あなたはなぜ、今の戦型にしたのですか?
私が卓球を始めた5歳の頃、リトルキングスのクラブチームには左ペンのお姉さんが3人ほどいたように記憶しています。
私は左ペンのお姉さんたちに憧れの眼差しを向けていました。
年上で美人だし、なんだかお洒落で、そして卓球が強かったから。
私は右利きの為、ラケットも当然右で持って練習していました。
しかし一年ほど経った頃、
卓球に飽きてしまった。
考えて、閃いた結果がコレ。
「左手でラケットを持ったら楽しいかもしれない」
父と監督であった蛭田先生に提案し、すんなりと了解を得たので心の中でガッツポーズ!
しばらく左のシェークで練習していたました。が!!!
これまた飽きてしまった。
ボケーっと周りを見渡していたら、憧れのお姉さん達(左のペン)が目に入った。
当時から単細胞だったので、考える事も単純でした。
「これだ!」
「お姉さん達と同じ左ペンになれば、私もあんな風になれるかもしれない」
「こんな事が思いつくなんて、もしかしたら私は頭が良いのかもしれない」
と本気で思っていたから呆れてしまう。
「いっちゃん、左のペンホルダーになりたい!」 (←当時、自分のことを「いっちゃん」と呼んでいました)
こうした私の「飽きの早さ」「思いつき」「憧れのお姉さん」がきっかけで、
右シェーク → 左シェーク → 左ペンホルダー へと進化したのです。
「もう何も変えるなよ」と、父から釘を刺されたのは言うまでもありません。
私の飽きの早さ、思いつき、憧れのお姉さん、バンザイ!
左P、バンザイ!