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トピックス

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 肢体不自由者の国内最高峰の大会、第3回国際クラス別・肢体不自由者卓球選手権が大阪・アミティ舞洲で開催された。各種目の優勝者は下記のとおり。
 男子では、クラス8で優勝した井上全悠(岡山・金光学園高)、クラス9でベスト4の岩渕幸洋(東京・早稲田実業)など若手の活躍が目立ち、レベルもさらに上昇。クラス1~5(車いすの部)のダブルスでも、高校1年の土井康太郎・健太郎の土井兄弟がガッツあふれるプレーで銀メダルを獲得した。
 女子は強豪選手が順当な勝ち上がり。クラス4~5の別所はロンドンパラリンピック出場の可能性が高くなっている。今月28日から行われる韓国大会、来月14日から行われるアジア・オセアニア選手権で好成績を残せば、来年1月のITTF・PTT(パラ・テーブルテニス)ランキングでロンドンパラリンピックへの出場権が得られる。日本代表選手たちの活躍に期待しよう。詳報は卓球王国2月号(12月21日発売)に掲載します。

★男子
●シングルス

[クラス1]原正幸(大阪)
[クラス2]中島秀男(茨城)
[クラス3]吉田信一(東京)
[クラス4]中出将男(大阪)
[クラス5]岡紀彦(岡山)
[クラス6]板井淳記(大分)
[クラス7]金子和也(埼玉)
[クラス8]井上全悠(岡山)
[クラス9]本多利行(愛知)
[クラス10]垣田斉明(熊本)
[クラスS]玉置修司(大阪)
●ダブルス
[クラス1~5]吉田信一・鈴木健太(東京・静岡)
[クラス6~8]板井淳記・宿野部拓海(大分・神奈川)
[クラス9~S]本多利行・鈴木伸幸(愛知)

☆女子
●シングルス

[クラス2~3]藤原佐登子(愛知)
[クラス4~5]別所キミエ(香川)
[クラス6~7]藤本慧子(東京)
[クラス8]柾谷はつ子(神奈川)
[クラス9]石河恵美(神奈川)
[クラス10~S]工藤恭子(熊本)
●ダブルス
[クラス4~5]別所キミエ・佐竹恵(香川・大阪)
[クラス7~S]工藤恭子・石河恵美(熊本・神奈川)

photo:左から男子クラス9表彰、女子クラス4~5ダブルス優勝の別所・佐竹、女子クラス7~Sダブルス優勝の工藤・石河
11月18~20日、石川県のいしかわ総合スポーツセンターにて、全日本選手権(カデットの部)が行われた。
13歳以下女子シングルスは、注目の小5コンビ、平野と伊藤がともに決勝進出を果たし、平野が勝利した。
また今年の全中チャンピオンの平は、単複で優勝し見事二冠王となった。
13歳以下男子は、小6の木造がセンスあふれるプレーで、同じく愛知の松山を下し、昨年と同じカードとなった14歳以下男子決勝は、三部が及川を下し、リベンジを果たした。

詳しい報道は、卓球王国2月号(12月21日発売)で掲載いたします。

●13歳以下男子
優勝:木造勇人(美崎クラブ)/2位:松山祐季(愛工大附属中)
●13歳以下女子
優勝:平野美宇(ミキハウスJSC山梨)/2位:伊藤美誠(豊田町卓球スポ少)

●14歳以下男子
優勝:三部航平(青森山田中)/2位:及川瑞基(青森山田中)
●14歳以下女子
優勝:平真由香(Shochi Jr)/2位:奥下茜里(就実中)

●男子ダブルス
優勝:高橋徹・一ノ瀬拓巳(青森山田中)/2位:及川瑞基・三部航平(青森山田中)
●女子ダブルス
優勝:平真由香・川北美礼(Shochi Jr)/2位;石田葵・平塚叶梨(ミキハウスJSC)
写真左から、木造/平野/高橋・一ノ瀬組
 アメリカと中国の交流がスタートするきっかけとなったピンポン外交(1972年)をベースとした大会、カタール・ピース&スポーツカップが11月21~22日にカタールのドーハで開催される。参加国は中国、フランス、日本、インド、韓国、北朝鮮、アメリカ、ロシア、パキスタンそして開催国カタールの10カ国。

 開催にあたりシャララITTF会長はこうコメントした。
「この大会は新しい時代のピンポン外交といえる。現代の言葉でいうと『ピンポン外交、バージョン2.0』とでもいうのだろう。卓球が異なる国の選手をまとめ、平和という舞台の上で一緒にプレーすることに役だってほしいと常に願っていた。参加国が政治よりも平和とスポーツを優先してくれたことをうれしく思います。これは新たな一歩であり、私たちはこの歴史の、そして平和を推進する新時代スポーツの証人となります」

 競技は異なる国の選手同士でペアを組む男女ダブルス。日本からは吉田海偉(個人)と三宅菜津実(就実高)が参加。
ペア国は以下のとおり。
●日本とフランス
●韓国と北朝鮮
●中国とカタール
●アメリカとロシア
●インドとパキスタン
 11月11~13日、フランスのパリで行われた男子ワールドカップ。日本からは水谷隼(明治大)と岸川聖也(スヴェンソン)のふたりが出場。予選3位の岸川は2位以上が進める決勝トーナメントへの進出はならなかったが、水谷は予選を1位で通過。準々決勝で呉尚垠(韓国)を4-3で下し、準決勝へ駒を進めた。しかし、準決勝では王皓(中国)に敗れ、また3-4位決定戦でも朱世赫(韓国)に0-4のストレートで敗れ、4位の成績に終わった。

