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第48回 世界選手権大会(団体戦) ブレーメン大会

男子日本の予選最終戦となるフランス戦が始まった。この戦いで日本が予選通過できるかどうかが決まる。
トップは吉田がエロワと対戦。それぞれ攻撃的なプレーを見せ、白熱の打撃戦となった。しかし、力みが出たのか吉田の決め球にミスが出て、善戦するもエロワに敗れた。

吉田 -8、8、-8、-7 エロワ
勝った方が日本の対戦相手となる女子決勝トーナメント1回戦ハンガリー対クロアチア。
クロアチアは今大会不調のエース・ボロスが2点取る活躍を見せるも、他が取れず、ハンガリーが勝利した。
日本の相手はハンガリーに決定。ハンガリーは、世界ランク23位でベテランのトートと若手のポータが主力。この2人をどう攻略するかがカギとなるだろう。日本のオーダーも気になるところだ。
メインホールとサブホールの間には、広いスペースに各メーカーのブースが並んでいる。お店にはメーカー自慢の商品が格安で売られており、観客席に負けないぐらいたくさんのお客でにぎわっているゾ。

写真左から、ひときわデカいドニックのブース/ミニ卓球台が置かれお客さんが楽しんでいるアンドロブース/ドイツならではのアディダスブース
我々のいる記者席には、たくさんの記者がいます。もちろん外国の方々ばかり。
写真の女性は、北京青年報の記者・張桂涵さん。メガネがキュートな中国美人。中学から日本語を学んでいるという親日派。大学の新聞学部を卒業し、プロの記者になり早6年。趣味は読書と旅行で、彼氏募集中ということです。
(予選グループA)
中国(4勝) 3-0 スウェーデン(2勝2敗)
イタリア(2勝2敗) 3-2 デンマーク(1勝3敗)
ルーマニア(3勝1敗) 3-1 オランダ(4敗)
(予選グループB)
韓国(4勝) 3-1 クロアチア(1勝3敗)
ベルギー(2勝2敗) 3-1 日本(2勝2敗)
フランス(3勝1敗) 3-2 ブラジル(4敗)
(予選グループC)
ドイツ(4勝) 3-1 オーストリア(3勝1敗)
チェコ(2勝2敗) 3-1 ノルウェー(1勝3敗)
セルビア(2勝2敗) 3-2 ポーランド(4敗) 
(予選グループD)
中国香港(3勝1敗) 3-1 チャイニーズタイペイ(1勝3敗)
ロシア(2勝2敗) 3-2 スロバキア(1勝3敗) 
ギリシャ(3勝1敗) 3-2 ベラルーシ(2勝2敗)
女子予選リーグはすべての日程が終了し、決勝トーナメント進出の国と組み合わせが決まった。
日本女子は準々決勝からの登場で、ダントツの優勝候補中国とは逆ブロックに入ったため、決勝進出まで対戦はない。また準々決勝はクロアチアとハンガリーの勝者と対戦することが決まった。日本女子の準々決勝は現地時間28日13:00より行われる。

女子予選最終結果
(予選グループA)
中国(5勝) 3-0 インド(5敗)
ルーマニア(2勝3敗) 3-1 セルビア(1勝4敗)
ベラルーシ(4勝1敗) 3-1 チェコ(3勝2敗)
1位中国 2位ベラルーシ 3位チェコ 4位ルーマニア 5位セルビア 6位インド
(予選グループB)
中国香港(4勝1敗) 3-0 ポーランド(1勝4敗)
北朝鮮(朝鮮民主主義人民共和国)(4勝1敗) 3-0 チャイニーズタイペイ(5敗)
ハンガリー(3勝2敗) 3-2 フランス(3勝2敗)
1位中国香港 2位北朝鮮(朝鮮民主主義人民共和国) 3位ハンガリー(3勝2敗)
4位フランス 5位ポーランド 6位チャイニーズタイペイ
(予選グループC)
韓国(5勝) 3-2 オランダ(2勝3敗)
ドイツ(3勝2敗) 3-0 オーストラリア(5敗)
イタリア(2勝3敗) 3-1 オーストリア(3勝2敗) 
1位韓国 2位オーストリア 3位ドイツ 4位オランダ 5位イタリア 6位オーストラリア
(予選グループD)
日本(5勝) 3-0 スロバキア(5敗)
シンガポール(3勝2敗) 3-1 アメリカ(1勝4敗) 
ロシア(3勝2敗) 3-2 クロアチア(3勝2敗)
1位日本 2位クロアチア 3位シンガポール 4位ロシア 5位アメリカ 6位スロバキア
国際卓球連盟の総会(AGM)が27日に行われ、投票の結果、注目の2009年の世界選手権個人戦が日本の横浜に決まった。
大会前は横浜とリンツの争いは五分五分と言われていた。しかし112対38の大差で横浜開催が決まった。
各国の選手、役員のビザ発給の問題、会場(横浜アリーナ)の利便性、食事、ホテルなどの施設などが評価された。「日本ならではの暖かいおもてなしをしたい」(日本卓球協会木村専務理事)。「福原の人気、そして若手の男子が育ってきている。最近日本での観客動員は上がっているのもプラス要因だ」(国際卓球連盟シャララ会長)。オーストリアは卓球協会創立100周年ということもあり、リンツ市、オーストリア政府などのバックアップもあったが、ヨーロッパの支持、アフリカ、ラテン・アメリカの支持が思うように得られなかった。日本での世界選手権開催は56年東京、71年名古屋、83年東京、91年千葉、2001年大阪に次いで6回目。
たった今の情報。2009年の世界大会は横浜に決定した。対抗はオーストリアのリンツだったが大差での勝利だった。日本選手団もこの調子でがんばって頂きたい。
4番で吉田が勝って、なんとかラストにまわしたい日本。吉田は序盤から気迫のプレーで、P.セイブを攻め込んだ。1ゲーム目を8-10から4本連続でとり、勢いは日本に傾きかけた。しかし、P.セイブは徐々に吉田を攻略し始める。コースを前後左右に打ち分け、吉田のペースを狂わせた。第3ゲームは、10-8で吉田がリードするも、今度は吉田が逆転を食らう。4ゲーム目も主導権は相手に握られたまま、吉田が敗退。
エース不在のベルギーに日本はまさかの敗退。これで予選リーグ2勝2敗、苦しい状況となった。

吉田 10、-6、-11、-6 P.セイブ
日本の3番手は水谷、相手はブラタノフ。2001年世界選手権大阪大会でのベルギーチーム準優勝の立て役者だ。
試合は見応えのあるラリー戦となった。パワーでは劣る水谷だが、予測能力の高さを生かし、引き合いでも互角のラリーを展開。試合は最終ゲームにもつれる。最終ゲームは中盤に4点差を追いついた水谷が逆転するかと期待されたが、ブラタノフが気迫でその勢いを退け、水谷は敗北。
これで日本対ベルギーは1-2。もう負けは許されない日本は、4番にエース吉田が登場する。

水谷 -10、4、8、-7、-8 ブラタノフ