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トピックス

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 日本卓球協会では、世界選手権の日本代表選手たちを大声援で後押しする「選手応援プロジェクト」を発足した。

 サッカーのゴール裏サポーターのように皆で心と声を一つに会場を盛り上げ、選手を勇気づけ、最高のパフォーマンスを引き出す応援を目指す。現在プロジェクトリーダーが、選手や監督たちと打ち合わせを行っており、当日は彼らが応援をリードする。プロジェクト参加者には公式用具スポンサーのタマス(バタフライ)から特製応援Tシャツが提供される。卓球ファンの皆様、ぜひご参加を!

 ※応援Tシャツ配布は、アリーナ自由席チケット購入者が対象。希望者は、毎日開場30分前に横浜アリーナ正面入り口前集合。応援方法などご案内します。詳細は大会HP(http://yokohama2009.com/Default.aspx?alias=yokohama2009.com/ja)で発表される。
 3月27~29日、富山・高岡市竹平記念体育館にて春のホープス選抜が行われた。
男子は数々の接戦をものにして勝ち上がった前任度王者の岐阜県選抜が連覇を達成。女子はこちらも接戦を勝ち上がった愛知県選抜が2年ぶりの優勝を飾った。

 男子の岐阜県はポイント計算できる酒井明日翔と竹中宏旭の6年生コンビを軸にして、あと1点をみんなで取るという形が見事にはまった。優勝した田中監督は「みんながよく頑張った」と選手全員にねぎらいの言葉をかけた。
 女子は粒ぞろいの愛知が全員卓球を見事に見せた。1人が負けても全員がフォローするという卓球で、決勝の愛媛県にも0-2からの見事な逆転勝ちで勝利を収めた。
詳細は4月21日発売の卓球王国6月号にて。

男子団体
優勝:岐阜県選抜
準優勝:愛知県選抜
3位:山形県選抜・静岡県選抜

女子団体
優勝:愛知県選抜
準優勝:愛媛県選抜(えひめTTC)
3位:山口県選抜・東京都選抜
3月26~28日、愛媛県・県武道館にて全国高校選抜卓球大会が行われた。
男子は青森山田が通算12連覇を達成。4年連続で青森山田と愛工大名電の決勝となったが、世界選手権横浜大会の代表である松平健太、上田仁を擁する青森山田が3-0で勝利した。
女子は四天王寺が2連覇。準決勝の武蔵野戦では全日本ジュニア3連覇の石川佳純が岡崎恵に敗れる波乱があったが、酒井春香、大森玲奈など厚い層で切り抜け、決勝は青森山田に対して完勝した。
詳細は4月21日発売の卓球王国6月号にて。

男子団体
優勝:青森山田(青森)  準優勝:愛工大名電(愛知)  3位:遊学館(石川)・東山(京都)

女子団体
優勝:四天王寺(大阪)  準優勝:青森山田(青森)  3位:武蔵野(東京)・土佐女子(高知)

男子シングルス
優勝:小森文俊(神奈川・三浦) 準優勝:平田将一(熊本・秀岳館) 
3位:齊藤雄飛(埼玉・川口総合)・千葉健一(東京・足立学園)

女子シングルス
優勝:柏木美輝(千葉・木更津総合) 準優勝:吉川道世(広島・広島商業)
3位:石川莉沙(埼玉・秋草学園)・原田愛子(島根・大田)
 3月19~22日までドイツ・ブレーメンで開催されたITTFプロツアー・ドイツオープンの女子シングルスで平野早矢香(ミキハウス)が優勝。また、男子シングルスでは水谷隼(明治大)が3位に入るなど、日本選手が活躍した。

 平野は王越古(シンガポール)、李暁丹(中国)を破って決勝進出。決勝では馮天薇(シンガポール)を破って勝ち上がってきたVi.パブロビッチ(ベラルーシ)と対戦。今年の全日本選手権決勝の王輝戦で見せたように、序盤からバック側を中心に攻めて2ゲーム先取。3ゲーム目はバック側に送ったループドライブを回り込まれて強打されるなど、反撃にあって8-11で落としたが、4ゲーム目からはフォア側にもボールを集める作戦が奏功して、8-9から4連続ポイントでゲームを奪った。3-1で迎えた5ゲーム目は出足から3ポイント連取するなど、左右に揺さぶって11-6。4-1でVi.パブロビッチを下し、06年セルビアオープン以来のプロツアー2勝目を挙げた。
 男子シングルスはボル(ドイツ)が優勝。決勝はサムソノフ(ベラルーシ)との対戦になったが、打球点の早さで上回るボルが終始ペースを握り続けて4-1で勝利。今季2勝目を地元で飾った。日本の水谷は、準決勝でボルに敗れたが、3回戦で韓陽(東京アート)との同士討ちを制し、準々決勝では荘智淵(チャイニーズタイペイ)を4-2で下して3位入賞を果たした。 

