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 9月21〜25日にスロベニア・オトーチェツで開催されたITTFジュニアサーキット・スロベニアジュニア&カデットオープン。日本はジュニア男子団体では決勝でチャイニーズタイペイ/アメリカを3-2でくだし優勝。エイミー・ウォン(アメリカ)との混成チームで出場のジュニア女子団体も決勝でチャイニーズタイペイ/ハンガリーを3-2でくだし優勝を決めた。

 また、シングルスではジュニア女子決勝で加藤結有子(JOCエリートアカデミー/帝京)が団体のチームメイトで、カデット優勝のエイミー・ウォン(アメリカ)を4-1でくだし優勝を果たした。
 ジュニア男子では加山裕が決勝でジョルジック(スロベニア)に敗れ準優勝。加山はコロジエジック(オーストリア)とのダブルスではタイトルを獲得した。

以下は各種目優勝と日本選手の上位記録。 

【スロベニアジュニア&カデット記録】
ジュニア男子シングルス優勝:ジョルジック(スロベニア) 2位:加山裕
ジュニア女子シングルス優勝: 加藤結有子
ジュニア男子ダブルス優勝:加山裕/コロジエジック(/オーストリア) 
ジュニア女子ダブルス優勝:蘇珮綾/温叡玲(チャイニーズタイペイ) 
ジュニア男子団体優勝:日本(浅津碧利、加山裕、柏竹琉)
ジュニア女子団体優勝:日本/アメリカ(竹内嘉菜、加藤結有子、エイミー・ウォン)
カデット男子シングルス優勝:馮翊新(チャイニーズタイペイ)
カデット女子シングルス優勝:エイミー・ウォン(アメリカ)
カデット男子団体優勝:ドイツ
カデット女子団体優勝:フランス


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 9月20〜24日にベルギー・デハーンでITTFワールドツアー・ベルギーオープンが開催。日本からは9選手(女子8名、男子1名)が出場し、女子シングルスで浜本由惟(JOCエリートアカデミー/大原学園)が準優勝、女子アンダー21では加藤杏華(十六銀行)が優勝を果たした。

 女子シングルスで浜本は準決勝でサマラ(ルーマニア)を4-1でくだし決勝へ進出。決勝ではポータ(ハンガリー)に1-4で敗れ優勝は逃したが準優勝を獲得した。
 また、女子アンダー21で加藤は準決勝で芝田沙季(ミキハウス)との同士討ちを制し、決勝ではスッチ(ルーマニア)に逆転で勝利し優勝を決めた。

優勝記録と日本選手の上位の記録は以下のとおり。

【ベラルーシオープン記録】
男子シングルス優勝:グナナセカラン(インド)
女子シングルス優勝:ポータ(ハンガリー) 2位:浜本由惟 
男子ダブルス優勝:リヴェンツォフ/パイコフ(ロシア)
女子ダブルス優勝:ポータ/プロコロワ(ハンガリー/ロシア) 2位:松澤茉里奈/高橋真梨子 3位:橋本帆乃香/佐藤瞳
男子アンダー21優勝:廖振珽(チャイニーズタイペイ)
女子アンダー21優勝:加藤杏華 3位:芝田沙季 


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 9月25日、東京・品川プリンスホテルで、「第31回オリンピック競技大会(2016/リオデジャネイロ) 卓球日本代表メダル獲得祝勝会」が盛大に行われた。

 9月に入ってからも多忙を極める五輪代表選手たち。男子チームの水谷選手は、五輪後のテレビ番組やイベントの出演、雑誌の取材は「40くらいはあったと思う」とのこと。吉村選手は昨日、高校時代を過ごした山口県山口市でパレードと祝賀会をこなし、丹羽選手も22日に出身地である北海道苫小牧市で祝賀会を開催。今回の祝賀会も北海道からの飛行機が直前の到着となり、タクシーで会場入りした。

 メディアへの露出が続く水谷選手は、祝勝会前の囲み取材で「自分の五輪は大会が終わってからもまだ続いていると思っているし、卓球の魅力を世間に伝えるのが自分の役割。それはこの1カ月で果たせたと思う。来週からロシアリーグも始まるし、これまでは練習よりメディアへの出演を優先してきたけど、これからは練習の予定が優先。しっかり切り替えていきたい」とコメントした。

