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第48回 世界選手権大会(団体戦) ブレーメン大会

女子準決勝、中国対ベラルーシが現地時間16時から開始。
昨日、前評判を覆し韓国を下したベラルーシだったが、さすがに中国にはストレートで完敗。80分ほどで試合は終了した。これで女子の決勝戦は、中国対中国香港という対戦に決まった。

郭躍 6、6、-9、6 Vi.パブロビッチ
張怡寧 4、7、7 Ve.パブロビッチ
王楠 2、4、4 コストロミナ
香港を追いつめ、明らかに2年前のドーハ大会よりも銀に近い銅メダルだった日本女子。今回のメダル獲得で2年後の北京五輪の初メダルの可能性も出てきた。
近藤監督「前半1対1で3番を取り、2対1にして4番のエース同士の対決。そこで決着をつけたいところでしたが、向こうもキャリアのある選手だから。香港のオーダーは読めていましたから、日本は3番で福岡を使うということは決めていた。昨日の試合で福岡は、みんなに申し訳ないという気持ちがあったと思うけど、結果として昨日は勝っているし、何もあわてることはないし、気にすることはないと言いました。
今回は運も良かったし、組み合わせも良かった。だけど1戦1戦が厳しかった。負けたことは残念で、チャンスはあると思っていた。香港のキャリアと比べると日本は少し劣っている。
北京五輪ではダブルスが重要になってくる。日本ならではの独特の技が重要だし、精神的な粘りは今回の収穫となった。これからはどの選手も独特の技を磨くことが大切」
中国 3-0 フランス
王励勤 10、-9、4、8 エロワ
馬琳 7、-4、-9、8、11 シーラ
陳杞 -8、3、9、7 ロー

ドイツ 3-0 ロシア
ズース -9、9、9、9 スミルノフ
ボル 7、-10、5、6 クズミン
シュテガー 6、11、-12、-10、3 スカチコフ
福岡の劇的勝利でいきおいに乗りたい日本。4番は福原対帖雅娜のエース対決となった。日本の勝利をここで決めたい福原だが固さが見られ、林菱戦のようなバックハンドがなかなか決まらず。しかし、中盤でいつものプレーに戻り、勝利へ一歩一歩近づく3ゲーム目、7-4からまさかの7連続失点で落とす。後がなくなった第4ゲームも5-0まで離され、前のゲームからトータルで12連続失点という予想外の事態に。そのまま福原の勢いは戻らず、1-3で敗れた。

ラストは全日本チャンピオンの金沢が林菱と対戦。第1ゲームは序盤にリードを許すも、徐々に差を縮め、互角の展開。しかし林菱の豪快な両ハンドに押され、9本で落とす。ここでなんとか粘りを見せたい日本だが、金沢が調子に乗りきれない。終始林菱に攻められ、ミスも重なった。結局、第2,3ゲームも落とし、ストレート負けを喫した。
今大会、大会イチのチーム力で勢いに乗った日本だったが、わずかに実力及ばず、中国香港に2-3で惜敗。決勝進出の夢は叶わなかった。

福原 -6、5、-7、-3 帖雅娜
金沢 -9、-5、-4 林菱
1対1でむかえた3番は今大会絶好調の福岡が登場。
積極的に攻めるも序盤はスマッシュが決まらず苦しい立ち上がり。しかし、徐々にいつものリズムが戻り出し、3ゲーム連取。またもや福岡が大きな大きな勝利をあげた!!


福岡 -9、-7、7、8、7 柳絮飛
2番に金沢が登場し、世界ランク8位の帖雅娜に挑んだ。
試合は、互いに前陣でミスの少ないラリーを展開。序盤は帖雅娜やや有利に進むもゲームの後半に金沢集中力を見せ、2ゲーム先取した。しかし、徐々に金沢にミスが出始め、3ゲーム目を接戦で落とすと、そのまま3ゲーム連取された。これで1対1。3番は福岡。今大会のシンデレラガールがまたもや奇跡を起こすのか!?

金沢 7、11、-11、-6、-6 帖雅娜
女子準決勝、日本対中国香港。トップは福原対昨年の世界選手権で3位の林菱。かなりの強敵だが、それ以上に福原の勢いがすごい。3球目バックハンドが何度も決まり、世界トップレベルの連続攻撃で林菱の強打を封じた。1ゲーム目では終盤に5連続ポイント、4ゲーム目でも6連続ポイントを取るなど、勢いに乗ったら止まらない! 今日も日本チームは絶好調だ!

福原 9、6、-7、4 林菱
現地時間まもなく、日本女子が決勝進出をかけて、中国香港と対戦する。
オーダーは下記の通り

福原 対 林菱
金沢 対 帖雅娜
福岡 対 柳絮飛
福原 対 帖雅娜
金沢 対 林菱
ロシア 3-1 スウェーデン
オーストリア 3-1 ギリシャ
フランス 3-1 ベルギー
チェコ 3-1 ルーマニア
以下、女子準々決勝の記録。
明日、中国対ベラルーシ、日本対中国香港が行われる

中国 3-0 北朝鮮
張怡寧 3、7、3 コ・ウンギョン
郭躍 2、9、5 キム・ミヨン
王楠 8、3、3 キム・ジョン

ベラルーシ 3-1  韓国
Vi.パブロビッチ 3、5、6 朴美英
Ve.パブロビッチ 7、-7、9、-4、9 金キョン娥
コストロミナ 9、-9、-7、-7 文玄晶
Vi.パブロビッチ 9、12、9 金キョン娥

日本 3-1 ハンガリー
福岡 -0、-0、-0(失格) ポータ
福原 -18、7、3、-8、6 トート
金沢 2、2、4 ロバス
福原 6、7、8 ポータ

中国香港 3-1 オーストリア
林菱 -9、5、-10、4、-6 リュウ・ジャ
帖雅娜 -7、8、3、4 リ・チャンピン
柳絮飛 -9、13、10、3 ハイネ
帖雅娜 7、4、8 リュウ・ジャ