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欧州リポート

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 ドイツ・ブンデスリーガに村松雄斗(東京アート)らが出場。2部では緒方遼太郎(JOCエリートアカデミー/帝京)がブンデスリーガデビューとなった。試合の結果は下記のとおり。

【2016/2017ドイツ・ブンデスリーガ】
1部
<オクセンハウゼン 3−2 ベルクノイシュタッド>
○S.ゴーズィ 8、11、9 ドゥダ
 カルデラノ -10、-5、8、10、-9 メンゲル○
○村松 7、-9、-9、6、9 ワルサー
 カルデラノ 8、-8、-10、-7 ドゥダ○
○S.ゴーズィ 6、-6、-10、8、10 メンゲル
☆村松雄斗通算成績:3勝1敗

<グレンツァオ 0−3 ブレーメン>
 コウ・レイ 10、-1、-11、4、-15 シュテガー○
 三部 -8、-2、-11 スカチコフ○
 チウ・リャン -6、-5、-8 スッチ○
☆三部航平通算成績:2勝5敗

<ボルシア・デュッセルドルフ 3−1 ザールブリュッケン>
○K.カールソン 9、9、4 アポロニア
 ボル 9、9、-6、-5、-11 フランチスカ○
○フェガール 7、9、-10、5 トキッチ
○ボル 8、3、5 アポロニア

<ミュールハウゼン 3−1 フルダ・マーバーツェル>
○Da.ハベソーン -13、-3、6、9、2 フィルス
○イオネスク -6、-9、7、6、6 王熹
 ヒールシャー -4、11、-2、-6 グルーツ○
○Da.ハベソーン -3、-5、7、8、7 王熹

2部
<フリッケンハウゼン 5−5 ユーリッヒ>
 緒方/ヘドルンド 6、-7、-8、7、-9 ミュールバッハ/セレダ○
○緒方 8、4、-9、5 ミュールバッハ
○緒方 -11、3、8、9 ジャン
☆緒方遼太郎通算成績:単2勝0敗/複0勝1敗

<ケーニヒスホーフェン 6−4 ザールブリュッケンⅡ>
 及川/ゼリコ 7、-7、-5、-5 トキッチ/ムッティ○
○及川 -9、7、5、-9、9 ムッティ
 及川 -8、-5、-9 トキッチ○
☆及川瑞基通算成績:単1勝1敗/複0勝1敗


 競り合いながらもワルサー(ドイツ)を下した村松は3勝目。チームも5試合目を終えて4勝1敗で2位につけている。一方三部は今シーズン5敗目でチームも敗れ、こちらは1勝4敗で最下位となっている。今シーズンより1部は9チームとなったため、森薗政崇(明治大)所属のグリューンヴェッターズバッハは試合がなかった。初の海外リーグ参戦となる緒方は、デビュー戦で単2勝の活躍。なお同じチームには松山祐季(愛工大名電高)も所属しており、ここまで1試合の出場で単2勝0敗、複0勝1敗の成績を残している。
  • 2勝をあげた緒方(写真は2016年岩手国体)

 9月末にスタートした女子に引き続き、男子も2016/2017シーズンのヨーロッパチャンピオンズリーグが開幕。グループリーグ第1戦には水谷隼(beacon.LAB)、村松雄斗(東京アート)、吉田海偉(Global Athlete Project)が出場した。試合の結果は下記のとおり

【2016/2017 男子ヨーロッパチャンピオンズリーグ】
グループA
<オレンブルク(ロシア) 3−0 アンジェ(フランス)>
○オフチャロフ -9、9、-8、5、10 ヨン・パーソン
○サムソノフ 10、11、-7、8 ルンクイスト
○水谷 7、7、8 レグー