 優勝は張継科(中国)。王皓との決勝では、0-2とリードされたところから4ゲームを連取し優勝を決めた。張継科は女子の優勝者丁寧(中国)と同様に、今年世界選手権とワールドカップの2タイトルを獲得。同じ年の2タイトル獲得は、男子では1991年のパーソン(スウェーデン)、1995年の孔令輝(中国)に続き3人目の選手となった。

【男子ワールドカップ上位結果】
優勝:張継科(中国)
2位:王皓(中国)
3位:朱世赫(韓国)
11月9日、愛ちゃんこと、福原愛選手のオフィシャルサイトが、リニューアルオープンした。
このサイトでは、愛ちゃんの大会スケジュールや記録、様々なインフォメーションを更新予定。そして、愛ちゃん初となるブログもあり、情報盛りだくさん! 要チェックだ!

↓↓↓下記をクリック!↓↓↓
http://ai-fukuhara.com/
 新しい卓球雑誌「Le Ping」の創刊号がベルギーで発行された。

 「Le Ping」はJ.セイブ(ベルギー)の弟で世界でも活躍したフィリップ・セイブが編集する全カラーのフランス語雑誌。創刊号の表紙は先のヨーロッパ選手権の男子シングルスで優勝のボル(ドイツ)。内容は全40ページでヨーロッパ選手権をトップに、兄セイブの7度目となる来年のロンドン五輪の特集や、ベルギーの若手選手にいたる。また、卓球にとどまらず他のスポーツの記事も含まれる。

※写真提供ITTF
 協和発酵キリン(株)はキリングループ「復興応援 キリン絆プロジェクト」の一環として岩手、宮城、福島の3県で小中高生を対象に「子どもの笑顔づくり支援 協和発酵キリン卓球教室」を開催します。
 2011年は1500名を対象に下記の5会場で開催予定。ヤマト卓球(株)代表の松下浩二氏も協力し、協和発酵キリンの選手達と一緒に子どもたちと直接触れ合うコーナーも提供予定とのこと。岩手・宮城・福島県在住の小中校生は、ぜひ応募してみよう。
 また、活動は2013年までの3年間継続して実施の予定。

【協和発酵キリン卓球教室】
開催日時・開催場所
●11月12日(土)12:00~16:00
福島県本宮市本宮総合体育館
●11月23日(水)12:00~16:00
岩手県花巻市石鳥谷体育館
●12月3日(土)13:00~17:00
宮城県気仙沼市気仙沼高校体育館
●12月4日(日)9:30~12:30
岩手県大船渡市三陸B&G海洋センター
●12月17日(土)12:00~16:00
福島県郡山市西部体育館

※応募要項等の詳細は以下のアドレスをクリックしてご確認ください。PDFが開きます。
http://www.world-tt.com/topics/111108kyowa-project.pdf
 ヤマト卓球(株)(TSP)が日本生命で活躍し、プロツアーでのダブルスでも優勝している、日本代表(ロッテルダム大会)の若宮三紗子選手と、11月1日にアドバイザリー契約を結んだことを発表した。
 本誌でも紹介している、試合結果によって実力を数値化する「レーティングシステム」の登録が11月7日(月)から開始となった。
 登録は簡単。JTTA公式レーティングのアドレスにアクセスして、名前、性別、所属、レーティング初期値などを入力し、パスワードを設定するだけ。代理登録もできるので、チームのみんなと一緒に登録しよう!

JTTA公式レーティングHP:http://jtta-rating.jp/

※レーティングシステムに関する詳しい情報は卓球王国12月号及び1月号(11月21日発売)をご覧ください。
 11月4~6日まで、温泉の町・大分県別府市で開催された第45回全日本社会人卓球選手権。
 男子シングルスは張一博(東京アート)が2連覇。どの試合も序盤では劣勢に立たされながら、最後まで集中力を切らさずにラリー戦に持ち込み、要所で相手のミドルにパワードライブを決めた。準優勝はループドライブからカウンタースマッシュまで、攻守自在のプレーを見せた軽部隆介(シチズン)。3位には前陣カウンター連打の高木和卓(東京アート)、何本でも返すロビングで会場を沸かせた久保田隆三(シチズン)が入った。

 女子シングルス優勝は藤井寛子(日本生命)。意外にもこれが初優勝で、準決勝で妹・優子との姉妹対決を制し、決勝でも同じくチームメイトの田代早紀(日本生命)に苦しみながらも競り勝った。準優勝の田代は、レシーブが少しでも甘くなればパワードライブで打ち抜く積極果敢なプレーで大躍進。田代と華々しい打ち合いを展開した森薗美咲(日立化成)、準々決勝で山梨有理(十六銀行)を破った藤井優子(日本生命)が入った。
 男子ダブルスは高木和卓・大矢英俊(東京アート)、女子ダブルスは藤井寛子・若宮三紗子(日本生命)が優勝し、藤井は今大会2冠となった。