 一方の女子チームも多忙。日本と台湾の両方で結婚報告会見を行った福原選手をはじめ、日米観光セミナーに参加するために安倍晋三首相とともにニューヨークを訪れたり、前日には吉村選手とパレードを行った石川選手、そして伊藤選手はアジアジュニア選手権から帰国して間もない。「メダルを獲ることができて、ありがたい忙しさでこの1カ月くらいはほとんどラケットを握っていない。ニューヨークに行って、フリータイムにブロードウェーで『オペラ座の怪人』や『アラジン』を見たり、街を歩くことができたのは貴重な体験でした。本格的に競技復帰するのは10月23日の日本リーグ・ホームマッチからですが、そろそろ練習を再開させたい」(石川)。

 そして祝勝会では、日本卓球協会の藤重貞慶会長が冒頭の挨拶で、リオでの体験談を語った。「リオで選手たちが表彰式の後で控え室に戻り、監督やコーチやスパーリングパートナー、そしてスタッフの方々にもらったメダルを掛け、喜びを分かち合い、感謝の言葉をかけているのを目の当たりにしました。団体戦の控えの大島祐哉選手、平野美宇選手が、毎日出場選手と同じ準備をしているのを見て、心が熱くなりました。まさにチーム一丸となってもぎとったメダルでした」。藤重会長は「2020年東京オリンピック・パラリンピックで、男子・女子ともに金メダルを勝ち取ろうという強い気持ちを確認し、共有する会でもございます。皆さん、卓球ニッポンが金メダルを実現しましょう!」と力強く語った。

 乾杯の挨拶は(公財)日本オリンピック委員会常務理事で、リオデジャネイロオリンピック日本選手団長も務めた橋本聖子さん。「これからの卓球協会の益々のご発展とご活躍、そして吉村ご夫妻のお幸せと福原ご夫妻のお幸せを心からご祈念申し上げて、『おめでとうございます』で杯をあげさせていただきたいと思います」と粋な計らいで、五輪後に入籍を発表した吉村選手、福原選手を祝福した。

笑顔を見せる日本女子チーム

こちらは男子チーム。吉村選手、藤重会長からも結婚を祝福され、笑顔

2020年東京五輪への決意を語った藤重会長

丸川珠代五輪相もお祝いの挨拶を述べた

橋本聖子・JOC専務理事の発声で乾杯!


9月25日、東京都西東京市田無にあるシチズンホールディングスの本社にて、卓球部創部50周年、そして新卓球場竣工の記念式典が行われた。

新卓球場は7×14mの国際規格の卓球スペースが4面もとれる広さになっており、天井も7.5mとかなり高く設計されている。
「以前はロビングを上げると天井に当たってしまったが、この体育館ならば当てることは難しいでしょう。プレー領域も広く取れるので、普段動かない軽部も動いてくれるはずです」と伊藤誠監督がユーモアたっぷりに新卓球場を解説。
明るさが調節できるLEDの照明や風を感じない置換空調、さらには会議室やラウンジ、トレーニング室もあり、素晴らしい設備になっている。

選手たちは
「50周年の節目にこうしてシチズンで卓球がやれることに幸せを感じています。新卓球場に恥じないためにも優勝を持ち帰りたい」と意気込みを語った。

式典にはスペシャルゲストとして平野早矢香さんが登場。
また、シチズンのアンバサダーを務める女優の北川景子さん、ラグビープレーヤーの五郎丸歩選手からもお祝いのビデオレターが届くなど、終始会場は賑やかな雰囲気で行われた。

会場には200名近いOBや関係者が集まり、シチズン卓球部の新たな門出を祝った。

これが新卓球場。外観もスタイリッシュ

50周年を記念して、くす玉からは50個の卓球ボールが!

