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速報・現地リポート

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世界ジュニア選手権大会

★大会第7日目・11月30日のタイムテーブル
※カッコ内は現地時間

●女子シングルス決勝トーナメント1回戦
12:00~(10:00~) 出澤杏佳 vs. アブラーミアン(ロシア)
12:00~(10:00~) 長崎美柚 vs. 李婉瑄(チャイニーズタイペイ)
12:45〜(10:45〜) 小塩遥菜 vs. レイチェル・スン(アメリカ)
12:45〜(10:45〜) 木原美悠 vs. A.ヴェグジン(ポーランド)

●男子シングルス決勝トーナメント1回戦
13:30〜(11:30〜) 戸上隼輔 vs. アフマディアン(イラン)
13:30〜(11:30〜) 宇田幸矢 vs. ロッシ(イタリア)
14:15〜(12:15〜) 篠塚大登 vs. ピカール(フランス)

●女子シングルス2回戦(ベスト8決定戦)
16:00〜(14:00〜)
●男子シングルス2回戦(ベスト8決定戦)
17:30〜(15:30〜)

●女子ダブルス準々決勝
19:00〜(17:00〜) 木原美悠/長崎美柚 vs. キム・クムヨン/ピョン・ソンギョン(北朝鮮)
●男子ダブルス準々決勝
19:40〜(17:40〜)
●混合ダブルス準決勝
20:35〜(18:35〜) 宇田幸矢/木原美悠 vs. 向鵬/蒯曼(中国)

●女子シングルス準々決勝
21:30〜(19:30〜)
●男子シングルス準々決勝
20:15〜(22:15〜)

いよいよ8日間に渡って行われる世界ジュニアも第7日目。世界ジュニア取材も7回目ですが、この第7日目が一番怖い。男女シングルスが3ラウンド一気に進み、男女ダブルスのメダル決定戦や混合ダブルスの準決勝もある。1日最大5試合を戦う選手にとっても、取材する側としても、大変ハードな1日なのです。速報もなかなかスピーディーにはいかないと思いますが、頑張ります!

下写真は昨日の女子ダブルスに出場していた、大会最年少、エジプトのハナ・ゴーダ選手(左)。2007年12月12日生まれで、まだ11歳。台上のフリックや両ハンドのカウンターなど、なかなかの球さばき。パワフルなイエヒア選手とのコンビで、香港ペアをゲームオールジュースまで追いつめた。プレーを見てわかることは……とにかく勝ち気です。
●男子ダブルス2回戦
戸上/宇田 4、9、−7、6 クチョ/フェルナンデス(ペルー)
篠塚/曽根 5、2、3 プティクンガセーン/サンラーシルパンチャイ(タイ)
●女子ダブルス2回戦
木原/長崎 2、4、7 ゴイ・ルイシュアン/ジョウ・ジンイ(シンガポール)
蒯曼/石洵瑶(中国) −7、8、7、−7、7 出澤/小塩

●女子ダブルス3回戦
木原/長崎 3、5、2 エルハケム/ファシー(エジプト)
●男子ダブルス3回戦
バルデ/ピカール(フランス) 7、4、−3、−6、9 篠塚/曽根
劉夜泊/徐英彬(中国) 8、−9、7、−8、6 戸上/宇田

 男女ダブルスは3回戦(ベスト8決定戦)まで終了。上位進出が期待された日本ペアだが、ベスト8に残ったのは女子ダブルスの木原/長崎ペアのみ。惜しまれる敗戦が続いた。

 まず女子ダブルス2回戦、中国のエースペアである蒯曼/石洵瑶に挑んだ出澤/小塩がゲームオールで惜敗。最終ゲームは1−5でチェンジエンドとなってから、一時は7−6と逆転したのだが、ここから中国が5点連取。序盤は小塩のカットに対して強打のミスが目立った中国ペアだが、終盤は逆モーションも交えてうまくコースを突いた。

 続く男子ダブルス3回戦では、まず篠塚/曽根が長身のバルデ/ピカールに敗れた。篠塚は出澤との混合ダブルスで、ゲームオール16−18という大激戦をした直後の試合。あっという間に2ゲームを連取されて劣勢に立たされたが、次第に本来のリズムを取り戻してサービス・レシーブで先手を取り、2−2に追いつく。

 最終ゲームもリードを保ち、8−6でリードしていたが、ここで曽根のフォアドライブ、フォアのカウンターにミスが出た。苦労してやっとその手に収めかけた途端、すり抜けていった勝利。曽根はこれで個人戦のすべての種目が終了した。

 そして宇田/戸上ペアは、この3回戦で中国の劉夜泊/徐英彬と当たってしまう厳しい組み合わせ。それでも互角の打ち合いを演じ、こちらもゲームオールに持ち込んだ。最終ゲームは5−4とリードしてチェンジエンドしたが、ここから中国ペアが宇田のチキータを利用したバックのカウンター、逆を突いてフォアストレートに送るチキータなどで得点。最後の最後で、試合巧者ぶりを見せつけられた。