<オクセンハウゼン(ドイツ) 3−2 ロスキレ(デンマーク)>
○S.ゴーズィ 8、5、6 オーストワウダー
 村松 -4、-8、-6 ツァイ・ユージア○
○カルデラノ 5、5、12 ニールセン
 S.ゴーズィ -6、-9、7、-5 ツァイ・ユージア○
○村松 4、6、4 ベンツェン

グループB
<グルジョンツ(ポーランド) 2−3 UMMC(ロシア)>
○ワン・ヤン -9、10、-6、3、6 ガチーナ
○吉田 -10、7、4、4 シバエフ
 オーベルホー 10、-7、-8、-14 ウラソフ○
 吉田 -8、-9、5、-10 ガチーナ○
 ワン・ヤン -6、8、-3、-14 シバエフ○


 今シーズンからオレンブルクに移籍した水谷は、デビュー戦で白星。チームもストレート勝ちで好スタートを切った。初のECL出場となった村松は1敗を喫したが、ラストでベテランのベンツェン(デンマーク)を下し勝利に貢献した。吉田はシバエフ(ロシア)に勝利するもガチーナ(クロアチア)に敗れ、黒星スタートとなった。
 グループリーグ第2戦は10月末に開催される。水谷所属のオレンブルクと村松所属のオクセンハウゼンの対戦となっている。
 昨週末に開催されたヨーロッパリーグに日本選手が多数出場。ドイツ・ブンデスリーガ女子1部の開幕戦には浜本由惟(JOCエリートアカデミー/大原学園)が出場。女子はヨーロッパチャンピオンズリーグもスタートした。ポーランドリーグでは、松平賢ニ(協和発酵キリン)が初出場を果たしている。試合の結果は下記のとおり。

【2016/2017 女子ECLグループリーグ】
グループA
<ベルリン・イーストサイド 3−1 エジシュレッド>
○浜本 6、-11、6、-4、9 リー・ジャオ
 シャン・シャオナ 4、8、-3、-7、-9 パスカウスキーン○
○ポータ 10、7、7 カータイ
○浜本 8、-5、12、6 パスカウスキーン

グループC
<ALCL 3−1 ブルサ>
○ティアン・ユアン 2、4、5 クラッケン
○小野 3、-8、7、10 プリワロワ
 ドボラク -12、9、-7、-8 フー・メレク○
○小野 9、-9、-9、7、7 クラッケン

【2016/2017 ドイツ・ブンデスリーガ女子1部】
<ベルリン・イーストサイド 6−0 ヘーベルホフ>
○ゾルヤ/シャン・シャオナ 8、7、4 カイサー/イマムラ
○浜本/ポータ -5、12、10、7 ガニナ/ティアン・ジャン
○ゾルヤ 5、1、6 カイサー
○シャン・シャオナ 6、5、9 ガニナ
○浜本 -6、6、5、4 ティアン・ジャン
○パリナ 3、-8、-8、10、8 イマムラ
☆浜本由惟通算成績:単1勝0敗/複1勝0敗

【2016/2017 ポーランド・スーパーリーグ】
<ボゴリア 1−3 ビアリストック>
 ギオニス -8、-7、4、-8 何鈞傑○
 張 -4、-7、-4 ワン・ツォンイ○
○ゴラク 6、-4、9、9 プラトノフ
 張 -9、-9 何鈞傑○
☆張一博通算成績:1勝3敗

<ジェロナグーラ 3−2 コルピンフラッグ>
○高木和 5、10、11 コソウスキ
 ブラシュチック -7、-9、8、-9 ツボイ○
○ホレイシ 11、10、-9、-5、4 プロコプツォフ
 高木和 -7、-8 ツボイ○
○ブラシュチック -9、8、6 コソウスキ
☆高木和卓通算成績:1勝1敗

<デコルグラス 1−3 オストラーダ>
 松平 -9、-11、6、8、-5 パイコフ○
○ウラブリク 6、4、-7、11 デヴォス
 チョイノフスキ キケン サッチ○
 ウラブリク -5、-8 パイコフ○
☆松平賢ニ通算成績:0勝1敗
 週末に開催されたドイツ・ブンデスリーガに森薗政崇(明治大)、村松雄斗(東京アート)、三部航平(専修大)が出場。試合の結果は下記のとおり。