戸倉代表取締役社長も卓球部に期待を寄せる

選手と監督が意気込みを語った。目標は優勝、そして日本代表だ

「時計はシチズンしか持っていません」と平野さん。会場からは大きな拍手

新卓球場でプレーを披露した選手たち


 9月16〜21日、タイ・バンコクで開催されたアジアジュニア選手権。ジュニア女子の伊藤美誠(スターツSC)、平野美宇(JOCエリートアカデミー/大原学園)、カデット男子の張本智和(JOCエリートアカデミー)をはじめ、強力なメンバーで挑んだ日本だが、優勝はカデット男子団体の1種目に留まった。各種目の優勝者・チームおよび日本選手の成績は下記のとおり。

〈ジュニア&カデット団体〉
●ジュニア男子団体:韓国 ※日本3位
●ジュニア女子団体:中国 ※日本2位
●カデット男子団体:日本
●カデット女子団体:中国 ※日本2位

〈ジュニア個人〉
●ジュニア男子シングルス:徐海東(中国)
※ベスト8:出雲卓斗・龍崎東寅・木造勇人
●ジュニア女子シングルス:銭天一(中国)
※ベスト8:塩見真希・長﨑美柚
●ジュニア男子ダブルス:キム・ソングン/ハム・ユソン(北朝鮮)
※3位:木造勇人/緒方遼太郎、ベスト16:龍崎東寅/出雲卓斗
●ジュニア女子ダブルス:蘇慧音/麥子詠(香港)
※3位:塩見真希/長﨑美柚、ベスト16:伊藤美誠/平野美宇
●ジュニア混合ダブルス:曹巍/石洵瑤(中国)
※日本はエントリーせず

〈カデット個人〉
●カデット男子シングルス:牛冠凱(中国)
※2位:張本智和、5位:宇田幸矢、7位:戸上隼輔
●カデット女子シングルス:石洵瑤(中国)
※2位:木原美悠、3位:皆川優香、6位:大藤沙月
 
 優勝したカデット男子団体は、準決勝で中国を3ー2で破って勝ち上がり、決勝では韓国に3ー0で勝利。「怪物」張本智和に、右腕の戸上隼輔と左腕の宇田幸矢という左右のハードヒッターを加え、充実の戦力で栄冠を勝ち取った。カデット男子シングルスでは張本が決勝に進出したが、団体準決勝4番で勝利していた牛冠凱に敗れて2位となった。カデット女子シングルスでも小学6年生の木原美悠が決勝へと勝ち上がったが、中国の石洵瑤に2ー4で惜敗した。

 一方、世界ランキング、実績ともに抜きん出た存在だった伊藤美誠と平野美宇は、女子団体2位、女子ダブルスベスト16という結果に終わった(女子シングルスはエントリーされず)。女子団体決勝の中国戦は、トップで平野が中国の次代のホープと言われる孫穎莎(スン・インシャ)に0ー3で完敗。2番伊藤は何卓佳(14年世界ジュニア代表)とのシェーク異質対決に競り負け、3番塩見も敗れてストレート負けを喫した。女子ダブルスでも2回戦で中国ペアに完敗し、高校1年でのアジアジュニアは厳しい結果となった。この悔しさを11月の世界ジュニア選手権で晴らしたい。

 ジュニア男子は、シングルスでは出場した3選手ともベスト8。準々決勝で、木造が準優勝の于何一(中国)に1ー4、龍崎が優勝した徐海東に1ー4で敗れ、楊碩(中国)を破って勝ち上がった出雲も趙勝敏(韓国)に1ー4で及ばず。ジュニア男子団体でも準決勝で中国に敗れ、3位だった。


 今日9月21日、東京・赤坂のANAインターコンチネンタルホテル東京で、福原愛選手が記者会見を開催。国内外から多数の報道陣が集まる中、9月1日に入籍したばかりのお相手・江宏傑選手(チャイニーズタイペイ)を報道陣にお披露目した。

 「私は日本中の方に小さい頃から支えていただき、応援していただき、今日という日を迎えることができたと思っております。本当に皆さまに感謝の気持ちでいっぱいです。今日はとても良い機会だと思いましたので、江宏傑さんを皆さんにご紹介させてください」
 会見の冒頭でそう挨拶した福原選手。続いて登場した江宏傑選手が「こんにちは、はじめまして、江宏傑です。今日はよろしくお願いします」と日本語で挨拶。ふたりは終始なごやかな表情で会見に臨んだ。

