引き続き、初日の話しです。
ホテルを出た時、クラブにはどうせ早く着くのだから途中でお弁当でも買って「お昼ご飯はのんびりクラブで食べよう」ともくろんでいたのですが……。
日系人が多いブラジルには日本の食材、食品、お菓子等が割と沢山売られています。
日本食が売られている小さなスーパーで生サーモンのお寿司がパックで売られていたので両足でジャンプしながらそれを買いました。
「お昼はのんびりクラブで~♪」とか言っていましたが、道に迷ったので1時間半も炎天下を彷徨う羽目になった私のサーモン寿司ちゃん達。
クラブに着いても食べる時間なんてありません。
「しょうがない、休憩中に食べるか。それまで事務所の冷蔵庫に入れさせてもらおう!」とか言ってたら冷蔵庫に鍵がかかっていました。チーン。
30度以上はあるであろう事務所に練習の1時間半もの間サーモンを放置。
休憩時間の15分間以内で食べきると、その後練習でお腹が痛くなりました。
「むむむ。これは急いで食べたから痛くなったのであって、3時間位以上も放置していたからではないはず!」と、マインドコントロールしてみましたが、原因は何であれ、痛いものは痛い。
お腹だって「理由なんてどうでも良い! 痛いもんは痛いんじゃ(怒)!」と、痛みをツッパリ通している様でした。
可哀相な私のお腹。ごめんよ、私のお腹。
~次編に続く~