神奈川卓球選手権大会にペルー人の子供らも参加させてもらいました。
朝。会場には役員でお忙しい大先生方がズラリとならんで大会の業務をこなしていらっしゃったので、私も対抗してやろう! と、ペルー人を引き連れて大先生方一人一人にご挨拶していたら、奥の方に神奈川県卓球協会会長の近藤欽司先生を発見。もちろん、ご挨拶へ。
私「おはようございます!」
近藤先生「はい、おはよう。あれ? ペルー、大丈夫だった? なんか事故とか起きてなかった?」
あのー、お言葉ですが近藤先生。わたくし普段ニュースなんて見てませんし、今朝なんて朝早くから家を出てこうやって横浜武道館に来ていますし。ペルーで起こった事故? なんて全くもって知らなかったんですけど。でも近藤先生にご挨拶する前に、奇跡的に誰かに「なんかペルーで事故があったんだって?」と言われ、詳細を聞くと「ショッピングモールの屋根が? 崩れ落ちた?」とか、なんとか、かんとか。
近藤先生「ペルーは大丈夫かな? 何が起きたの?」
話題について行けず、アタフタ。神奈川県卓球協会会長が容赦なく軽いジャブを打ってくる。
そういえば昨夜、寝ていたら、軽い地震があって目を覚ましたのを思い出したので、
私「あー……、なんか、ペルーであったらしいですね……、そっ! そういえば、昨夜地震がありましたねっ! 日本は地震が多くて怖いです」つって話題をすり替えることに見事成功。
話題の切り替え方とか、ほんっとにスムーズに出来まして。
神奈川県卓球協会会長のジャブを軽くかわしてやったぜ! かわすどころか、軽いカウンターを打った気になっていた。だてに40年も生きてないぜ☆ って自画自賛していたら、
近藤先生「地震、かぁ……。日本は地震が多いけど、今日の試合もペルー人には『自信』を持って臨んでほしいですね☆」とドヤ顔で言い返されました。
カウンターをカウンターされた。
「布団が吹っ飛んだ!」
とか
「カレーはかれぇ!」
なんつって応戦すればよかったのに。私のバカ! 意気地なし!
喉に痰が絡まって、言葉が出て来なかった事にしておこう。
ん゙ッん゙~! (←痰を取る音)