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欧州リポート

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ヨーロッパチャンピオンズリーグ 男子グループC
11/23 [カジャグラナダ 3-2 エースローブ]
11/23 [グレンツァオ 2-3 セスタス]
※左側のチームがホーム


 ECL(ヨーロッパチャンピオンズリーグ)男子グループBで暫定首位に立っているカジャグラナダ(スペイン)はエースローブ(スウェーデン)に辛くも勝利。幸先よく2点先取したものの、すぐに返され、一転して追いつめられたカジャグラナダだったが、ラストで大ベテランのプリモラッツ(クロアチア)がステフェンセン(イスラエル)をゲームオールで下し、苦しい戦いをものにした。
 もう1試合はセスタス(フランス)がグレンツァオ(ドイツ)に勝利。こちらも5番手までもつれる白熱した試合となり、ラストはツグウェル(デンマーク)がパベルカ(チェコ)を下して、決着をつけた。グレンツァオはエースの張ユク(中国香港)を欠いたのが大きく響いたか。

 グループCはカジャグラナダが全勝で首位独走。圧倒的な強さを見せているわけではなく、ラストまでもつれた試合を3試合制した勝負強さが光る。逆に全敗で最下位のグレンツァオはラストまでもつれた試合を3試合落としている。昨シーズンはグループリーグを突破し、準決勝進出へあと一歩まで迫ったチームが今シーズンはグループリーグで姿を消すことになった。

写真:カジャグラナダの“大黒柱”・プリモラッツ(07ジャパンオープン時)



11/23 カジャグラナダ 3-1 エースローブ
荘智淵 1、3、5 ステフェンセン
プリモラッツ -16、8、8、8 チャオ・ペン
ガルドス -7、-13、10、4、-7 アクセルクイスト
荘智淵 7、8、-7、-6、-6 チャオ・ペン
プリモラッツ 9、8、-9、-12、7 ステフェンセン

現在の順位
グループC 順位(11月23日終了時点)
1位:カジャグラナダ(4勝0敗/スペイン)
2位:エースローブ(2勝2敗/スウェーデン)
3位:セスタス(2勝2敗/フランス)
4位:グレンツァオ(0勝4敗/ドイツ)

ヨーロッパチャンピオンズリーグ 男子グループB
11/23 [デュッセルドルフ 3-1 ブダペスト]
11/23 [ポントワーズ 3-2 ザグレブ]
※左側のチームがホーム


ECL(ヨーロッパチャンピオンズリーグ)男子グループB第4戦はデュッセルドルフとポントワーズがそれぞれ勝ち星を挙げた。

 ボル(ドイツ)の出場しなかったデュッセルドルフだが、若手主体のブダペストに3-1で勝利。2番でオフチャロフ(ドイツ)がヤカブ(ハンガリー)に敗れたが、それを補うには余りあるメンバーが揃っている。他チームならエースに抜擢されるであろうコルベル(チェコ)を3番で使えることが大きなアドバンテージだ。
 暫定2位のザグレブと3位のポントワーズの試合は、5番までもつれこむ接戦となったが、ポントワーズは蒋澎龍(チャイニーズ・タイペイ)、シーラ、ロー(以上フランス)がそれぞれ1点ずつ挙げて勝利。反対にザグレブは朱世赫(韓国)が2点を叩き出したが、あと1点が遠かった。

 これでグループBも4試合が終了。首位はデュッセルドルフだが、2位との差は勝ち星ひとつ。この日の試合で同率2位に並んだポントワーズ、ザグレブはもちろん、4位ブダペストにもグループリーグ突破のチャンスがある。

写真:デュッセルドルフの“番人”・コルベル(07ジャパンオープン時)



11/23 デュッセルドルフ 3-1 ブダペスト
ズース 7、-10、5、9 ズウィックル
オフチャロフ 8、-9、-3、-2 ヤカブ
コルベル 12、4、9 パジー
ズース -8、8、5、8 ヤカブ