【2016/2017 ドイツ・ブンデスリーガ男子1部】
<グリューンヴェッターズバッハ 0-3 フルダ・マーバーツェル>
 ジブラト -6、-4、9、-4 王熹○
 森薗 -6、-9、5、10、-5 フィルス○
 ウォーカー 10、-7、-9、-4 グルーツ○
☆森薗政崇通算成績:3勝2敗

<グレンツァオ 2-3 ミュールハウゼン>
○コウ・レイ -2、8、6、12 イオネスク
 三部 -5、-9、-10 Da.ハベソーン○
 チウ・リャン -9、-4、-8 ヒールシャー○
○コウ・レイ 7、9、5 Da.ハベソーン
 三部 -7、3、-4、-7 イオネスク○
☆三部航平通算成績:2勝4敗

<オクセンハウゼン 2-3 ザールブリュッケン>
 村松 -8、-9、9、-5 フランチスカ○
○ディヤス 10、7、4 アポロニア
 ゴーズィ 7、-6、-5、7、-12 トキッチ○
○村松 -5、9、9、-12、13 アポロニア
 ディヤス 9、-8、-4、-11 フランチスカ○
☆村松雄斗通算成績:2勝1敗

<ボルシア・デュッセルドルフ 3-0 ブレーメン>
○K.カールソン 2、6、-6、4 シュテガー
○シェルベリ 6、9、-8、11 チオティ
○フェガール 8、8、7 スカチコフ


 2試合目の出場となった村松はフランチスカ(ドイツ)に敗れたものの、アポロニア(ポルトガル)に粘り勝ち。三部はブンデスリーガで初の2失点、森薗はフィルス(ドイツ)に追いすがるも惜しくも逃げ切られた。
  • アポロニアを破った村松(写真は2016年全日本社会人)

 週末に開催されたドイツ・ブンデスリーガ1部に森薗政崇(明治大)、三部航平(専修大)が出場。ポーランドリーグでは張一博(東京アート)が初出場を果たしている。試合の結果は下記のとおり。

【2016/2017 ドイツ・ブンデスリーガ1部】
<グリューンヴェッターズバッハ 3–1 ミュールハウゼン>
○森薗 5、8、9 イオネスク
 ロブレス -7、9、-10、12、-5 Da.ハベソーン○
○チウ・ダン -8、7、11、-9、9 ヒールシャー
○森薗 8、8、12 Da.ハベソーン
☆森薗政崇通算成績:3勝1敗

<グレンツァオ 1–3 ボルシア・デュッセルドルフ>
 コウ・レイ -9、3、-9、-4 K.カールソン○
○三部 -8、6、-7、12、1 フェガール
 チウ・リャン -5、-4、-6 アチャンタ○
 三部 -8、9、-9、-6 K.カールソン○
☆三部航平通算成績:2勝2敗

<オクセンハウゼン 3–1 ブレーメン>
○ディヤス 6、-10、9、-9、9 シュテガー
○カルデラノ -7、10、-10、8、3 スッチ
 ジェラルド -8、-7、6、-9 チオティ○
○カルデラノ 10、8、9 シュテガー

<フルダ・マーバーツェル 3–1 ベルクノイシュタッド>
○グルーツ -6、-9、7、9、8 ドゥダ
 王熹 -6、-4、-9 メンゲル○
○フィルス -9、7、6、-7、8 ワルサー
○王熹 2、4、5 ドゥダ

【2016/2017 ポーランド・スーパーリーグ】
<ボゴリア 3-1 ジェロナグーラ>
○ギオニス 6、7、7 ゴラ
 張 7、-8、-9、-5 ブラシュチック○
○ゴラク -3、-9、3、11、8 ホレイシ
○ギオニス 5、5、キケン ブラシュチック
☆張一博通算成績:0勝1敗


