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 平成27年度は卓球部が全日本実業団、全日本団体、日本リーグ後期で優勝、卓球界でも数々のタイトルを獲得している製薬会社・協和発酵キリン株式会社(本社:東京都千代田区、花井陳雄・代表取締役社長)が、『平成27年度 東京都スポーツ推進モデル企業』に選定された。
 東京都が平成27年度より新設した「東京都スポーツ推進企業認定制度」によるもので、昨年12月には『平成27年度 東京都スポーツ推進企業』として102社が認定。その中でも特に社会的な影響や波及効果の大きい取り組みをしている企業として、協和発酵キリン社を含め13社が『モデル企業』に選定された。
  協和発酵キリン卓球部は、トップスポーツとしての活動はもちろんだが、レディースを対象とした「協和発酵キリン卓球交流大会(女子ダブルス大会)」や障がい者との交流イベント、 東日本大震災被災地域での支援活動「復興応援キリン絆プロジェクト」の開催など、卓球を通じた幅広い活動をしており、同社の『東京都スポーツ推進モデル企業』選定に大きく貢献した。
  • 2011年福島で行われた「復興応援キリン絆プロジェクト」

  • 平成27年度日本リーグ後期で優勝の協和発酵キリン卓球部

 3月16日〜20日に開催されたITTFワールドツアー『クウェートオープン』。世界選手権後初のワールドツアーとなった同大会には、多くの国からトップ選手が集結。日本からは、オリンピックアジア大陸予選代表の水谷隼(beacon.LAB)、丹羽孝希(明治大)、福原愛(ANA)、石川佳純(全農)、伊藤美誠(スターツSC)を含め22選手が出場し、女子シングルスで石川佳純が3位入賞、女子アンダー21では準決勝に早田ひな(石田卓球クラブ)、橋本帆乃香(四天王寺高)、平野美宇(JOCエリートアカデミー)が進出。早田が準決勝で平野を、決勝で橋本を下して優勝した。

 男子シングルスには、江天一を予選で下した及川瑞基(青森山田高)と水谷・丹羽が本戦に出場。2回戦では水谷と丹羽が激突し、水谷が-8、9、7、6、9で丹羽を下し準々決勝へ進出。ベスト4をかけて許昕(中国)と対戦し、第7ゲームを10-4でリードし勝利は目前だったが、そこからまさかの逆転負けを喫し、ベスト8に終わった。
 ベスト4は中国選手が独占し、許昕を下した馬龍と、樊振東に勝利した張継科が決勝で対戦し、4-1で張継科が優勝した。

 女子シングルスには、予選を通過した森さくら(日本生命)、加藤美優(礼武道場)、芝田沙希(四天王寺高)とシードの福原・石川・伊藤・平野の7選手が本戦に出場。石川、福原、伊藤、平野が2回戦に進んだ。3位に入った石川は、2回戦でシャン・シャオナ(ドイツ)、準々決勝では鄭怡静(チャイニーズタイペイ)を下し、準決勝に進出。李暁霞(中国)との対戦では-4、-5、5、-10、-13というスコアで敗れた。李暁霞は決勝で、馮天薇(シンガポール)を下した丁寧(中国)を4-1で破り優勝を飾った。

 また、女子ダブルスには福原愛/伊藤美誠ペアが出場し、3位に入賞した。

各種目の上位は以下の通り
〈男子シングルス〉
優勝:張継科 準優勝:馬龍 3位:樊振東・許昕(すべて中国)
●女子シングルス〉
優勝:李暁霞 準優勝:丁寧(以上中国) 3位:石川佳純(全農)、馮天薇(シンガポール)
〈男子ダブルス〉(日本選手不参加)
優勝:許昕/張継科(中国) 準優勝:何鈞傑/唐鵬(香港)
3位:樊振東/馬龍(中国)・鄭栄植/李尚洙 (韓国)
〈女子ダブルス〉
優勝:丁寧/劉詩ウェン 準優勝:李暁霞/朱雨玲(以上中国)
3位:福原愛/伊藤美誠(ANA/スターツSC)・姜華珺/李皓晴(香港)
〈男子アンダー21〉
優勝:カルデラノ(ブラジル) 準優勝:何鈞傑(香港)
3位:林鐘勲(韓国)・マグディ(エジプト)
〈女子アンダー21〉
優勝:早田ひな(石田卓球クラブ) 準優勝:橋本帆乃香(四天王寺高)
3位:平野美宇(JOCエリートアカデミー)・朱成竹(香港)
  • 上段右は男子単優勝の張継科、左は2位の馬龍

