月別アーカイブ: 8月 2019

試合観戦も良いけど……

知り合いのコーチがチケットを入手してくれたおかげで、2回目のパナメリカーノを観戦することが出来ました。

知り合いが沢山居たのでご挨拶。

ブラジル日系人の、みなさんご存知、マルコス山田さん。

ブラジル日系人のリンコン安田コーチ。

オリンピック6回連続出場したウゴオヤマさん。

オヤマコーチとは初めてお会いしました。マルコス山田さんがオヤマさんに「ニシダイズミさん、知ってる?」と聞き始めました。

いやいや! ちょっと、ちょっとちょっと!

私なんて無名中の無名。オヤマさんが知ってるはずがないですよ!

 

マルコス「彼女、左のペンで卓球が強いんですよ」

 

「マルコスさん、止めてください! 私のことなんて知ってるはz」「ああ、あなたがニシダさん? 知ってるよ!」

 

えっ? 本当!?(←声が裏返る)

 

ええ、ええ。どうせリップサービスでしょうよ。チュッチュ。

 

「表ソフトラバーの子でしょ?」

 

皆さん、奇跡が起きましたよ。それとも偶然? ウゴさんがどうして私のことを知っているのか存じませんが、頭が下がる思いでした。

 

ペルー男子監督のエシオさん。昔、ジュニアの南米大会で優勝しています。

アルゼンチン監督のグスターボさん。お茶目で凄腕です。

チリ監督のマルコス・ヌニェスさん。中ペンホルダー表ラバーの選手でした。

エクアドル監督のノルマン・カリージョさん。この日が誕生日でした。良い笑顔!

ペルーのモニカ・リァウさん。彼女はオリンピック出場選手で今は卓球の普及に力を入れています。

今回大会ボランティアをしていたペルーのミラグロさん。彼女はモニカさんとダブルスを組んでオリンピックに出場。中国と対戦し、0本で敗れたそうです。

アルゼンチンのおばあちゃんコーチ、日系人のタカハシさん。

昔の教え子たちも観戦に来ていました。

こういう大会って、試合観戦はもちろんですが、知り合いに会うのも楽しいですよね。

 

この中で誰か知っている人は居ましたか? (※私も含みます)

チケット売りの天使

前回の続きです。

チケットが完売ということで道端で途方に暮れていると、知り合いのコーチが通りかかったので挨拶がてらに「これこれ、こういう事があったのですよ」と伝えると「明日の分のチケット、手に入るかもしれないから夜に連絡するね」とのこと。

 

その間、私も知り合いなどに「チケット2枚売ってくれませんか?」と聞いてみるも、鳴かず飛ばず。

 

嗚呼……、「卓球競技のチケット完売」は嘘じゃなかったんだなぁ……

 

す・る・と!!!

 

先ほどのコーチから連絡があり、「チケット2枚入手した」とのこと。

 

そうですかそうですか、あなたが天使でしたか!

 

どうやって前日にチケット2枚も入手したかわかりませんが、おかげで私は2回目のパナメリカーノ卓球競技を観戦することが出来たのでした。

 

~続く~

卓球競技のチケットは完売

私「卓球競技の入場チケットが完売だなんて、誰がそんな噂を立てたんだろうね(半笑い)。今日はチケット売り場で直接買おうっと!」

 

旦那「でも……卓球競技のチケットは完売だって言ってるよ!」

 

「何言ってるの? 昨日は普通に買えたじゃん! そもそもみんな大げさなんだよ。ペルーで卓球競技のチケットが完売になるわけないじゃん(笑)

 

旦那はお仕事だったため、私は一人で息子を連れてタクシーに乗り、会場へ。

 

会場のチケット売り場にて。

 

「卓球競技のチケット大人一人、子供一人分ください」

 

売り切れましたよ

 

「いやいや、売り切れましたよとかじゃなくてですね。卓球競技のチケット大人一人、子供一人分くださいって言ってr」「売り切れです。完売です。売れませんよ無いんだもんチケット。水泳だったらまだ有りますよ!」

 

 

嗚呼、途方に暮れるとは、こういうことなんだなぁ……

 

あれ? 息子、こんなに重かったっけ?

 

タクシー降りてからずっと抱っこしてるんですけど、とにかく息子が重いの。ああ分かった。オムツとか着替えとかが入ったマザーズバックを片肩に掛け、今日も寒いからと厚着したコートがここぞとばかりにかさばり、機嫌が悪くなった息子がぐずぐずと泣き始め、抱っこする体勢もどんどん悪くなり、帰りのタクシーを呼ぶために携帯電話をポケットから出して……

 

泣きたい。お母さんも泣きたいよ……。

 

すると、天使という名の警備員のお兄さんが私に声をかけてきました。

 

「卓球競技? チケット一枚持ってるから売ってあげるよ!」

 

「えっ? マジっすか? ヤッター!!! 人生、捨てたもんじゃないよね! ……で、息子の分は?」

 

「チケット一枚しかないんだよね……」

 

「意味ねー! 天国かと思ったら地獄に突き落とされたわー!!! お前は天使と見せかけた悪魔じゃー!!!」(←絶叫)

 

でも、もしかしたら、もしかするかも……と、もう一度チケット売り場まで行き、「卓球競技のチケットは本当に売り切れたのですk」「ないです」

 

