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全国高校選手権(インターハイ2014)

男子学校対抗2回戦が現在も試合中だが、シード校が順当に3回戦に駒を進めている。

昨年優勝の希望が丘(福岡)は日大豊山(東京)に、愛工大名電(愛知)は富田(岐阜)に、青森山田(靑森)は松山北(愛媛)にそれぞれストレート勝ち。
時折ゲームは落とすものの、ゆっくりとインターハイの終盤に向けて力を溜めているように見える。

中シードで注目の明豊は、遊学館にストレート勝ちをおさめて3回戦へ進出。高橋の単複とカットの矢野が強く、ベスト4決定で愛工大名電と戦うことになったら非常に興味深いカードだろう。

  • 田添響が引っ張る希望ヶ丘

  • 愛工大名電は順当に勝利。写真は松下

  • 三部(青森山田)、三冠に向けての戦いがスタート

  • 明豊のキーマンになるだろう矢野

女子学校対抗は1回戦すべてが終了。結果は下記のとおり。

<女子学校対抗1回戦>
岩国商業(山口)3ー0三田学園(兵庫)
松商学園(長野)3ー2木更津総合(千葉)
樹徳(群馬)3ー2コザ(沖縄)
進徳女子(広島)3ー2桜の聖母(福島)
明誠(島根)3ー0明豊(大分)
新潟産大附(新潟)3ー0文大杉並(東京)
弘前実業(青森)3ー1華頂女子(京都)
福井商業(福井)3ー0高岡龍谷(富山)
日本航空(山梨)3ー2秋草学園(埼玉)
聖和学園(宮城)3ー2徳島市立(徳島)
粉河(和歌山)3ー1滋賀学園(滋賀)
芦屋学園(兵庫)3ー0倉吉北(鳥取)
和洋女子(千葉)3ー2佐賀商業(佐賀)
秋田商業(秋田)3ー1尽誠学園(香川)
真岡女子(栃木)3ー1白子(三重)
慶誠(熊本)3ー1相原(神奈川)
明秀学園(茨城)3ー0甲府商業(山梨)
県岐阜商業(岐阜)3ー2桜丘(愛知)
日南学園(宮崎)3ー1済美(愛媛)
鹿児島城西(鹿児島)3ー1鶴岡東(山形)
奈良女子(奈良)3ー1山陽女子(岡山)
駒大苫小牧(北海道)3ー0長崎女子商業(長崎)
武蔵野(東京)3ー1浜松商業(静岡)


先に登場した日本航空につづき、こちらも山梨代表・甲府商業が登場。惜しくも初戦突破はならなかった。「今回感じた全国レベルとの差を、後輩達には埋めていって欲しいし、(自分は引退するが)これからもサポートをしていきたい」と甲府商業の湯田坂主将。さわやかな戦いぶりで好感の持てるチームだった。

現在2回戦がスタートしており、シード校も続々登場。明日に勝ち残るのはどのチームか、目が離せない。
男子の学校対抗1回戦が全て終了し、現在2回戦が行われている。
2回戦を突破すれば、ベスト16入りとなるが、シード校が登場するので、ここが全国のヤマ場といえるだろう。

