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 09年世界選手権横浜大会女子シングルス3位の劉詩ウェンと09年世界選手権横浜大会男子ダブルス3位の張継科、2名の中国代表選手がバタフライとアドバイザリー契約を結んだ。

 劉詩ウェンは1991年生まれの18歳。今年は世界選手権3位、そして10月のW杯では優勝。世界ランキングも3位にまで上がり、将来は中国女子を引っ張っていく選手として期待されている。
 張継科は1988年生まれの21歳。08年全中国運動会で優勝するなど、中国の中でもトップクラスの実力の持ち主。09年世界選手権横浜大会ではハオ帥との男子ダブルスで3位、木子との混合ダブルスで準優勝するなどダブルスの巧さにも定評がある。

写真左:張継科
写真右:劉詩ウェン
12月19~20日、横浜の文化体育館で今年度の日本リーグ総合チャンピオンを決めるプレーオフ大会「JTTLファイナル4」が行われた。

男子は東京アートが3年連続3回目の優勝
女子は日立化成が初優勝を飾った。

男子決勝は東京アートと協和発酵キリンの戦いとなった。
試合はトップで東京アートのスーパールーキー大矢がベテラン倉嶋を早さで翻弄して先勝。
しかし協和発酵キリンの2番、木方が張一博を大きなラリー戦に持ち込み下し、1-1のタイに戻す。
ダブルスを東京アートが取り、4番は韓陽vs横山。
サービスレシーブで先手を取り、試合は完全に韓陽ペース。横山も積極的に攻め、1ゲームを取り返すが、最後は力の差を見せつけられ韓陽が東京アートの連覇を決めた。
東京アートはこれでファイナル4を3連覇。今年度の団体戦を完全制覇しグランドスラムを達成した。

女子決勝は日立化成とサンリツ
日立化成は準決勝で前回優勝の日本生命を大激戦で沈めての決勝進出。
トップで日立化成の福平がサンリツの大エース侯琳を沈める大金星を挙げてチームに勢いをつけた。
2番はサンリツの坂本が渡辺との前陣速攻対決を制し、試合は1-1に。
ダブルスは藤沼・福平の左利き同士の日立ペアと坂本・阿部の右左利きサンリツペアの戦い。スマッシュのうまいサンリツペアが前陣での威力あるミート打ちでリードするが、ドライブで緩急をつける日立ペアも食い下がる。次第にサンリツペアのミスが多くなり、日立化成がダブルスを制す。
王手をかけられたサンリツはゴールド制選手・福原で勝ちにいく。しかし、このオーダーを呼んでいた日立化成は福原に相性の良い王輝を配置していた。
昨年の全日本準決勝では1ゲームもとれず、完敗した相手に対し、どう戦うか注目されたが、またも1ゲームも取れず完敗。ループドライブで粘る場面もあったが、王輝はそれをスマッシュでねらい打ち、ラリーにさせない。王輝のほうは去年の全日本決勝で敗れたループドライブ対策をしっかりとっていたようだ。
王輝の勝利で初優勝を決めた日立化成。内山監督は「相手のオーダーがピッタリいきました」と満足顔。

順位は下記のとおり。
詳細は1月21日発売の卓球王国3月号にて掲載します。

男子
優勝:東京アート(東京)
準優勝:協和発酵キリン(東京)
3位:シチズン(東京)
4位:住友金属物流(和歌山)


女子
優勝:日立化成(茨城)
準優勝:サンリツ(東京)
3位:日本生命(大阪)
4位:中国電力(広島)
 12月9~16日までコロンビア・カルタヘナにて行われた、第7回世界ジュニア選手権大会。当ホームページの速報でもお伝えしたように、日本は男子団体の銅メダル、女子団体の銀メダル、男子ダブルスの上田/丹羽組が獲得した銅メダルの計3つのメダルにとどまった。

 ベストの布陣で臨んできた中国は全7種目の金メダルを独占。男女シングルスともに表彰台を独占するという圧倒的な力を見せつけた。

 この大会の詳細は2010年1月発売の卓球王国3月号にて掲載します!

