ペルー卓球協会で3年間(2015年9月~2018年9月)ナショナルコーチとして働いてきましたが、「一時休職」することになりました。
しかし、再就職させてくれるか分からないので、「休職」というより「辞めた」と言った方が正解でしょう。
何故コーチを辞めたのか、それは追々説明させてもらうことにします。
皆さん、餅ついて下さい。(落ち着いて下さい)
変圧器と変換器を間違えて、わざわざ日本から持って来た掃除機と炊飯器を一瞬にして壊したとか、ペルー人の旦那レンソが500円もする串焼きを3串食べたとか、両替所のお兄さんに「I need you」と言ってしまったとか、髪を切ってレズビアンにされたとか、河童を探しに旅に出たとか、そういう卓球に全く関係ない話は今後一切無しにして、卓球一本に絞ってブログを書いていきたいところですが、まぁ当然無理でしょうね。
ちょくちょく卓球とは無関係な話題も出てくるとは思いますが、そこはご了承下さい。
ブログを更新しなかった間に、ペルー卓球協会に変化がありました。
2年ごとに卓球協会会長を決める選挙があり、それに伴い会長が替わりました。
噂によると、新しい会長は「コーチは全てペルー人にする。外国人コーチは雇わない」と言っており、「そうか、私は日本人だから解雇されるんだな」と案じ、一緒に働いていたポルトガル人のコーチも母国へ帰る準備をするのかと思うと、なんだか切なくなりました。
そんな新しい会長はキューバ人の女性40代後半。キューバ人かよっ! (←強めのツッコミ)
ペルー人男性と結婚し、キューバとペルーの二重国籍になりました。
彼女はカットマンで、現役時代はペルー代表としてアトランタオリンピックにも出た事があるツワモノ。
今でもたまにオープン戦に出ていますが、まぁ攻撃のしないこと!
どんなに高くチャンスボールが来たとしても、頑固として攻撃しません。
彼女曰く、「私、攻撃できないのよね」
オリンピックに出た事があるくせに、今の彼女の卓球のレベルは目を覆いたくなる程。
それなのに去年の年末に行なわれた8名のナショナルチームメンバーを決める選考会に出場し(上位推薦4名を除く)見事に2位通過。ペルーのレベルの低さが垣間見えますね。っていうか卓球協会の会長になる40代後半のおばちゃんがナショナルチーム参考会に出て、しかも通過しちゃうんですかっ(泣)!
そんな彼女とずっと仲が悪かったポルトガル人コーチは解雇され、新しく4コーチが追加。私ともう一人のペルー人コーチと合わせて6名で成人の部、18歳以下、15歳以下の男女をコーチする事になりました。
あれ? 私は解雇されないの? 日本人なのに? ……ペルー人じゃないのに?
新しく入ってきたコーチの四人中二人はキューバ人。
二人の新しいスパーリングコーチの一人はキューバ人、もう一人はスペイン人。
あれ? コーチ陣は全員ペルー人にするんじゃなかったっけ?
……嗚呼、分かった。「全員ペルー人にする! (※キューバ人、日本人、スペイン人はそれに含まれる事にする。ただし、ポルトガル人は含まれない)」
あの二人、ずっと仲が悪かったしなぁ。挨拶もしてなかったし。
「しかし俺にはコーチ契約が2020年まである!」というポルトガルコーチは解雇に納得がいかず、弁護士と一緒に協会を訴えるという噂です。
ポルトガルコーチの運命や一体。今後も目が離せません。