 今シーズン2戦目の出場となった森薗は、Da.ハベソーン(オーストリア)、イオネスク(ルーマニア)に勝利。三部は昨シーズンの王者・デュッセルドルフと対戦。フェガール(オーストリア)を破ったが、K.カールソン(スウェーデン)には及ばず、チームも敗れた。初出場の張は42歳のベテラン、ブラシュチック(ポーランド)に敗戦。白星スタートとはならなかった。なお、張の所属するボゴリアには、吉田雅己(愛知工業大)も所属。吉田は9月9日の試合に2番で出場し、ストレートで勝利している。
  • 2勝をあげた森薗(写真は2016年秋季関東学生リーグ)

 8月28日にドイツ・ブンデスリーガ2016/2017シーズンが開幕。男子1部第1節には2シーズンぶりのブンデスリーガ参戦となる森薗政崇(明治大)、ブンデスリーガ1部に初参戦する村松雄斗(東京アート)と三部航平(専修大)が出場した。試合の結果は下記のとおり。

【2016/2017ブンデスリーガ1部第1節】
<オクセンハウゼン 3-0 グレンツァオ>
○カルデラノ -7、6、4、6 三部
○ディヤス -11、9、9、1 コウ・レイ
○村松 3、6、8 チウ・リャン
☆村松雄斗通算成績:1勝0敗
☆三部航平通算成績:0勝1敗

<フルダ・マーバーツェル 3-0 ブレーメン>
○グルーツ 6、-6、8、-8、10 シュテガー
○王熹 7、2、-7、10 スカチコフ
○フィルス 5、-12、3、3 チオティ

<グリューンヴェッターズバッハ 3-2 ベルクノイシュタッド>
 ウォーカー -12、-9、-5 メンゲル○
 森薗 6、10、-7、-9、-9 ドゥダ○
○ロブレス 5、10、6 ワルサー
○森薗 10、-9、6、7 メンゲル
○ウォーカー -8、7、-5、9、8 ドゥダ
☆森薗政崇通算成績:1勝1敗

 村松所属のオクセンハウゼンは三部所属のグレンツァオと対戦。トップでカルデラノ(ブラジル)が三部に勝利すると、3番では村松がチウ・リャン(ドイツ)に快勝。村松は初戦を見事勝利で飾った。森薗政崇は2番でドゥダ(ドイツ)にゲームカウント2-0から逆転負けを喫したが、4番ではメンゲル(ドイツ)を下し、チームも逆転勝ちで今シーズンをスタートさせた。
 9月17日に開幕する女子1部には、ベルリン・イーストサイドに加藤美優(礼武道場)、エッセンに鈴木李茄(専修大)、梅村礼が所属することとなっている。男子2部では、緒方遼太郎(JOCエリートアカデミー/帝京)と松山祐季(愛工大名電高)がフリッケンハウゼン、小澤吉大がユーリッヒ、及川瑞基(専修大)と吉村和弘(愛知工業大)がケーニヒスホーフェンでプレーすることになっている。
  • デビュー戦を白星で飾った村松(写真は2016年ジャパンオープン)

 7月8〜17日にクロアチア・ザグレブでヨーロッパユース選手権が開催され、14種目でチャンピオンが決定。各種目の優勝・準優勝は下記のとおり。

【ジュニア男子団体】
優勝:イタリア
準優勝:チェコ

【ジュニア女子団体】
優勝:ルーマニア
準優勝:セルビア

【ジュニア男子シングルス】
優勝:カシン(フランス)
準優勝:リベンコ(オーストリア)

【ジュニア女子シングルス】
優勝:ディアコヌ(ルーマニア)
準優勝:ニン・ジン(アゼルバイジャン)

【ジュニア男子ダブルス】
優勝:ヒップラー/ホフマイヤー(ドイツ)
準優勝:ピント/アマト(イタリア)

