●男子シングルス準々決勝
丹羽孝希(青森山田高) 5,3,6,6 平野友樹(明治大)
松平健太(早稲田大) 12,-9,9,2,-6,-6,11 岸川聖也(スヴェンソン)
大矢英俊(東京アート) 6,5,6,6 松平賢二(協和発酵キリン)
水谷隼(beacon.LAB) 9,-9,3,6,-7,-9,3 張一博(東京アート)
前回ベスト8の丹羽孝希が平野に完勝し、初のベスト4入り。レシーブから非常にスイングの速い台上バックドライブを連発し、時折長いツッツキを混ぜて全く平野に的を絞らせない。コースを読み切ったカウンタードライブの打球点は、バウンドと同時に打っているのではないかと思えるほど。昨日、カットの塩野と前回優勝の吉村を下して勝ち上がった平野だったが、なす術なし。
「昨日勝った塩野さんや吉村に申し訳ない。情けないです。技術力が全然違っていた。細かい部分では勝負できないので、何とかラリー戦に持ち込みたかったんですが、そこまで行きませんでした」と試合後の平野。
それにしても、準々決勝の舞台でも丹羽のプレーに重圧は全く感じられない。恐るべき高校3年生だ。