  • 上段右は女子単優勝の李暁霞、左は2位の丁寧。男女とも五輪王者がV、世界王者が2位

  • 3位入賞の石川佳純

  • 早田ひなはU-21女子を制す

  • 許シン戦はYGサービスでエースを連発した水谷、勝利まであと1点

 3月16日より東京・東京体育館で開催されていた東京選手権が終了。男女シングルス、男女ダブルス、男女ジュニア、男女カデットで優勝が決定した。各種目の入賞者は下記のとおり

【シングルス】
<男子>
優勝:平野友樹(協和発酵キリン・東京)
準優勝:神巧也(シチズン・東京)
3位:上田仁(協和発酵キリン・東京)、藤村友也(愛知工業大・愛知)

<女子>
優勝:馬克(日立化成・茨城)
準優勝:森田彩音(JOCエリートアカデミー/帝京・東京)
3位:宋恵佳(中国電力・広島)、劉恩寵(POSCO ENERGY・韓国)

【ジュニア】
<男子>
優勝:安宰賢(大田東山高・韓国)
準優勝:趙勝敏(大田東山高・韓国)
3位:宮川昌大(野田学園中・山口)、遠藤碧人(TTC浦和・神奈川)

<女子>
優勝:笹尾明日香(横浜隼人高・神奈川)
準優勝:何艾格(中国遼寧チーム・中国)
3位:出雲美空(ミキハウスJSC・大阪)、枝松亜実(山陽女子高・岡山)

【カデット】
<男子>
優勝:曽根翔(愛工大附属中・愛知)
準優勝:横谷晟(愛工大附属中・愛知)
3位:小林広夢(愛工大附属中・愛知)、篠塚大登(卓伸クラブ)

<女子>
優勝:桑原穂実(Shochi Jr.・埼玉)
準優勝:張順宜(中国遼寧チーム・中国)
3位:木原美悠(ALL STAR・兵庫)、青木優佳(横浜隼人中・神奈川)

【ダブルス】
<男子>
優勝:笠原弘光/森本耕平(協和発酵キリン・東京)
準優勝:松平賢二/上田仁(協和発酵キリン・東京)
3位:松生直明/鹿屋良平(リコー・東京)、松山祐季/木造勇人(愛工大名電高・愛知)

<女子>
優勝:松本優希/平侑里香(サンリツ・東京)
準優勝:土井みなみ/土田美紀(中国電力・広島)
3位:石川梨良/森田彩音(JOCエリートアカデミー/帝京・東京)、加藤知秋/加藤杏華(十六銀行・岐阜)


 男子シングルスを制したのは引退を表明し、昨日会場の注目を集めた平野早矢香(ミキハウス)の弟・平野友樹。姉の引退表明で「自分がもっと頑張らないといけないと感じた」(平野友樹)と、久々の全国規模の大会でのシングルスタイトル獲得となった。大学時代の同期であり、相性の良くない神巧也との手に汗握る決勝戦を強気のプレーで乗り切り、見事頂点に立った。男子ダブルスでは笠原弘光/森本耕平が同士討ちを制して優勝しており、協和発酵キリンが2冠に輝いた。
 女子シングルスは、昨日平野早矢香を破った馬克が優勝。練習では調子が良くなかったという馬だが、我慢のラリーでチャンスをつくり、持ち前の豪快なドライブにつなげた。準優勝はノーシードから勝ち上がった森田彩音。松澤茉里奈(日立化成)が棄権したブロックを勝ち上がり、藤井優子(愛媛銀行)、宋恵佳らに勝利して決勝進出。春からは大学へ進学するが、さらなる成長を期待させた。