 「あと1点」をどう取るか。それは団体戦のみならず、今大会を通じた日本チームの課題になっている。明日の男女シングルスで、日本選手が「あと1点」をつかみ取るシーンが見たい。
●混合ダブルス準々決勝
宇田/木原 6、−7、5、−4、5 馮翊新/蔡豊恩(チャイニーズタイペイ)
向鵬/蒯曼(中国) 9、−6、6、−8、16 篠塚/出澤

混合ダブルスで宇田/木原がチャイニーズタイペイの馮翊新/蔡豊恩に競り勝ち、個人戦で日本勢初のメダルが確定!

得意のチキータやカウンターだけでなく、コースを突くうまいブロックや回転量の多いループドライブでも得点を稼いだ宇田。一方の木原も、相手コートに突き刺さる両ハンドの強打に加え、うまく回転を抑えてストレートを突くブロックが有効で、両者とも多彩なテクニックを見せた。高い攻撃力を持ったふたりが、攻撃力だけに頼らないところを見せてつかんだメダルだ。

そして、惜しかったのは篠塚/出澤。ダブルス巧者の篠塚の攻守に渡る頑張りに、出澤も前陣を死守したカウンターとバックショートで応えた。最終ゲーム8−10から11−10に追いつき、ここから計4回のマッチポイントを握ったのだが、向鵬のチキータに篠塚の返球がミス。他のコートの混合ダブルスの試合がすべて終わり、会場中の注目を集めた一戦は、ついに中国ペアに軍配が挙がった。間違いなく、今大会のベストゲームのひとつだろう。
●女子シングルス予選グループ・第3戦
木原 6、3、3、4 リリスカイテ(リトアニア)
出澤 5、4、4、8 ゴウシエ(カナダ)

●男子シングルス予選グループ・第3戦
篠塚 7、8、9、5 ファディーブ(ドイツ)
戸上 6、4、−8、6、5 デリンチャク(スロバキア)
曽根 4、9、10、4 グリーン(オーストラリア)

 男女シングルス予選グループが終了。日本勢では女子の木原と出澤、男子の篠塚と戸上が決勝トーナメントに進出。昨日敗れた曽根はグリーン(オーストラリア)に勝利したが、ドリアン・ジョンが3連勝でグループ1位となり、曽根は無念の敗退となった。それでも、今日のグリーン戦で気持ちを奮い立たせ、競り合いながらもストレートで勝利したのは立派。残る篠塚との男子ダブルスで表彰台を目指す。

 女子では木原の充実ぶりが光っている。サービスのコースを自在に操ってエースを連発し、相手が「異質封じ」でバックにツッツキを送ってくれば、ストレートに威力あるバックドライブで攻撃。相手をフォアに振り回して、ガラ空きのバックを突く。ラリーでの相手の球威をうまく利用したプレーも巧みで、勝利への最短距離を突き進んだ。

 そして戸上は、スロバキアのデリンチャクに4−1で勝利。ミスが続いて3ゲーム目を落とした時は、嫌な流れになりかけたが、プレーの中で攻守のバランスを必死で調整しているようにも見える。5ゲーム目のマッチポイントでは、相手がフォア前に浮かせたボールをあえてストップで前に落とし、次球をパワードライブで決めた。
 獅子には獅子の戦い方がある。一度の咆哮(ほうこう)で震え上がらせれば、あとはいかようにも相手をコントロールできるのだ。戸上ほどのドライブの威力があれば、それを警戒する相手からもっと楽に得点を引き出せるはずだ。
 ショッピングモールでの大会開催について、運営責任者のサクルさんに聞いていた時、こんなことを言っていた。「食事の面でも利点があると思います。フードコートもあるし、アメリカやヨーロッパの選手がKFC(ケンタッキーフライドチキン)に行きたければ、すぐ行ける。他にもいろいろな食べ物がある。スポーツのスタジアムでやっていたら、こうはいかないでしょう」。大会を取材していて、その利点を舌と胃袋で実感している。

 今回の世界ジュニアでは、選手たちには二種類のミールクーポン(食事券)が配られている。ひとつは、ケンタッキーやステーキハウスなど3店舗で使えるランチとディナーのクーポンセット。1回につき300バーツ、1000円ちょっとの食事ができる。よほど高いものを頼まなければ、だいたい1回の食事は300バーツで収まる感覚。

 そしてもうひとつはフードコートクーポン。こちらはバーコードを読み取るカードになっており、昼食・夕食の区別なく1日600バーツ。……ハッキリ言って食べ放題。食後にマンゴーとパイナップルをつけても、150バーツくらいにしかなりません。周りを観察していると、ケンタッキーやステーキハウスにしか行かない選手もいれば、フードコートで箸を使い、タイ料理に挑戦している選手もいる。夜10時まで営業しているので、日本選手団も試合が遅くなっても食事ができる。

