もうね、引き剥がすとか、そんなつもりは毛頭ないんですけど、それでも結果引き剥がしてる。
ペルー人の子供らが全然付いて来てくれないの。
昨年同様、「金魚の糞の様に私に付いて来い!」つってんのに、あれ? え? なんか、止まっているのかな? っていうくらい付いて来ない。
歩くの遅すぎる。あれ? 私が速すぎるの?
もしかしてこれがあの時間差ってやつ? え? 時差? ペルーと日本は14時間の時差がありますけど、もしかして、そのことを言ってるの? 時差って……目で見えんの?
前回みたいに新宿駅ではぐれたら大変なので、そんな時はエリカかナツミの腕をガッ! と掴みまして、駅内をズンズンと練り歩く次第でございます。
先日、文大杉並高校と練習した後に、「泉くん」っていう長身で卓球が強くて頭が良くてフレンドリーな、またの名を「完璧くん」と帰りの駅まで一緒に歩くことになったんですけど。
金魚(私)に全然付いて来なかった糞たちが、泉くんにはピッタリと付いて行ってる訳。
私の目の前を、泉くんと一緒に悠々と歩いてる訳。
泉くんは身長が高く、足も長いし、それでいて早歩きだったはずなのに。
コバンザメ? 寄生虫? フジツボ? っていうくらいピッタリと。
お前ら、やれば出来んじゃん。結構、速く歩けんじゃん。