に伊藤の打球点の早い両ハンドに韓国ペアはタイミングが合わず、世界ランキング18位の梁がミスを重ねた。結局、日本ペアが3-1で勝利し、日本の若手のレベルの高さを見せつけた。

一方、前田/谷岡組は、コンビネーションが合わず完敗。谷岡のカットを相手に狙い打ちされ、前田が対処できずに終わった。

●女子ダブルス予選1回戦
平野美宇/伊藤美誠 -10、6、5、3 朴英淑/梁夏銀(韓国)
鄭先知/陳思羽(チャイニーズタイペイ) 6、9、10 前田美優/谷岡あゆか

●女子アンダー21予選
谷岡あゆか -9、8、-1、10、5 劉恩寵(韓国)
李皓晴(香港) 8、8、8 浜本由惟
田代早紀 12、5、9 エーラント(オランダ)
松澤茉里奈 7、3、-7、-7、9 周一涵(シンガポール)
前田美優 3、-5、3、-10、7 金ミン耿(韓国)
伊藤美誠 -9、-6、8、7、8 李スジン(韓国)
松平志穂 5、4、-10、-5、8 劉昱昕(チャイニーズタイペイ)


写真は、松澤/田代
●男子アンダー21予選
K.カールソン(スウェーデン) 6、-7、8、-3、8 酒井明日翔
吉田雅己 -8、9、-9、7、9 パン・シュエジエ(シンガポール)
町飛鳥 7、5、11 ウォン鎮廷(香港)
神巧也 -11、7、9、12 マー・リャン(シンガポール)
呉智康(シンガポール) 6、-2、-10、6、8 東勇渡
傳恩迪(チャイニーズタイペイ) 10、8、5 出雲卓斗


順当に予選を通過した町(左)/酒井との激戦を制したカールソン