 太っ腹なことに、今大会ではメディアにもミールクーポンを出してくれている。水や果物、軽食などもメディアシートに持ってきてくれて、ホスピタリティでは過去の世界ジュニアと比べても断トツ。毎回、世界ジュニアではホテルの朝食を紙に包んで、会場に持ち込むのが常なのだ。サワディーカップ、タイ卓球協会の皆さん。

 ちなみに、密かにポイントが高いのはトイレ。数が多く、新しくて清潔。言うことなしです。
 この大会のひとつのサプライズは、2年前の男子シングルスの銀メダリストであるトゥルルス・モーレゴードの参戦だ。世界ランキングは97位(19年11月発表)とはいえ、国際大会でもワールドツアーなどのシニアの大会に参戦し、ヨーロッパチャンピオンズリーグやTリーグでもプレー。もはやジュニアの枠には収まらない選手と言っていいだろう。

 スウェーデンチームが団体戦に出場しない中、個人戦のみの出場でもあえて大会にエントリーしたのはなぜなのか。観客席でチームメイトのプレーを見ていたモーレゴードに、理由を聞いてみた。

−なぜこの大会に出場することを決めたのか、その理由を聞かせてもらえますか?
モ:この大会は世界選手権だし、ぼくはまだ銀メダルしか取ったことがないから優勝したかった。中国や日本からとても強い選手が出てくるしね。今回は、大会前に日本でのTリーグに出ていたから出場しやすかった。もちろん優勝したいし、頂点に立ちたいと思っている。いろいろな困難があるだろうけどね。

−大会を戦ううえで、ライバルは誰でしょう?
モ:この大会には強い選手がたくさん出ているよ。ロシアも強いし、たとえば徐英彬(中国)や戸上(隼輔)はとても強い選手なのに、予選グループから出なければならない。どの試合もタフなものになるだろう。

−この世界ジュニアで優勝することは、あなたにとって自信になるでしょうか?
モ:もちろん。優勝できれば自信になるし、自分のキャリアにとって大きなタイトルになる。どんなことだってできると信じているよ。

 TリーグのT.T彩たまでのプレーについては「とても素晴らしい経験だし、すべてがうまくいっているよ」と笑顔で語ってくれたモーレゴード。打球点の早い台上プレーとフォアの鋭いカウンター、強烈なバックプッシュで、17年大会では中国勢を連破した。その時に比べて体つきは見違えるようにガッチリとして、会場を歩いているだけで人目を引く、トップ選手のオーラをまとっている。北欧の天才は2年前の「忘れ物」、金色に輝くメダルをその手につかみ取るだろうか?
 タイ・コラートの中心地にあるショッピングモール『ターミナル21』で開催されている今回の世界ジュニア。大会初日の夜、現地に到着した後にホテルから歩いて会場を訪れ、閑散としたショッピングモールの隅に会場を発見した。バンコクからの移動が長時間だったこともあり、「なんでこんなところでやらせるのか?」と正直憤った……のですが。

 昨日、大会の運営全般を取り仕切っているタイ卓球協会のサクル・アリヤチョティマ副事務局長に、ショッピングモールが大会会場になった理由について聞いてみた。

「確かにスポーツのスタジアムでやればスポーツファンが来ますが、ここはショッピングモールだから、普通の人が食事をしに来たり、ショッピングに来る。これはジュニアの大会だし、みんなに来てほしいから入場は無料にしました。
 タイ卓球協会としては、もっと卓球のファンを増やしていきたい。大会が始まる3週間前から、学校に卓球台やボールを寄贈してイベントをやったり、この会場でも子どもたちを招待して卓球のイベントをやりました。コラートで開催されることになったのは、ここはスポーツが盛んな街だし、会場の照明や音響の設備も良かったからです」(サクルさん)

 タイで卓球を普及させ、人気を高めていくために、タイ卓球協会としても様々な取り組みを行っている。今日も朝から会場には、たくさんの小中学生が招待され、ラケットやボールがそれぞれの学校へ寄贈された。真剣に卓球を見ている子は……、多くはないけれど、スーパープレーに盛り上がったり、選手たちとふれ合ったことは良い思い出になるだろう。老夫婦がふらりと入ってきて、ニコニコしながら試合を見ていたりもする。