なお、この大会の模様は卓球王国6月号(4月21日発売予定)に掲載しますので、お楽しみに!
  • 男子シングルス優勝・平野友樹

  • 女子シングルス優勝・馬克

  • 弟の優勝に姉・早矢香も笑顔

 3月14日に現役引退を表明し、東京オープンと日本リーグ・ビッグトーナメントの2大会に出場する予定の平野早矢香(ミキハウス)。その東京オープンで馬(日立化成)に敗れて、大会から姿を消した。

「最後の2大会ですが、今まで通り自分の卓球を改善して、課題に取り組みながら大会に臨みました。負けましたが今自分ができることはやりました。私は今まで同じように臨みましたが、たくさんの方が応援に来てくれて、全日本の時のように緊張しました。
 この会場(東京体育館)は全日本でも優勝している会場なので、ここでプレーできて良かった。あと2週間で最後の大会ですが、いつも通り課題に取り組んで調整したいです。
 最後の一本まで気持ちを込めてやっていたので、試合の途中で感情が高ぶることはなかったです。もう少し試合をしたかった(笑)」
 全日本選手権で5度の優勝、ロンドン五輪では銀メダルに貢献した平野。現役引退のその日が近づいているが、東京体育館でのプレーは昔のように全力投球。平野の引退を惜しみながらも、「ご苦労様」という思いの拍手が会場に響いた。
  • 1本1本気持ちのこもったプレーを見せた平野

  • 試合は敗れたものの、応援席に手を振って応える

  • 会見では涙。「これは試合で負けた悔し涙ですから」

  • 平野の試合はあと1大会となった

 国際卓球連盟からメディア用に送られてくるメルマガ。
 本日届いたメルマガの中に「クウェートオープンの水谷対アポローニャの信じられない1本」というタイトルでyou tubeの動画がリンクされていた。
 二人の対戦は現在行われているクウェートオープンの第2ステージ(ベスト32)の1回戦。

 ラリーの途中から始まる動画で、激しい打ち合いで26本(往復)続いている。サービスからのラリーならばおそらく30本は続いていただろう。
 このラリーを制したのは水谷かアポローニャか。
 ちなみに試合は4−2で水谷が勝利、ベスト16に進んだ。

下はリンク先のyou tube。要チェック!
https://www.youtube.com/watch?v=905LgpHav2U&feature=youtu.be
 3月17日、東京選手権の新しい試みとして、芸能人・著名人が出場する「ショウビズの部」が開催された。大会前に発表された出場選手リストは下記のとおり。戦型は卓球王国調べです。

福澤朗(フリーアナウンサー) 右ペン表ソフト攻守型
三遊亭小遊三(落語家) 右ペン裏ソフトドライブ型
でんでん(俳優) 右ペン表ソフト速攻型
浅葉克己(アートディレクター) 右シェーク裏+アンチ攻守型
四元奈生美(デザイナー/タレント) 右シェーク裏+表攻守型
横澤夏子(お笑い芸人) 右シェークカット型
バイク川崎バイク(お笑い芸人) 右ペン粒高攻守型
高佐一慈(THE GEESE)(お笑い芸人) 右ペンドライブ型

 カットマンで、実力者として知られる横澤さんは、残念ながら仕事の都合により欠場。7名による総当たりでのリーグ戦の後、上位4名による準決勝・決勝が行われ(結構ハードです)、四元さん、福澤さん、でんでんさん、BKBことバイク川崎バイクさんが決勝トーナメントに進出。元日本代表・全日本混合複2位の実績を持つ四元さんが予想どおりの優勝を果たしたが、各選手とも随所に好ラリーを見せた。

 「ショウビズ(ショービジネス)」とはいいながら、各選手ともラケットを握ると選手としての血が騒ぐのか、完全に本気モード。卓球ウェアに身を包んでいるので、完全にフロアに溶け込んでいた。演出はもうひと工夫欲しいところだが、まず開催したことに意味がある。継続的に開催されれば、芸能界の「隠れ卓球名人」が出場したり、このショウビズの部を目指して練習する芸能人も出てくるかもしれない。
 今大会では「ナインティ(90代)の部」も新たに創設した東京都卓球連盟。新しい試みに注目だ。
  • 東京体育館のフロアに「四元スタイル」が帰ってきた

  • 2位のでんでんさんは個性派俳優として人気。スマッシュが速い!