現在の順位
グループB 順位(11月23日終了時点)
1位:デュッセルドルフ(3勝1敗/ドイツ)
2位:ポントワーズ(2勝2敗/フランス)
2位:ザグレブ(2勝2敗/クロアチア)
4位:ブダペスト(1勝3敗/ハンガリー)

ヨーロッパチャンピオンズリーグ 男子グループA
11/23 [シャルロワ 3-0 サン・セバスチャン]
11/23 [ルバロワ 0-3 ヴュルツブルグ]
※左側のチームがホーム


 ECL(ヨーロッパチャンピオンズリーグ)は男子も久々に試合が行われた。優勝候補のシャルロワ(ベルギー)はこの日もストレート勝ち。開幕からの連勝を5に伸ばした。3番でJ.セイブ(ベルギー)がカルネロス(スペイン)にあわや敗戦かというシーンもあったが、最終ゲーム6本で勝利した。
 グループAのもう1試合はヴュルツブルグ(ドイツ)がルバロワ(フランス)にこちらもストレートでの勝利。ルバロワはトップでメイス(デンマーク)がカイナット(スロバキア)に競り負けると、エロワ(フランス)は譚瑞午(クロアチア)に完敗。3番カールソン(スウェーデン)はもうワンパンチ足りず、チチェチニン(ベラルーシ)に敗北した。

 グループAは現在シャルロワが首位独走。ここまで失点もわずか1なので、たとえ残り3試合すべて落としたとしてもグループリーグ突破が可能。逆に、ほかの3チームは3敗で並ぶ大混戦。ヴュルツブルグが1試合多くこなし、それに勝利しているために一歩リードか。しかし、この日負けたルバロワは戦力が揃っているために逆転の可能性も考えられる。

写真:ルバロワのエース・メイス(05世界選手権上海大会時)



11/23 ルバロワ 0-3 ヴュルツブルグ
メイス -8、8、-10、5、-9 カイナット
エロワ -8、-5、-10 譚瑞午
カールソン -10、-8、-12 チチェチニン

現在の順位
グループA 順位(11月23日終了時点)
1位:シャルロワ(5勝0敗/ベルギー)
2位:ヴュルツブルグ(2勝3敗/ドイツ)
3位:ルバロワ(1勝3敗/フランス)
4位:サン・セバスチャン(1勝3敗/スペイン)

ヨーロッパチャンピオンズリーグ 女子グループA
11/23 [ヘーレン 3-2 モンペリエ]
11/23 [クロッパッハ 3-0 サンドナテーゼ]
※左側のチームがホーム


 11月23日、約1カ月ぶりにECL(チャンピオンズリーグ)女子グループリーグが行われた。梅村がいるサンドナテーゼはクロッパッハと対戦し、0-3で敗れた。
 梅村は2番で呉佳多(ドイツ)と対戦。呉佳多は今年1月には35位だったランキングを11月には19位にまで上げてきており、この1年で地力をつけてきている選手。この伸び盛りの元中国選手に梅村は完敗だった。これでチームは1勝3敗と厳しい状況。一方、勝ったクロッパッハは4連勝と順風満帆だ。

 グループAのもう1試合はヘーレン(オランダ)が3-2でモンペリエ(フランス)を辛くも振り切った。この日のヘーレンはリー・ジャオ(オランダ)が大誤算。1番でゲーベル(ドイツ)に敗れると、汚名返上を賭けた4番でもイェン・スー(中国)に敗れ、2失点。王晨(アメリカ)が2得点を挙げたものの、ともにゲームオールでの辛勝だった。なんとか勝利を収め、1敗で踏みとどまっているヘーレン。次戦はサンドナテーゼと対戦する。

写真:梅村を破った呉佳多(07ジャパンオープン時)