 男子ダブルスでは岸川聖也/水谷隼(スヴェンソン/明治大)が決勝でボル/ズース(ドイツ)に敗れるも準優勝。女子ダブルスでは藤井寛子/石川佳純(日本生命/ミキハウスJSC)が3位に入った。また、U-21男子シングルスでは松平賢二(青森大)が3位に入った。

各種目の優勝記録は以下の通り

●男子シングルス:ボル(ドイツ)
●女子シングルス:平野早矢香(ミキハウス)
●男子ダブルス:ボル/ズース(ドイツ)
●女子ダブルス:李暁丹/木子(中国)
●U-21男子シングルス:フィルス(ドイツ)
●U-21女子シングルス:木子(中国)
 今年の11月21~29日まで開催する予定だった世界ジュニア選手権(コロンビア・カタルヘナ)が延期されることがわかった。新しい日程は今年の12月9~16日。
 延期の理由は、施設上の問題だとしている。
 自身がデザインしたスタイリッシュなユニフォームを自ら試合で着用し、常に卓球界に話題を提供してくれる四元奈生美選手が「Ameba芸能人・有名人ブログ」内でブログをスタート。早速、記事をアップしているゾ。URLは下記の通り。四元選手のプライベートが覗けてしまうかも!?

四元奈生美公式ブログ『Final Winner』:http://ameblo.jp/naomi-yotsumoto/
 3月11~15日、東京・東京体育館にて東京選手権大会が行われた。男子シングルスは、世界選手権横浜大会代表の中学生の丹羽孝希(青森山田中)が決勝で張(東京アート)を退けて、初優勝。「バックハンドのボールが速かった」と日本リーグで活躍する張も脱帽する強さを見せた。
 女子シングルスで、準決勝で全日本チャンピオンの平野(ミキハウス)をゲームオールで破った侯琳(サンリツ)が優勝。堅固な守備から、鋭いバックハンドでの反撃を武器に、ダブルスとあわせて2冠を達成した。

各種目の優勝者は以下の通り

●男子シングルス:丹羽孝希(青森山田中)
●女子シングルス:侯琳(サンリツ)
●男子ジュニア:藤本海統(滝川第二高)
●女子ジュニア:暴小雨(中村学園女子高)
●男子カデット:小澤吉大(深草中)
●女子カデット:前田美優(高瀬クラブ)
●男子サーティ:紀宏杰(冠雲クラブ)
●女子サーティ:舩山晶子(狭山フレンズ)
●男子フォーティ:小泉慶秀己(マイダス)
●女子フォーティ:荒木美輪子(つくば国際SC)
●男子フィフティ:石谷悟(エクシード)
●女子フィフティ:齋藤京子(楽和くらぶ)
●男子シックスティ:勝英雄(大阪経法大職員)
●女子シックスティ:持田恵子(サクセス)
●男子ローセブンティ:田中鍛(西東京クラブ)
●女子ローセブンティ:土屋慶子(卓美会)
●男子ハイセブンティ:小野塚章司(VEGA CLUB)
●女子ハイセブンティ:土佐昭子(浜卓会)
●男子エイティ:関川知男(サンピア高崎)
●女子エイティ:河村美千子(藤沢レディース)
●男子ダブルス:木方慎之介/坂本竜介(協和発酵キリン)
●女子ダブルス:大橋香織/侯琳(サンリツ)

写真左:男子シングルス優勝の丹羽孝希
写真右:女子シングルス優勝の侯琳
 3月6日、関東学連・年間優秀選手賞の表彰が行われた。これは、今年度(前年度全日本選手権後~今年度全日本選手権まで)最も優秀な成績を挙げたと思われる関東学連所属の選手を、全日本学生選手権・全日本学生選抜に出場した選手がお互いに投票。投票数の多かった男女各3名が年間優秀選手賞を受賞する。

