月別アーカイブ: 9月 2019

パナメリカーノの次は、パラ・パナメリカーノ。

もちろんわたくし、息子を連れて観戦に行きました。

パラ・パナメリカーノを観戦できるチャンスなんて、なかなかありませんからね。

 

恥ずかしながらパラ卓球を生で観るのは初めてだったのですが、単刀直入に感想を言いますと、すごかったです。(←小学生並みの表現力!)

 

なんというか、すごいと言うよりも……

 

すごく、すごかったです。

 

とても、すごく、すごかったです!

 

以上です!

 

 

胸と目頭が熱くなるようなシーンが多々ありました。

 

敗れれば涙を流し、勝てば涙を流して喜ぶ。

 

この大会の優勝者は東京パラオリンピックへの切符が得られるというだけあって、決勝戦は凄みがありました。鳥肌が立つとはこういう事ですね。

 

相手のハンディキャップを誰よりも分かっているので、相手を思いやる気持ちが強いと感じる場面が沢山ありました。

 

会場で観戦していた車椅子の選手同士が、目配せしながら相手との距離を測ってぶつからないようにしたり、「お先にどうぞ」という紳士的な態度を取ったり。

 

TVで見ていたパラ・バスケットでは、相手選手が車椅子ごと倒れると、すかさず手を貸していました。

 

普通に考えたら当たり前なんですけど、心が忙しくなるとつい、うっかり忘れてしまうこともあって。

 

こういうのを目の当たりにすると、自分も相手を思いやろうというモチベーションが上がり、会場もなんだか優しい雰囲気に包まれていました。

 

息子もこれを機会に気配りのできる、心優しい紳士に成長して欲しいものです。

 

会場の入り口で、記念にパチリ。

なんだかむなしく見えるのは気のせい?

奥に見える建物は簡易ホテル。私も子供たちの大会期間中、泊まったことがあります。

 

練習会場の様子。本当は一般人は立ち入れないらしいのですが、知らずに入ってしまいました。だって、知らなかったから……。

 

各コートに、ボランティアのボールボーイがいます。

 

表彰式の様子。

パラ卓球で特に強かった国はチリ、ブラジル、アルゼンチン。

 

優勝者のチリ人のタマラ選手。東京オリンピック出場決定おめでとう!

私が南米(ペルー、ブラジル、アルゼンチン、チリ)にラケット一本持って旅行していた時、チリで出会った選手です。

チリのナショナルチームに招待されて3日ほど練習させてもらいましたが、寮に泊まらせてもらい、彼女と同じ部屋だったのです。

 

アルゼンチンの障がい卓球コーチ、アレハンドラさん。今日もいつも通りサバサバしていました。

息子、大号泣。