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 昨日3月4日に開催されたITTFレジェンドツアー・ハルムスタッド大会。かつて世界で活躍したレジェンドプレーヤーたちが集結し、会場に詰めかけたオールドファンを酔わせた。
 今回は地元スウェーデンから92年五輪チャンプのワルドナーと91年世界チャンプのパーソンの2人と87年世界チャンプの江加良(中国)、93年世界チャンプのガシアン(フランス)、元欧州チャンプのJ.セイブに加え、現ドイツナショナルチーム監督のロスコフ(ドイツ)が初めて参戦した。
 
 全盛期のほどの動きのキレはないものの、各選手ともテクニックは健在。随所に会場を沸かせるプレーを見せた。決勝はパーソンとJ.セイブの対戦となり、J.セイブが3−1で勝利し、優勝を果たした。J.セイブは30年連続で出場し、25回の優勝を積み重ねてきたベルギー国内選手権を欠場し、このレジェンドツアーに向けて調整しており、軽快なフットワークからのフォアドライブ、中・後陣からの反撃を見せた。

 なお2018年の世界選手権は今回開催地となったハルムスタッドで行われる。レジェンドプレーヤーたちが繰り広げてきたような球史に残る熱戦が数多く見られることを期待したい。

↓試合の模様はこちらから
https://www.youtube.com/watch?v=I2CA89-_Utk

見事優勝のJ.セイブ(写真は12年ロンドン五輪)


3月3・4日の二日間、都内近郊で春のメーカー展示会が開催された。

展示会はメーカーが、小売店や問屋など、用具を取り扱うお店に対して新製品のプレゼンを行う場だ。
今回はバタフライとニッタクは自社で、その他のヤサカ、ヤマト卓球(TSP、VICTAS)、スティガ、JUIC、ヨーラ、ドニック、アディダス、ルーセントは浅草橋で行われた。

最も趣向を凝らして行われたのはバタフライブランドのタマス。新製品の展示だけでなく、新所沢に建設されたラケット棟の工場見学もコースに含まれていた。
また、契約選手(荘智淵、フレイタス、アポローニャ)のライブデモンストレーションが行われ、それを福澤アナウンサーの実況と坂本竜介氏の解説で盛り上げるなど、“魅せる展示会”で来場者と楽しませた。

各社の新製品の目玉はズバリ“プラ対応”用具。これから新年度を迎えて、草の根大会でもどんどんプラボールに移行していくようになるだろう。

プラになることで、ラケット&ラバーの勢力図が変わるのだろうか。
まずは各メーカーが「これがうちのプラ対応だ!」という用具を発表したことになるだろう。(佐藤)

バタフライは世界トップランカーのエキシビション

ニッタクは全日本5冠のファスタークG-1を豪華メンバーがプレゼン

VICTASは新ラバーをお披露目

ヤサカでは全日本2位の神選手がお相手してくれました

ヨーラのプラボール対応ラバー、リズムP

アンドロは久々のスピード系テンション「プラクソン」を発表


 3月3日(火)に、東京・大田区総合体育館で「2015協和発酵キリン卓球交流大会」が行われた。これは主にレディースの卓球愛好家の方を対象に、選手たちとの交流を図る目的で協和発酵キリン株式会社が毎年主催しているイベントだ。今年も全国津々浦々、280ペアが参加した。


 メインイベントのリーグ戦形式のダブルス大会はもちろん、協和発酵キリンの選手たちによるエキシビジョンマッチ、直接指導が受けられるワンポイントレッスン、選手との交流イベントを楽しんだ。なおレッスン時の受講料は、日本赤十字社を通じて東日本大震災の復興支援に使われるという。


 本イベントの模様は3月20日発売の卓球王国5月号に掲載予定ですので、お楽しみに!


 土曜日に終わったジャパントップ12。男子は大本命の水谷隼が吉田雅己が敗れる波乱があった。本誌の最新号のインタビューでも「日本でのんびりやっている選手には負けたくない。日本では満足できない」と語った水谷。その水谷に勝ったのは、ブンデスリーガに単身乗り込み、ドイツのタフなプロリーグで大きく勝ち越している吉田だった。試合後、水谷は「最終ゲーム5−3でリードして、逆転されてから集中力が落ちてしまい、凡ミスが出た。吉田はコース取りが他の日本選手と違ってうまい。特にストレート。最終ゲームはフォアにボールを集めたが、それにもしっかりと対応してきた」と語った。
 一方の吉田は勝利したその日の夜のインタビュー(3月発売号)で水谷に勝ったことには「ブンデスリーガでプレーしているので、前よりも名前負けしなくなりました」とコメントした。公式戦では初めてという水谷対吉田雅己。初対戦には滅法強い水谷だが、この日は堂々と正面突破を計った吉田をほめるべきだろう。
 ちなみに神巧也に聞いた裏話。試合当日の朝、選手は会場(代々木第二体育館)に8時半集合だったのだが、時差ぼけのためか吉田は前の晩、ドイツからの直行で東京入り。ホテルで目が覚めたのが8時6分だった。飛び起きてタクシーを飛ばしたという「さすが雅己は大物だ」と先輩の神は笑う。