【ジュニア女子ダブルス】
優勝:ルン・リサ/ロイエン(ベルギー)
準優勝:ディアコヌ/ドラゴマン(ルーマニア)

【ジュニア混合ダブルス】
優勝:ハニン/トリゴロス(ベラルーシ)
準優勝:ポランスキー/ホ・ティンティン(チェコ/イングランド)

【カデット男子団体】
優勝:ロシア
準優勝:スウェーデン

【カデット女子団体】
優勝:ロシア
準優勝:ポーランド

【カデット男子シングルス】
優勝:シドレンコ(ロシア)
準優勝:モルガード(スウェーデン)

【カデット女子シングルス】
優勝:タイラコワ(ロシア)
準優勝:カザンツェワ(ロシア)

【カデット男子ダブルス】
優勝:コロドジェツィック/ウルス(オーストリア/モルドバ)
準優勝:モルガード/フリス(スウェーデン)

【カデット女子ダブルス】
優勝:プライアン/ジロノワ(ロシア)
準優勝:コリシュ/カザンツェワ(ロシア)

【カデット混合ダブルス】
優勝:カツマン/カザンツェワ(ロシア)
準優勝:ピカード/パヴァデ(フランス)


 ジュニア男子団体を制したのはイタリア。準決勝、決勝と2試合続けて5番までもつれる接戦を制し、3年ぶりの優勝を果たした。メダル獲得数1位はロシア。カデットカテゴリーで6種目を制したほか、金6個、銀2個、銅4個の計12のメダルを獲得した。男女ともにシニアでは強豪のドイツは男子ダブルスの金メダル1つに終わった。
 6月21日からスタートしたロシア・プレミアリーグプレーオフに水谷隼(beacon.LAB)が出場した。水谷所属のUMMCは準決勝でオレンブルクと対戦。水谷が第1戦でサムソノフ(ベラルーシ)、オフチャロフ(ドイツ)に勝利、第2戦でも再びオフチャロフから勝利をあげる活躍を見せて、ライバルチームとの大一番に勝利。決勝でもトップでリヴェンツォフ(ロシア)に快勝し、チームもストレート勝ちでロシアリーグ優勝を決めた。
 2013/2014シーズンからロシアリーグでプレーする水谷だが、UMMCで試合に出場するのはこれが最後。来シーズンからはライバルチームのオレンブルクでのプレーとなる。最後の試合を優勝という最高の形で締めくくり、リオに向けて調子は上々といったところだろう。

【2015/2016ロシア・プレミアリーグ プレーオフ】
準決勝第1戦
<UMMC 3−1 オレンブルク>
 シバエフ -10、-3、8、-8 オフチャロフ○
○水谷 10、9、-8、9 サムソノフ
○ウラソフ 7、10、7 スミルノフ
○水谷 -7、8、3、4 オフチャロフ

準決勝第2戦
<UMMC 3−0 オレンブルク>
○水谷 9、9、9 オフチャロフ
○シバエフ 8、4、7 サムソノフ
○ウラソフ 10、-8、9、9 スミルノフ

決勝
<UMMC 3−0 スパルタ>
○水谷 9、9、8 リヴェンツォフ
○シバエフ 10、-7、7、9 ドリルス
○ウラソフ 9、5、-4、4 ラキーフ
☆水谷隼通算成績:4勝0敗
 ヨーロッパチャンピオンズリーグ男女決勝第2戦が行われ、男子はポントワーズ(フランス)、女子はベルリン・イーストサイド(ドイツ)が優勝。ポントワーズ、ベルリン・イーストサイドともに2年ぶりのECL制覇となった。

