●男子ダブルス決勝
ガオ・ニン/李虎(シンガポール) −6、10、10、−8、8、−7、9
江宏傑/黄聖盛(チャイニーズタイペイ)
ガオ・ニンは相手をよく見ている。
フルスイングではないが、相手がいないところ、そして相手がきついところにボールを送る。そして李虎がすかさず決めにいくスタイルだ。
一方のタイペイペアはモダンな両ハンドスタイルで、チキータから大きなラリーにしていく。フットワークが速いふたりは、ガオ・ニンの厳しいボールについて行き、接戦に持ち込む。
最終ゲームはタイペイペアがリードしていたが、9-7という場面でシンガポールペアが底力を見せる。
一気に4本連取し、ディフェンディングチャンピオンのシンガポールペアが劇的な逆転勝利を飾った