「全くもう! さっきも言ったでしょ?」というような目つきで見られたので、その場を逃げるように立ち去りました。

 

そして私は息子と一緒にワンワンと泣きながらタクシーに乗って家に帰ったのでした。

 

旦那「卓球競技のチケット、完売って言ったよね?」

パナメリカーノ、赤ちゃんの入場チケット

「パナメリカーノの卓球競技の入場チケットは完売」などと言われながらも、旦那は大人2枚をゲットしていました。

 

息子を抱っこしながら、旦那レンソと会場の入り口へ。

 

完売と言われながらも何故かゲットしていた卓球競技のチケット、大人2枚を意気揚々と差し出すと

 

「赤ちゃんのチケットは?」と、係の人に言われました。

 

コモ? (スペイン語で「えっ?」というニュアンス)

 

……パードゥン?

 

「赤ちゃんの入場チケットも必要なんですけど」 by入り口係員の人

 

あの~……もしもし? 聞こえます? 聞こえますかっ?

 

私には「赤ちゃんの入場チケットも必要なんですけど」って聞こえましたが、空耳ですよね?

 

えっ、違うの? 空耳じゃないの?

 

何言ってるのこの人。超ウケるんですけど(爆笑)。

息子は明日でようやく3か月になる、最近まで「新生児」と呼ばれていた、汚れのない私の可愛い可愛い赤ちゃんなんですけど! お腹が空いて泣くときは、まるで世界の終わりのような感じで泣きますけどね! え? 赤ちゃんの入場チケット必要なの? 買ってないんですけど! だって、知らなかったから。「完売だ、完売だ」などと言われ、旦那はどうやってチケットを入手したのかわかりませんが、今さらもう一枚入手するなんて絶対に無理なんですけど!!!!! 乳飲み子を置いて、私たち夫婦だけで観戦するなんて、絶対に無理です! っていうか、誰に預けるの? しかもこんなに可愛いんだから、誘拐されるに決まってるじゃないですかゼーゼー、ハーハー、ヒッヒッフー!!!

 

 

「優先窓口に誘導しますので、チケット売り場で赤ちゃんのチケットを買ってください。ちなみに半額ですよ」(大人約600円、子供約300円)

 

チケット売り場で普通に買えました。あれ? 完売じゃなかったの?

それにしても、3か月の赤ちゃんまで入場チケットが必要だなんて、誰が想像していたことでしょう!

 

東京オリンピックも、赤ちゃんの入場チケットは必要なのかなぁ?

パナメリカーノの試合結果

8月4日から10日にリマで行われたパナメリカーノ(アメリカ大陸大会)が終わりました。

結果

男子シングルス

優勝 ウゴ・カルデラーノ(ブラジル) Tokyoオリンピック出場決定

2位 WU Jiaji (ドミニカ共和国、中国人)

3位 WANG Eugene(カナダ)

3位 JHA Kanak(アメリカ)

 

女子シングルス

優勝 アドリアナ・ディアス(プエルトリコ)  Tokyoオリンピック出場決定

2位 WU Yue(アメリカ)

3位 ブルーナ・タカハシ(ブラジル)

3位 メラニー・ディアス(プエルトリコ、ディアス選手のお姉さん)

 

男子団体

優勝 アメリカ (決勝は3-2)

2位 アルゼンチン

3位 ブラジル

3位 キューバ

 

女子団体

優勝 プエルトリコ (決勝は3-2)

2位 ブラジル

3位 カナダ

3位 アメリカ

 

男子ダブルスはウゴさんとツボイさんが、女子ダブルスはディアス姉妹が、ミックスダブルスはカナダのWANG Eugene選手とZHANG Mo選手が優勝。

 

写真は旦那お気に入りのカナダのWANG Eugene選手と。

リマとは思えないほど立派な体育館です。

手前の青いユニフォームを着たブラジル代表、後ろで豪快に構えているのは日系人のKUMAHARA Caroline選手。

2016年にブラジルの日系人大会で対戦した、「You Next game, Yes? No now. But next game, Yes?」の、あの人です。(ブログ参照してください)

「You Next game, Yes? No now. But next game, Yes?」

 

息子を抱っこして会場をうろついていたら、一般のおじさまに「あなた、KUMAHARA Caroline選手ですか?」と声をかけられました。

息子をユサユサ抱っこしながら「違います」と答えましたが、おじさまは

え~? 本当? 本当にKUMAHARA Caroline選手じゃないのぉ~?」といったような顔つきでじろじろと見てきました。

 

髪が短いのは似てるけど!

日本人的な顔しているのもそうだけど!

もし、「Yes, I am」って答えてたら、一体どうなってたんだろう?

パナメリカーノ(アメリカ大陸大会) リマ2019

パナメリカーノ(アメリカ大陸大会) リマ2019が始まりました!

 

卓球競技は8月4日~10日

 

やはりウゴ・カルデラーノ選手とアドリアナ・ディアス選手が強いですね~。

 

今のところ、ペルーの選手は男女ダブルス、ミックスダブルス、個人戦全てにおいて誰も一勝もしていません。

 

8月8日㈭の団体戦に、旦那と息子で観戦しに行ってきます。

 

息子はピンチヒッターとして呼ばれる可能性もありますが、準備万端に整えておきましたので、いつでもどうぞ。

叔父さんと。