【Volkswagen 第7回世界ジュニア選手権優勝記録】
男子団体:中国
女子団体:中国
男子シングルス:方博(中国)
女子シングルス:武楊(中国)
男子ダブルス:方博/宋鴻遠(中国)
女子ダブルス陳夢/顧玉ティン(中国)
混合ダブルス:方博/顧玉ティン(中国)
 12月2~7日まで香港にて行われた第5回東アジア競技大会。大会自体は5回目だが、卓球競技が行われたのは今大会が初めてだった。その記念すべき大会で、日本選手団は計6個のメダルを獲得する活躍を見せた。

 男子団体は、先日行われたアジア選手権に続いて銀メダル。またも中国に敗れたが、水谷が王皓にストレート勝ちを収めた。女子団体は準決勝で中国香港に敗れたが銅メダルに輝いている。
 シングルスではメダル獲得にはいたらなかったが、ダブルスで4つのメダルを獲得。中でも女子ダブルスは日本ペア同士の決勝となり、福原/石川組が藤井/若宮組を下して金メダル。藤井/若宮組も世界選手権横浜大会3位の姜華君/帖雅娜組(中国香港)を破っており、堂々の銀メダル獲得となった。また、男子ダブルスの水谷/岸川組、混合ダブルスの岸川/石川組も銅メダルを獲得している。

【東アジア大会優勝記録】
男子団体:中国
女子団体:中国香港
男子シングルス:許シン(中国)
女子シングルス:姚彦(中国)
男子ダブルス:張継科/許シン(中国)
女子ダブルス:福原愛/石川佳純(日本)
混合ダブルス:高礼澤/帖雅娜(中国香港)
 2009年度に行われたITTFプロツアーの総合王者を決定する、ITTF2009プロツアー・グランドファイナル。今シーズンはブラジル、ロシア、スウェーデンの各大会がキャンセルとなり、07・08年度の17大会から3大会減の14大会が開催。トリを飾るポーランドオープンが終了し、2010年1月7~10日にマカオで行われる同大会の出場権獲得者が決定した。

★男子シングルス ※WR=2009年12月発表の世界ランキング
1. 馬龍(中国/WR2)
2. ボル(ドイツ/WR4)
3. ハオ帥(中国/WR7)
4. 馬琳(中国/WR3)
5. 王励勤(中国/WR5)
6. 水谷隼(日本/WR12)
7. 呉尚垠(韓国/WR13)
8. 朱世赫(韓国/WR10)
9. バウム(ドイツ/WR31)
10. オフチャロフ(ドイツ/WR14)
11. 張継科(中国/WR11)
12. 許シン(中国/WR18)
13. サムソノフ(ベラルーシ/WR6)
14. シュテガー(ドイツ/WR35)
15. ズース(ドイツ/WR32)
16. ※マカオ推薦代表

☆女子シングルス
1. 劉詩ウェン(中国/WR3)
2. 朴美英(韓国/WR12)
3. 丁寧(中国/WR7)
4. 郭炎(中国/WR5)
5. 馮天薇(シンガポール/WR6)
6. 平野早矢香(日本/WR23)
7. 金キョン娥(韓国/WR9)
8. 姜華君(香港/WR11)
9. スン・ベイベイ(シンガポール/WR17)
10. Vi.パブロビッチ(ベラルーシ/WR24)
11. 帖雅娜(香港/WR14)
12. ユ・モンユ(シンガポール/WR32)
13. 李暁丹(中国/WR37)
14. 福原愛(日本/WR22)
15. 呉佳多(ドイツ/WR20)
16. ※マカオ推薦代表

 日本からは男子の水谷隼、女子の平野早矢香・福原愛と3選手がシングルスに出場。水谷は韓国オープン優勝、ドイツオープン3位などの好成績で、堂々のプロツアーファイナル初出場。ドイツオープン優勝の平野は3回目、モロッコオープン優勝の福原は2回目の出場だが、まだシングルスでは勝利を挙げておらず、今大会で初勝利を挙げたい。
 男子世界ランキング1位の王皓(中国)、女子世界ランキング1位の張怡寧(中国)、2位の郭躍(中国)はいずれも出場大会数の不足により、グランドファイナルの出場権を獲得できなかった。男子シングルスではドイツが5人をグランドファイナルに送り込む充実ぶり、女子シングルスのVi.パブロビッチは女子唯一のヨーロッパ勢として活躍が期待される。
 ダブルスおよびU-21男女シングルスの出場権獲得者は以下のとおり。今季プロツアーで優勝2回、準優勝2回、3位1回と素晴らしい成績を残した水谷隼/岸川聖也ペアが金メダル獲りに挑む。女子ダブルスの平野早矢香・樋浦令子、U-21女子シングルスの森薗美咲にも期待がかかる。

★男子ダブルス
1. 水谷隼・岸川聖也(日本)/2. ボル・ズース(ドイツ)/3. バウム・ヒールシャー(ドイツ)/4. ガオ・ニン ・ ヤン・ツー(シンガポール)/5. ガブラス・コルベル(チェコ)/6. ルベッソン・マテネ(フランス)/7. レグー・サリフ(フランス)/8. ※マカオ推薦代表

