ヒラヤマユウジさん、出番です!

毎週土曜日夕方の5時半から行われる地域のミニオープン戦に、最近参戦し始めた旦那、レンソ。本日も優勝して嬉しそうに帰ってきました。

参加者数は毎回まちまちですが、今回は22名が試合に出たそうです。

参加料は5ソル(150円ほど)。

優勝者と準優勝者のみ、参加料から「かき集めた」賞金が貰えます。

さて、本題がこちら。

レンソが言うんです。

「僕が見てた試合なんだけど、メガネをかけた人(仮にAとする)がスマッシュを打った後にメガネを落として、その相手(Bとする)がブロックミスしたんだけど、『メガネが落ちたから気が散ってブロック出来なかった。ポイントはノーカウント。やり直しだ!』ってBが言うんだ。これって、どう思う?」

 

スマッシュを決めた後にメガネを落としたAのポイントになるのか?

それともブロックミスをしたのは「相手のメガネが落ちて気が散ったからだ!」と異議を唱えたBの「ポイントノーカウント」になるのか?

 

あなたはどう思いますか? 分かる人がいれば、是非教えて下さい。

 

次回の卓球王国の「続・マンガでルール早わかり!」コーナー、ヒラヤマユウジさんのイラスト付きで解説してもらいたいものです。

 

ちなみに審判はおらず、その場では結局ノーカウントになったそうです。

田中さん、膝、ご自愛ください。

元JICAボランティアの渡辺拓也くんともよく、レジェンドの話しになります。

渡辺拓也くんは今、ペルーのMoquegua市で卓球を教えていて、ニッタクの代理店も行っています。

 

渡辺 「この前田中さんと卓球の話ししてて、気付いたら夜中の2時になってました」

泉 「夜中の2時!」

渡辺 「田中さん、卓球トークは飽きないからなって言ってました」

渡辺 「田中さんとシニアボランティアの方とレストランに行った後、田中さんが歩いて20分位で帰れるって言ったので僕もお供したんですけど、真っ直ぐって言うから真っ直ぐ歩いていたら、大分通り過ぎちゃってました。無駄に3キロ位歩きました」

3キロって、結構あるよ? 今ネットで調べたら3キロ歩くのに30分から40分くらいかかるらしいですよ。

「20分で家に帰れる」って言ってたのに、大分通り過ぎちゃったんだね。

田中さん、意外とそういう所ありますよね。もちろん拓也くんもね。

 

渡辺 「田中さん卓球好きで、よくご自分が練習されますよね」

泉 「うん、激しい卓球するよね。膝を痛めそうな卓球するよね」

渡辺 「そうですね」

泉 「『大地には力があって、打つ時に足でバーンとやって大地の力を貰うんだよ』って言ってたよ」

渡辺 「完全に膝痛めますね」

泉 「うん、特にサーブを出す時のバーンが凄いね。いつも膝にサポーターを巻いて、湿布も貼ってたよ」

 

田中さん、膝、ご自愛ください。

無人島で卓球台を手作り

町飛鳥くんのお父さんのコメントにもありましたが、レジェンド・タナカ、すごい卓球が好きなんですよね。そして、行動力が凄い。

 

今日、立石アルファ選手からフェイスブックでこんなメッセージが来ました。

 

アルファ 「こんにちは、けん玉動画面白かったです! ところで、今は何市にいらっしゃるんですか? リマですか?」

泉 「こんにちは! けん玉動画、楽しんでもらったようで良かったです(笑) リマ市に住んでますよ!」

アルファ 「今年からJICAシニアでペルーに来てる田中さんと会ったりするんですか?」

泉 「田中敏裕さんですか? 彼はJICAボランティアで来たのではなく、ペルー卓球協会に呼ばれて3ヶ月間コーチしてましたが、12月に帰られました。一緒にコーチしましたよ」

アルファ 「そーなんですか? JICAとばっかり思ってました(^^;; 田中さん卓球大好きで選手より練習してませんでしたか?(笑) 田中さんとは去年一緒にブータン王国へ行ったんです。その時もたいがい打ってました(笑) 面白い方です」