 リオ五輪後に結婚を決断したというふたり。お互いの魅力について、江宏傑選手は「愛さんはいつも私をあたたかく支えてくれるし、大らかな気持ちで包んでくれる」とコメント。一方の福原選手は「どんなささいなことでも相談に乗ってくれますし、どんな私でもいつも変わらず応援してくれるところです」と笑顔を見せた。江宏傑選手は、今シーズンからチェコのクラブチームであるオストラヴァに所属し、ドイツを練習拠点としてヨーロッパチャンピオンズリーグにも出場。ドイツ、台湾、そして日本と世界各地に生活拠点と練習拠点を置きながら、ふたりの新生活がスタートする。

 福原選手は「私は24年間卓球を続けてきて、卓球の軸はしっかりできているけど、新しい家庭の軸というものはまったくできていない。まずはその軸をしっかり固めてから、卓球という軸に戻りたい」とコメント。来年の全日本選手権などへの出場はまだ未定だが、一方で「彼は私がどんな選択をしても必ず応援すると言ってくれました。女子アスリートでも支えてくださる人や環境があるなら、結婚後も競技を続けられるし、夢をあきらめずに頑張ることができる。新しい道を後輩のために切り開くことができたらいい」と語っている。練習や大会出場のペースはしばらく落とすことになりそうだが、夫婦でお互いをサポートし、2020年東京五輪に向けた新たな決意を感じさせた。

 おふたりとも、どうか末永くお幸せに!!

江宏傑選手と愛ちゃん、お似合いです!

結婚指輪は江宏傑選手のオーダーメイドなのだとか


 9月14〜18日にクロアチア・バラジュディンでITTFジュニアサーキット・クロアチアジュニア&カデットが開催された。日本からは男子3名、女子2名が出場しジュニア女子で竹内嘉菜(JOCエリートアカデミー/帝京)が2位に入った。

 また、ジュニア女子ダブルスでは加藤結有子(JOCエリートアカデミー/帝京)がアンドレード(ポルトガル)とのペアで2位。女子団体でも日本/ポルトガルの混合チームで2位に入賞した。

 各種目の優勝と日本選手の上位記録は以下のとおり。

【クロアチアジュニア&カデット記録】
ジュニア男子シングルス優勝:スゴウロポウロス(ギリシャ)
ジュニア女子シングルス優勝:蘇珮綾(チャイニーズタイペイ) 2位:竹内嘉菜
ジュニア男子ダブルス優勝:馮翊新/黎昕陽(チャイニーズタイペイ)  3位:加山裕/カツマン(/ロシア) 
ジュニア女子ダブルス優勝:蘇珮綾/温睿玲(チャイニーズタイペイ) 2位:加藤結有子/アンドレード(/ポルトガル)
ジュニア男子団体優勝:チャイニーズタイペイ/アメリカ 3位:日本(浅津、加山、柏) 
ジュニア女子団体優勝:チャイニーズタイペイ/クロアチア 2位:日本/ポルトガル(加藤、竹内、アンドレード)
カデット男子シングルス優勝:アルグエッティ(アメリカ)
カデット女子シングルス優勝:ブリンザ(モルドバ)
カデット男子ダブルス優勝:馮翊新/ヴィクター・ルイ(チャイニーズタイペイ/アメリカ)
カデット女子ダブルス優勝:オペカ/ストラザール(スロベニア)
カデット男子団体優勝:アメリカ
カデット女子団体優勝:ハンガリーA


 9月16日に平成28年度秋季・関西学生卓球リーグ戦の全日程が終了。男子は関西学院大、女子は同志社大が春季リーグに続き優勝し、連覇を達成した。

 男子は関西学院大と立命館大が6戦全勝で最終日の直接対決を迎え、関西学院大が立命館大を5-2でくだし全勝優勝を決めた。
 女子は同志社大が龍谷大に1敗を喫し5勝1敗で最終日を迎えたが、全勝の神戸松蔭女子学院大に5-2で勝利。6勝1敗で2校が並んだが直接対決で勝利した同志社大が優勝。春秋連覇を果たした。

以下は1部の記録。

【秋季関西学生リーグ】
● 男子1部
1位:関西学院大
2位:立命館大
3位:近畿大
4位:同志社大
5位:天理大
6位:京都産業大
7位:大阪経済法科大
8位:関西大

