モルディブ、パキスタンとの2試合を、1ゲームも落とさずに2試合とも3ー0で乗り切った日本男子チームの倉嶋洋介監督(写真左)。「みんな比較的調子は良いなというのが率直な感想ですね」と試合後に語った。「明日、(第4戦の)チャイニーズタイペイ戦になると急に相手が強くなるので、そこの気持ちの切り替え、心理面や技術面の準備をしっかりやっていきたい」
今日の2試合で、いずれも村松(写真右)をトップ起用した倉嶋監督。「トップバッターというのはやはり緊張する。村松にはそういう舞台も経験させたい。彼は今、とても勢いに乗っているし、もうひとつステップアップさせたいので、いろいろ起用法は考えています」(倉嶋監督)。格下の相手に対し、トップ起用で良い緊張感を持たせる、巧みな起用法を見せた。
明日の第4戦で当たるチャイニーズタイペイは対カットに不安があり、今年の中国(成都)オープンでは、村松が陳建安に完勝している。エースの荘智淵もそれほどカット打ちがうまいタイプではないので、村松の起用も考えられるが、チャイニーズタイペイはグループCの最大のライバル。この試合のオーダーは、エース水谷の2点起用以外は、なかなか難しいところだ。