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速報・現地リポート

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第6回世界ジュニア選手権大会

 第1ステージの第2試合までが消化された。4チームによるリーグ戦なので、ここまでで2勝をあげたチームは第2ステージ決勝トーナメント進出が一段と近くなる。各グループ第2試合の結果は以下の通り。

●女子
=グループA=
中国(2勝) 3-0 フランス(1勝1敗)
エジプト(1勝1敗) 3-0 チュニジア(2敗)

=グループB=
チャイニーズタイペイ(1勝1敗) 3-1 ルーマニア(1勝1敗)
ハンガリー(2勝) 3-0 ニュージーランド(2敗)

=グループC=
日本(2勝) 3-0 中国香港(1勝1敗)
アメリカ(1勝1敗) 3-2 チリ(2敗)

=グループD=
韓国(2勝) 3-0 ドイツ(1勝1敗)
ブラジル(1勝1敗) 3-1 スペイン(2敗)

●男子
=グループA=
中国(2勝) 3-1 フランス(1勝1敗)
エジプト(1勝1敗) 3-0 コロンビア(2敗)

=グループB=
韓国(2勝) 3-1 ドイツ(1勝1敗)
ハンガリー(1勝1敗) 3-2 チャイニーズタイペイ(2敗)

=グループC=
日本(2勝) 3-1 ポーランド(1勝1敗)
ブラジル(1勝1敗) 3-2 スペイン(2敗)

=グループD=
イングランド(2勝) 3-1 スウェーデン(1勝1敗)
カナダ(1勝1敗) 3-1 オーストラリア(2敗)

日本はポーランドにトップの森本が落としたが、続く松平健太、丹羽で抑え、3-1で2勝目を挙げた。

  日本  3-1  ポーランド
 森本  2-3   ゴレビオウスキー○
○松平   3-2 チョドルスキー
○丹羽   3-2 フェルチコウスキー
○松平   3-0 ゴレビオウスキー
 女子のドイツチームは前回シングルスで3位に入ったゾルヤがエース。そのゾルヤはバックツブ高、フォア表ソフトの変則選手だったが、ツブ高の後加工ラバーを使っていたために、ルール改正を受けてバック面をアンチに変えて登場。また今回ヨーロッパカデットチャンピオンの妹も登場。こちらは変則ではなくオーソドックスな攻撃型だ。
写真は左は姉のアメリア・ゾルヤ、右が妹のペトリッサ・ゾルヤ
日本女子グループリーグ2戦目
    日本  3-0  香港
○森薗  6,9,2    リ・ホチン
○石川  7,4,-5、6  ヌグ・ウィンナン
○藤井  5,9,-2、3  タイ・ヤンラム

写真は石川と藤井
●女子グループリーグ第1試合結果
=グループA=
中国 3-0 エジプト
フランス 3-1 チュニジア

=グループB=
ハンガリー 3-0 チャイニーズタイペイ
ルーマニア 3-0 ニュージーランド

=グループC=
日本 3-0 チリ
中国香港 3-0 アメリカ

=グループD=
韓国 3-0 ブラジル
ドイツ 3-1 スペイン

●男子グループリーグ第1試合結果
=グループA=
中国 3-0 エジプト
フランス 3-0 コロンビア

=グループB=
韓国 3-1 チャイニーズタイペイ
ドイツ 3-2 ハンガリー

=グループC=
日本 3-0 スペイン
ポーランド 3-0 ブラジル

=グループD=
イングランド 3-0 カナダ
スウェーデン 3-0 オーストラリア

 前回、男子団体準決勝で中国を追い詰めたフランスは、今大会もなかなか手強いメンバーが揃っている。第1試合に出場したブルトン、グエンの2人はワールドジュニアサーキットで好成績を収めており、先日開催されたITTFジュニアサーキットファイナルにも出場。ともに決勝トーナメントへと進出している。ロレンツも同時に開催されたITTFカデットチャレンジで優勝しており、今大会も上位へと進出してきそうだ。
日本女子グループリーグ1戦目
   日本  3-0  チリ
○石川  5,8,7   デュラン
○森薗  8,2,6   ロジャス
○藤井  8,2,6   アバロス

