前回のブログの続きの様なものです。「読み方」についてのお話です。
日本人の知り合いと連絡を取っていて、「グアテマラに居る千頭さんに電話するように」とメールが入り、電話番号を教えてもらいました。
早速、電話をする。呼び出し音が鳴り、若い女性の人が出た。
女性: アロ? (←スペイン語でもしもし)
え?
ちょっと待って? スペイン語? なんで?
千頭さんって、日本人じゃないの? なんでこの人スペイン語喋ってんの?
困ったな、私、スペイン語苦手なのに……
てっきり日本人が電話に出ると思っていたので、私は大いに慌てた。
私: ア、アロ? キエロアブラールコン…… (……さんとお話ししたいのですが)
と言ったところで、……おや? おやおや?
あれ? あれあれ?
ちょっ、ちょっと待った! ちょーっと待った! (←手を「Tの字」にしながら)
あのー…… 「千頭」って、ナンテヨムノ?(泣)
せんとう? ちとう? せんとう? ちとう? どっち?(泣)
せんとうって、何だがお風呂みたいな名前ですね。プププ……
ちとうっていうのも、「ちとう待て!」(ちょっと待て!) みたいな感じ? ププ……
ま、そんな話は置いといて。
なんて読むんだこの漢字はっ!!!
まさか「せんあたま」な訳があるまい。どんだけ頭があるんだよ? ってね。
数えるのもさぞかし大変でしょうに。てか、ちゃんと数えたの? 千も? 本当に? 九百九十九じゃなかった?
「惜しい! あと一つ頭が足りなかった! けど、バレて無いようだし、別によくね? 千で」とか、ズルしてないでしょうね?
ま、そんな話は置いといて。
私: キエロアブラールコン「セントー」 (セントーさんとお話ししたいのですが)
女性: ……。
私: ……。
女性: ……。 コモセジャマウステ? (あなたのお名前は?)
私: イズミ
女性: あ、もしもし? (←急に日本語)
私: もしもーし! (←声が1オクターブ上がる) 日本人の方だったんですね? ホッ
女性: 初めまして、わたくし「チ・カ・ミ」と申します。
私: えっ?! 「チカミ」? キャー! すみません、すみません、読み方がわからなくて!
「セントウ」でも「チトウ」でもなかったよー(泣)! アハハ~!
そもそも、日本語が難し過ぎるんだ! (←急にキレてみる)
音読みとか、訓読みとか、棒読みとか色々あってややこしい!
しかも、私は漢字が苦手なの! 「読み」も「書き」も苦手なの!
「覚える」のも「記憶する」のも苦手なの!
ま、これは漢字に限った事じゃないけど!(泣)
そもそも「せんとう」だなんて、そんなお風呂みたいな名前な訳ないでしょう?
バカッ! バカバカバカッ! 私のバカッ! うぅ……
みなさんも、これを機会に覚えておきましょうね。
「千頭」は「セントウ」でも「チトウ」でも、ましてや「センアタマ」でもありません。
「チカミ」と読みます。お見知りおきを!