 その吉田を破り、決勝では吉村真晴を下し初優勝したのは吉田と同郷の北海道生まれで、同期の丹羽孝希。相変わらずの脱力系の天才プレーを随所に見せた。特に、チキータに行く構えから、ボールの左横下を思いきり薄く切るカットレシーブを見せた。相手としてはチキータなのかカットレシーブが来るのかわからない。丹羽らしい創造的な卓球を見せての優勝だった。

 女子は全日本選手権の5回戦で敗れた元全日本チャンピオンの平野早矢香が、現チャンピオンの石川佳純と対決。世界レベルのラリー戦を制した平野が7年ぶりの優勝。この二人は全日本選手権で女子ダブルスでペアを組み優勝。しかし、大会直後に発表された日本代表のダブルスでは代表から外された。平野の母体のミキハウスは日本卓球協会に抗議し、一部のマスコミが取り上げるニュースとなった。
 今年9月に発表される世界ランキングで来年のリオ五輪の代表メンバーがほぼ決まると言われている。現時点で世界ランキングでの3番手の平野は有力候補の一人だが、若手や中堅の選手が下から追い上げている。国内大会とはいえ、世界4位の石川を堂々たる試合で下した内容と結果は平野の存在を大いにアピールしすることになった。 (今野)

久しぶりに存在感を見せた平野早矢香

𠮷田雅己に敗れた水谷隼

ブンデスリーガでの実力を見せた𠮷田雅己

創造的なプレーで相手を翻弄した丹羽孝希


 本日2月28日に東京・代々木第二体育館で開催されたLIONカップ・ジャパントップ12で丹羽孝希(明治大)と平野早矢香が優勝を果たした。結果は下記のとおり

【男子】
優勝:丹羽孝希(明治大)
準優勝:吉村真晴(愛知工業大)
3位:吉田雅己(愛知工業大)、森薗政崇(明治大)

【女子】
優勝:平野早矢香(ミキハウス)
準優勝:石川佳純(全農)
3位:平野美宇(JOCエリートアカデミー)、早田ひな(石田卓球クラブ)

 男子は全日本王者の水谷隼(beacon.LAB)が吉田雅己に敗れ、予選リーグ敗退と波乱の展開。準決勝のカードは丹羽と吉田、吉村真晴と森薗政崇の明治大VS愛知工業大同士の対戦となり、丹羽と吉村が決勝へ。破壊力に加え、安定感が増した吉村と、速攻が冴える丹羽の対戦は接戦が予想されたが、吉村のサービスを苦にせず、逆に台上で主導権を握った丹羽がストレートで快勝し、ジャパントップ12初制覇を決めた。

☆丹羽優勝コメント「日本での大会でずっと優勝していなかったので、自信になりました。神さんと森薗が吉村くんに負けていたので、ぼくが負けたら明治が3人負けたことになってしまう。そこは結構意識しました。この1年、世界卓球(東京大会)が終わってちょっとホッとしてしまった部分もあるけど、ロシアオープンで優勝して今日のトップ12でも勝てたので、また頑張っていきたい。5日後にNT合宿がはじまるし、みんなで切磋琢磨していければいい」


 女子準決勝のカードは石川佳純対早田ひな、平野早矢香対平野美宇。同タイプ同士の対戦となった両カードはそれぞれ石川と平野早矢香が先輩の貫禄を見せて決勝へ。決勝は石川が思い切りの良いフォアハンドで2ゲームを先取したが、「リードしてから焦ってしまった」と石川に強打のミスが目立ち、平野がラリーで粘りに粘って4ゲームを連取、2008年大会以来7年ぶりの優勝を果たした。

☆平野優勝コメント「準決勝、決勝とどちらも負けてもおかしくない試合で、競った場面で落ち着いて自分のプレーができたことが勝因。(決勝は)去年ワールドツアーで対戦して負けた試合を参考にして対策した。食らいついていこうと思っていました。3ゲーム目を取れたことで、流れが向いてきて良いプレーができたと思う。世界選手権で良い試合をすることが来年のオリンピックにつながると思うので、今日のように1試合1試合、自分の力を出し切って、戦っていきたい」

 優勝した丹羽孝希、平野早矢香には優勝賞金100万円が贈られた。ちなみに丹羽選手の優勝賞金の使い道は「春物の服をたくさん買います。気が済むまで買いあさります(笑)」とのこと。


この試合の模様は5月号(3月20日発売)に掲載予定ですので、お楽しみに!

男子優勝・丹羽(左)と女子優勝・平野早矢香