泉 「そうそう! 卓球大好きで、確かにペルーでも選手よりも打ってました(笑)

アルファ 「世界中で卓球しまくりですね。そうそぅ、30年以上ぶりにペルーで懐かしメンバーと会ったとも言ってました」

泉 「あの人なら何処でも卓球出来そうですね! ペルーの湖の上で卓球してましたよ。田中さんのフェイスブックで探してみて下さい。動画がアップされてます」

アルファ 「無人島で卓球台とラケット手作りしてやってそう! 湖の上で卓球! それはすごい! 動画、探してみよ!」

 

無人島で卓球台とラケットを手作り。確かに、田中さんなら出来そう。

「卓球台を手作り? そんなの簡単だよ! ……削りゃぁ良いんだろ?」って言ってそう。

ではボールはどうするんでしょうね?

ココナッツの実? デカ過ぎ?

いや、田中さんの事だから、卓球用具は肌身離さず持ってそう。

ラケット、ボールはもちろん、水筒、卓球ノート、膝に巻くサポーター、膝に貼るための湿布と膝に塗るためのバンテリンetc,,,

さて、卓球相手はどうするんでしょうね?

無人島で独りなのか、それとも誰かと一緒なのか?

誰かと一緒だったら田中さんが「自分が卓球するために」相手をきっちり仕上げそう。

独りであれば素振りは毎日かかさず、ココナッツの実でサーブ練習をし、壁打ちをして汗を流すんです。そう、まるで「噴水車」のように……。

 

「一年前が懐かしいです」と、アルファ選手が写真を送ってくれました。

白いジャージのお兄様に囲まれているのがアルファ選手、右から二番目の白いジャージを着たお兄さんが、例の「無人島で卓球台を手作りしてしまう人、その名もレジェンド・タナカ」

 

アルファ 「今は仙台で行われてる世界選手権選考会にブータンの子達を引率してるようです。ほんと物理的距離をものともしないし、心理的距離も一気に縮めてくる性格ですね」

 

いや~、それにしても。無人島で卓球台を手作りしてしまうなんて、さすがですね。

レジェンド・トシヒロ・タナカの送別会

とある土曜日、田中敏弘さんの送別会がペルーのリマで行われました。

元・田中さんの教え子、現・ペルーの卓球協会関係の大御所にお呼ばれされ、3ヶ月間ペルーのコーチをして下さった田中さん。コーチだけではなく、卓球協会の内部の方もチェック&改善に努めて下さいました。

 

送別会の前々日、「俺がみんなにお昼を奢ってやるから、適当に騒げるような、どこか簡単な中華料理店を探しといて」と田中さんが男の子に頼んでいました。

「わかりました! ボク、良い所知ってますよ!」

「おっ、頼もしいな。じゃ、よろしくな!」

「はいっ! 任せて下さい!」

 

土曜日。午前の練習を終え、送別会が行なわれる中華料理屋へ、例の男の子を筆頭に皆で歩いて移動。

連れて行かれた所、カジノ付きの結構豪華な中華料理店でした。

思わず白目を剥く田中さん。

メニューを吟味していた田中さんの本音が、声になって出てきました。

「お金、足りるかなぁ……」

「私、カード持ってるので、何かあったら私のカードを使って下さい」

「メニューどうしよう? 結構高いぜ?」

「そうですね……」

「飲み物もピッチャーが無いから、一人一人グラスで頼むしかないんだな」

「そうみたいですね……」

「もうあれだ、頼むしかないな。すみません、コレとコレと、コレとコレとコレと……」

「田中さん、ちょっと頼み過ぎじゃないですか?」

「えっ? 全然足りないよ! コレとコレもください。あと、コレも」

田中さん、大御所の雰囲気を「出して」とも、「出すな」とも言われていないのに、勝手にプンプンと出しています。

みんな楽しそうです。

食後、17人全員が、一人一人感謝の言葉を述べます。17人!

