年別アーカイブ: 2025

金魚が金魚の糞に追い越された話し。

もうね、引き剥がすとか、そんなつもりは毛頭ないんですけど、それでも結果引き剥がしてる。

 

ペルー人の子供らが全然付いて来てくれないの。

 

昨年同様、「金魚の糞の様に私に付いて来い!」つってんのに、あれ? え? なんか、止まっているのかな? っていうくらい付いて来ない。

 

歩くの遅すぎる。あれ? 私が速すぎるの?

 

もしかしてこれがあの時間差ってやつ? え? 時差? ペルーと日本は14時間の時差がありますけど、もしかして、そのことを言ってるの? 時差って……目で見えんの?

 

前回みたいに新宿駅ではぐれたら大変なので、そんな時はエリカかナツミの腕をガッ! と掴みまして、駅内をズンズンと練り歩く次第でございます。

 

 

先日、文大杉並高校と練習した後に、「泉くん」っていう長身で卓球が強くて頭が良くてフレンドリーな、またの名を「完璧くん」と帰りの駅まで一緒に歩くことになったんですけど。

 

金魚(私)に全然付いて来なかった糞たちが、泉くんにはピッタリと付いて行ってる訳。

 

私の目の前を、泉くんと一緒に悠々と歩いてる訳。

 

泉くんは身長が高く、足も長いし、それでいて早歩きだったはずなのに。

 

 

コバンザメ? 寄生虫? フジツボ? っていうくらいピッタリと。

 

 

お前ら、やれば出来んじゃん。結構、速く歩けんじゃん。

ペルー人、人生初の雑巾がけ in 文杉高校

お世話になった文大杉並卓球部では、中学生の練習終わりにみんなで雑巾がけをするのですが、ペルーの子供らも生まれて初めての雑巾がけに挑戦!

 

ジョバニがみんなの期待に応えてくれました!

 

気合は十分、待ったなし!

 

位置に付いて!

 

スリー!

 

ツー!

 

ワン!

 

ゴー!

 

早速、両足が宙を切った!

 

 

クルクルクル~!

 

 

ツルツル~!

 

子供の頃に何処かで観たような「アニメ」のキャラクターの「足」の動きをしてくれました。

 

「8」を横にした形を、一生懸命に描いていた。

 

 

「あ~! この足の動き、観たことある~!」

 

 

ジョバニの足が十分に宙を切った後、すっ転んで終了。

 

 

ジョバニ、良い思い出ができたね。最後は笑顔でハイタッチ!

文化学園大学杉並中学・高等学校 卓球部

男子部、女子部と共にみんなフレンドリーで、ペルー人の子供らは「自分達はここの部員の一員だ」と感じてしまうくらいでした。

 

監督の田崎歩さんの気配り、心配(こころくば)りがすごい。

 

生徒たちもそれに答えて、みなさん礼儀正しくて、頭が良くて、とっても良い子でした。

 

早速、女の子が「スペイン語で『こんにちは』ってなんて言うんですか?」と聞いてくれたので「オラ!」だよ、と言うと

 

「あ~! クレヨンしんちゃんが言ってるセリフだ~!」って言っていたのですが、本当にね、何を考えていたのか、私は

 

「違う、違う。クレヨンしんちゃんの『オラ』じゃなくって、ドラゴンボールの、悟空の『オラ』だよ」って言ってた。

 

 

女子生徒たちが「えっ?」って困惑していた。

 

 

よくよく冷静になって、今思えば、クレヨンしんちゃんでも、ドラゴンボールの悟空でも、どっちでも良かったんですけど。

 

 

あの時の自分に豆腐を投げつけてやりたい。

町さんの破壊力

エリカが町さんの名前の事を「町って……街(町)ですよね?」ってずっと言ってくるんですけど。まぁ、それはそれで置いといて。

 

町さんって、挨拶から凄いの。

 

「ブエノスディアース!」って挨拶してくれんの。ニコニコしながら。

 

「オラ!」って挨拶してくれるの。ニコニコしながら。

 

会話の途中、「YES!」のところをわざわざ「Sí」って言ってくれんの。ニコニコしながら。

 

そんでもって、帰りには「アディオ~ス!」って言ってくれんの。ニコニコしながら。

 

そりゃ「えー! もっと言ってぇ!」ってなるわな。

 

なんかさー、「大人の対応」で「あ、おはようございます」とか「さようなら」とかスマートな対応が全然できなかった。

 

「キャー! 町さぁん! ブエノスティアス~! お久しぶりですぅ! 一年ぶりですぅ! 明けましておめでとうございますぅ!」つってた。

 

帰りは帰りで「キャー! 町さぁん! アディオース! アディオ~ス!」って、一生懸命手を振ってた。

 

え? マジでなんなのこの人。スゲ過ぎ。私がペルー人だったら多分惚れてる。

 

 

ディズニーランドでポカホンタスのアライグマの着ぐるみを見つけたくらいテンション上がってた。その場でピョンピョンしちゃってた。「かわい~!」っつって。

 

本場の東京ディズニーランドでポカホンタスのアライグマを見かけたときに、エリカが日本語で「タヌキ」つってた。

残念っ!