【2015/2016ECL男子決勝第2戦】
<ポントワーズ(フランス) 3−1 エースローブ(スウェーデン)>
○フロール 8、9、7 エーベルホー
○フレイタス -6、11、8、13 徐輝
 K.カールソン 4、-5、-7、-9 スベンソン○
○フロール 6、11、-6、7 徐輝
★2戦合計の結果、1勝1敗、得失点4対4で並んだが、ポントワーズが得失ゲーム差で1上回り優勝

【2015/2016ECL女子決勝第2戦】
<ベルリン・イーストサイド(ドイツ) 3-0 タルノブジェク(ポーランド)>
○シャン・シャオナ 11、5、12 パルティカ
○ゾルヤ 5、7、13 リー・チェン
○ポータ -7、4、キケン ハン・イン
★2戦合計の結果、2勝0敗でベルリン・イーストサイドが優勝
※3番はベルリン・イーストサイドの優勝が決定したため途中棄権


 男子は第1戦で敗れ、追いつめられたポントワーズが逆転で優勝。フロールが第1戦で2点を奪われた徐輝、王建軍を下す金星を上げたエーベルホーに勝利し、チームの窮地を救う活躍を見せた。第1戦は1-3で敗れており、1勝1敗、得失点も4-4で並んだが、最後は得失ゲーム差1でエースローブを上回り、2年ぶりのタイトル獲得となった。フロールは準決勝のオレンブルク(ロシア)戦でもスミルノフに競り勝ち決勝進出を決めるなど、大車輪の活躍でチームを優勝に導いた。
 惜しくも敗れたエースローブはグループリーグ、決勝トーナメント合わせて4回敗れており、ストレート勝ちも1試合のみ、世界ランキング50位以内の選手もゼロの中、ギリギリの接戦を勝ち上がってきたが、最後は及ばず。奇跡の優勝は夢と消えた。

 女子は第1戦を3-2で勝利したベルリン・イーストサイドがタルノブジェクをストレートで下し優勝を決めた。グループリーグから決勝まで、1試合も落とすことなく完全優勝を果たした。今シーズンはすでにブンデスリーガ、ドイツカップを制しており、ECL優勝で3冠を達成。チームとして獲得し得るタイトルすべてを手に入れる最高のシーズンとなった。
 昨日開催されたブンデスリーガ男子1部プレーオフ決勝。ボルシア・デュッセルドルフがザールブリュッケンに勝利し、3連覇を達成した。試合の結果は下記のとおり。

【2015/2016ブンデスリーガ男子1部プレーオフ決勝】
<ボルシア・デュッセルドルフ 3-1 ザールブリュッケン>
○ボル 3、6、-12、10 トキッチ
 ギオニス -10、-10、-7 アポローニャ○
○アチャンタ 8、-8、2、8 マテネ
○ボル -6、8、2、8 アポローニャ


 圧倒的な強さを見せてブンデスリーガを制した昨シーズンとは違い、今季は苦戦が続いたボルシア・デュッセルドルフ。リーグから思う様に勝ち星を伸ばせず、リーグ最終戦で4位に滑り込み、ギリギリでのプレーオフ進出であった。しかしプレーオフに入ってからは、メンバーそれぞれが復調、準決勝でフルダ・マーバーツェル、決勝でザールブリュッケンを下して3シーズン続けてのブンデスリーガチャンピオンとなった。
 中でもボル(ドイツ)の復活は大きく、準決勝、決勝ではそれぞれ2得点をあげる大車輪の活躍で優勝に大きく貢献。今季は故障で欠場も多く、消化不良気味のシーズンを送っていたボルだが、最後に借りを返す活躍を見せた。
 試合後にコーチのハイスターは「デュッセルドルフの強さはクラブ全体と選手の結束力。今日それを再確認した」とコメントしたが、現メンバーで戦うのはこの試合が最後。来シーズン、ギオニスはポーランドのボゴリアへ、フランチスカは決勝で戦ったザールブリュッケンへ移籍し、フェガール(オーストリア)、K.カールソン、シェルベリ(ともにスウェーデン)が加入し、新チームでのスタートを切る。