 タイの卓球の人気は、現在のところ「ミドルクラス」とのこと。一番の人気スポーツはサッカーで、バレーボールがそれに続く。しかし、「人気は高まっていますよ」とサクルさん。今年行われたITTFチャレンジ・タイオープンも、バンコクのショッピングモール『ファッション・アイランド』で行われており、タイでの卓球の普及にひと役買えるのなら、こんな一風変わった会場での開催もアリ。大会初日の憤慨、ちょっと了見が狭かったようです……。
●混合ダブルス4回戦
徐英彬/石洵瑶(中国) 7、ー3、ー9、5、6 曽根/小塩
カツマン/アブラーミアン(ロシア) ー6、7、9、11 戸上/長崎
宇田/木原 8、5、4 バン/リリスカイテ(クロアチア/リトアニア)
篠塚/出澤 7、6、4 デリンカク/ステパノバ(スロバキア/チェコ)

 ベスト8を決める混合ダブルス4回戦、宇田/木原と篠塚/出澤がストレート勝ちで準々決勝へ進んだが、曽根/小塩と戸上/長崎が悔しい敗戦を喫した。

 曽根/小塩は中国のエースペアをゲームカウント2ー1とリード。小塩が変化の激しいカットでミスを誘い、相手がツッツキやループドライブでつなげば、曽根の両ハンドドライブが火を噴く。見事なコンビネーションを見せた曽根/小塩だったが、中国ペアは中盤から曽根にはループドライブを送ってミスを誘い、小塩には強打よりも軽打やブロックで変化をつけさせない。5ゲーム目、1ー5のビハインドから5ー7まで挽回した曽根/小塩だったが、攻守にミスの出なくなった中国ペアに屈した。昨日のシングルス予選グループで敗れた曽根には、この試合は何としても勝ってほしかったが…。

 一方、戸上/長崎は快調に1ゲームを先取しながら、調子の波に乗りきれない。ロシアペアは、女子のアブラーミアンは余計なことはせず、徹底してツッツキやブロックのディフェンスに徹し、ミスがなかった。戸上/長崎は8ー10でマッチポイントを奪われた4ゲーム目を11ー10と逆転したが、ここで戸上のサービスが長くなって強打され、次の1本は長崎のチキータのミス。最後は戸上のカウンターのミスでゲームセット。今大会、意識がやや攻撃に偏り、攻守のバランスと柔軟性を欠いている戸上。もっと相手のボールを利用できれば、攻守の選択肢が広がるのではないか。
★大会第6日目・11月29日のタイムテーブル ※カッコ内は現地時間
12:00〜(10:00〜) 混合ダブルス4回戦(ベスト8決定戦)
12:45〜(10:45〜) 女子シングルス予選グループ・第3戦
15:45〜(13:45〜) 男子シングルス予選グループ・第3戦

19:00〜(17:00〜) 女子ダブルス2回戦(ベスト16決定戦)
20:00〜(18:00〜) 男子ダブルス2回戦(ベスト16決定戦)
21:15〜(19:15〜) 混合ダブルス準々決勝
22:00〜(20:00〜) 女子ダブルス3回戦(ベスト8決定戦)
22:30〜(20:30〜) 男子ダブルス3回戦(ベスト8決定戦)

世界ジュニアも大会第6日目を迎えた。今日の会場には、朝から何百人もの小学生、中学生が来場。外国選手の声援に合わせて一気に盛り上がるので、日本選手も時にアウェイ、時のホームという面白い状況だ。みんな賑やかで、笑顔が素敵で、人なつっこい。

今日はまず朝一番、現地時間10時から混合ダブルス4回戦(ベスト8決定戦)。続いて男女シングルスの予選グループ第3戦が進行し、各グループ1位の選手が明日の決勝トーナメントへ進出する。男女ダブルス2・3回戦、混合ダブルス4回戦と準々決勝も行われ、個人戦が本格的にスタートだ。
●男子シングルス・予選グループ第2戦
篠塚 6、4、5、8 マルチネス(チリ)
戸上 2、8、10、6 ザレービン(アメリカ)
ドリアン・チェン(フランス) 12、11、9、8 曽根

●女子シングルス・予選グループ第2戦
出澤 5、2、5、2 エルハケム(エジプト)
木原 3、8、4、9 レイチェル・ヤン(アメリカ)

 男子シングルス予選グループは第2戦まで進行。日本勢は篠塚、戸上、出澤、木原が2連勝で明日の第3戦に進んだが、曽根がフランスのドリアン・チェンにストレートで敗れた。

 堂々たる体躯を誇るドリアン・チェンは、90年代に中国女子代表としてプレーし、後にフランスに渡ってプロ選手として活躍した鄭源の息子さん。団体戦ではチームが3位に入る中、出場機会を与えられなかったが、長身から放つパワードライブは強烈。曽根はジュースにもつれた1、2ゲーム目を奪うことができず、勢いづく相手に呑まれてしまった。団体準決勝の中国戦で劉夜泊から勝利を挙げた曽根だが、伏兵によもやの敗戦となった。他の4選手は、いずれもストレート勝ちで2連勝している。