今回の全日本では「JTTA公式レーティング」が採用。昨年11月に導入され、話題を集めたこの「レーティング」。試合での対戦結果から選手の実力を計算し、数字で表すシステムだ。数値が高いほど選手の実力が高いことになり、全日本チャンピオンだと2900程度になる。これほどの規模でレーティングが導入されるのは、日本のスポーツ界でも初めての試みだという。
すでに出場する選手には登録用紙が配られており、観戦に来たファンも会場に設置された日本卓球協会のブースで登録できる。報道席や審判員席でもレーティングの登録用紙が配られた。現在は助走期間ということで、日本卓球協会に登録していない人でも無料登録できる。
新しい試みというのは、最初はどうしても手を出すのが億劫(おっくう)になったり、警戒してしまう。だが、卓球の愛好者を増やし、卓球界をより活性化するための試みであれば、まずは参加してみて、それから面白いか、つまらないかを判断すればいいのではないだろうか。
登録はウェブで簡単に行うことができます。
★JTTA公式レーティング ウェブサイト
http://jtta-rating.jp/