  • 福澤さん、予選リーグで勝ったでんでんさんに準決勝で惜敗

  • サングラスを外したバイク川崎バイクさん、ペン粒で波乱を演出

  • 元山梨県チャンプ・小遊三さんのテクニックは健在

  • まだまだ強い浅葉さん。今日3月18日が76歳の誕生日、おめでとうございます!

  • 本格派ペンドラの高佐さん、「緊張感がハンパないです」とコメント

  • 四元さんに挑む浅葉さんに、声援を送る出場者の方々

 3月16日より東京・東京体育館で開催されている東京選手権。昨日各年代別の決勝が行われ、優勝者が決定した。各種目の入賞者は下記のとおり。

<男子サーティ>
優勝:荻原典和(JR北海道)
準優勝:高木和健一(千代田クラブ)
3位:三田村宗明(リトルキングス)、広瀬速水(ウイニングクラブ)

<女子サーティ>
優勝:山口暁子(美鷹クラブENJOY)
準優勝:渡辺理江(亀田クラブ)
3位:安部香織(長吉卓球センター)、中田久美子(花野井クラブ)

<男子フォーティ>
優勝:渡部将史(琉球アスティーダ)
準優勝:西川幸伸(梅屋敷卓球クラブ)
3位:小田桐憲仁(富士大学職員)、後藤崇士(湘南信用金庫)

<女子フォーティ>
優勝:小野千代(卓精会)
準優勝;島村美恵(MD相模)
3位:藤原佳子(FLEX)、石井佳子(チャイム)

<男子フィフティ>
優勝:山田昭仁(青嵐クラブ)
準優勝:橘川重雄(MD相模)
3位:江浜勲(日産追浜)、本橋道直(一球クラブ)

<女子フィフティ>
優勝:坂本久美(COLOR)
準優勝:下山田寿子(花野井クラブ)
3位:石巍(ホークス)、大津絵美子(丸亀SC)

<男子ローシックスティ>
優勝:長谷川豊信(卓精会)
準優勝:具志堅一(双葉苦楽部)
3位:河西守(九十九)、大畑正(球心会)

<女子ローシックスティ>
優勝:船ヶ山昌子(サクセス)
準優勝:横山祐見子(ピンポン館)
3位:高木和恵子(千代田クラブ)、佐藤伸(大田区)

<男子ハイシックスティ>
優勝:三田村則明(卓楓会)
準優勝:池田章(大正同好会)
3位:勝英雄(清友クラブ)、米澤哲郎(中原クラブ)

<女子ハイシックスティ>
優勝:吉垣美保(浜卓会)
準優勝:原田かづ子(武蔵野クラブ)
3位:太田裕子(目黒区)、粟生京子(冠雲クラブ)

<男子ローセブンティ>
優勝:鈴木和久(逗子クラブ)
準優勝:金田勉(新潟如水会)
3位:柳川常壽(球楽会)、津島靖武(逗子クラブ)

<女子ローセブンティ>
優勝:長澤征代(武蔵野クラブ)
準優勝:大倉勝子(ウェルネス)
3位:川田律子(赤堤クラブ)、福島正子(所沢レディース)

<男子ハイセブンティ>
優勝:原田武(ヒロタクスポーツ)
準優勝:金沢保久(ウイング)
3位:黒田幸彦(仙台萩クラブ)、田中鍛(西東京クラブ)

<女子ハイセブンティ>
優勝:池田章子(翡翠)
準優勝:土屋慶子(卓美会)
3位:林明美(大阪ベテラン会)、飛澤礼子(ミラクル)

<男子ローエイティ>
優勝:増田和雄(新発田クラブ)
準優勝:大内明雄(TKOクラブ)
3位:小野塚章司(VEGA CLUB)、唐橋博(代々木クラブ)

