首都サンティアゴに、各種スポーツナショナルチーム総合体育館場があります。
3日間、ナショナルチームで練習させてもらいました。
練習時間は
9時~11時、14時~16時
みなさん試合が近いということで、2セット練習の後ずっとゲーム練習でした。
体育館に着いてまずビックリ。
グアテマラの隣国、エルサルバドルの女子コーチ、セニョール・ワンを発見したんです!
セニョール・ワン、なぜここ(チリ)に?
「……っていうか、誰?」って感じですよね。はい、すみません。
香港人で現在72歳。昔昔、アジアチャンピオンだったという。
ワンさんにはグアテマラで知り合って以来、可愛がってもらっています。
エルサルバドルでJICAボランティアとして活動している森部淳さんも、ワンさんと仲良しです。
「セニョール・ワン!」と声をかけると、彼も非常に驚いた様子で、「なんでお前がここ(チリ)にいるんだ?!」と腰を抜かしかけていました。
ワンさんはエルサルバドルの女子3選手を連れて合宿中とのこと。
16時までの規定練習が終わると後は自由時間。
自由時間にワンさんと練習させてもらいました。ワンさんはカットマン!
初めてワンさんと練習させてもらいましたが、72歳とは思えないほどの体力。
今度は私が驚いて腰を抜かしそうでした。
「普段エルサルバドルで指導してる時は、全然自分の練習が出来ない。今回イズミと沢山練習が出来て嬉しい」と悦顔の表情を浮かべていました。
ちなみにセニョールワンと仲の良い森部淳さん情報によると、セニョールワンの得意技は「悦顔の表情を浮かべること」なのだとか。どうでも良いですね。
セニョールワンと練習した後も、18時~22時位まで誰かしらと練習・試合をさせてもらいました。我ながらもの凄い体力と集中力。
本当に卓球が好きなんですね。
最終日は10試合ぶっ続けで行い、1セット取られただけで後は全部勝ちました!
誰か私を褒めて!
一緒に練習してくれたチリの友達。
ルイスさん。デカ過ぎ(泣)
ラファエルさん。JAPANのユニフォームを着ています。ちなみにチレで仕事をしているペルー人です。
セルヒオコーチ(左)とアレハンドロさん。
さて、チリの男子ナショナル選手達と試合させてもらいましたが、さすがです。
今までおじさま達と練習してきたせいか、球の速さにビックリ仰天。次元が違います。
左シェークのMoya選手には3-0で負けましたが、他の男子選手達(Alejandro、Gustavo Sepúlveda、Gustavo Gomes)には何とか1セットだけは取りました。
ちょっとした自慢ですが、チリランキング1位の女子選手(Paulina)と4回試合をし、4回とも3-0で勝ちました!
ふむ、これはなかなか悪くはないぞ。
ただ、ランキング3位の女の子(Nataria)には1勝1敗。まぁ、こんなもんですね。
チリナショナルチームの監督、マルコス・ヌニェスさんに大変お世話になりました。
彼はスティガの物品を販売していますが、私がサンティアゴに着いた日にたまたまスティガのセレモニーがあり、「今日、日本の友達が我々のところに練習に来てくれました。ありがとう」と、ユニフォームと短パンをセレモニー中に授与されるという嬉しいサプライズがありました。
アイスをご馳走してくれたり、
愛犬の「ピポ&ヌティ」を紹介してくれたり、
朝早いのに空港までの送り迎えまで彼がしてくれました。
「イズミは僕のアミーガ(友達)だから」と。
チレ人はみんな陽気で優しいです。
ラケット一本バッグに入れて、南米を股にかけてますね〜。
うらやましい!
2カ所ほどチレ人になってますが、卓球人としてはあのチレさんを思い出さずにはいられません(笑)。
タロタロさん
コメントありがとうございます!
ラケット一本バックに入れて、シューズとユニフォーム、短パンも入れて。
シャンプー、リンス、化粧水等はもちろん、タオルまでバックに入れて南米を股にかけました。
グアテマラに帰る頃にはお土産やプレゼントされたものでバックがパンパンでした。
確かに卓球人としては、あのチレさんを思い出さずにはいられませんね!
そう、伝説の「アノ人」ですね。
試合で得点したときに「よーしゃ、ナイスボール! ナイスナイスベリーナイスボールよしゃ!」と言う人ですね。
子供の頃、同い年の平野早矢香ちゃんと二人で彼女の真似をしていたのを思い出します。