男子部、女子部と共にみんなフレンドリーで、ペルー人の子供らは「自分達はここの部員の一員だ」と感じてしまうくらいでした。
監督の田崎歩さんの気配り、心配(こころくば)りがすごい。
生徒たちもそれに答えて、みなさん礼儀正しくて、頭が良くて、とっても良い子でした。
早速、女の子が「スペイン語で『こんにちは』ってなんて言うんですか?」と聞いてくれたので「オラ!」だよ、と言うと
「あ~! クレヨンしんちゃんが言ってるセリフだ~!」って言っていたのですが、本当にね、何を考えていたのか、私は
「違う、違う。クレヨンしんちゃんの『オラ』じゃなくって、ドラゴンボールの、悟空の『オラ』だよ」って言ってた。
女子生徒たちが「えっ?」って困惑していた。
よくよく冷静になって、今思えば、クレヨンしんちゃんでも、ドラゴンボールの悟空でも、どっちでも良かったんですけど。
あの時の自分に豆腐を投げつけてやりたい。