中国選手たちの「恋愛観」アンケート、最終回の第3回です。恋愛に関しては、男子は積極的、女子は受け身と意外にハッキリした構図がある様子。なかなか興味深いですね。なお、この記事は卓球王国WEB会員限定ではなく、どなたでも読めます。第1回、第2回の内容に興味を持たれた方は、ぜひぜひ入会手続きを。……別に怪しい勧誘ではないですけども。
Q5 恋愛に関しては受け身? それとも積極的?
馬龍:積極的かな。ちょっと力みすぎるところもあるんだけど
李暁霞:受け身です。よく知らない人とはあまり話をしないし……
許シン:押しが強いよ。「大男子主義(亭主関白)」だからね
劉詩ウェン:受け身です、(追うよりも)追われたいタイプです
樊振東:必ず自分からいくよ、割と「大男子主義(許シンでの説明に同じ)」だから
丁寧:どちらでもないです。好きな人がいたら告白するかもしれないけど、自分からどんどん攻めるタイプではないですね
方博:好きな子に巡り会えたら、自分から積極的にいくよ
朱雨玲:女の子は、恋愛に関してはオクテなほうが多いんじゃないかな。私も受け身なタイプですね
陳夢:受け身です。好きなアイドルがいても、写真とかサインをお願いできないんです
木子:積極的ですけど、あまりにダイレクトなのは無理
閻安:状況によります。両想いだったら、ふたりの間にある壁をぼくが破ってみせるけど
武楊:割と内向的な性格なので、受け身ですね
★中国リポート担当・寸評
「大男子主義」は亭主関白・男性上位というくらいの意味。「卓球が恋人」宣言をしていた樊振東が亭主関白というのは、少々信憑性が低いところ。女傑揃いの中国女子チームは、恋愛に関しては肉食系は少ないようですが、結婚したら確実に「かかあ天下」になりそう。閻安クンの回答は、男らしいようで男らしくないですね。
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Q6 理想の結婚の時期は?
馬龍:オリンピックが終わった後かな
李暁霞:それは「水到渠成(時期が来れば自然に成就する)」、ご縁に任せます
許シン;あと何年かしたら
劉詩ウェン:30歳になる前には結婚したいな
樊振東:2025年以降。それまでにきっと彼女はできると思うけど、結婚の話はできないね
丁寧:相手に巡り会えたら、いつだって結婚してもいいわ
方博:30歳以降かな
朱雨玲:35歳になる前に
陳夢:結婚については、自分がいつまでプレーするかによって考えたい
木子:私は楽天的な性格なので、すべてのことに対して具体的な計画はないです
閻安:30歳くらいかな
武楊:成り行きにまかせて、時期が来たと思ったら結婚するでしょう
★中国リポート担当・寸評
馬龍の「オリンピック後」というのは、具体的な時期ではなく、タイミングの話でしょうか。樊振東は、2024年の五輪が終わるまでは結婚しないと明言。「相手がいればいつでもOK」な丁寧は、女性ファンに囲まれて、意外に出会いがないんでしょうか。一方、成り行きに任せるという李暁霞は、結婚がそう遠い話ではないとも聞きます。
ちなみに中国では「隠婚」といって、出世の妨げにならないよう、職場などで結婚していることを隠すケースがあります。特に女性に多いそうですが、この「隠婚」に対するアンケート結果は、一様に否定的。「自分の最も幸福な瞬間は、たくさんの人と分かち合いたい」(李暁霞)、「隠し事をして、人をだますようなことはできません」(劉詩ウェン)、「隠す必要はないと思う、後でバレたらより面倒くさいことになるし」(許シン)等々という回答になっています。