11/23 クロッパッハ 3-0 サンドナテーゼ
ジュ・ホン 1、10、9 ドデアン
呉佳多 8、5、10 梅村
トート 7、6、-10、8 バデスク

現在の順位
グループA 順位(11月23日終了時点)
1位:クロッパッハ(4勝0敗/ドイツ)
2位:ヘーレン(3勝1敗/オランダ)
3位:サンドナテーゼ(1勝3敗/イタリア)
4位:モンペリエ(0勝4敗/フランス)

11/23 [ユーリッヒ 4-6 ブレーメン]
11/25 [グレンツァオ 6-4 ユーリッヒ]
11/25 [フルダ・マーバーツェル 5-5 オクセンハオゼン]
11/25 [プリューダーハオゼン 5-5 ゲナン]
11/25 [フリッケンハオゼン 1-6 デュッセルドルフ]
※左側のチームがホーム


 11月23日に行われたユーリッヒ対ブレーメンの一戦で、高木和対岸川の日本人対決が実現した。日本人対決第1ラウンドは2番ダブルス。まずはロスコフ(ドイツ)と組んだ高木和が3-1でケーン/岸川組(オランダ/)に勝利した。そしてユーリッヒの3-4で迎えた8番でついに二人の対決。ユーリッヒにとってはここで落とすと勝利がなくなる大事な場面で、高木和がゲームオールで日本人対決に勝利。4-4とし、勝利への可能性をつないだ。しかしユーリッヒは9番アポローニャ(ポルトガル)がヒールシャー(ドイツ)に敗れ、4-5。ラストでもフレイタス(ポルトガル)がチオティ(ルーマニア)に敗れ、ユーリッヒはホームで痛い一敗を喫した。
 その2日後の25日、ユーリッヒはアウェイでグレンツァオと対戦した。高木和は3番で格上のブラシュチック(ポーランド)を破ったが、チームはその勢いには乗れず。ブレーメン戦に引き続き、4-6と惜敗した。

 フルダ・マーバーツェル対オクセンハオゼン、プリューダーハオゼン対ゲナンの試合はともに引き分けに終わった。最下位プリューダーハオゼンは5-3と王手をかけてから痛恨のゲームオールでの2連敗。勝ち星が遠い。

 25日、最大の注目を集めたのが首位フリッケンハオゼン対デュッセルドルフの一戦。会場となったポルシェアリーナには4,500人もの観客が足を運んだ。結果は首位奪取への足がかりにしたいデュッセルドルフの圧勝。フリッケンハオゼンはシュテガー/トキッチ組がボル/ズース組を破り、7番で馬文革がボルをゲームオールまで追いつめたが、1-6で完敗だった。これでフリッケンハオゼンが首位陥落。代わって、デュッセルドルフが首位に躍り出た。



11/23 [ユーリッヒ 4-6 ブレーメン]
WINアポローニャ/フレイタス -6、2、7、5 ヒールシャー/チオティ
WINロスコフ/高木和 7、9、9、8 ケーン/岸川
ロスコフ -4、-7、-7 岸川WIN
高木和 -8、-5、-8 ケーンWIN
WINアポローニャ 5、7、9 チオティ
フレイタス 15、-5、-7、-9 ヒールシャーWIN
ロスコフ -8、3、-9、-7 ケーンWIN
WIN高木和 9、-8、6、-6、0 岸川
アポローニャ -9、9、-8、-9 ヒールシャーWIN
フレイタス -13、-7、11、9、-10 チオティWIN

写真:シングルスで高木和とロスコフを破ったケーン(06世界選手権ブレーメン大会時)

日本人選手の成績
●高木和卓
11/25 [対グレンツァオ]
WINロスコフ/高木和 6、7、-4、9 フェイヤー-コナート/パベルカ
WIN高木和 -6、8、11、8 ブラシュチック
高木和 -9、-7、-12 梁柱恩WIN

