岩手県は花巻市のおばあちゃん家に遊びに行ってきました。
久しぶりに孫の顔を見て喜ぶおばあちゃん。
結局、6泊もおばあちゃん家に泊まり込んだ30歳の孫。
時間もあるし、せっかくだからと、近場を観光。
みなさん、「遠野物語」をご存知でしょうか?
岩手県遠野町(現・遠野市)出身の小説家・民話蒐集家であった佐々木喜善によって語られた遠野盆地~遠野街道に纏わる民話を、柳田が筆記・編纂し自費出版した初期の代表作。その内容は天狗、河童、座敷童子など妖怪に纏わるものから山人、マヨヒガ、神隠し、死者などに関する怪談、さらには祀られる神、そして行事など多岐に渡る。(ウィキペディアより)
なに? 河童ですと?!
長い間封印していた珍獣ハンター・ニチダの血が騒ぎ出し、ついに河童を探す旅(遠野物語バスツアー)へ出掛けることになった。
花巻駅から遠野駅まで電車に揺られること約50分。遠野駅に降り立つと、早速河童を発見!
キャー!
なんか髪の毛がモジャモジャしてるよー!
黄色いバックを肩から下げて、短いズボン履いてるんですけどー!
こっち見て笑ってるんですけどー!
なんか怖いよー、おかーさーん!
って思ったら、実の母だったという。
紛らわしいなぁもう。
水木しげるさんが書いたバス。
「おーい、みんな、こっちだよぅ」
赤い服の人がバスガイドさんです。
遠野物語バスツアー、めぐり号に乗っていよいよスタートです!
千葉家
私の大好きなオタマジャクシが沢山いました。童心に帰ります。
いよいよ「カッパ淵」に着いたと思ったら……
キャーーー!!!
なんか怖い人発見!
不気味すぎる(涙)
なに、あの人? と思って凝視したら「人形」でした。
紛らわしいなぁもう。
川沿いをサクサク歩き進むと、赤ちゃんカッパにお乳を飲ませている母親カッパを発見。
そうか、カッパはお乳で子供を育てるのか。知らなかった。。。
カッパはウロコに覆われ亀に似た「亀人形態」爬虫類系と、全身が毛に覆われ猿に似た「類人猿形態」があるという。(ウィキペディア参照)
亀は子供にお乳を飲ませないから、こちらのカッパは「類人猿形態」ということになるな。
しかし全身毛に覆われていないぞ?
ということは「亀人形態」だけど、子供はお乳で育てるタイプのカッパなのかもしれぬ。
はて、カッパはどうやって子供を産むのだろう? 卵? それとも子供の形で産むの?
疑問に思ったのでインターネットで調べていたら面白い答えを見つけました。
「どうぶつ奇想天外」のページにそれはありました。2002年に千石先生が答えています。
Q:カモノハシは、哺乳類なのになぜ卵を産むんですか?
A:全ての動物は、基本的に最初は「卵」なんです。人間など普通 の哺乳類は、「卵子」が育って子供の形になってから産みます。
カモノハシは、普通の哺乳類とは進化の道筋がだいぶ違っていて、単孔(たんこう=一つの穴)類といって、産むところの穴とウンチをする穴が分かれていません。大昔は、どんな哺乳類も卵を産んでいたと考えられています。その後、子供を産むように進化しましたが、カモノハシは、卵を産む段階のまま別 の進化の道筋をたどったグループの動物なのです。
へぇ~、大昔はどんな哺乳類も卵を産んでいたのか。実に面白い!
そして、カッパはどうやって子供を産むのだろう? 卵? それとも子供の形で産むの? の疑問に私がたどり着いた答えは、「全ての動物は、基本的に最初は「卵」である。そして、カッパが子供を産んだところを見た人がいないので、卵で産むのか子供の形で産むのかはわからない」ということ。
つまり、「わからない」ということ。更に、人によっては「そんなことはどうでもよい」ということ。
あと、「カッパは何類か?」という疑問に対してもネットで調べてみましたが、難しすぎてなんだかよく理解できませんでした。
とりあえず、彼らは「妖怪」だということを忘れてはいけませんね。
看板に「カッパさんに引き込まれないように とくに美男美女の方注意」と書いてあります。
うっわ~、
それじゃ私、気を付けないと。
カッパ釣りの餌のキュウリにかぶりつく、罰当たりな娘。
カッパを探してみる。
もう少し目を凝らしてカッパを探してみる。
カッパを探しているうちに、なぜかハイテンションになってしまった娘。
後ろで木彫りのカッパが笑っています。
神社に「カッパこま犬」なるものがいました。頭にお皿があります。
遠野の町はとてものんびりしています。
「ま、こういう所にカッパの一匹や二匹はいるだろうよ」
などと、油断していたら、で、で、でた~!!!
「カペ カペ」 (カッパ語)