「町さんは頭が良い」と断言できる理由

町さんのことを頭が良いと断言できる理由は沢山あるんですけど、まずはお顔ね。

「頭が良い顔してますが、それが何か?」っていう顔してる。

とりあえずメガネかけてる。

 

あとはオーラね。

「頭が良いオーラを放ってしまっていますが、それが何か?」っていうね。雰囲気というか、たたずまいと言いますか。

 

もしかしたら皆さん、知らない人もいらっしゃるかもしれませんが、私がいつも好んで使っている「能ある鷹は爪を隠す」っていうね、ちょっとした諺がこの世にはあるんですけど、町さんほど隠れてない方はいらっしゃらない。

 

なんか、え? モロ出し?

 

それを、モロ出し、しちゃう、の?

 

多分ね、本人は隠すも隠さないもめ、知っちゃこっちゃない。

「あるもんはあるんだ」っていうね、そういうスタンスなんだと思いますけど。

 

でもそれを全然見せびらかしてこないの。だから凄いの。

 

なんかさー、ちょっと凄い人ってやっぱり居るじゃないですか。

でもさー、それを隠さないで見せびらかしちゃう訳。その時点でアウト。

 

 

え? 私ですか(裏声)?

 

 

私は隠すも隠さないもそもそもそーゆーのを持ち合わせてなくてですね、今ちょうど品切れていまして。入荷待ちと言いますか。納品が遅れていまして。ちょっとしたトラブルに巻き込まれていまして。もうちょっと本気出せば皆様にお見せできるほどの品物を用意できるはずなんですけど今はちょっと手元にはないっつーか、まぁカッサカサの唇で「しばしご歓談を」って言うので精いっぱいだよね目なんかもショッボショボでさ。てか私が何かを隠すとかまず無い。完全に隠される側。やっぱりパスモが一向に出てこないんですけどどうしよう。でも諦めたらそこで試合終了なんでしょ? じゃあ諦めちゃだめだよね。いつかヒョッコリ出てくる日を願って今日もペルー人の子供らを何処かの練習場にエスコートする毎日でございます。私たちを見かけたら一言お声掛けを。私も子供の頃は「賢そうな顔してるね」なんて言われたこともあったけど決して「賢いね」とは言われたことなかった。代わりに「西田は返事だけは良いな」と言われ続けた。それは褒め言葉? 誰かのお母さんに「可愛らしいね」とも言われたこともありましたが「可愛らしい」ってなに? つまり「可愛く」はないの? 「可愛いね」って断言してはくれないんですね。わたしはね、何かの手違いでペルーに住んでいますがそこで買うお菓子とかね、「チョコレート味!」って書かれているお菓子は「チョコレートの味がする」であり「チョコレートではない」っていうことに最近気が付きましてね。「チョコレート」って断言してないかぎりそれは絶対に「チョコレート」ではなくて。それと同じで「賢そう」とか「可愛らしい」とかさ、なんなの? 「賢い!」とかさ、「可愛い!」ってさ、誰も断言してくれなかったのは、つまり……そゆこと?

町さん

岸田卓球クラブでコーチをされている町さん。もうね、すごいの。

 

何が凄いって、あの、仏の様な優しさに包まれたお顔ね。とりあえず、拝みたくなる。ご利益ありそう。ありそうっていうか、ある。ご利益、絶対にある。常にニコニコしていらっしゃって、こちらまでほっこりした気持ちになる。

 

あとね、絶対に頭が良い。人に対して、特に年上に対して、そういう「頭が良さそう」とかね、言っちゃいけないんでしょうけど、私の場合は言っちゃいます。言っちゃうというか、ブログに書いちゃいます。

てかさー、あの人を頭が良いと言わずに、誰が頭が良いんですか? っていう話なんですよ! (←なぜかちょっとキレ気味)

 

卓球の指導がすごいの。

 

町さんからアドバイスを受けるごとにひざをポン! と打ちたくなる。「あれ、これ小太鼓かな?」っていうくらいね、打たれっぱなし。太鼓の達人もお手上げ。

連打に次ぐ連打。終わりが無い。

 

もうね、私とペルー人の子供らのひざが大変なことになってた。ひざの骨が割れそうでした。

 

ジョバニのひざの骨に至っては、割れていました。

「カミソリ」がお気に召さなかった?

岸田卓球場の岸田家の次女である、コーチの朋子さんの旦那さん、三木さんがこれまた熱心な方で。長身で、左のシェークで卓球が強くてカッコいい。

 

そんな三木さんが、ナツミと少し打ってくれたんですけど、三木さん超強ぇ!