● 女子1部
1位:同志社大
2位:神戸松蔭女子学院大
3位:関西学院大
4位:近畿大
5位:龍谷大
6位:立命館大
7位:京都産業大
8位:大阪樟蔭女子大

※写真提供:馬渡卓也/関西学生卓球連盟

男子優勝の関西学院大

女子優勝の同志社大


 9月14~18日に中国・四川省成都で行われたITTFワールドツアー・中国オープン。日本からのリオ五輪代表選手は丹羽孝希(明治大)のみの出場となったが、中国からは代表全6選手が出場しハイレベルな大会となった。

 日本選手4名が出場した男子シングルスは1回戦で大島祐哉(ファースト)が周雨に、2回戦で松平健太(JTB)が馬龍、丹羽が張継科、村松雄斗(東京アート)が樊振東にと全選手が中国選手に敗れる結果となった。男子の優勝は樊振東。決勝ではリオ五輪金メダリストの馬龍を4-0のストレートで下しタイトルを獲得した。
 
 女子シングルスでは松澤茉里奈(十六銀行)が1回戦で世界ジュニア2014、2015と2連覇した王曼昱(中国)をゲームオールで下す金星。2回戦でも劉詩雯(中国)にゲームオールと迫ったが、最終ゲームは惜しくも6点で敗れ上位進出はならなかった。
決勝は丁寧(中国)と劉詩雯(中国)の対戦となり丁寧が4-2で劉詩雯を退け優勝を決めた。

 また、男子アンダー21では村松雄斗が決勝で何鈞傑(香港)に敗れたものの2位に入った。

優勝と日本選手の上位記録は以下のとおり。

[中国オープン記録]
●男子シングルス優勝:樊振東(中国)
●女子シングルス優勝:丁寧(中国)
●男子ダブルス優勝:馬龍/張継科(中国) 3位:丹羽孝希/大島祐哉
●女子ダブルス優勝:陳夢/朱雨玲(中国)
●男子アンダー21優勝:何鈞傑(香港) 2位:村松雄斗
●女子アンダー21優勝:ツォン・ジエン(シンガポール) 3位:前田美優、森さくら


 今日9月17日の日本卓球協会理事会では、男女NT監督の人事が最大の関心事となったが、一方で来年1月の全日本選手権に関わってくる重要な決定事項がふたつあった。

 まずひとつは、「競技の進行を遅らせることがなければ、競技者はラリー中を除いて、いつでも自由にアドバイスを受けることができる」という新ルールの適用だ。ITTF(国際卓球連盟)主催の大会では、今年10月1日からこのルールが施行されるが、日本でも2017年1月1日から適用され、平成28年度全日本選手権ではベンチコーチからの熱いアドバイスが飛び交うことになるだろう。ジェスチャーでのアドバイスでも問題ない。

 ただし、日本国内限定のローカルルールとして、高校生以下の大会や種目においては、この新しいルールは適用されない。全日本選手権についても、一般シングルスでは出場選手の年齢を問わずアドバイスは自由、一方でジュニア男女シングルスは今までどおり、ゲーム間とタイムアウト時以外のアドバイスは認められない。これはベンチコーチによる試合を「先回り」したアドバイスが、ジュニア以下の選手の育成・強化の妨げになるという考え方に基づくものだ。

 もうひとつの決定事項は、来年1月の全日本選手権の使用球は1メーカーに限定し、「統一球」での開催となることだ。
 「来週、9月20日に行われる日本卓球工業会の懇談会で、統一球に関して説明を行います。全日本予選が各地方で少しずつ始まってきていますので、一日も早く全国の皆さんにお知らせするため、早急に決定してアナウンスしたい。今回の入札に関しては、上限額が決められ、複数のメーカーが上限額で入札した場合、抽選によって一社に決定する方向で調整していきます」(宮﨑強化本部長)。

 過去2大会は8つほどのメーカーの公認球がすべて揃えられ、使用球を選ぶジャンケンが選手たちをナーバスにしていた全日本選手権。来年1月の全日本選手権では、大会に4カ月ほど先立つ形で、使用される統一球がアナウンスされ、選手たちもそのボールを使って調整できる。選手にとっては歓迎すべき決定だが、統一球を獲りにいくメーカーにとっては運命の入札、運命の抽選となりそうだ。