まずは1回戦全試合の結果をお知らせしよう。

● 男子学校対抗1回戦
日大豊山(東京)3−2 白子(三重)
慶誠(熊本)3−1 帝京安積(福島)
鶴岡東(山形)3−0 粉河(和歌山)
駒大苫小牧(北海道)3−0 甲府商業(山梨)
育英(兵庫)3−0 三浦学苑(神奈川)
遊学館(石川)3−1 桐生(群馬)
瓊浦(長崎)3−0 市立浦和南(埼玉)
古川学園(宮城)3−1 普天間(沖縄)
青藍泰斗(栃木)3−2 れいめい(鹿児島)
関西(岡山)3−1 宮崎商業(宮崎)
富田(岐阜)3−2 千葉経大附(千葉)
松山北(愛媛)3−2 敬徳(佐賀)
高岡龍谷(富山)3−1 静岡学園(静岡)
尚志学園(北海道)3−1 秋田(秋田)
杜若(愛知)3−0 日本航空(山梨)
明秀学園(茨城)3−0 近大附福山(広島)
東山(京都)3−0 城南(徳島)
大阪桐蔭(大阪)3−0 奈良(奈良)
鳥取敬愛(鳥取)3−1 近江(滋賀)
専大北上(岩手)3−1 埼玉栄(埼玉)
福井商業(福井)3−0 実践学園(東京)
松商学園(長野)3−1 尽誠学園(香川)
滝川第二(兵庫)3−1 新潟産大附(新潟)
大会初日の今日は男女別会場で競技が行われている。女子会場担当のため、男子会場にはまだ足を運べていないが、写真から想像するに、気合いとガッツ、男気あふれる試合が展開されているのだろう。一方、女子の会場では各校の想いと気持ちのこもった色鮮やかなオリジナルウェアが目をひく。勝負の世界といえど、華の女子高生。ファッションも気になる年頃である。
プレーだけでなく、ウェアでも会場の注目を集め、世界に1枚のウェアをまとって、一生忘れることのできないような青春の思い出をこのインターハイでつくっていってほしい。
  • 秋田商業はピンクで目立つ

  • 済美はブルーのチェックでさわやかに

  • 初出場聖和学園はブラックにピンク

  • 女子校らしく清楚な和洋女子

  • 27年ぶり出場の粉河はキラリと光る、星ウェア

インターハイの華といえば、大きなガッツポーズと熱いベンチ。

今大会の印象としては例年よりも少々静かだが、それでも勝負所では監督も選手も燃える。
もはや夏の風物詩であろうジャンプやベンチに向かっての突き上げる拳など、賛否両論はあるものの、これぞインターハイという風景だ。

まだまだ序盤戦だが、速報担当の個人的な体感だと、富田(岐阜)が声量No.1で、点数を取るとドカンと沸き起こる。
富田は現在愛工大名電と対戦中。ガッツポーズの力で金星を上げることができるだろうか?
  • これぞインターハイという鶴岡東のジャンプ

  • ベンチと一体になっていた帝京安積

  • 日本航空もチーム全員で戦っている印象だった

  • 富田の声量が相手を飲み込むか?

女子学校対抗の1回戦半分が終了。結果は下記のとおり。

女子学校対抗1回戦
岩国商業(山口)3ー0三田学園(兵庫)
松商学園(長野)3ー2木更津総合(千葉)
樹徳(群馬)3ー2コザ(沖縄)
桜の聖母(福島)3ー2進徳女子(広島)
明誠(島根)3ー0明豊(大分)
新潟産大附(新潟)3ー0文大杉並(東京)
弘前実業(青森)3ー1華頂女子(京都)
福井商業(福井)3ー0高岡龍谷(富山)
日本航空(山梨)3ー2秋草学園(埼玉)
聖和学園(宮城)3ー2徳島市立(徳島)
粉河(和歌山)3ー1滋賀学園(滋賀)

地元・山梨代表の日本航空が埼玉代表の秋草学園に勝利し、見事初戦突破。1、2番の堀口、真田が勝利し、王手をかける。3番はカットダブルスの真田/下山ペアが敗れ、同時進行となった4、5番はどちらもフルゲームの大接戦となるも、大応援団の声援を受け、5番の下山が勝利し、チームも3ー2で勝利、2回戦に駒を進めた。
また、初出場の聖和学園(宮城)が初戦突破を決めた。
  • ラストで勝利した日本航空・下山

  • 敗れた秋草学園もはつらつとしたプレーを見せた

一時期のシェーク裏裏全盛に比べると、今年のインターハイは多彩だ。ペンドラの姿はもちろん、ペン粒も多い。女子のペン粒はたまに見ることもあったが、男子のペン粒をここまで見るとは思わなかった。シェークドライブが飽和状態の中で、違う戦型は勝つための術を磨いているのだろう。団体戦でペン粒やカットが1選手入るだけで、チームの印象、オーダーはガラッと変わる。