 記念すべき第1回目の受賞者となったのは、男子は全日本2冠が評価された水谷隼(明治大)、関東学生リーグ通算33勝を挙げ全日本混合複準優勝の水野裕哉(明治大)、関東学生リーグで今年全勝(14勝)の瀬山辰男(中央大)、女子は関東学生選手権優勝の小野思保(淑徳大)、秋季リーグ全勝(7勝)で全日本混合複準優勝の梶本麻莉菜(早稲田大)、全日学準優勝の山梨有理(淑徳大)、全日学・全日学選抜でともに上位に入った杉本枝穂(専修大)の男女計7名(女子は同票のため4名が受賞)。

 一昨年から始まった関東学生チームカップに続き、新しい試みを打ち出した関東学生卓球連盟。とくに同賞の設立は選手にとって大きな励みになるだろう。

写真提供:関東学生卓球連盟
 国際卓球連盟(ITTF)が3月4日付けで最新の世界ランキングを発表した。
 男子の1位は変わらず王皓(中国)。また、2位にはクウェートオープンで中国の先輩であるハオ帥、馬琳、王皓を連破し優勝した馬龍(中国)がランクイン。馬龍にとって世界ランキング過去最高位となっている。
 女子の世界ランク上位陣で大きくランキングを伸ばしたのが丁寧(中国)。クウェートオープンで帖雅娜(香港)、姜華君(香港)、郭躍(中国)とランキング上位選手を次々と打ち破り優勝。ランクを30→16位へとジャンプアップさせた。

 世界ランキングトップ100位以内の日本選手においては、男子は特に大きな変動はなく韓陽が前回と変わらず21位。水谷隼は29→26位、吉田海偉も37→35位と若干のランクアップをみせた。また、カタールオープンのU-21男子シングルスで優勝した松平健太は114→98位と大きくランキングを上げ100位以内へと返り咲いた。
 女子では日本人最上位の福原愛が21→27位へとややランクを下げてしまった。次いで平野早矢香が29位にランクインしている。
 今回のランキングで再登場した選手が1人。08年9月3日付けのランキングから姿を消していた田勢美貴江が、カタールオープンでボロス(クロアチア)などを下し準々決勝まで進出する活躍を見せ、再登場で60位へとランクインした。

卓球王国世界ランキングページはコチラ
 2月24日、日本卓球協会・強化本部から「H.I.S.2009年世界卓球選手権横浜大会」に出場する日本代表メンバーの、各種目へのエントリーが発表された。

[男子シングルス] ※WR=世界ランキング(08年2月発表)
韓陽(東京アート/WR21)
水谷隼(明治大・スヴェンソン/WR29)
吉田海偉(グランプリ大阪/WR37)
大矢英俊(青森大/WR149)
松平賢二(青森大/WR137)
松平健太(青森山田高/WR114)
丹羽孝希(青森山田中/WR460)

[女子シングルス]
福原愛(ANA/WR21)
藤沼亜衣(日立化成/WR64)
田勢美貴江(十六銀行/WR-)
平野早矢香(ミキハウス/WR28)
福岡春菜(中国電力/WR31)
石川佳純(ミキハウスJSC/WR106)
石垣優香(淑徳大/WR56)

[男子ダブルス]
水谷隼・岸川聖也(スヴェンソン/WR65)
松平健太・丹羽孝希
松平賢二・上田仁(青森山田高/WR338)

★有力なメダル候補である水谷・岸川ペアが、卓球ファンの期待を背負って横浜に出陣。松平健・丹羽ペアは前陣での打球点の早い攻撃、松平賢・上田ペアは安定感のあるドライブ攻撃で、ひとつでも多く勝ち星を挙げたい。

[女子ダブルス]
福原愛・平野早矢香
藤井寛子(日本生命/WR75)・石川佳純
樋浦令子(ミキハウス/WR46)・藤沼亜衣

★07年オーストリアオープンで、張怡寧・王楠(中国)を破った福原・平野ペアが、世界選手権に初登場。安定感のある藤井と、思い切りの良い強打を放つ石川のペア、全日本社会人3連覇の実績を持つ藤沼・樋浦ペアとともに、上位進出のチャンスは十分にありそうだ。

[混合ダブルス]
水谷隼・平野早矢香
岸川聖也・石川佳純
松平健太・福原愛
松平賢二・若宮三紗子(立命館大/WR128)
田勢邦史(協和発酵キリン/WR259)・田勢美貴江
上田仁・福岡春菜
丹羽孝希・森薗美咲(青森山田高/WR230)

★全日本選手権で組んだ水谷・福原ペアではなく、ともに全日本3連覇中の水谷と平野のペアとなった。全日本混合複2連覇の田勢・田勢ペア、ともにダブルスがうまい岸川・石川ペア、そして松平健・福原ペアの戦いぶりはいかに?