奥で身振り手振りで話しているのが「例の男の子」

坊主の男の子がレジェンドのお気に入りでした。

 

話しが長い人は20分位話していました。

さて、それは誰でしょう?

ヒント「タ」で始まり「カ」で終わります。

 

田中さんがペルーに戻ってくるのをみんな待っていますよ! 特に私が!

オーストラリアで卓球

オーストラリアには一週間の滞在でしたが、もちろん卓球もしてきました。

レンソのお兄さんがクラブに電話をして予約してくれたので、すんなり卓球をすることが出来ました。

おじ様方が集まる卓球クラブ。夜の6時から10時まで、好きな時間に卓球が出来るそうです。

レンソのお兄さん、お兄さんの奥さん、お兄さん夫婦の長女を引き連れての「道場破り」です。

長女(10歳)に携帯電話を渡して「卓球場をテキトーに撮っちゃって」と頼むと、

本当に、かなりテキトーに撮られました。

レンソとアップ中。

私は4試合しました。もちろん、負けなし。

初戦は上の写真、右側に写っている「日本人かな? 中国人かな?」という感じの、ペン表のおじさま。

なんとマレーシア人でした。

表のクセ玉がやりづらく、少し手こずりましたが4-0で勝ち。

 

お次は62歳(父と同い年!)のお兄様。右のシェーク。

フォア側のラバーはcornilleauを、バック側はバタフライのテナジー05を使っているくせに、カットをしてきます。

レンソは初戦でこのお兄様と試合をし、0-3で負けていました。

私はというと、一本目、彼に中陣から思いっきりバックハンドで打ち抜かれました。びっくりして目の玉(しかも両目)が飛び出ましたが、その後は戦術を駆使して3‐0で勝ちました。

試合後、彼と色々と話をしているうちに、60代の世界マスターズ大会2だったという事を暴露されました。

名前はCraig Campbell。……読めます(泣)? クライン・カンベルで合ってます?

「ここらでは僕はいつも勝つんだ。負けるとしても、凄く競って負ける。こんなに簡単に僕に勝ったのは、君が初めてだよ!」と、お褒めのお言葉を頂きました。

 

3試合目は「膝が痛いから試合したくない」と言っていたユダヤ人のお兄様。

みんなから「言い訳は良いから早く試合しろ!」と言われていました。3-0で勝ち。

 

最終試合は両面表(一枚ラバーと、薄いスポンジの表)のカットマンのお兄様。

その名もGreg Letts。発音はグレッグ・レッツで宜しいでしょうか? なんだかカエルみたいですね。

クラブで飲み物(紅茶、コーヒー、ミロ、ココア等)が無料で飲めるらしいのですが、グレッグさん、マイマグを持って、ずっと何かを飲んでました。

 

それしにても、やりずらいったらありゃしない!

久しぶりのカット打ちだし、相手は表の一枚ラバーだし、「ナックルボールが嫌だなー」とか言ってたら、たまに打ってくるし。しかも、ひっぱたく感じで。

手こずりに手こずりましたが、3-2でなんとか勝ちました。最終セット以外、ほとんどデュースとか9本とかでした。とりあえず、負けなくて良かったです。めっちゃ集中しました。

 

おじ様達から「名前は? どこに住んでるんだい? 何歳から卓球してるの? サーブ凄いね。今も選手なの? ラケット見ても良い?」等、色々と聞かれました。

「またクラブに来てね! いつでも待ってるよ!」

左から、世界マスターズ2位のCraig Campbell、膝が痛くて試合をしたがらなかったユダヤ人、私、レンソ、両面表カットマン、ずっと何かを飲んでいたGreg Letts。

オーストラリアで卓球が出来るなんて、とても楽しいひと時でした。

カンガルーの触れ合いコーナーにて

えっ? 動物達を沢山触ってその触感を楽しんだのに、これから「カンガルーの触れ合いコーナー」にも行くんですか? それって……、許されるの?