<女子ローエイティ>
優勝:珠玖幸子(浜卓会)
準優勝:土佐昭子(浜卓会)
3位:増田ワカ(矢口卓球場)、崔花子(練馬茜)

<男子ハイエイティ>
優勝:神崎榮藏(枡江卓球同好会)
準優勝:永井昭爾(川崎ラージ)
3位:阿部圭助(利根卓伸会)、青山光雄(個人)

<女子ハイエイティ>
優勝:山崎季久子(相模原レディース)
準優勝:手代木静子(卓研パートナー)
3位:染谷春江(アルファー)、富樫啓子(千代田クラブ)

<男子ナインティ>
優勝: 相原輝雄(つくば学園クラブ)
準優勝:今泉敬介(太陽クラブ)
3位:島謙造(個人)

<女子ナインティ>
優勝:根岸咲(青梅クラブ)
準優勝:下嶋あい(ベルフラワー)
3位:藤田喜美子(さくら会)


  • 男子サーティ優勝:荻原典和

  • 女子サーティ優勝:山口暁子

 3月21日(月・祝)、熊本県卓球協会主催で行われる『マルキン食品presents 第1回くまもと卓球フェスティバル』(熊本県立総合体育館(大体育室))。
 県卓球協会登録者の交流大会(事前申し込み)と同時開催されるイベントで、ミニ卓球台やラージボールが体験できる「卓球ふれあいコーナー」、卓球ロボットやゲームに挑戦「お楽しみコーナー」、日本代表グッズが展示される「日本代表応援ブース」、各卓球メーカーや県卓球協会のブースが出展。
 また、RKKアナウンサーによる生実況つきで、2014年世界卓球代表の塩野真人選手(東京アート)と、全日本社会人二冠王の上田仁選手(協和発酵キリン)という日本リーガーによる「エキシビションマッチ」も開催。
 入場料は無料。開催時間:9時〜15時(エキシビションマッチは12時40分〜予定)
 初心者から経験者まで楽しめる卓球イベントに、ぜひ行ってみよう!
 
大会チラシ→http://www.rkk.jp/uploadimage/event/pdf20160127094212.pdf
 今年の5月14〜15日に福岡で開催される、知的障害者選手の卓球全国大会(スペシャルオリンピックス卓球)。
 この大会に参加予定の富山県選手団(選手4名、コーチ1名)が、遠征費のための募金活動をインターネット上で行っている。金銭面の問題で出場を断念する可能性のある選手がいるとのことで、その選手のための支援が目的だ。

目標金額は「30万円」で、現在(16日16時時点)の支援総額は「16万5千円」とまだ半分。締め切りは3月28日午後11時と残りわずか。

応援したい人、興味がある人は、ぜひ下記のサイトへ!

https://readyfor.jp/projects/SON_TOYAMA_TABLETENNIS
 全日本選手権5回優勝、2012年ロンドン五輪団体銀メダリストの平野早矢香選手(ミキハウス)が、4月9日の日本リーグビッグトーナメント佐賀大会を最後に現役を引退することを表明した。現役として出場する残す大会は、今週開催される東京選手権(3月16〜20日/東京体育館)の一般の部、そして4月9日のビッグトーナメントの2大会となる。

 この3月24日に31歳の誕生日を迎える平野選手。城山ジュニアクラブ(栃木)時代から全国で活躍し、00年には全日本ジュニアで優勝。03年度に全日本初優勝を飾り、以降04・06〜08年度大会で計5回皇后杯を手にした。また、世界選手権には01年の初出場以来10年以上にわたり日本代表として出場し、団体銅メダル4個を獲得。五輪には08年北京、12年ロンドンの2大会に出場し、ロンドン五輪では団体銀メダルに輝いた。

 今年1月に行われた全日本選手権シングルスでは6回戦で平野美宇選手(EA)と対戦し、2ー4で敗れベスト16に終わり、「今後のことはゆっくり考えたい」とコメント。元女王の去就に注目が集まっていた。
 
  • 1月の全日本では平野美宇選手に惜敗

  • 同全日本で会見する平野選手