月別アーカイブ: 11月 2017

私の永遠のアイドル、土佐昭子さん 御年85歳

全日本卓球選手権マスターズの部、初日。

会場をフラフラしつつ、出場選手の名前が載っているページを見ていたら、ハイエイティ(85)の部に

 

土佐昭子 (浜卓会・ 神奈川)

 

の文字を発見!

 

ちょっと待って。私、落ち着いて。落ち着いて私。

 

深呼吸を一回、二回、三k……土佐さぁああああんんん!!!!!

 

い、い、生きていらっしゃった……。

私、号泣。その場に崩れ落ちて号泣。

もちろん、心の中でですよ。実際にその場に崩れ落ちて号泣なんてしたら、病院に連れて行かれますから。

「流れ出て止まらない涙よ、止まれ!」と思いながら、近くにいた70代と思われるお姉さまに聞きました。

「あのぅ、神奈川県の土佐さんって、知ってますか?」

「知ってるわよ、土佐さんでしょう? 今から決勝戦するわよハイエイティで」

 

ぬぅをおおおおおおおおをおおお!!!

 

生きておらっしゃったうえに、これから決勝戦ですと!?

決勝戦が始まるコートを見てみると、そこには土佐さんのお姿が!

「ありがたや~、ありがたや」私は思わず合掌。目にはまた涙が。

っていうか、なんで私はこんなに泣いているの?

携帯電話のビデオで、土佐さんの決勝戦を録画。そして涙。さっきからずっと涙が止まらないんですけど。

 

私が子供の頃にはすでにおばあちゃんだった土佐昭子さん、現在85歳。

当時、土佐さんと同じ卓球場で練習をさせてもらっていました。何回も一緒に練習していただいたのを覚えています。

今でもその姿を変えることなく、あの時のおばあちゃんのままです。変わらなさ過ぎて怖い。

えっ? まさか、魔女?

土佐さんは私と同じ左のペン。投げ上げサービスまで一緒です。一緒というか、私が土佐さんの投げ上げサービスを完全コピーしたんですけどね。

リトルキングスの子供たちは、練習場で土佐さんを見かけると土佐さんの所に駆け寄ります。なぜならチョコをくれるから。ただのチョコではありません。HERSHEY’Sのキスチョコです。「あんなに美味しいものを、このおばあさんは私たちにくれる!」と、非常にやましい心で近寄ります。ね、クソガキでしょう?

当時、「練習がんばるんだよ」「いっちゃんは偉いね」「先生方の話はちゃんと聞くんだよ」というような言葉をかけてもらっていた気がします。

 

ハイエイティの決勝戦のお相手は北波輝さん、大阪府の情熱クラブ。

とってもスリムな体型で腰など全く曲がっておらず、シャキッとしています。

黒髪のおかっぱ頭は、後ろから見たら「高校生?」と間違われてもおかしくありません。

85歳以上の学校のクラスがあるとするならば、北波さんはアイドル的な存在でしょう。

すごくモテそう。

 

土佐さんの投げ上げサービスの威力は今でも健在。サービスエースをバンバンと獲っていました。3-0 (4,4,3)で土佐さんが優勝。

そのうちサービスエースで得点したのが1セット目に5本、2セット目に5本、3セット目は3本でした。ビデオでチェックしたので間違いありません。

「土佐さんにご挨拶を」と、表彰式へ。土佐さんを見た瞬間、私、また号泣。

周りの人に見られると本当に変な人になってしまうので、一生懸命に涙を隠しました。

表彰台にいる土佐さんの写真を撮っていると、私に気付いた土佐さんが「こっちに来い」と私に手招きをしてきました。

「えっ? 私も表彰台に乗って、土佐さんと一緒に写真を撮ってもらうんですか? それはちょっと……。一緒に写真は嬉しいですけど、でもやっぱり恥ずかしいですよ!」

モジモジしていると「それでも来い! 早く来い!」と土佐さんが更に手招きするので、しょうがなく近寄り、土佐さんの手を取り、表彰台に登ろうとしたら「土佐さんが表彰台から降りるための手助けを求めていた」という事が判明。

白目を剥いて後ろに倒れ、後頭部を強く打って意識を無くしてみました。心の中でね。

 

「いっちゃん、よく来たね~」

「土佐さん~~~!!!」

 

ダメだ……なんでこんなに涙が出てくるの?