「ようこそカンガルーの王国へ!」

 

レンソは腰を引きながら餌やり。

嬉しそう。奥にいるのがレンソのお兄さん。

 

信じられないものを発見! 目を疑いました。

カンガルーって、こうやって寝れるんですね!

油断しまくりです。

うんこがそこら辺に沢山転がっている中、私も真似してみました。

 

※強制連行される前の様子。(私が)

 

「ねぇねぇ、セルフィーしよ~!」

 

おっさんカンガルーもいました。

眠そう。

寝てますね。

寝ながら口元を草に当て、面倒臭そうに草を食んでいました。

荷物のオシッコがかわいい

そういえば、日本滞在中にオーストラリアにも行って来ました。

旦那レンソのお兄さんがオーストラリアのパース(Perth)に住んでいるので、一週間、遊びに行ってきました。

オーストラリアの動物と言えば……

1、やっぱりコアラですよね!

「アッ! ほら、あそこにインコみたいな鳥がいるよ! ねぇねぇ!」

 

抱っこ出来ると思ってたのに、抱っこさせてくれませんでした。

チッ。減るもんじゃないのに! ケチッ!

「手の甲だけで触って下さいね」と指示されたので、きちんと従います。

「こちらの動物は『コアラ』といって……」と、説明しているガイドみたいですが、れっきとしたお客様です。

 

2、いやいや、カンガルーでしょう。

「だらん」とした手がカワイイですね。

陽気な感じもカワイイです。

タスマニア・デビルは、カンガルーの何処を臭っているのでしょう?

 

3、オポッサムも忘れてはいけませんぞ。

シッポの内側は毛が生えておらず、何とも言えない触感でした。

 

4、オーストラリアで欠かせないのがヘビではないでしょうか。え? そうなの?

心の中で、「助けてー!」と言っているのが、あなたには分かりますでしょうか? そして、ガイドさんの表情がなぜか誇らしげ。

 

5、お姉さんの手の平の上で「モゾモゾ」と動いていた、青色の舌を持つトカゲ。

「オヒョー!」というような表情になっています。

 

6、牛のお乳を触った(握った)人にしか分からない、あの触感!

「なるほど」といった握り心地でした。

 

7、切ない表情をする鳥

何これ? 鳥? 鳥なのっ?

拡大してみました。なんでこんなに切ない表情なの? 何かあったの?

 

8、表情がかっこいい鳥

凛々しくてかっこいいですね。うん、モテそうだ。

 

9、色とり鳥

普通にキレイです。大きさはスズメ位でしょうか。

 

10、ただの犬。と見せかけて、ディンゴ!

イヌにしか見えないけど、それでもディンゴなんです。なにがなんでもディンゴなんです。

イヌと何が違うのか分かる人~? ほら、あれですよ。決定的な違いがあるじゃないですか。写真をよ~く見て下さい、よ~く。わかりましたか? 答えは……

名前が違います。イヌはイヌで、ディンゴはディンゴ。

 

11、でも、一番可愛かったのは……

バス停で大きな荷物を持ってバスを待つお姉さん。

……の方ではなく、荷物の方。

何この荷物! かわいい!

……欲しいっ! お父さん、私にもあれ買って! おーねーがーいー! お願いっ!

↑こちらはお兄さんの荷物。

触ったり、この目で良く観察したいのに、撮影をお願いしたレンソのお兄さんに

ほら! ちゃんとカメラ見て! こっち見て!

と指示されたので、しょうがなくカメラ目線にします。チッ。

※笑顔の私ですが、心の中では舌打ちをしています。

この子は男の子ですね。ほら、アレが付いているじゃないですか。

そして、アレが「付いていない」ので絶対にオス♂です。

 

アレが付いていて、アレが付いていない=オス♂

 

付いている方の「アレ」は皆さん素直に想像して頂きます。そう、その通りです。オシッコが出てくるアレですね。

で、付いていない方の「アレ」とは、オーストラリア動物特有の「有袋類動物の袋」です。育児するための袋が付いていたらメス♀なのです。

バス停のお姉さんが持っていた「荷物」には袋(写真上部にある、黒っぽい丸いやつ)があったので、メスですね。お尻の先にチョンと出ているのは男性特有のアレの様にも見えますが、シッポです。

ちなみに、「動物の口先」の事をスペイン語では「オシッコ(hocico)」と言います。

この荷物たちは口先がとってもかわいいんです。オシッコがとってもかわいいんです。

 

そしてこの荷物たちは「ウォンバット」とも呼ぶらしいですよ。お見知りおきを!