☆女子ダブルス
1. 丁寧・劉詩ウェン(中国)/2. 金キョン娥・朴美英(韓国)/3. 姜華君・帖雅娜(香港)/4. 平野早矢香・樋浦令子(日本)/5. ドデアン・サマラ(ルーマニア)/6. シャール・呉佳多(ドイツ)/7. スン・ベイベイ ・ ユ・モンユ(シンガポール)/8. ※マカオ推薦代表

★U-21男子シングルス
1. フィルス(ドイツ)/2. マ・リァン(シンガポール)/3. メンゲル(ドイツ)/4. サリフ(フランス)/5. イオネスク(ルーマニア)/6. ドリンコール(イングランド)/7. 丁祥恩(韓国)/8. 鄭栄植(韓国)

☆U-21女子シングルス
1. サマラ(ルーマニア)/2. ユ・モンユ(シンガポール)/3. ドデアン(ルーマニア)/4. 梁夏銀(韓国)/5. パルティカ(ポーランド)/6. デュラク(クロアチア)/7. 朴英淑(韓国)/8. 森薗美咲(日本)
 11月25~29日まで、ポーランド・ワルシャワにてITTFプロツアー・ポーランドオープンが行われた。

 男子シングルスは、準決勝でバウム、決勝でシュテガーとの同士討ちをストレートで制したボル(ドイツ)が優勝。ボルは、昨年もポーランドオープンを優勝しており2年連続の優勝。さらに、04・06年も制しており、ポーランドオープン通算4勝目。相性の良い大会と言える。
 女子シングルスはカット主戦型の范瑛(中国)がプロツアー初優勝。準決勝では郭炎(中国)をゲームオールで下し、決勝では同型の朴美英(韓国)を4-1で下しての戴冠だった。

 日本からは実業団から選手が参加したが、男女シングルスともに2回戦への進出にはいたらなかった。

【ITTFプロツアー・ポーランドオープン優勝記録】
男子シングルス:ボル(ドイツ)
女子シングルス:范瑛(中国)
男子ダブルス:金廷勲/呉尚垠(韓国)
女子ダブルス:范瑛/武楊(中国)
U-21男子シングルス:尚坤(中国)
U-21女子シングルス:サマラ(ルーマニア)
 11月28~29日、愛知県名古屋市の枇杷島スポーツセンターにて第六回全日本学生選抜大会が開催された。
 男子は全日学2位の笠原弘光(早稲田大)が初優勝。笠原は予選リーグは2位抜けながら、徐々に調子を上げていき、決勝は予選リーグで敗れていた胡彦广(埼玉工業大)を圧倒した。
 女子は石垣優香(淑徳大)が初優勝。全中以来の全国タイトルをゲットした。
 順位は下記のとおり。
 詳細は12月21日発売の卓球王国2月号にて掲載します。

●男子
優勝:笠原弘光(早稲田大)
準優勝:胡彦广(埼玉工業大)
3位:御内健太郎(早稲田大)
4位:藤田雄輔(早稲田大)

●女子
優勝:石垣優香(淑徳大)
準優勝:小野思保(淑徳大)
3位:劉ティン(東京富士大)
4位:山梨有理(淑徳大)

 12月10日(木)、東京都渋谷区・渋谷C.C.Lemonホールにて「スポフェス2011」が開催される。

 「スポフェス2011」とは、スポーツ業界就職活動サイト『スポジョブ2011』を運営する株式会社サニーサイドアップが企画運営する、日本初のスポーツ業界に特化した就活フェス。当日は、スポーツ関連企業の会社説明会やプロ野球球団若手社員によるパネルディスカッションなどが行われる。
 スポーツ業界への就職を考えてる人はぜひ参加しよう!

詳しくは下記HPで
http://spjob.jp/event.html
 全日本選手権3連覇中で、日本のエースとして活躍している水谷隼選手(明治大・スヴェンソン)の公式HPがリニューアル。最新ニュースやスケジュール、写真館などコンテンツが充実。ぜひチェックしてみよう!

水谷隼公式ホームページ:
http://mizutanijun.web.fc2.com/
 11月19~23日、愛知県名古屋市の愛知県体育館にて後期日本リーグ名古屋大会が開催された。
 男子は東京アートが住友金属物流戦で1点を落としただけという圧勝の内容で優勝。2連覇を達成した。
 女子もサンリツが前期大会の初優勝に続く2連覇。最終戦は日本生命との優勝決定戦となったが、侯琳が確実に1点を取り、強気の卓球で好成績を維持した坂本・阿部組も力を発揮。4番では、前期で優勝を決めた坂本が今回も勝利し、チームを優勝に導いた。
 その他の順位は下記のとおり。
 詳細は12月21日発売の卓球王国2月号にて掲載します。

●男子1部
優勝:東京アート
準優勝:シチズン
3位:協和発酵キリン

●女子1部
優勝:サンリツ
準優勝:日本生命
3位:アスモ