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速報・現地リポート

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全日本卓球選手権大会

混合ダブルス2回戦に登場した渡辺将人・四元奈生美組(シチズン時計・東京キングコング)。いつもオリジナルのキュートウェアが評判の四元選手ですが、今回はダブルスでも着るというからさらに注目。野球のユニフォームのようでかわいい!! 渡辺選手も似合っています。これからどんなウェアを着るのかも楽しみですね。もちろんウェアだけでなく、試合の方もストレートで勝利!! 
 混合ダブルス2回戦、今年も会場の注目を一身に集める坂本・福原組が登場。初戦の対戦相手は宮内・加藤組(大阪大・川西ギャラントム)。宮内選手も加藤選手と同じく、全国ホープスで活躍する強豪クラブチーム、川西ギャラントムの出身。しゃがみ込みサービスを操る選手の多いチームだ。
 台から出ても構わず、思い切って出してくる宮内選手のしゃがみ込みサービスと加藤選手の速攻の前に、なかなか調子の出ない坂本・福原組。第1ゲームを落とすと、第2ゲームもデュースの連続で苦しい戦いだ。しかし、なんとかこのゲームを凌ぎ切ると、3ゲーム連取で初戦を突破。福原選手のフォアドライブは威力・安定性とも昨年よりアップしている。相手のラケットに当たる音を聞いていると、「球質が重くなってきたな」という印象を受けた。

「思ったより緊張はなかった。2ゲームを取らないと危ないとは思ったけど、負けるとは思わなかった。練習通りやろうと思っていました。(坂本選手とは)今朝久々に練習しました。全日本では目標はありません。自分の行けるところまで行きたい(福原)」

●混合ダブルス2回戦
坂本・福原(青森大・グランプリ) -8、13、6、8 宮内・加藤(大阪大・川西ギャラントム)

Teacher and Teacher

2007/01/16

 かつての名選手たちが教職員ダブルスとして全日本に登場。若手のシャープなプレーとはまたひと味違う、うまみのあるプレーを見せてくれる。下写真左は大島美絵(写真左)・小林百合子(足利養護学校教員・陽北中教員)。大島選手は平成2年度全日本ジュニア優勝の名カットプレーヤー。下写真右は仲川明(写真左)・井上大介(駒大苫小牧高教員・尚志学園高教員)。仲川選手は実業団の住友金属物流で活躍していた。
 高校卓球界の名門・富田高の中村薫子選手。…爽やか!
「選手は顔じゃない、ラケットですべてを語るんだ!」。とはいえ、強くてウツクシイ選手たちに拍手。
 混合ダブルス1回戦では兄姉ペアもチラホラ。下写真左は奈良から出場の勝健真・悠賀ペア。お兄さんの健真選手はお父さんの英雄選手と組んで男子ダブルスにも出るという奈良の卓球ファミリー。
 下写真右は鹿児島の西洋平・明美ペア。薩摩の示現流剣法よろしく、気合い満点の戦いぶりです。「シャアァァ~!」
 ダブルス3種目がスタート! カラフルなウェアに身を包んだ選手たちがコートを彩り、一気に大会らしくなってきた東京体育館。
 開会式は今年も木村興治・日卓協専務理事の開会宣言でスタート。その前に、スタンドに陣取った各ブロックの選手たちが紹介されました。選手宣誓は今年はソロで吉田海偉選手! ちょっと心細げ。でも、今年はアンチョコを見ないでやり通しました(笑)。
 さあ、いよいよ全日本選手権です。注目の一戦を随時お伝えします。

下写真:「最近好不好(最近どう)?」「比較好(まあまあかな)…」。開会式の両チャンピオン
 皆さんご存じですか? 
 なんと今日1月16日は10年前の1997年、卓球王国が創刊された日なんです! なんとまあ、もう10年ですよ。
 ぞくぞくとお祝いのお花が届く中、創刊から卓球王国を陰に日向に支えて下さっている古市智子さんが、お祝いのケーキと一緒に王国を訪ねてくれました!
 全日本選手権の取材前に、元気をもらったスタッフ一同。今野編集長も得意の変顔(地顔かな?)で大喜びです~。
 
 いよいよ明日1月16日(火)、熱戦の火ぶたが切られる全日本選手権。明日は午後1時に開会式が行われ、午後2時から男女ダブルス・混合ダブルス1回戦が開始。6日間に及ぶ戦いがスタートする。

 この1年で頭角を現した選手が思い浮かぶ。
 インターハイ女子シングルスで衝撃の優勝を飾った宇土弘恵(就実高)。前陣でのパンチ力のあるバック強打とフォアドライブ。ジャパンオープン、世界ジュニアと一気に日本代表の階段を駆け上がっていった。
 男子ではなんといっても世界ジュニア選手権優勝の松平健太(青森山田中)がいる。日本人として27年ぶりのシングルスでの世界タイトル。その可能性は男子ジュニアの枠には到底収まらない。シングルスの優勝候補、といっても過言ではない。

 本気でシングルスの優勝を狙ってくるトップ選手がいれば、大会初日に敗れて東京体育館を去り、翌日からまた仕事・仕事の毎日に戻っていく社会人選手もいる。それでも、誰もが夢見る決勝の舞台。心・技・体のすべてが要求される最強決定戦-全日本選手権。

 今年も、卓球王国の全日本速報にご期待ください。
●日程:2007年
1月16日(火)~21日(日)
●場所:東京体育館
東京都渋谷区千駄ヶ谷1-17-1 電話 03-5474-2111
●アクセス方法
JR総武線千駄ヶ谷駅下車すぐ。都営地下鉄大江戸線国立競技場(A4出口)よりすぐ ※駐車場なし
●入場料(カッコ内前売り)
★16~19日 ※1日券 大人1,000円(900円)中高生500円(400円)
★20・21日 ※1日券 大人2,000円(1,800円)中高生1,000円(900円)
※小学生以下は無料
★前売り券販売所
●電子チケットぴあ
(1) お店で直接購入(チケットぴあ、ファミリーマート、セブン-イレブン、サークルK・サンクスで。Pコード/1月16~19日:680-321、1月20・21日:680-322)
(2) インターネット
http://pia.jp/t
(3) 電話(オールジャンル予約 0570-02-9999)
●唐橋卓球(代々木)、国際卓球(高田馬場・渋谷・上大岡・町田)各店舗で

組合せ・タイムテーブルは日本卓球協会ホームページにあります
http://www.jtta.or.jp/

予想・分析記事「ホントっ!? 百発百中!! 全日本優勝予想」は卓球王国2月号に掲載されています。