日本男子グループリーグ1戦目
   日本  3-0  スペイン
○森本  7,10、7   ディエツ
○丹羽  6,6,9    レイエス
○藤本  2,9,8    ブルガダ

日本男子にはまだ松平健太が合流していなかったが、危なげなく地元スペインを一蹴。
写真は左から森本、丹羽、藤本
 12月と言えば、世界ジュニア選手権とITTFプロツアーファイナルとワールドイベントが続く。
世界ジュニアでは日本は過去にタイトルを獲るなど縁起の良い大会だ。各大陸の代表が一堂に会するジュニアの最高峰イベント。水谷、岸川はもちろん、馬龍、オフチャロフ、女子のサマラなど世界で活躍する選手の登竜門となっている。
 日本から8時間遅れの時差があるスペインの首都、マドリードでスタートした。会場はマドリッド郊外のCDMフランシスコ・フェルナンデス・オコアという長い名前の体育館。選手団のホテルからバスで20分ほど。
 情熱の国、スペインだが・・寒い。気温は3度から5度くらいで、朝は7時でも真っ暗。スペインの情熱はどこに行ったのか、寒いぞ!マドリッド。
 ところで日本女子は初戦チリと対戦し、3-0で勝利。チリのベンチには海外シニアボランティアで赴任している大岡多津子さんがベンチコーチ。日本は大岡巌監督で、つまり日本対チリで夫婦対決となった。
写真はチリの大岡多津子監督と日本の森薗
 遂に大会初日を迎えた第6回世界ジュニア選手権大会。大会は先日伝えたように男女団体戦からとり行われる。初日となる本日の試合日程は以下の通り。

=試合日程=
●9:30~(日本時間17:30~)
 女子団体戦 第1ステージ第1試合(日本 対 チリ)

●11:30~(日本時間19:30~)
 男子団体戦 第1ステージ第1試合(日本 対 スペイン)

●16:00~(日本時間24:00~)
 女子団体戦 第1ステージ第2試合(日本 対 中国香港)

●18:15~(日本時間26:15~)
 男子団体戦 第1ステージ第2試合(日本 対 ポーランド)

 団体戦は、まず4チームによるトーナメント戦の第1ステージを行う。上位2チームが決勝トーナメントへ、下位2チームは順位決定トーナメントへと進む。
 日本男子はグループCで決勝トーナメント進出を争う。同グループはポーランド、スペイン、ブラジルの3チームの組み合わせ。一方の日本女子もグループCで上位進出を争うこととなった。対戦チームは中国香港、チリ、アメリカの3チームとなっている。まずは決勝トーナメント進出目指し、がんばれニッポン!
 今回で第6回目の開催となった世界ジュニア選手権大会。スペインはマドリッドを舞台に、世界中から集まった若き才能が熱き火花を散らす。世界卓球の未来予想図とも言えるこの大会。上位進出者は近い将来シニアの舞台で活躍することだろう。
 大会は12月6日~13日にかけ行われる。男女団体戦、男女ダブルス、混合ダブルス、男女シングルスの計7種目が行われ、日本からは男女各4名の8名が参加。昨年の大会では日本は4つのメダルを獲得している(男子団体3位・男子ダブルス2位・女子ダブルス3位・混合ダブルス3位)。
 注目は何と言っても松平健太。前々回大会で並み居る強豪を倒し世界ジュニアチャンプに駆け上がった。一回り大きく成長した第4回大会王者は、再度頂点を極められるか? 日本代表チームの各人は近年世界のジュニア大会にて好成績を収めているだけに、今大会も期待せずにはいられない。
 大会は、現地時間6日午前9:30分の女子団体戦からスタート。スペイン・マドリッドの地から熱い闘いをお伝えします。

=日本男子代表選手=
 松平健太(青森山田高)、丹羽孝希(青森山田中)
 森本耕平(愛工大名電高)、藤本海統(滝川第二高)

=日本女子代表選手=
 石川佳純(ミキハウスJSC)、藤井優子(四天王寺高)
 森薗美咲(青森山田高)、谷岡あゆか(エリートアカデミー)