通算4回目の優勝を狙う全日本選手権の女王、平野早矢香。初戦となった4回戦は、アスモの小林泉と対戦。
サウスポーの小林に対し、両コーナーを厳しく突きながら要所でミドルへ攻撃を決めた平野。無理なボールに対してはしっかり回転をかけて返球し、ラリー戦を自分のペースへと引き込む戦いぶりには余裕が感じられた。まったく危なげのない試合ぶりで5回戦進出。今年も女王に死角はないのか?
「シングルスは、ダブルスが終わってすぐでバタバタと試合に入ってしまいましたが、しっかりできました。ディフェンディングチャンピオンというプレッシャーは特別ないです。他の選手もどんどん力をつけているので、初心にかえってやりたいと思います。
(ライバルはいますか?)どの相手もライバルですね(平野)」
●女子シングルス4回戦
平野(ミキハウス) 5、7、3、7 小林(アスモ)