会食中、話しが盛り上がり、テンションまで上がってしまったのか、英田選手がこのように口を滑らせました。
「もし良かったら明日の子供たちの練習、見に行きますよ?」
「……やべっ! 今、変なこと言っちゃった! やっぱり行くの止めます!」と言われる前に(まぁ絶対に言われませんけどね)「是非お願い致しますっ!」と念を押しておきました。
それにしても英田選手、果てしなく良い人。
翌日、夕方5時から7時半の練習に英田選手が登場。
挨拶から始まり、ブラジル人の若い男性コーチとのエキシビジョンマッチ、子供たちと混ざってエレベーターゲームをしていただきました。
旦那のレンソは子供たちを差し置いて英田選手とラリーしたり、何セットか試合をしてもらっていました。
突然、「これ、少しなんですけど……」とカップラーメンならぬ、カップ飯を
2つも英田選手から頂きました。
一つはカレー味、もう一つはハヤシライス味。
息子はすぐにそれに飛びつき「これ食べたい」とずっと言っていたので「お湯がないから今は食べられないの。明日、朝ご飯に食べようね」となだめるので精いっぱい。
息子の特技と言えば、頂いたお菓子やおやつは「もらったらすぐに忘れる」ことなんですけど、この時ばかりは朝起きて最初の一言が「ママ、あのカレーのやつ食べたい」だったので、正直、信じられませんでした。あの息子が、翌日まで頂いた食べ物のことを覚えているだなんて!
いつもは「お菓子をもらった!」ということで満足してしまう息子ですが、翌日までそのことを覚えていたのは、本当に今回が初めてでした。
まぁ、その母親というと言われたことはすぐ忘れ、それならばとメモを取るとそのメモを無くすというツワモノ。
恐るべし英田選手。差し入れのカップ飯まで、こんな効力があるとは。……またカップ飯くれないかなぁ。なんてねっ! な~んてねっ! あはっ、あははっ、あはははは~! (←目は笑っていない)
問題です。英田選手に「子供達にはどんな練習をさせたら良いですかね?」とアドバイスを伺いました。どんな返事が返って来たでしょう。
1、玉突きなんかどうですかね?
2、二重跳びをさせたら良いと思います。
3、とにかく走り込みをさせてください!
~続く~