三木さんのドライブが凄かったの。回り込んでストレートだったか、クロスだったか今では覚えていませんが、その時に私の口から思わず「カミソリドライブッ!」っていう言葉が出たの。そしたら三木さん

 

「え?」つって。

 

で、私も思わず

 

「え?」つって。

 

二人して、

 

「え?」つって。

 

もうね、「え?」に次ぐ応酬で。

 

なんかね、「泣く子も黙る」とかさ、「泣いてない子は泣き始める」とかってね、こういう時に使うのかな?

 

漏らすなら今だ! みたいな。

 

 

え、でも待って? なになに? 私、なんか悪い事言った?

 

「カミソリドライブ」って、悪口だったの?

 

もしかして、「カミソリ」がお気に召さなかった?

 

「よっ! シェービングドライブ!」とかの方が良かった?

 

もしかしたら私の滑舌が悪くて、三木さんには「紙一重ドライブ」って聞こえていたのかもしれないけど。

「感謝」と言えば「岸田卓球クラブ」

感謝と言えば、岸田卓球クラブなんですけど、本当にね、こっちサイドからすると、感謝でしかないわけ。

去年に引き続き今年も練習に行かせていただきました。


「岸田」といえば、卓球界の神奈川県の岸田美人三姉妹で有名で、岸田卓球場の創設者である岸田晃先生の娘さんたちになります。お母様は今もお元気で卓球をされており、娘さんに負けず劣らず美人。

てかさー、美人、美人つってね、なんでもかんでも美人って付けりゃ良いってもんじゃないんですよ! つって岸田三姉妹を目にするとね、なんか「すみませんでした!」ってなるわけ。

いーなー、いーなー。美人ってだけで、みんなからチヤホヤされるわけでしょ?

あのー、私もちょっとした手違いで神奈川県の三姉妹として生まれてきたんですけどナニコレ。

でさー、岸田さんとこ、美人なだけじゃないの。すっごい親切なの。

 

去年同様、お昼のお弁当まで用意してくださった。


子供たちもめちゃくちゃ強くて。え? なにこの子ら。みんな強すぎる。あれ? この前までオムツつけてたのに、急にどしたん?

練習とかね、試合とかね、目があるなら是非見て欲しい。

ボール割れんじゃね? っていうくらいバッキバキに打ち合ってんの。若干の小学生らが。


そんな素晴らしい岸田卓球クラブに二週連続で練習させていただけたことに

「感謝」!

千葉商科大学 卓球部

昨年同様、今年も吉川君にエスコートされて、千葉県の千葉商科大学へお邪魔させていただきました。

 

とても歓迎していただき、遠藤監督から「日本のプレゼントです」つって、カバンからなにやら袋が出てくるんですけど、思わず数えたよね。

 

可愛い袋がひとーつ、

 

ふたーつ、

 

みーっつ、

 

……よっつ!

 

ふ、袋がよっつ!

 

えっ!

 

えっ?

 

えっ!?

 

もしかして、私の分まで、あーるー?

 

ははぁ~、有り難き幸せー! って頭を下げつつ、プレゼントの袋を鷲掴みにしてた。

 

 

でさー、学生さん達がね、とにかく良い子で。

 

嗚呼、私も学生時代はこんなに良い子だったかな? って、思わず比べちゃったよね。

卓球は一生懸命するし、練習が終わるとペルー人の子供らの良きお姉さんお兄さんになってくれた。メリハリが上手。

練習が終わると、携帯電話でビデオを撮りながらペルー人の子供らと一緒に踊ってた。

 

ペルー人からユニフォームをプレゼントされた後、「え~! 私からも何かあげたい!」つって、バックをひっくり返して何かあげられそうなものを探していた。

その必死な後姿が、我々にとって最高のプレゼントですよ。

 

そんな「必死な後姿」を写真にでも撮っておけばよかったのに、気が利かなくて誠に申し訳ない。腹減りっ! (←腹切りの勢いで)

カルロスの置き土産

ペルー人の子供らに使ってもらっているうちのベッド、空気を入れて成り立つスタイルを取り入れてるんですけど、去年、何かの手違いでカルロスが穴を開けたみたいで。

 

 

カルロスめ、余計な置き土産を!

 

 

両親は「付属のなんちゃらで穴は塞いだ!」とか言ってましたが、やっぱりちゃんと塞がれていなかった。

 

吉川君が寝ていたベッドの空気が徐々に抜けていったらしくて。

 

それをね、翌朝、吉川君がジェスチャー交えて詳しく教えてくれたんですけど。

 

吉川君の身体が、こう、キュッ! って捻じれてた。

 

「全然寝れなかった」って。

 

「肩が痛い」って。

 

ごめんね、吉川君。カルロスにはちゃんと言っておく(言わないけど)。

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