あんなに優しそうな椋さんが、まさかイジメを?

九十九(つくも)クラブで、レジェンド田中さんの知り合いの椋(むく)さんが、ペルーに遊びに来てくれました~!

旦那レンソと中野区産業振興センターに練習に行った時、九十九クラブのある男性と話しをしました。

「僕、田中さんがペルーにいる間に、せっかくだからペルーに行こうと思っていて。今度ペルーに遊びに行くんですよ」

そう、その男性が椋さん。戦型は右ペン裏裏。裏面打法もします。

パワフルなドライブがカッコ良く、まるで吉田海選手のよう。

「この方は椋さんだ」と知っているのに、練習中、何度か吉田海選手と見間違えました。

 

椋さん、3日間クスコとマチュピチュを観光。

その後、首都リマに金曜日から月曜日まで滞在。金曜日と土曜日、そして帰国される月曜日もペルーナショナルチームで練習されました。練習の無い日曜日はリマ市内の観光をされたそうです。

練習の様子。

椋さんのフェイスブックに「田中敏裕さんと西田泉さんがコーチをしている、ぺルーのリマのナショナルチーム女子の練習に参加させていただきました」という記事が、写真と共にアップされていました。

っていうか、「西田泉さんがコーチをしている」と書いてあるのに、この写真、私が写ってないんですけどー!

椋さんは右に写ってるでしょ? で、田中さんも上の方に写っていますね。では、西田泉さんはどこに写っているのかしら? あれ? 誰かしら、西田泉さんって。別にどうでも良いか。って、どうでも良いようにしないでください(泣)。

3人の女の子の中で、あなたが一番「かわいいな」と思った子が「西田泉さんだ」ということにして良いです! え? ダメ?

あれ? この写真に写ってるのって、金曜日の練習に来たメンバーだよね?

金曜日、私も練習場に居ましたよね……?

まさか、休憩中に私がトイレに行ってる時にみんなで写真を撮ったの?

それとも練習が終わって、私が着替えに行った隙に撮ったの?

田中さんと椋さんの間に写っている女の子に、さりげなく言いました。

「あのさ、別に全然気にしてないんだけどさ、椋さんがフェイスブックに載せたこの写真、私が写ってないんだよね……あはは……。全然気にしてないよ、本当だよ……」

「あぁ、これはイズミが練習に来なかった土曜日に撮ったよ。イズミはオープン戦を観に行ってたでしょ?」と教えてくれました。

え~~~! (←急に声が高くなる) マジで? あ~、良かった! 本当に良かった!

実はちょっと気にしてたんだよね~。私が居ない隙を狙って撮ったのかと思ってた~~~。

っていうか、あんなに優しそうな椋さんが、そんな陰険なイジメをする訳がないでしょう?

謝って。今すぐ椋さんに謝って。少しでも疑ってしまった事を謝ってください椋さんに!

 

「椋さん、少しだけ疑ってしまって、すみませんでした」

 

月曜日、椋さんが練習後に「せっかくだから一緒に写真を撮りましょう!」と誘って頂き、念願の「一緒に写真を撮る」ことが出来ました~! ほらね、イジメられてなかったでしょ。

旦那レンソが椋さんに会いたがっていましたが、今回はお会いできませんでした。今度は中野区産業振興センターでお会いしましょう! そして、また一緒に写真を撮りましょう!

