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第48回 世界選手権大会(団体戦) ブレーメン大会

日本対ベルギーの第2試合は、岸川対P.セイブ。
岸川は打点の早い両ハンドドライブで攻めるが、P.セイブのテクニックに持ち味をいかせず。巧みな技を使う日本の若手も、ヨーロッパのベテランの技に及ばなかった。

岸川 -11、6、-6、-3 P.セイブ
メインホールで始まった日本対ベルギー。かなりの強豪だが、世界ランク10位でエースのJ.セイブが故障で出場しないため、日本にとっては大チャンス。
トップは吉田対ボステス。吉田は持ち前のフットワークを生かしたフォアドライブが今日も決まり、得点を重ねた。昨日の女子の勢いが男子にも通じたのか、接戦でも強さを発揮し、第1、3ゲームのジュースをものにし、3対1で吉田が勝利。日本チームがいいスタートをきった。

吉田 10、-5、10、6 ボステス
前日にグループリーグ1位通過を決めた日本女子チームは余裕の勝利。明日の準々決勝を迎える。
福原「気を抜かないように、気を引き締めてやるのが大変でした。クロアチアとシンガポールと比べても少し落ちるので、油断しないようにわざと緊張しました。今まで負けてもおかしくないような相手に3対0で勝ったりしたからここで油断しないように。競った場面こそチームワークが出る。日本チームはチームワークがいいから競ったときでも安心して頼れるチーム。調子は悪くないのでこれから試合をしていって1試合でも多く頑張りたい。昨夜は横浜卓球連盟の人がごちそうしてくれて、日本料理だったけど、すごく食べたかったけど、そこに出発する前に亜衣ちゃんと二人で食べちゃったのでタコワサを二つくらいしか食べられなかった。1位通過で堂々とした気分で上でやれますね」
近藤監督「グループリーグの最後をいい形で締めくくれましたので、決勝トーナメントに向けて気持ちを引き締めたい。情報を確認して準備したい。藤沼はキャプテンとして裏方としてチームをまとめてきたが、ここで奮起してくれたのはチームとして明るい材料ですね」
藤沼、平野が危なげなく勝ち、3番は福原。
予想通り終始福原ペースで試合は進み、3ゲームはジュースにもつれるも、難なくストレートでポリアチコバを下した。
日本チームは予選リーグ全勝の1位通過という最高の形で決勝トーナメントに進むことになった。トーナメント準々決勝は明日行われる。この勢いがあれば、ニッポンメダル獲得間違いなしだ!

福原 4、2、11 ポリアチコバ
2番は平野が登場。相手のオドロバは世界ランク69位で28位の平野よりは格下だが、昨日クロアチアのエースで世界ランク7位のボロスを破っている。あなどれない相手だ。
…だがしかし、平野は強かった。相手に強打を打たせず、逆にこちらが攻めるという理想的な展開。ラリーの主導権を終始握り、サービスもきき、終わってみればストレートでの圧勝。これで日本チームは早くもリーグ全勝へ王手!

平野 5、7、3 オドロバ
10時よりスタートした日本対スロバキア。トップは藤沼対クモトルコバ。
世界ランク的には格下の相手だったが、初登場の藤沼は硬さが見られ、ミスを連発。しかし、3ゲーム目を接戦でとると、少しずつ硬さは取れ、最後は4本でフィニッシュ。トップの役割をしっかりと果たした。

藤沼 7、-6、11、4 クモトルコバ
日本女子の予選最終戦となるスロバキア戦が開始!
すでに予選1位通過を決めている日本は、福原を3番に置き、平野&今大会初登場の藤沼を2点使いというオーダーに。2人の活躍に期待大だ!
(予選グループA)
中国(3勝) 3-0 デンマーク(1勝2敗)
ルーマニア(2勝1敗) 3-0 スウェーデン(2勝1敗)
イタリア(1勝2敗) 3-1 オランダ(3敗)
(予選グループB)
韓国(3勝) 3-0 フランス(2勝1敗)
日本(2勝1敗) 3-1 クロアチア(1勝2敗)
ベルギー(1勝2敗) 3-2 ブラジル(3敗)
(予選グループC)
オーストリア(3勝) 3-1 チェコ(1勝2敗)
ドイツ(3勝) 3-0 ポーランド(3敗)
セルビア(1勝2敗) 3-1 ノルウェー(1勝2敗)
(予選グループD)
ロシア(1勝2敗) 3-2 中国香港(2勝1敗)
ギリシャ(2勝1敗) 3-0 チャイニーズタイペイ(1勝2敗) 
ベラルーシ(2勝1敗) 3-2 スロバキア(1勝2敗)
2009年の世界選手権(個人戦)の誘致を進めている横浜。その誘致レセプションが25日に会場のAWDドーム内で開催され、多くの人が集まった。この世界選手権期間中の4月27日に2009年の会場が決定される。横浜で世界選手権が開かれることを期待したい。
(予選グループA)
中国(4勝) 3-0 ルーマニア(1勝3敗)
ベラルーシ(3勝1敗) 3-0 インド(4敗)
チェコ(3勝1敗) 3-1 セルビア(1勝3敗)
(予選グループB)
中国香港(3勝1敗) 3-0 ハンガリー(2勝2敗)
北朝鮮(朝鮮民主主義人民共和国) 3-0 ポーランド(1勝3敗)
フランス(3勝1敗) 3-1 チャイニーズタイペイ(4敗)
(予選グループC)
韓国(4勝) 3-1 ドイツ(2勝2敗)
オランダ(2勝2敗) 3-2 イタリア(1勝3敗)
オーストリア(3勝1敗) 3-0 オーストラリア(4敗)
(予選グループD)
日本(4勝) 3-0 シンガポール(2勝2敗)
クロアチア(3勝1敗) 3-2 スロバキア(4敗)
ロシア(2勝2敗) 3-2 アメリカ(1勝3敗)