また、レシーブも一時期のチキータ流行が落ち着いて、ストップやフリックなど一昔前のような印象が強い。確かにチキータは強力なレシーブだが、リスクも大きい。レシーブの選択もひと回りして、ストップを軸にして、チキータとフリック、フォア強打を混ぜていく展開になっている。
  • 初出場の市立浦和南。トップにペン粒の小林選手をオーダーした

  • こちらもペン粒の青藍泰斗の藤沼選手

学校対抗の1回戦がスタートし、各コートで熱戦が繰り広げられている。
全部の結果は後ほど掲載しますが、まずはピックアップして速報します。

男子では今年インターハイ初出場の桐生は、北陸の雄・遊学館と激突。桐生は今年の男子シングルスの関東チャンピオンとなったカットマンの青木を擁しており、好試合が予想されたが、選手層の厚さでは遊学館が有利だったか、2番で青木が向屋敷に勝利するも後続が倒れ、チームの1回戦突破はならなかった。

「3年生が頑張ってくれて、生徒の記憶に残るような試合になったんじゃないですかね。頑張りました」(桐生高・足立監督)とねぎらった。

●男子学校対抗1回戦
遊学館(石川)3−1 桐生(群馬)
  • エースの青木は気迫を全面に戦った

  • 声援を送る桐生ベンチ

小瀬スポーツ公園の武道館に北海道から沖縄まで995名の選手たちが集結した。
16時から甲府商業高校ソングリーダー部が華麗なダンスと演技でお出迎え。
16時半から開会式が行われた。

選手宣誓は地元代表・日本航空の男女主将、天野聖史朗選手、堤恭子選手が行った。非常にはつらつとして、元気良い姿には好感が持てた。

生徒代表挨拶には甲府第一高の中山一聖くんが歓迎の挨拶。最後に甲州弁で「こびっと、がんばってくりょうし!!」(気合いを入れて頑張ってください!!)と選手にエールを贈った。

他にも、団体通算50回目で女子の真岡女子(栃木)、通算20回で女子の松商学園(長野)、連続20回出場で女子の白子(三重)、連続10回出場で男子の帝京安積(福島)が表彰された。


明日から競技がスタートする。
明日の5日は学校対抗の1〜2回戦でベスト16が決定する。
  • 開会式の会場は小瀬スポーツ公園の武道館

  • ソングリーダー部は富士山を表現

  • 選手宣誓はピシっと!立派につとめました

  • 開会式は終了。さあ、明日から競技開始だ!

いよいよ本日開幕するインターハイ。男女学校対抗の組み合わせ抽選会が行われ、トーナメントが決定した。

男子は春の選抜優勝の野田学園(山口)が第2シードとなり、準決勝で青森山田(青森)と対戦が予想される。選抜決勝の対戦では野田学園が勝利したが、今回はどちらに軍配があがるか。女子は四天王寺(大阪)、希望が丘(福岡)、正智深谷(埼玉)、愛み大瑞穂(愛知)がそれぞれ4シードに入り、8シードは札幌大谷(北海道)、明徳義塾(高知)、大野(岩手)、遊学館(石川)となった。

地元・山梨県勢は男子代表の日本航空が杜若(愛知)と、甲府商業が駒大苫小牧(北海道)と対戦。女子代表の日本航空が秋草学園(埼玉)、甲府商業は明秀学園(茨城)と1回戦を戦うこととなった。
初出場校を見ると男子の桐生(群馬)は遊学館(石川)、市立浦和南(埼玉)は瓊浦(長崎)、青藍泰斗(栃木)はれいめい(鹿児島)、女子初出場の三田学園(兵庫)は岩国商業(山口)と、聖和学園(宮城)は徳島市立(徳島)、明豊(大分)は明誠(島根)との対戦が決まった。各チームとも大会に新しい風を吹きこむようなフレッシュな戦いぶりを期待したい。

本日は16時半より開会式が行われ、いよいよ明日より男女学校対抗がスタートする。速報ではたくさんの熱戦を山梨よりお届けしてまいりますのでお楽しみに!
  • 男子学校対抗組み合わせ

  • 女子学校対抗組み合わせ