私の足元に落ちていた汗の正体

それはいつもの練習の一コマでした。

私は女子選手の練習相手をしていたんです。

隣りの台ではレジェンド田中さんと男子選手が、激しくボールを打ち合っていました。

私と田中さんがこっち側、向こう側には女子選手と男子選手。

まだ準備段階のボレー中だというのに、私の足元には何粒もの汗がポタポタと床に落ちていました。

私はあまり汗をかかないんです。その時も、まだ汗はかいていませんでした。

それなのに、私の足元には汗。

「隣の台の、しかも向こう側にいる男子選手の汗が私の足元まで飛んで来た。どんだけー!

私はそう思ったんです。

 

キューバ人の女子選手が練習場に入って来て、一緒に練習を始めようとしていましたが、準備体操を終えた彼女はおもむろに男子トイレへ入ったかと思うと、モップを持って来て男の子が練習している床目がけてモップがけを始めました。

 

私は汗をかいている男の子を見て「若いって、良いわねぇ~」と微笑むと、彼は「ボク、すごく汗をかくんです」と、恥ずかしそうにはにかんでいました。

 

まったく、しょーがねー奴だなぁ」と言っている田中さんの顔を想像しながら、そのまま視線を田中さんの方へチラリと向けると、

 

ちょっ! たっ、田中さんっ! めっちゃ汗かいてるじゃないですかー!

男の子が1リットル汗をかいてるとしたら、田中さんは5リットルくらいかいてるんじゃないですか?!

我が目を疑いました。大量の汗をかき、満面の笑顔の田中さん。

えっ? えっと、あのー……だ、大丈夫ですか?

っていうか昨日、何飲んだんですか? 

そして、なんでそんなに満面の笑顔なんですか?

 

モップがけをしているキューバ人の女子選手に「男の子と田中さん、どっちの方が床に汗落ちてた?」と聞くと、迷わず「田中さん」という答えが返ってきました。

 

そうか。私の足元に落ちていた汗は、隣にいた田中さんの汗だったのかー! っく~!

問題です。もし、今日のサッカーの試合に勝ってワールドカップの出場が決まったら明日はどうなるでしょう?

サッカーのワールドカップ2018年ロシア大会。

ペルー共和国は36年ぶりにその出場を決めました。

一昨夜、ペルーで行われた最終試合、2-0でニュージーランドに勝ったのです。

スタジアム内外、ペルー人というペルー人はみんなで肩を組み合い、小刻みにジャンプし、叫ぶ者は叫び、泣く者は泣き、笑う者は笑い、それぞれに喜びを表現していました。

 

「もし、今日の試合に勝ってワールドカップの出場が決まったら、明日は祝日になるから仕事も学校も休みになるよ

 

しかし、ボリバリアーノ大会を明後日に控えた我々卓球関係者は、サッカーが勝とうが負けようが練習はしなくてはいけません。

 

「卓球の国際試合が近いので、明日、我々は卓球の練習がしたい。総合スポーツセンターは使えるか?」と係の人に聞くと、

「明日はサッカーが勝っても負けても我々は仕事に行くから、体育館も使えるよ」

 

そこは謙虚なんですかっ! っていうか、謙虚じゃなくて、「嘘」ね。

 

だって、今日総合スポーツセンターに行ったら「ワールドカップの出場が決まったから、今日は祝日だよ。体育館は開けないし、キミ達も練習出来ないよ」って言われたんですもの。

 

ちゃんとこの耳で見ました! この目で聞きました!

 

……っていうかさ、試合に勝ったら祝日で仕事を休むし、試合に負けたらショックで仕事を休むんでしょ?

 

どっちに転んだって、どうせ今日は仕事休むんでしょっ!

 

くそぅ、相手がペルー人だという事を完全に忘れていた……。

 

朝早く起きてさ、タクシーに乗ってさ、朝ご飯も買ってさ、こうやって総合スポーツセンターまで来てさ、「今日も練習、頑張るぞ~」ってハリキッテたら、祝日で休みで体育館が使えないって、どういう事ですか!

しかもここ、ただの体育館じゃないですからね。国立総合スポーツセンターですからね。

 

結局、夕方は他の体育館で練習することが出来ましたが、朝からがっくりしました。