子供たちが練習中、ちょっとした野暮用があり1時間ほど練習場を離れました。
体育館に戻ると、なにやら体育館から音楽が聞こえるので見てみると、キューバの選手たちが踊っていました。
「わっ、私がいないのを良い事に! 練習中に音楽かけて踊るなんて、フザけてる!」
と、一瞬憤慨しましたが、よくよく見てみると、専門のコーチ付きでエアロビクスをしていました。
数年前に日本で流行った、ビリーなんとかかと思ったのですが、普通のエアロビクスでした。
フィジカル専門のコーチの指導を受け、30分ノンストップ。選手たちは汗ダラダラ。かなり疲れていました。
さすがキューバ人の踊りのセンスは違う! と思いきや、なかなかリズムに乗れていない選手もいました。その女子選手はコーチからリズムに乗れていないという事で、軽く怒られていました。
「足はこう出せ! 腕はこう! 違~う! そうじゃなくて、こうだ、こう! 違~う!」
見ていてちょっと可哀相でした。
空手を知らない日本人がいるとの同じように、ピザが嫌いなイタリア人がいるように、踊りが下手なキューバ人だって、いるんですねぇ~。 (←しみじみ)
なるほど、キューバ人はこうしてリズム感、持久力、腕や足、体全体を調整しているんですね。
日本では夏も近い事だし、盆踊りを取り入れてはいかがでしょう? ダメか。