通算成績
シングルス:6勝9敗
ダブルス:4勝4敗

●岸川聖也
通算成績
シングルス:9勝9敗
ダブルス:4勝5敗

現在の順位(11月25日終了時)
1位:デュッセルドルフ(7勝2敗)
2位:グレンツァオ(7勝2敗)
3位:フリッケンハオゼン(5勝1敗3分)
4位:オクセンハオゼン(3勝1敗5分)
5位:フルダ・マーバーツェル(5勝3敗1分)
6位:ヴュルツブルグ(3勝3敗3分)
7位:ユーリッヒ(2勝5敗2分)
8位:ブレーメン(3勝6敗)
9位:ゲナン(1勝6敗2分)
10位:プリューダーハオゼン(7敗2分)

 11月20日に行われたドイツ杯選手権・準々決勝。大本命のデュッセルドルフは、ブンデスリーガで首位に立っているフリッケンハオゼンと対戦し、3-1で勝利。ドイツ杯選手権・準決勝へと駒を進めた。何も問題がないように思えるデュッセルドルフの進撃。しかし、デュッセルドルフが喫した失点1は、不動の大黒柱・ボル(ドイツ)の失点だった。ブンデスリーガでは7戦無敗のボル。文句なしにデュッセルドルフのエースなのだが、この日は2番手で出場。それが“事件”の伏線だったのだろうか。
 ボルに代わり、デュッセルドルフの1番手に抜擢されたのはズース。“ボルの相方”が馬文革をゲームオール13本で撃破、ボルにつなげた。バトンを受けとったボルは第1ゲームこそ2本で制したが、続く第2・3ゲームを9本で落とす。第4ゲームは取り返したが、ファイナルゲームを10本で落とし、まさかの黒星を喫した。
 “事件の当事者”になったのはドイツのシュテガー。世界選手権には03年パリ大会、05年上海大会、06年ブレーメン大会、07年ザグレブ大会に出場している。06年ブレーメン大会では、メダルがかかった準々決勝ロシア戦の3番で出場し、ゲームオールでスカチコフを下して準決勝進出を決めた男だ。今年のヨーロッパ選手権ではベスト16入りを果たしているが、それにしてもまさかボルに勝つとは…というのは素直な感想だ。

 準々決勝もうひとつの試合は、ブンデスリーガではここまで1勝で9位に甘んじているゲナンが3位グレンツァオを退ける波乱となった。王熹(中国)の2点獲りが光るが、2番で登場したフィルス(ドイツ)がブラシュチック(ポーランド)を倒したことが大きいだろう。

 これで準決勝進出チームが出揃った。準決勝に駒を進めたのは水谷所属のデュッセルドルフ(2位)、高木和卓所属のユーリッヒ(7位)、岸川所属のブレーメン(8位)、そしてゲナン(9位)。()内は11月20日までのブンデスリーガの順位だが、下位チームが3チームも残っていることがわかる。戦力的にもデュッセルドルフの本命は揺るがないが、絶対エースのボルが負けたようにまさかの結末が待っているかもしれない。
 準決勝・決勝は12月8日に行われる予定だ。

●準々決勝 ※左側のチームがホーム
11/19 [ゲナン 3-1 グレンツァオ]
王熹 6、11、4、6、9 張ユク
フィルス -4、-7、8、8、11 ブラシュチック
メンゲル -8、-6、-8 フェイヤー-コナート
王熹 7、-8、-8、7、8 張ユク

11/20[フリッケンハオゼン 1-3 デュッセルドルフ]
馬文革 -11、9、5、-5、-13 ズース
シュテガー -2、9、9、-9、10 ボル
トキッチ -5、-3、-10 コルベル
シュテガー -2、-7、-9 ズース

写真:まさかの敗戦を喫したボル(上/07世界選手権ザグレブ大会時)と大金星を挙げたシュテガー(下/06世界選手権ブレーメン大会時)

