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ロンドン五輪

 いよいよロンドン五輪が近づいてきた。卓球競技は総合開会式の翌日、28日(土)からスタートするが、日本選手は女子が2日目の29日からの登場で、男子は30日(月)からのスタートとなる。

 25日(日本時間26日)に組み合わせのドローがある。男子シングルスではメダルを狙う日本の水谷隼に注目が集まる。五輪直前に世界ランキングでボル(ドイツ)を抜き、第3シードに上がった水谷だが、準々決勝で対戦が予想されるのが、荘智淵、朱世爀、オフチャロフ、呉尚垠の4人。この中でカットの朱に対しては厳しい試合が予想されるが、好調のオフチャロフも手強い相手となる。この2人を引き当てると、準決勝進出をかけて激戦が予想される。準決勝に上がれば、おそらく中国勢の張継科か王皓と対戦。張継科は好調だが、王皓がやや調子下げ気味という情報もあり、王皓を引き当てたい。
もし準決勝で負けたとしても、次にメダル決定戦があり、そこではボルか前述した4人の誰かと対戦する可能性が高い。

 ジャパンオープンでは心技体が充実し、素晴らしい試合を見せた水谷だが、もし8月1日、2日にピークを持っていけたら、日本にとって悲願のメダルを手にするかもしれない。もう一人のシングルス出場は岸川聖也だが、正直メダルは厳しい。しかし、後半の団体戦もあるので、しっかりと調子を上げ、本人の納得する試合をしてほしい。

 一方、女子シングルスでは石川佳純と福原愛にメダルのチャンスがある。中国の丁寧、李暁霞はメダルが確実視されているが、第3シードに韓国の金璟娥、第4シードに石川がつけている。石川は準々決勝までは中国選手と対戦しないが、福原は準々決勝に勝ち進めば、中国選手か金と対戦する。ドローで金を引き当て、世界選手権ドルトムント大会のような試合で金に勝てば、準決勝に進み、中国と対戦する。女子シングルスは7月31日(火)が準々決勝と準決勝が行われるので、その日に日本のメダルの行方は判明するだろう。

 シングルスでは男女とも日本のメダルは厳しいが、可能性としては水谷のほうが高い気がする。日本にとって初のメダルを大いに期待したいところだ。
いよいよ7月28日から始まるロンドン五輪卓球競技にむけて、五輪速報ページがオープンしました。
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日本は悲願のメダルなるか? 王国速報、要チェック!!


シングルス、団体戦でメダルを狙う日本のエース、水谷&福原(写真は7月9日の公開練習での様子)