 

「土佐さん、セルフィーしましょう!」

「あ、目、つぶちゃいましたね。もう一回!」

土佐さんと仲良くしていると、他のおばあさま方に

「まぁ、土佐さんのお孫さん?」と話しかけられ、土佐さんは「そうだよ、私の孫だよ」と言ってくれました。

その瞬間、土佐さんの胸に飛び込み顔をうずめ、ワンワンと泣きました。心の中でね。

私の永遠のアイドル土佐さん。

今回、チョコはくれませんでした。

こんな髪型してても、私はレズビアンではありません。

会う人会う人に「なんかもう、日本人じゃないよね」と言われ「例えば、どの辺が日本人じゃないの?」と聞くとみんな口を揃えて言うんです。

「肌の色とか、髪の毛の感じとか」

そりゃグアテマラに4年、ペルーに2年も居りゃ、肌も黒くもなりますよ。髪の毛もこんなんになりますよ。ボサボサの髪を無造作に結ぶだけ。

 

帰りの車の中で、運転していた島村さん(マスターズの部40代、準優勝)に言われました。

「女性っていうのはね、髪の毛が大事なの! いっちゃんも、もうちょっと気を付けた方が良いよ」

同車していた今福麻奈美さん(旧姓:秦)にも「そうだよ、髪の毛は大事!」とそそのかれたので本日、髪の毛を切ってきました。

「こうやって、ただ結んでるだけでは色気が無い。髪を切って、少しは女の子らしく可愛くなろう!

 

40代ほどであろう男性美容師さんがやってきました。

「本日はどんな感じにしますか?」

「安室奈美恵ちゃんみたいにして下さい」

「カットのみでよろしいですね?」

「そうですね。ショートのような、可愛い系のボブみたいにして下さい」

「イメージが欲しいので、この中から写真を選んでもらえますか?」

タブレットを渡されました。

「これとか、これとか、こんな感じですかね? あれ? なんだかよく分からなくなったので、もうテキトーで良いです。お兄さんの好きなようにやっちゃってください!」

 

「私、ペルーに住んでいるんです。旦那がペルー人なんですよ。ペルーでは髪の毛短い女性はいないんですよ」等の情報を、一応伝えました。だって、お兄さんの好きなようにやられちゃうんですから、私の事を知ってもらわないと、間違いや事故が起こるかもしれないので。

 

切り終わる直前

私 「……なんか、嵐の二宮君みたいになっちゃいましたね」

美容師さん 「確かに」

私 「品川庄司の庄司にも似てるってよく言われます」

美容師さん 「言われてみれば!」

 

って、どっちも男なんですけど! で、私は女ね!

 

あれ? 鏡を見れば見るほど、何だか私のおばあちゃんにも見えてきたんですけど。つまり、これは「私のおばあちゃんカット」?

 

髪を切った直後に妹と会いました。

開口一番妹に言われた言葉がこちら。

「おばあちゃんそっくりだね」

「だよね、私もそう思った」

次に言われたのがこちら。

「それと、なんか……レズビアンみたいだね……

げっ! ……やっぱり? 実は私もそう思ってた……

 

昔、上戸彩にも似てるって言われた事がありましたが、今は上戸彩は上戸彩でもドラマ「3年B組金八先生」の性同一性障害の直を熱演した上戸彩の方じゃないですかー!

それにしても、私、本物のレズビアンみたい……。

別にレズビアンを否定している訳ではないんです。

ただ、こんな髪型してても「私はレズビアンではありません」ということです。

「正直、ちょっと狙っていた」という人はごめんなさい。私には旦那もいるんです。

 

っていうか、「髪切って可愛く!」を狙ってたのに、どうして男の子みたいにされるの?

藤子・F・不二雄ミュージアムにて、メニューを真剣に見ているレズの人。

コロ助と。

コロ助に話しかけていたら、妹に「気持ち悪いから、マジで止めて」と言われました。ひどい! コロ助ちゃんは気持ち悪くなんてない! コロ助ちゃんの悪口を言う人は、お母さんに言い付けてやるぞ!

 

昔のブログも併せてどうぞ。コメント欄までちゃんと読んで下さいね♥

https://world-tt.com/blog/nishida/2014/06/03/%e9%ab%aa%e5%88%87%e3%82%8a%e3%81%be%e3%81%97%e3%81%9f%e3%80%82/

 

みなさま、大変お待たせ致しました。

こけし→金太郎→  さて、次は何でしょう?

1、桃太郎カット

2、浦島太郎カット

3、因幡の白兎カット

4、サルカニ合戦カット (←ちなみにカニの方)

 

答えは……

まさかの「レズビアンカット」でした。

 

この度は大変、ご愁傷様でした。

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