11/18 [ヴュルツブルグ 6-4 プリューダーハオゼン]
11/18 [デュッセルドルフ 6-1 グレンツァオ]
11/18 [オクセンハオゼン 5-5 フリッケンハオゼン]
※左側のチームがホーム


 11月18日にはドイツ・BL(ブンデスリーガ)で3試合が行われた。14日の試合でフルダ・マーバーツェルに完敗したヴュルツブルグは最下位のプリューダーハオゼンと対戦。エースの譚瑞午(クロアチア)と4番手チチェチニン(ベラルーシ)が単2勝ずつ挙げる活躍で、辛くもプリューダーハオゼンに勝利した。ヴュルツブルグに敗れ、今季7敗1分とドン底のプリューダーハオゼン。この日は05年世界ジュニア混合複準優勝の実績を持つペーテ(セルビア)を4番手で今季初起用。元ドイツ代表のカイナット(現スロバキア)を破ったが、ラストでチチェチニンに完敗し、引き分けに持ち込むことができなかった。

 水谷が所属しているデュッセルドルフは上位争いをしているライバル・グレンツァオと対戦。ITTFプロツアーに参戦していた水谷は出場しなかったが、ボル・ズース・オフチャロフ(以上ドイツ)・コルベル(チェコ)と圧倒的戦力を誇るデュッセルドルフが6-1でグレンツァオを圧倒した。これでデュッセルドルフは2位に返り咲き。

 首位・フリッケンハオゼンはオクセンハオゼンと引き分けた。ここまで単10勝3敗の成績で、首位を走るチームの原動力となっていた馬文革(中国)がクリサン(ルーマニア)と梁柱恩(中国香港)にともにゲームオール9本で敗れ、2番手のシュテガー(ドイツ)も2敗。厳しい戦いとなったが、9番でトキッチ(スロベニア)がゲームオールで勝利し、ラストにつなぐとバウム(ドイツ)もゲームオールでモンテイロ(ポーランド)を下し、苦しみながらも引き分けで勝ち点をゲットした。フリッケンハオゼンはこれで引き分けが3試合、対戦したオクセンハオゼンも4試合になり、どちらも引き分けが多いチーム。もちろん、勝ちきるだけの底力も欲しいところだが、どちらのチームも上位にいることから、ブンデスリーガではなんとか引き分けに持ち込んで、少しでも勝ち点を得ることもひとつのポイントになりそうだ。



11/18 オクセンハオゼン 5-5 フリッケンハオゼン
クリサン/イェレル -5、-9、5、8、-7 馬文革/バウムWIN
梁柱恩/モンテイロ 5、-3、11、-10、-6 シュテガー/トキッチWIN
WIN梁柱恩 -12、14、7、3 シュテガー
WINクリサン -5、-6、3、8、9 馬文革
WINイェレル 8、10、-9、10 バウム
モンテイロ 5、-4、10、-9、-9 トキッチWIN
WIN梁柱恩 -10、7、9、-7、9 馬文革
WINクリサン 10、6、-5、-5、6 シュテガー
イェレル 8、-2、-5、7、-7 トキッチWIN
モンテイロ -9、10、-7、9、-3 バウムWIN

写真上:今季初登場のペーテ(05世界ジュニア選手権時)
写真下:フリッケンハオゼンのバウム(05世界ジュニア選手権時)。オクセンハオゼン対フリッケンハオゼンは10試合中8試合がゲームオールの大激戦となった

現在の順位(11月18日終了時)
1位:フリッケンハオゼン(5勝3分)
2位:デュッセルドルフ(6勝2敗)
3位:グレンツァオ(6勝2敗)
4位:オクセンハオゼン(3勝1敗4分)
5位:フルダ・マーバーツェル(5勝3敗)
6位:ヴュルツブルグ(3勝3敗3分)
7位:ユーリッヒ(2勝3敗2分)
8位:ブレーメン(2勝6敗)
9位:ゲナン(1勝6敗1分)
10位:プリューダーハオゼン(7敗1分)

