男子シングルス決勝は前大会と同じく、王励勤対馬琳。前回負けている馬琳はリベンジを果たすべく、序盤からエンジン全開。コートを縦横無尽に駆け回り、フォアドライブで果敢に攻めた。3-1とリードし5ゲーム目も7-1と突き放した馬琳。このまま一気に優勝かと思われたが、王励勤がここから猛攻を見せる。6本連取ですぐに追いつくと、ゲームを奪い、そのまま一気に最終ゲームへ。王励勤の勢いは止まらず、馬琳も粘りを見せたが、11-6で王励勤が勝利し、2大会連続の優勝を決めた。馬琳はまたも勝利の女神はほほえんでくれず、2大会連続の準優勝という悔いの残る結果に終わった。
●男子シングルス決勝
王励勤(中国) 4(4-11,8-11,11-5,4-11,11-9,11-8,11-6)3 馬琳(中国)