11/14 [フルダ・マーバーツェル 6-2 ヴュルツブルグ]
11/17 [ゲナン 4-6 フルダ・マーバーツェル]
※左側のチームがホーム


 ITTFプロツアー今季最終戦のスウェーデンオープン開催中の11月14日と17日、ドイツ・ブンデスリーガではフルダ・マーバーツェルの2連戦が組まれたが、ヴュルツブルグとゲナンを連破。連勝を4に伸ばした。

 14日には6位ヴュルツブルグと対戦。失点は2番ダブルスと4番ワルドナー(スウェーデン)の2つだけで、6-2でホームでの勝利を飾った。
 17日のゲナン戦ではスウェーデンオープンに参戦したパーソン(スウェーデン)を欠いたが、代役としてメン・チンユ(ドイツ)が今季初登場。5番ではメンゲル(ドイツ)に敗れたが、ラストでフィルス(ドイツ)を破り、勝利を決めた。

 フルダ・マーバーツェルに所属しているスーパースター・ワルドナーは現在シングルスで5勝8敗。今季初戦はボル(ドイツ)相手にゲームオールの9本と迫ったが、一時は3連敗を喫するなど成績が低迷していた。しかし、今月は2勝2敗とやや立て直してきた感がある。それに呼応するように、チームも4連勝で5位浮上と成績を上げてきている。



●ワルドナーのシングルス成績
11/14 対ヴュルツブルグ
ワルドナー -7、-9、7、-8 譚瑞午WIN
WINワルドナー 5、13、7 凌偉超

11/17 対ゲナン
ワルドナー 6、-7、-11、-9 王熹
WINワルドナー 3、8、5 ガブラス

写真:フルダ・マーバーツェルの2番手に起用されているワルドナー(04アテネ五輪時)

11/12 [ユーリッヒ 3-6 デュッセルドルフ]
11/12 [ブレーメン 6-4 プリューダーハオゼン]
11/12 [グレンツァオ 6-4 オクセンハオゼン]
11/13 [フリッケンハオゼン 6-0 ゲナン]
※左側のチームがホーム


 11月12~13日に、ドイツ・ブンデスリーガ第7節が行われた。6位ユーリッヒと4位デュッセルドルフの対戦は700人もの観客が入る大盛況。高木和vs.水谷の日本人対決はならなかったが、高木和がオフチャロフ(ドイツ)をストレートで敗る奮闘ぶり。ズース相手にもゲームオールと善戦した。しかし、地力に勝るデュッセルドルフが6-3で勝利した。デュッセルドルフの水谷はダブルスでは勝ったものの、シングルスではアポローニャに敗れ、なんとシングルスで5連敗。プロツアーにも参戦している水谷はややお疲れの様子か。

 岸川のブレーメン(現在9位)は最下位プリューダーハオゼンとの対戦。カラカセビッチ(セルビア)に2点獲りを許したが、ブレーメンは全員が1勝を挙げ、プリューダーハオゼンを総合力で上回った。岸川はカラカセビッチにはゲームオールで敗れたが、単複で1勝ずつ挙げてチームの勝利に貢献。ブレーメンは今季2勝目をマークした。

 12日に行われた試合で、一番の注目は現在2位のグレンツァオと3位オクセンハオゼンの対戦。首位のフリッケンハオゼンを追いかける上で、ここで立ち止まるわけにはいけない2チーム。2~5番で4連勝したグレンツァオに対し、オクセンハオゼンもジワリと迫る。グレンツァオの5-4で迎えたラストはパベルカ(チェコ)がボボチーカ(イタリア)を下し、グレンツァオが2位の座を守った。4番の張ユク対梁柱恩の中国香港対決がひとつのポイントとなったか。

 首位のフリッケンハオゼンは8位ゲナンと対戦。順位の差がそのまま表れたような試合で、6-0でフリッケンハオゼンがゲナンを圧倒。首位をがっちりキープ。



11/12 [ユーリッヒ 3-6 デュッセルドルフ]
ロスコフ/高木和 -10、7、9、-5、-7 コルベル/オフチャロフWIN
アポローニャ/フレイタス -8、-6、-9 ズース/水谷WIN
WINロスコフ -4、-4、9、5、10 オフチャロフ
高木和 -8、6、-4、10、-6 ズースWIN
WINアポローニャ 5、-10、8、2 水谷
コソウスキ -7、-8、-6 コルベルWIN
ロスコフ 7、-12、-12、11、-8 ズースWIN
WIN高木和 6、10、9 オフチャロフ
アポローニャ -6、6、8、-6、-9 コルベルWIN

写真:グレンツァオ対オクセンハオゼンで実現した張ユク(上)と梁柱恩(下)の中国香港対決は張ユクが勝利(06世界選手権ブレーメン大会時)

日本人選手の成績
●水谷隼
通算成績
シングルス:2勝6敗
ダブルス:4勝2敗

●高木和卓
通算成績
シングルス:5勝7敗
ダブルス:3勝4敗

●岸川聖也
11/12 [ブレーメン 6-4 プリューダーハオゼン]
WINケーン/岸川 6、10、10 カラカセビッチ/モリーン
岸川 7、-16、-3、9、-3 カラカセビッチWIN
WIN岸川 8、13、11 モリーン

通算成績
シングルス:8勝8敗
ダブルス:4勝3敗


現在の順位(11月13日終了時)
1位:フリッケンハオゼン(5勝2分)
2位:グレンツァオ(6勝1敗)
3位:デュッセルドルフ(5勝2敗)
4位:オクセンハオゼン(3勝1敗3分)
5位:ヴュルツブルグ(2勝2敗3分)
6位:ユーリッヒ(2勝2敗2分)
7位:フルダ・マーバーツェル(3勝3敗)
8位:ブレーメン(2勝6敗)
9位:ゲナン(1勝5敗1分)
10位:プリューダーハオゼン(1分6敗)

 ドイツ杯選手権準々決勝で日本人選手が活躍した。10月29日には高木和卓(東京アート)が所属しているユーリッヒがアウェイでオクセンハオゼンと対戦。ブンデスリーガで上位争いしているオクセンハオゼンが相手だったが、ロスコフが2点、高木和も1点を勝ち取り、見事に勝利した。高木和は2番で梁柱恩(世界ランキング56位/中国香港)を下した。
 11月6日にはブレーメンの岸川聖也(スヴェンソン)が登場。ヴュルツブルグ戦でエースとして起用され、トップで譚瑞午(クロアチア)を下し、期待に応えた。2番ケーン、3番ヒールシャーも勝利してブレーメンが準決勝進出を決めた。
 準々決勝の残り2試合は11月19日・20日に行われる予定。20日には水谷隼(青森山田高)所属のデュッセルドルフがホームでフリッケンハオゼンと対戦する。準決勝進出を決めた高木和、岸川に続くことができるだろうか。

●準々決勝 ※左側のチームがホーム
10/29 [オクセンハオゼン 2-3 ユーリッヒ]
クリサン -7、3、-9、-9 ロスコフ
梁柱恩 -7、5、-9、-9 高木和
イェレル 6、7、7 アポローニャ
クリサン -7、1、4、4 高木和
梁柱恩 9、-3、-9、-11 ロスコフ

11/6 [ヴュルツブルグ 0-3 ブレーメン]
譚瑞午 -5、-6、8、7、-5 岸川
カイナット 8、-6、10、-7、-11 ケーン
チチェチニン -7、-11、-6 ヒールシャー

写真:ドイツ杯選手権で準決勝進出を決めた高木和(上)と岸川(下)。ともに06年世界選手権ブレーメン大会時